この記事では、倍速駆動の解説からメリット・デメリット、おすすめ品の解説をします。

なめらかな映像を表現できる「倍速駆動」を搭載したテレビは、スポーツなど動きの激しい映像の臨場感を盛り上げてくれる人気のテレビです。

この記事を読むことで、自分に合ったテレビ購入の検討が出来ます。

倍速駆動ってなに?

まず、ノウハウ・初心者向けの情報をご紹介いたします。商品の紹介を先に知りたい方はこちらをクリックしてください。

おすすめの倍速駆動テレビ

倍速駆動は「倍速液晶」とも呼ばれ、「120フレーム」の映像表現機能を搭載した液晶テレビのことを指します。

通常の「60フレーム」の2倍の表現力を持つため、動きの激しいスポーツやアクション映画でも、なめらかに表現できることが最大の特徴です。

フレームとは1秒間に流す静止画の回数

全ての液晶画面の映像は、静止画を人間には認識できないスピードで連続して流すことによって、映像はパラパラ漫画のように表現しています。

このとき、1秒間に流す静止画の回数が「フレーム」という単位で、単に「60フレーム」と表現したり、「60FPS(frame per second)」と表現するのが一般的です。

秒で例えると、60フレームのテレビは約16ミリ秒に1回、120フレームのテレビは約8ミリ秒に1回静止画を切り替えています。

倍速駆動は映像が目まぐるしく変化するスポーツ映像でも、なめらかに映像を表現でき、臨場感のある映像を提供することができます。

倍速駆動の仕組み

倍速駆動は、本来映像信号に存在しない映像をテレビ側で作り出し、疑似的に120フレームとして表現しています。

一般的には、前後のフレームの映像情報から中間の映像を作り出し、フレームの間に挟む、フレーム補間といった技術が主流です。

他にも、60フレームの残像感を軽減するために、意図的にフレームとフレームの間に真っ黒なフレームを挟む方式も採用されています。

倍速駆動の中間映像を作り出す細かい仕組みやアルゴリズムは、各社メーカーが技術を競っている部分です。

現代では、更になめらかな映像を表現できる「4倍速駆動」や、「8倍速駆動」も登場しており、今後も注目の技術でしょう。

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倍速駆動テレビのメリット

先述の通り、各メーカー様々な技術を用いて実現している倍速駆動ですが、いずれも残像感の軽減を目的にしています。

残像感を軽減することによって、「動きがなめらかになる」「速い動きでも見やすい」などのメリットが得られます。

動きがなめらかになる

倍速駆動では、映像がなめらかに見えやすくなります。

1秒あたりに液晶画面に表示するコマ数が通常の倍であるため、ゆっくりした動きでもスローモーションのように残像が残ることなく、快適に視聴ができます。

速い動きに強い

倍速駆動は、画面がちらつきにくいため、速い動きに強いのも特徴です。

残像感が少ないため、特に動きの速いアクション映画やスポーツにおいて本領を発揮し、臨場感を高めるのに貢献してくれます。

倍速駆動テレビのデメリット

高画質の映像を提供してくれる倍速駆動テレビですが、フレーム補間処理による「遅延」と、「映像の違和感」といったデメリットが発生する可能性もあります。

遅延が発生する

倍速駆動は、前後のフレームから中間フレームを作り出しているため、信号情報から液晶画面に映像化する際に、最低でも1フレーム以上の遅延が発生してしまいます。

地デジや映画などを視聴している際には特に問題ありませんが、シビアな反応や操作を要求されるゲームに使用する場合には、倍速駆動をオフにしたり、専用のゲームモードがおすすめです。

映像に違和感を覚える可能性がある

倍速駆動によって映像の画質自体は向上しますが、映像の内容や個人の感じ方によっては、なめらかさに違和感を覚えてしまうこともあるでしょう。

テレビは基本的に毎秒60コマで表示されますが、映画は元々24フレームや30フレームで作られているため、映像が崩れてしまう可能性もでてきます。

倍速駆動テレビで映画を視聴している際に、何らかのトラブルを感じた場合は、テレビの倍速駆動機能をオフにするのがおすすめです。

おすすめの倍速駆動テレビ

LG 55UK6500EJDは機能性とコスパが高い

LGの55UK6500EJDは、リーズナブルかつ高機能でコスパの高い倍速機能搭載のテレビです。

安価ながら、倍速機能搭載、4k対応、Wi-Fi対応とトレンドをおさえた人気のテレビとなっています。

ソニー ブラビア KJ-43X8500Fはスポーツやゲームにおすすめ

ソニーのブラビア「KJ-43X8500F」は、高品質な倍速駆動パネルを搭載しており、スポーツシーンなど速い動きでもなめらかに表現してくれます。

ゲームに最適な「ゲームモード」では、ブラビアの超解像エンジンに搭載した専用のデータベースが、あらゆるゲームで最適な映像表現のための対応をするため、ゲーム体験の臨場感を高めてくれます。

ソニー ブラビア KJ-49X9000Eは奥行きや立体感の表現が魅力の品

こちらもソニーのブラビア「KJ-49X9000E」は、壁掛け設置でインテリアとしても優秀な倍速駆動搭載のテレビです。

テレビ本体がHDR信号に対応しており、広い輝度情報を扱えるため、奥行きや立体感のあるリアリティの高い映像表現が魅力です。

東芝 REGZA Z730X 49Z730Xは機能性が高い

東芝のこの品は、東芝の最新技術が詰まった最上位モデルのテレビです。

ハイクオリティな倍速機能「4Kクリアダイレクトモーション480」に加え、「全面直下LEDバックライト」や、東芝独自の最新世代の映像エンジン「レグザエンジンProfessional」の搭載などが魅力です。

倍速駆動のまとめ

  • 倍速駆動テレビとは、通常のテレビの2倍「120フレーム」の映像表現機能を搭載した液晶テレビのことをいい、残像感のない映像を表現できることが特徴です。
  • 残像感を抑えることによって、動きの速いスポーツやアクション映画などでもなめらかに見えるため、臨場感のあるリアリティの高い映像を体験することができます。
  • 倍速駆動は、テレビ側で疑似的に作り出した補間映像を中間フレームとして挿入しているため、遅延が起きたり、人によっては違和感を感じるなどのデメリットが発生する可能性もあります。
  • 現代では倍速に加え、4倍速駆動や8倍速駆動を搭載したテレビも現れてきており、今後もその進化に注目の技術となっています。