この記事では、受験勉強で使うノートの役割や選び方、おすすめのノートについて解説します。

ノートには、サイズや罫線などたくさんの種類があります。それぞれの特徴によって使い分けるのがベストな勉強法です。

この記事を読むことで、ノートの選び方や種類ごとの使い方がわかり、自身に合ったノートを選ぶことができます。

目的に合ったノート選びで効率が上がる

成績UPを目指してノートを選ぶ際は、目的別にノートの種類を選ぶと良いでしょう。

ノートは「綴じ方」「サイズ」「罫線」などで多くの種類があります。それぞれ特徴があり、使い方も違うため、目的別に選ぶことが大切です。

要点をまとめる書き込みと、問題を解いて答えを書き込むのは、それぞれ書き方が変わります。

自身の勉強の仕方や、勉強するシチュエーションなども考慮すると、より勉強効率を高めることができるでしょう。

受験勉強ノートの選び方

綴じ方で選ぶ

ノートの綴じ方には種類があり、それぞれ特徴があるため、勉強法にあった綴じ方のノートを選ぶことが大切です。

綴じ方には大まかに「綴じノート」と「リングノート」があります。

綴じノートは真ん中が接着剤または、糸で綴じられているノートになるため、見開きで2ページにわたって広く使えるという特徴があります。

リングノートは真ん中が一本または二本のワイヤーで閉じられているノートで、紙が切り離しやすく360度ページが開くのが特徴です。

家などの勉強には綴じノートを使い、通学など移動中などにまとめたものを確認するのは、開きやすいリングノートを使うという分け方が出来ます。

上記の例は一例ですが、自身の勉強の仕方などを考慮し、効率よく勉強できるという視点で選ぶとよいでしょう。

サイズで選ぶ

受験勉強のノートのサイズは、「b5」または「a4」がおすすめです。

文具店などで販売されているノートも「b5」「a4」が一般的で種類も豊富です。

学校で使う場合や、学校と家で使い分ける場合はコンパクトなb5を使い、家での勉強には、広く使えるa4にするといった分け方ができます。

通学などの移動用にさらにコンパクトな「a5」サイズのノートに要点をまとめておき、試験前の確認用といった使い方もおすすめです。

ノートのサイズは、どのシーンでどのような使い方をするかという視点で選ぶことが大切です。

罫線で選ぶ

罫線には、主に「横罫」「方眼」「ドット」という種類があります。

「横罫」は、等間隔に罫線が引かれている種類です。幅にも種類がありA罫が7mm、B罫が6mm、C罫が5mmです。

A罫とB罫が一般的で、後から読み返した時に文字が読みやすい幅が特徴です。

C罫はかなり狭くなるため、文章を一行開けながら書き込むのに適しています。

方眼はマス目になっている罫線で、図やグラフなどを書き込むのに適しています。

科目によってグラフや図を書き込むような場合が多い時には、罫線が方眼になっているノートを選ぶと良いでしょう。

ドットは線ではなく、等間隔にドットが入っています。

縦や斜めに線を引くことが多い場合や、図やイラストを用いたノートの使い方をする場合に適しています。

文章が多い科目は「横罫」で、図やグラフなど自由に書き込むことが多い科目は「方眼」や「ドット」という風に選ぶと良いでしょう。

勉強で使用するノートの役割

情報や知識をまとめる

ノートの役割は、書くことで情報や知識を覚えながら、読み返すことで情報や知識をまとめることです。

以下リンクの化学雑誌で発表された研究では、聞くだけや読むだけよりも、書くという行為と後で読み返してまとめる行為が合わさることで、成績がアップしやすいという結果が出ています。

書くことで情報や知識が脳に定着しやすくなり、読み返すことで情報や知識がまとまり、理解できることが分かります。

参考
WIRED”「書くことの効果」実証される:研究結果”

勉強の理解度をあげる

ノートには勉強の理解度をあげる役割がありますが、そのためには、ノートを効率的に活用するのが大切です。

ノートの種類にはそれぞれ特徴があり、適している使い方があります。

覚えることや理解するのが最も重要であるため、書き込むときに効率的に書くことができるノートを選びすることが大切です。

ノートのサイズで言うと、学校では限られた机のスペースに教科書なども置かなければいけないため、「b5」サイズのノートがおすすめです。

一方で、家での勉強では、自身用に掘り下げた勉強の仕方ができるため、「a4」サイズのノートの方が適しているでしょう。

罫線は、文章が多い科目では「横罫」を使い、グラフや図、イラストを用いることが多い科目は、「方眼」「ドット」を使う事で効率良く書くことができます。

授業でも家での勉強でも、聞きながら書くことや、読みながら書くことになるため、いかに効率的に書けるかは大切です。

効率的に書かれたノートは、見返した時に勉強の復習をしやすい事にもつながります。

忘れた時の確認にも使える

ノートには、忘れた時に確認できるという役割もあります。

受験勉強は複数の科目で、たくさんの量の情報や知識を覚えなければいけません。しかし、得た情報や知識を全て覚えるのは時間がかかります。

ノートは、授業などで得た情報や知識を書き、後で見返すことが可能です。

忘れた時に改めて確認することで、より理解度を深め、成績UPにつなげることができます。

受験勉強におすすめなノート

コクヨ 美しく書くためのキャンパスノートは綺麗に書きやすい

コクヨ 美しく書くためのキャンパスノートは、罫線上にドットが入っているノートです。

科目用途が広く文字や文章、図形やグラフなどをキレイにまとめることができます。

受験対策、成績アップにつながるノートにすることができるでしょう。

枚数30枚(60ページ)、横罫はB罫線・ドット入りの上質紙です。

コクヨ 美しく書くためのキャンパスノート セミB5ヨコ B罫 5冊セット ノー3BT

ナカバヤシ ロジカルエアーは軽量な品

ナカバヤシ ロジカルエアーはコートボール紙を使用しているため、軽量で持ち運びがしやすいのが特徴のノートです。

複数冊カバンに入れても重くならないため、科目別や対策別で分けるなどの使い方もできます。

枚数40枚(80ページ)、横罫タイプ・方眼タイプ・ドットタイプ・無地と4種類あります。

ソフトリングセミはリングが手の邪魔をしない

ソフトリングセミは、リングがワイヤーではなく柔らかい素材になっているため、書く時に手に当っても気にならないワイヤー綴じのノートです。

表紙カラーや罫線、サイズのラインナップも多いため、目的に合った種類を選ぶことができます。

受験で使う勉強ノートの選び方についてのまとめ

  • 成績UPのノート選び方は、目的別にノートを選ぶようにすることが大切です。
  • ノートには「綴じ方」「サイズ」「罫線」の種類があるため、自身の受験勉強に合ったノートを選ぶことが必要です。
  • 綴じ方には「綴じノート」と「リングノート」があります。
  • 受験勉強のためのノートのサイズは「b5」または「a4」が適しています。
  • ノートの罫線には、主に「横罫」「方眼」「ドット」という種類があります。
  • 受験勉強で使うノートには、情報や知識をまとめることや理解度をあげること、忘れた時に確認できるという役割があります。