こちらの記事は2019年8月30日の記事を2020年3月2日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・無線LAN子機の選び方に通信規格で選ぶを加筆しました。
・おすすめの無線LAN子機の情報を2020年3月2日の情報に更新いたしました。

現代社会の生活の中で、様々な家庭で利用されているのが無線LANです。PCを持っている人なら、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

また、多くの企業でも利用されており無線LANがあることが当たり前と言っても過言ではありません。しかし、無線LANを利用している意識がない人が少なくないのも事実です。

中には、無線LANってなに?と疑問に感じたまま無意識に利用している人もいます。そこで今回は、無線LANに関する基本的な知識や選び方などを中心に解説していきます。

無線LANを知ることで、より快適にインターネットを楽しむことが可能です。知っておいて損はありません。ぜひ、参考にしてください。

そもそも無線LANとはなにか?

まず、LANについて説明します。LANとは、「Local Area Network」の略称です。簡単に言うと、同じ敷地・建物内などで構築されたネットワークとなります。

LAN自体は、一般オフィスなどを中心に普及したと考えられています。そしてインターネットが普及されていき、LANとインターネットを接続するために有線のルーターが販売されました。

やがて有線LANから無線LANと進化し、さらに広く使用されるようになったのです。有線ケーブルを使わなくなったので、場所を問わずインターネットが楽しめるようになりました。

無線LANは、ケーブルを使わず無線通信を利用してデータの送受信を行うLANのことを指します。無線LANの標準規格は、「IEEE 802.11」です。

この数字はWi-Fiと言う共通規格を作って、結果的にこの規格が無線LANの世界的標準になったと言うことです。このLANシステムが、スマートフォンの普及により家庭内では無線LANが主流になったと言われています。

無線LANの注意する点としては、有線LANと違い電波が漏洩する危険性があることです。ですから、セキュリティ対策もしっかり練ることが必要でしょう。

無線LAN子機でより快適になる

インターネットの接続に関しては、別途で接続されたアクセスポイント(AP)を親機・個々の端末を子機にすることで接続すると言う形態になります。

無線LANは、今ではスマートフォン以外でもテレビや洗濯機などの家電製品でも使われています。

LANケーブルがないため、インテリアの邪魔になることもありません。簡単に遠隔操作ができるため、デジタル家電はどんどん家庭内でも普及しつつあります。

無線LANは切っても切れない存在になっており、これらを利用することで家事もより楽になる可能性が高いです。

ですから、家電やスマートフォンなどを利用する際に親機に限らず、無線LAN子機を使うことにより広範囲に動作などが早くなる効果が期待できます。

動作がサクサク動くようになれば、より快適にスマートフォンやPCなどが利用できるでしょう。

無線LAN子機も使うことでPC周辺の機器だけではなく、テレビなどと連携しリモコンなしで操作できると言う点は、大きなメリットです。

無線LAN子機の選び方

無線LAN子機は、色々とチェックする箇所があります。きちんとした選び方を知ることで、より快適な生活になるでしょう。この章では、無線LAN子機の選び方について紹介します。

セキュリティ規格がしっかりしているかで選ぶ

セキュリティ規格がきちんとしているものを選ぶことが大切です。安全なセキュリティ規格の無線LAN子機を選ばないと、盗聴などの被害にあってしまうこともあります。

対策を十分にしていないと、名前も知らない誰かに不正に侵入されたり情報を盗まれる可能性が高いです。主なセキュリティ規格は、3つあります。「WEP」・「WPA PSK」・「WPA2 PSK」と呼ばれており、WPA PSKとWPA PSK2はさらに2つに分かれます。

2つの名称は、「TKIP」と「AES」です。最も安全だと言われているのが、「WPA PSK(AES)」・「WPA PSK2(AES)」となります。

通信規格で選ぶ

無線LANの通信規格は、5GHz帯と2.4GHz帯の2種類の周波があります。

5Ghz帯の特徴として、電波障害が少ないため安定した通信を行えるという点があります。

また、通信速度も速く動画などの安定した通信が必要なものに最適でしょう。

しかし、壁や家具などの障害物に弱いため、使用する際は極力障害物がない環境を心がけましょう。

一方、2.4GHz帯は壁や家具などの障害物に強いです。

しかし、同じ周波数帯域を使用している機器と電波障害を起こしやすいため、2.4GHz帯を使用する際はその点に注意しましょう。

5Ghz帯よりも速度は遅いですが、対応している機器が多いです。

無線LANを購入する際に通信規格も考慮しながら選ぶとよいでしょう。

参考:【Wi-Fiルーター】2.4GHzと5GHzの違いについて

接続状態が安定して早いかで選ぶ

快適なインターネット環境を形成するためには、接続状態が安定していることが必須です。有線と違い、無線は電波を介しています。そのため、接続状態はどうしても不安定だと考えられます。

