こちらの記事は2021年5月4日に加筆修正いたしました。

今や薄型の液晶テレビで番組を観るのはごくあたりまえの風景になっています。
大型画面でゲームをしたり、より高画質の4Kテレビを購入する人も少なくありません。

液晶テレビは、国産メーカーだけでなく韓国や中国のメーカーもさまざまな製品を販売しています。
価格もより安くなっていますが、実際に液晶テレビを購入する場合する場合、何を基準に選んだらよいのか迷ってしまうものです。

最近、液晶テレビの仕様などに表示されているのが、「倍速機能」という表現です。
液晶テレビの性能を向上させる機能らしいのですが、具体的にどのような機能なのか知っている人は少ないでしょう。
今回は、この「倍速機能」について紹介します。

液晶テレビの弱点

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倍速機能を説明する前に、液晶テレビの弱点について解説します。

従来のブラウン管テレビは、電子ビームを蛍光面に当てて映像を再現していました。
ブラウン管自体が大きいので奥行きが必要でテレビを置くスペースが必要でした。
一方、液晶テレビは、液晶パネルを使用しているので薄くて場所もとりません。
見た目もシンプルでデジタル時代に対応したスマートなテレビとして一躍普及しました。

しかし、液晶テレビには大きな欠点がありました。それが、「動画ぼけ」と呼ばれる残像感です。
動画を流すと従来のブラウン管テレビではなかった画面がぼけたような印象になったのです。
これは、液晶パネルの特徴に起因するものです。
液晶パネルは自分では発光しません。

裏側からバックライトを当てて、液晶パネルとカラーフィルターを通して映像を再現しています。
明るさは液晶パネルの開閉によって調整していますが、バックライトは常に点灯しているので、パネルの隙間から光が漏れる「黒浮き」という現象が起こります。
黒浮きに関しては、コントラストを調整する仕組みによって大幅に改善されています。

液晶パネルは、1秒間に60フレームの画像を表示して一定の明るさを保っています。
これを「ホールド型表示」と呼びますが、このホールド型表示が人に残像感を与える原因になります。

これは、人間の視覚の性質によるものです。1フレーム目が白で2フレームが黒だとすると、人の目は白と黒を平均化してグレーとして認識してしまいます。これがぼけたイメージにつながるのです。
これを解決するのが、「倍速機能」という機能です。

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パラパラ漫画を想像して下さい。
同じ動きでも60枚で書くのと120枚で書くのとでは動きに違いがあります。当然、120枚の方が動きがなめらかになります。
テレビの動画も同じです。1秒間に60フレームを再現するよりも120フレーム再現する方が動きも画像もよくなります。

「倍速機能」とは、本来60フレームの動画を120フレームにする機能です。
60フレームしかない映像を120フレームにするというと不思議に感じますが、各フレームの間に「補完フレーム」を挿入する方法です。こうすることで残像感を低減することに成功しました。

倍速機能は、日本ビクターが初めて搭載しましたが、その後ソニー、パナソニック、東芝など各社が倍速機能モデルを発売しています。

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倍速パネル & フレーム補間。
映像を分析し、前後フレームから新たなフレームを作成し補間することでスポーツカーの疾走感あるシーンも残像が少ないクリアな映像で楽しめます。

TCL 65V型 4k対応 液晶テレビ QLED搭載 65C815

Amazon Prime Video対応 スマートテレビ(Android TV) 倍速駆動パネル搭載 サウンドバー搭載 Dolby Atmos 2020年モデル

倍速機能(駆動)についてのまとめ

  • 液晶パネルの弱点とも言える残像感を低減するために、開発されたのが「倍速機能」
  • 1秒間に60フレームの動画に補完フレームを挿入することで1秒間に120フレームを実現し、よりクリアで残像感を低減することに成功した
  • 倍速機能技術では、ソニーのブラビアが群を抜いており、画像を上下に分割してさらにフレーム数を増やしたモーションフローXR240で4倍速相当の表現を可能にする
  • さらに、モーションフローXR480で8倍速相当、今年発売のモーションフローXR960では16倍速相当を実現している
  • 液晶パネルのテレビをより快適に視聴できる「倍速機能」の技術。液晶テレビを購入する際には、チェックしておきたいポイント
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