こちらの記事は2020年1月1日の記事を2020年6月15日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・おすすめ蛍光ペンの紹介を2020年6月15日の情報に更新いたしました。

この記事では、学生が使いやすい蛍光ペンの種類や選び方、おすすめの製品の紹介をいたします。

この記事を通して、自分に合った使いやすい蛍光ペン購入の検討ができます。

ノートで蛍光ペンを使用するときは寒色系がよい

ノートで蛍光ペンを使用するときは、寒色系の製品がおすすめです。

ブルーやグリーンなどの寒色系は、興奮をおさえて集中力を高めてくれる色であるためです。

レッドやオレンジといった暖色系は、神経を興奮させる作用を持つため暗記には向きません。

ノートに蛍光ペンを使用する場合には、基本は寒色系を使い、目立たせたい部分のみ暖色系を使うと、バランスよくメリハリを付けることができます。

蛍光ペンの色ごとの特徴

以下では、蛍光ペンの基本の3色(ブルー系・イエロー色・レッド系)の特徴を紹介します。

色ごとの特徴を踏まえることで、蛍光ペンのカラーを選びやすくすることができます。

ブルー系

ブルー系の色は、気持ちを落ち着かせ、集中力を高めてくれる特徴を持っています。

特にブルーは暗記の際によい効果をもたらすとされているため、新出語彙や重要語句に使うとよいでしょう。

イエロー系

イエロー系は非常に視認性の高い色であるため、目を引かせたいときに使うと効果的という特徴を持っています。

道路標識などにイエローが多いのも「注意を向ける」ということが理由です。

ノートの中でも、最も重要な部分に使用するとよいでしょう。

レッド系

レッド系の色は、興奮作用を持つため暗記には向かないという特徴があります。

しかし、「単純に目立たせる」というときには最適な色のため、トピックやタイトルなどに使うとよいでしょう。

蛍光ペンのペン先の種類

ノーマルは最も一般的

一般的な蛍光ペンの多くが、角ばったペン先をしている「ノーマル」タイプです。

種類が多く、リーズナブルに購入できるものが多いため選びやすいのがメリットです。

透明窓は引く箇所をコントロールしやすい

線を引いている部分が見える「透明窓」タイプの蛍光ペンは、引く箇所をマーキングの線がはみ出したくない人におすすめです。

文字が小さかったり密集していたりするノートや教科書にも使いやすいでしょう。

ノーマルタイプほどではありませんが、多数販売されているため、好みのメーカーから選ぶことができます。

樹脂コートは筆圧の濃い人におすすめ

ペン先が潰れないように加工されている「樹脂コート」タイプの蛍光ペンは、筆圧の濃い人におすすめです。

定規などとも相性がよく、長く使っても書き心地をキープしてくれるでしょう。

蛍光ペン選びでは機能性がポイント

色やペン先の種類のほか、機能性もチェックすると、自分にとって使いやすい蛍光ペンを見つけることができます。

蛍光ペンの機能性には、大きく分けて「ペン先の収納」と「インクの種類」があります。

ペン先の収納

一般的なペン先の収納であるキャップタイプは、乾燥やインク漏れを防ぐことが可能です。

素早く取り出して使いたい場面では、ノックタイプの蛍光ペンがおすすめです。

ノックタイプはワンタッチで使うことができるため、立ったままノートを抱えてマーキングをするときにも役立つでしょう。

インクの種類

インクの種類には、以下のタイプがあります。

  • 速乾タイプ
  • 滲みにくいタイプ
  • 消せるタイプ
  • 固形タイプ(テープなど)
  • 裏写りしないタイプ

自分の使い方に合ったインクの種類を選ぶと、より便利に蛍光ペンを使うことができます。

いくつか異なる機能性を持った蛍光ペンを揃え、使いたい紙に合わせて使い分けするのもおすすめです。

おすすめ蛍光ペンの紹介

TAIKIYA コレス 36001-YL-3Pはペンの角度で太さを変えられる

TAIKIYAのこの製品は、ペン先を縦の状態では0.5mm、寝かせてれば5mmの太さで描けるのが特徴です。

細くも太くもラインを引けるため、マーキングする箇所によって柔軟に対応することができます。

48時間以内であればインクが乾かない作りになっているため、キャップをいちいちつけ外しするのが面倒な人にもおすすめです。

ZEBRA P-WKT7-AZ-5CAは淡い色味が目に優しい

ZEBRAのこの製品は、淡い色味であるため目に優しく、マーキングしたノートや手帳はすっきりとかわいらしい色味にまとまります。

インクの優しい色味と合わせて、ペン本体も主張の無いカラーになっているのが特徴です。

ZEBRA社員が選んだおすすめの5色がセットになっているため、自分で一から色を選ぶ必要がありません。

KOKUYO PM-MT100-5Sは1本で同系色を2色使い分けられる

KOKUYO PM-MT100-5Sは、1本に同系色のインクが2つ搭載されているのが特徴です。

1本で2色の色分けができるため、色変えのためにペンの両端を持ち替えるなどの手間がかからないのは便利でしょう。

ペンに搭載されている2色のインクは見やすさに違いがある「めだたせカラー」と「ひかえめカラー」で、重要度に応じた塗り分けをすることができます。

基本的にマーキングしても目が疲れづらいインク色を使っているため、たくさんマーキングしたページを見返すときもストレスがありません。

三菱鉛筆 プロパスウインドウ PUS103T5Cは透明窓と極細ペンが搭載

三菱鉛筆のこの製品は、透明窓付きペン芯と、文字書き用に使える極細ペン芯が付いています。

透明窓により、ラインを引きながら文字を見れるため、ラインが文字をはみ出さずに線を引き終えることが可能です。

極細ペンは0.4mmという細さであるため、文字書き用途に十分対応できます。

STABILO スイングクール 275-4-08は持ちやすい作りが特徴

STABILO スイングクール 275-4-08は、薄型で滑り止めグリップが搭載されているため、持ちやすい事が特徴です。

カラーは濃すぎない色味であるため、ノートを見返す時も目が疲れづらいのが魅力です。

ペンにはアンチドライという独特な製法を使用しており、キャップを外した状態で4時間乾かさずに使うことできます。

授業中や勉強中、頻繁に使うときに、いちいちペン先を収納するのが面倒だと感じる学生におすすめです。

 

学生におすすめの蛍光ペンについてのまとめ

  • 蛍光ペンは寒色系を使うと集中力が高まり、暗記にはブルーがおすすめです。暖色系は暗記には不向きなものの、目立たせるときには最適なため、タイトルなどに使うとよいでしょう。
  • 蛍光ペンのペン先は「ノーマル」「透明窓」「樹脂コート」のタイプがあり、マーキングの終わりをきれいに仕上げたい人には透明窓、筆圧の濃い人には樹脂コートタイプがおすすめです。
  • ペン先の収納方法や、インクの種類など、蛍光ペンは商品によって機能性が異なります。自分のニーズを満たしてくれる蛍光ペンを選ぶようにしましょう。また、紙の種類やシチュエーションによって使い分けるのもおすすめです。