こちらの記事は2018年8月23日の記事を2020年4月2日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・以下の項目を2020年4月2日の情報に更新いたしました。
一人暮らしにおすすめの洗濯機の選び方
新婚におすすめの洗濯機の選び方
この記事では、洗濯機の選び方と、一人暮らし・新婚の方それぞれに向けたおすすめの洗濯機を解説します。
この記事を読むことで、自分に合った洗濯機購入の検討が出来ます。
目次
洗濯機の選び方
容量で選ぶ
洗濯機の容量を考える際は、「1.5kg×家族の人数=洗濯容量」が一般的な目安です。
しかし、一般家庭よりも洗いものの頻度が高い場合は、より多い容量のモデルを選ぶ必要があります。
シーツや毛布などの大きな洗濯物の洗濯は、シーズン毎に行うのが一般的ですが、より高い頻度で洗濯をするという場合は、上記の目安よりも 少し容量の多い洗濯機がおすすめです。
設置場所や寸法の目安で選ぶ
洗濯機を購入する場合は、設置場所と寸法の確認をして選ぶのが大切です。
タテ型式洗濯機(以降タテ型)は、コンパクトな物が多いのに比べて、ドラム式洗濯機(以降ドラム式)となるとそれなりに幅もあるため、洗濯機購入前には設置場所に合うか必ず確認しておく必要があります。
洗濯機を洗濯パン(洗濯機を置くプラスチックのトレイ)に置くにあたり、洗濯機本体が防水トレーからはみ出さないか、事前に寸法を測っておく事が必要です。
乾燥機能で選ぶ
洗濯機を選ぶ際は、ドラム式とタテ型の乾燥性能の差も注目すべきポイントです。
ドラム式は衣類が空気に触れやすいため乾燥しやすく、タテ型はドラム式に比べて乾燥しづらいのが特徴です。
ドラム式はタテ型より本体が大きくなりやすいというデメリットがありますが、部屋干しする機会が多い方は、乾燥性能が高いドラム式を選ぶ便利でしょう。
洗濯機の騒音トラブルの対処法
集合住宅でよくある「洗濯機音による騒音トラブル」を避けるためには、洗濯機設置の仕方に注意が必要です。
洗濯機から出る騒音は以下の4つで、騒音の種類ごとに対策を変える必要があります。
設置面が水平に保たれていなければ、駆動の際ガタガタと鳴ってしまいます。水平に置かれているかのチェックをできるスマホアプリもあるため、配置の確認をしておくと安心でしょう。
洗濯機の寿命はおよそ8年といわれており、それを過ぎればどこかに不具合も起こりやすくなります。ほとんどのメーカー保証も8年であるため、8年をめどに買いかえる事がおすすめです。
1度の洗濯に洗濯物を詰め込みすぎると、衣類同士が絡み合って偏る事で、遠心力の影響により重心がずれてしまい、振動が激しくなります。洗濯物の詰め込み過ぎは避ける事が大切です。
洗濯機を置く床が柔らかい場合など、振動を伝えやすい材質だとどうしても騒音が出てしまいます。場合によっては床の張り替えも検討が必要でしょう。
一人暮らしにおすすめの洗濯機の選び方
一人暮らしの単身者には、狭い設置場所にも置ける王道のタテ型がおすすめです。
容量が3キログラムのコンパクトな商品もあり、あまりスペースの取れないマンションやアパート居住者には人気のタイプです。
価格もドラム式に比べ、タテ型は比較的安いのも人気の高いポイントです。
しかし、タテ型は 洗濯物同士を擦り合わせて汚れを落とすため、しつこい汚れも落としてくれる反面、生地を傷めてしまうこともあります。
タテ型モデルを選ぶ際は自分のお財布事情や、持っている服の種類を理解した上で検討するのが大切です。
一人暮らしにおすすめの洗濯機
日立 NW-50E