ですから、高速な規格に対応しているかもチェックしましょう。USB型の無線LAN子機で最速の規格とされているのが「IEEE802.11ac」です。

しかし、無線LAN親機(Wi-Fiルーター)の速度以上は出ません。つまり、親機と子機の両方を確認したうえで接続状態を見る必要があります。購入する際は、親機の規格に合っているものを選択しましょう。

設定が簡単かで選ぶ

AOSS(無線LANワンタッチ接続方式)というものもあります。設定が難しすぎると、接続するだけで多くの時間を要します。

初心者には特に時間がかかるため、設定が簡単かも確認することが大事です。

サイズで選ぶ

PCに差し込むだけで接続できる、超小型サイズの無線LAN子機もあります。大きいサイズだとノートPCなどに接続するのに不向きなので、自分のPCの大きさに合わせてサイズをチェックする必要があります。

また、サイズが大きいほうが安定感があり、アンテナの感度も良いとされています。

価格なども大切ですが、まず無線LAN子機の機能などもきっちり見ておきましょう。上記のことを踏まえて、無線LAN子機を購入すると失敗しにくいです。

おすすめの無線LAN子機

3R solution 11ac対応 無線LANアダプタ 子機

11acに対応したUSB式の無線LAN子機です。

パソコンのUSB部分に差し込むだけで通信速度をアップさせることができます。

コンパクトな設計で持ち運びがしやすいため、外での仕事や作業が多い方にもおすすめです。

3R solution 11ac対応 無線LANアダプタ 子機 USB3.0 WPA2-PSK対応 5g
スリーアールソリューション(3R Solution)

エレコム Wi-Fi 無線LAN 子機 11ac対応 433+150Mbps USB2.0用ハイパワーアンテナ WDC-433DU2H2-B

最新OSにも対応しているアンテナ付きの無線LAN子機です。

WPSに対応した無線LANと繋げれば、暗号キーの手入力などがなくなり簡単に接続することが可能です。

また、180度可動するアンテナが付いているため、常に良好な通信環境を作ることができるでしょう。

電波が届きにくい3階相当の場所でも高速通信ができるため、電波が届きにくい場所で働いている方におすすめの商品です。

エレコム WDB-867DU3S 無線LAN子機/11ac/867Mbps/USB3.0用

従来の機種から約89%最小化された小型モデルの無線LAN子機です。

他の子機が接続している最中でも、複数台の同時通信処理に対応しているため、待つことなく通信接続が可能です。

また、非常にサイズが小さいため、接続したまま持ち運んでも問題ないでしょう。

認証されたユーザー以外の機器をシャットアウトするなど、セキュリティ面でも安心できる商品です。

TP-Link WiFi 無線LAN 子機 433 + 200Mbps 11ac対応 デュアルバンド ハイパワーアンテナ搭載 Archer T2U Plus

高精度ハイパワー外部アンテナを搭載した無線LAN子機です。

アンテナが付いているため、従来の製品よりもより広範囲で使用でき、安定した通信を得ることができます。

また、設定方法の画面もシンプルで見やすく、非常に簡単な方法で接続を行えます。

アンテナ部分は柔らかくできているため、強い信号が出ている部分へ自分で向けることができるため、通信環境を整えやすいでしょう。

無線lanについてのまとめ

  • 家庭では、スマートフォンやPC以外にも家電を操作する際に無線LANが利用されています。
  • 無線LANとは、ケーブルを使用せず通信するLANのことです。
  • 無線LAN子機を使うことで、より通信が高速化します。
  • 無線LAN子機の選び方で大切なのは、「安全・安定して早い・設定が簡単か・サイズ」をきちんと確認することです。
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