ハンドメイドで自分だけのアクセサリーを作りたいと思う方も多いと思います。きらきら輝くボールチェーンを使って思いどおりのアクセサリーを作ることができます。
ボールチェーンとはどのようなものか、アクセサリー作りで使うVカップとはどのようなものか、ネックレスやキーホルダー作りで使うコネクターとはどのようなものかということが疑問点としてあげられます。
この記事では、ボールチェーンとは何か、アクセサリー作りにはVカップ、ネックレスやキーホルダーにはコネクターなどについて説明します。
そもそもボールチェーンとはなにか?
アクセサリー作りでよく使われるボールチェーンは、環状のパーツを繋げて線状にしたものです。ほとんどネックレスは、このチェーンを使って作られています。
チェーンにはいくつかの種類がありますが、アズキチェーン、キヘイチェーン、ボールチェーンなどが有名です。
ボールチェーンとは、金属製のボールを接合して線状にしたチェーンのことです。ボール状のコマには爪があり、これを接合させチェーンを作っています。
連なったボールがコロコロ動くので、キラキラとした印象を与えることができます。ボールチェーンは多くのジュエリーブランドで、身近なネックレスとしてよく使われています。
チェーンの持つ印象がそれほど重々しくないため、ポップでカジュアルなシーンにはピッタリです。
ボールチェーンで使われている構造のことを、かしめ構造と言います。アズキチェーンやキヘイチェーンと比べると強度は強くありませんが、キーホルダーやブラインドの紐など幅広い用途で利用されています。
アクセサリー作りにはVカップが必要
ボールチェーンのアクセサリーを作るには、Vカップが必要です。
ボールチェーンの端を処理するための金具であり、開いた形がV字に見えるところからVカップまたはVチップと呼ばれています。また、二枚貝のような見かけなので貝チップと言われることもあります。
コネクターで端を処理するやり方もあるのですが、Vカップはよく使われている方法です。
実際にどのような手順で行うかというと、まずVカップのくぼみにボールチェーンの端の一コマを入れます。それから、手でVカップを少し閉じてから、平ヤットコを挟んで閉じます。
そして、Vカップの穴に丸カンまたはCカンで止め金具に繋がります。両方の処理が完了したら丸カンでまとめます。これで端の処理は完了です。
次にVカップの選び方について説明します。Vカップは、ボールチェーンの色や大きさに合わせて選ぶ必要があります。Vカップには、ゴールド、シルバー、金古美、銅、ピンクゴールドなど色々なカラーがあります。
サイズも1mm、1.5mm、2mm、2.4mmなど多彩です。購入するには、店舗やネットなどで販売されでいるものを選べばよいでしょう。
おすすめしたいメーカーに「貴和製作所」があります。安いという訳ではありませんが、安心して品質の確かな製品を選びたいということであれば、貴和製作所のVカップがおすすめです。
可愛い自分だけのアクセサリーをこだわりを持ってを作りたい、しっかりとしたVカップを探している方に向いています。
貴和製作所ではホームページに色々なアクセサリーの作り方の例(レシピ)が載っていたりして作り方がわからない時なと大変参考になります。このレシピでは、作り方だけでなく実際に使用したパーツや作り方の動画まで載っています。
それ以外のショップに全国に多くの店舗がある「PARTS CLUB」があります。「PARTS CLUB」は、エンドレスという会社が運営しており、アクセサリーパーツやビーズなどの商品を幅広く取り扱っているハンドメイドアクセサリーパーツの専門店です。
色々なメーカーのパーツを取り扱っているだけでなく、リーズナブルな自社オリジナルパーツも購入することができます。ホームページで情報を提供しているだけではなく、SNSでの情報発信にも積極的です。
また、キットで販売されている商品もありますので、どのパーツを選んでいいのか慣れていない方にはおすすめです。更にレシピにはいろいろなアクセサリーの作り方が掲載されていて参考することができます。
各店舗では、手作り教室を開催しており店舗で販売しており、パーツだけで自分でアクセサリーが作れます。ハンドメイド初心者には魅力のサービスですので、参加してみるのもいいかもしれません。
ネックレスやキーホルダーにはコネクターを使うのもよい
Vカップの他にボールチェーンの端を処理する方法にコネクターを使う方法があります。
コネクターは、Vカップのように片方ずつ処理するのではなく、両方の端と端をつなぐ方法です。ピアスにはVカップがいいのですが、キーホルダーやネックレスではコネクターを使うこともできます。
コネクターでも「貴和製作所」の商品は定評があります。確かな品質という面では、人気のあるおすすめメーカーです。品質面の安心だけでなく、コネクターデザインにも凝っていますので素敵なパーツをお探しの方にはおすすめです。ホームページでは、レ
シピが掲載されており、コネクターでも参考にすることができます。初心者向けには、講習会やセットアクセサリーも販売されていますので、参加してみるのもいいかもしれません。
卸売り販売だけでなく、店舗でも販売も行っていますので、実際に手を取って確認してみるのもいいかもしれません。
その他、Vカップのところでも説明した「PARTS CLUB」でもコネクターが販売されています。PARTS CLUBは店舗が多いので、実際にお店に行ってお気に入りコネクターを見つけることができます。
PARTS CLUBにはネットショップもあり、ご自宅からの注文も可能です。PARTS CLUBはSNS発信に積極的なので、SNSから気に入ったアクセサリーパーツを見つけて注文することも可能です。
キーホルダー用ボールチェーンが売っている
ボールチェーンでキーホルダーを作る場合には、10cmくらいあれば十分です。ネックレスであれば、40~45cm以上はほしいところですが、キーホルダーであればあまりなかった長いチェーンは必要ありません。
ボールチェーンでキーホルダーを作る場合には、セットになっているキーホルダー用ボールチェーンが販売されています。ボールチェーンやコネクターなどの各パーツをで自分で別々に購入しなくてもキットなどで纏めて売っています。
10cm程度のカット販売を行っているショップもありますので、このような方法もあります。また、キーホルダー用のパーツは、Amazonや楽天などのネットショップでも購入することができます。
ボールチェーンについてのまとめ
- ここまで、ハンドメイドで作ってみたいボールチェーンアクセサリーについて色々な説明を行ってきました。
- ボールチェーンとは、ボール状のパーツを繋げて線状したもので、ボールにあるツメを接合したチェーンのこと。
- チェーンには、アズキチェーン、キヘイチェーン、ボールチェーンがあり、ボールチェーンはキラキラとした印象を与えることから、ポップでカジュアルなシーンに合う。
- ボールチェーンの端の処理にVカップを使い、ボールチェーンの先にVカップをつけてピアスすることができる。
- Vカップは、開いた形がV字に見えるところからこの名前が付いた。
- ネックレスやキーホルダーの端の処理にコネクターを使うことがある。
- キーホルダー用ボールチェーンのセットが売っていて、自分で別々に買わなくてもよい。