日立 NW-50Eは、本体の幅が約50cmと非常にコンパクトなサイズ感で一人暮らしの自宅でも問題なく設置することができます。
高濃度の洗剤で洗浄した後に、水位を上げることで頑固な汚れもしっかりと落とせる2ステップウォッシュを採用しています。
また、1kgの洗濯物を約10分で完了できる「おいそぎコース」を搭載しているため、忙しい生活の中ですばやく洗濯を終えたい方におすすめです。
糸くずフィルターはケース状になっており、蓋が180度以上開くことでゴミを楽に捨てることができます。
非常にシンプルな仕様で、必要最低限の機能が使用できればよいという方におすすめの商品です。
パナソニック NA-F50B13
パナソニック NA-F50B13は、立体的な水流を起こすことで水や衣類をしっかりと撹拌し、揉み洗いをすることで通常落ちにくい汚れでも落とすことができるビッグウェーブ洗浄を採用しています。
泥汚れなどのしつこい汚れも「つけおきコース」を使用することで、汚れが洗剤の力で溶け出し、しっかりと洗浄可能です。
また、脱水を行った後に洗濯槽に張り付いた衣類をはがして、衣類同士が絡まるのを抑えてくれる「からみほぐし」を使用すれば、衣類が傷まずに済みます。
洗剤カスの付着を抑えてくれる「カビクリーンタンク」、漂白剤を使用し洗濯槽を洗浄することでカビ予防を行える「槽カビ予防コース」など、様々な洗濯槽用の洗浄コースが用意されています。
操作パネルにデジタル表示が付いており見やすいため、操作もしやすいでしょう。
新婚におすすめの洗濯機の選び方
将来子どもが生まれたり、仕事で転勤になったりするなど、数年先のライフスタイルの変化を見据えている場合、洗濯容量の多い製品から選ぶとよいでしょう。
3人以上の出産を将来設計に入れている場合は、いずれ、5キログラム容量の洗濯槽では日々の洗濯が追いつかなくなってしまいます。
忙しい子育てに追われる毎日ならば、少しでも家事の負担は減らしたいものです。
時短に繋がる機能を持った洗濯機を選ぶのもポイントでしょう。
アイリスオーヤマ IAW-T803BLはお手入れが楽
アイリスオーヤマ IAW-T803BLは、乾燥時間を短縮して、臭いも抑える「部屋干しモード」が搭載されているため、家事の手間を減らしたい方に便利なモデルです。
また、洗濯槽のお手入れを手軽にする工夫が充実しているのも魅力でしょう。
丈夫なステンレス槽を採用しており汚れに強く、黒カビが発生しにくいため、洗濯槽を長時間清潔に保つことができます。
お手入れ用の機能には、洗濯槽の見えない汚れを洗い流せる槽洗浄機能や、洗濯後にメンテナンスを行う事で、黒カビを予防できる槽乾燥機能などの手軽に清潔さを保てる機能が便利です。
アイリスオーヤマ FL81Rは洗浄効果を高める温水洗浄が魅力
アイリスオーヤマ FL81Rは、温水洗浄により、衣類に合わせた最適な水温で洗濯を行えることが魅力の洗濯機です。
洗浄液を温めることで、洗浄効果の源である酵素の力を高め、臭いや・黄ばみを除去しやすくしています。
お子様がいる糧に嬉しいチャイルドロック機能が付いているのも魅力でしょう。
チャイルドロックボタンを3秒以上長押しするだけでドアがロックするため、お子様のいたずらを事前に防ぐことが出来ます。
洗濯機の選び方のまとめ
- 単身者ならば設置場所をあまりとらないコンパクトな「タテ型」がおすすめです。
- 新婚の場合は、子どもが生まれる事も視野に入れ、数年先を見越して3kg以上の容量の製品を選ぶとよいでしょう。
- 設置場所に洗濯機が置けるかどうか、事前にサイズ等を測っておくことや、騒音対策もしておく必要があります。
- 8年を目処に買い替えを検討するのがおすすめです。