自衛隊員という職業は、一般的な企業に務めているサラリーマンとは仕事内容が全く違います。自衛隊員は、大きな災害があったときや国際的な有事の際、誰よりも先に現場に駆けつけます。それが海外であっても、危険が伴う地域であってもです。

毎日を一緒に過ごす彼氏でも、仕事中に着ける時計に必要な機能を聞き出す機会はそうそう無いでしょう。

ここでは、自衛隊員の彼氏が腕時計に求める性能、プレゼントにおすすめな「G-SHOCK」「ケンテックス」「ルミノックス」の紹介をしています。ぜひ腕時計選びの参考にしてください。

自衛隊の彼氏への腕時計はどうする

腕時計 プレゼント

自衛隊員は激しい訓練を行うため、強い衝撃に耐えられるカシオのG-SHOCK(Gショック)を愛用している人が多いです。
所属する部隊にもよりますが、G-SHOCK以外の腕時計を見つけるほうが難しいといっても過言ではないでしょう。

まずは、自衛隊員が腕時計に求める機能を知って、プレゼント選びに役立てましょう。

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自衛隊員が腕時計に求める機能

自衛隊

自衛隊員が仕事用の腕時計に求める機能を書き出しました。全てを把握する必要はありませんので、気楽に読んでください。「こんなにたくさんあるの?」ということだけ知ってもらえればOKです。

盤面について

  • 一瞬で時刻を判断できる表示
  • 22時37分を「フタフタサンナナ」と読むので、デジタル表示が好ましい
  • 入隊直後は「○○時の方向」という意識付けをするためにアナログを選ぶ人もいる
  • バックライトが明るすぎると、夜間に目立ってしまうのでダメ
  • 日中、太陽光が反射しないガラス

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形状や見た目について

  • 認識票(ドッグタグ)と結婚指輪以外のアクセサリー禁止なので、腕時計にこだわりが強い人が多い
  • 赤や白などの目立つ色は規則で禁止されている
  • 何かに引っ掛ける心配をしなくてもいいように、大き過ぎないもの
  • 夜間訓練中に手袋をしていても、手探りで押せるバックライトのスイッチ
  • 陸海空で好みが違う可能性もある

機能について

  • 訓練中にストップウォッチを使うことがある
  • もしもの時に電池が切れてしまうと困るので、タフソーラーを選ぶ人が多い
  • 訓練中などに正確な時刻を知る必要がある、時刻合わせが必要無い電波時計の人気が非常に高い
  • 国際貢献などは、壊れた際に代替品を調達出来ない可能性があるので、予備を持っていく

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注目して欲しいのは、「認識票(ドッグタグ)と結婚指輪以外のアクセサリー禁止なので、腕時計にこだわりが強い人が多い」というところです。

制服は支給されたものしか着用できませんし、髪型や髭に関しても厳しいルールがあるので、自分の個性を出せるポイントが本当に腕時計だけなんです。

求める機能を全て満たし、見た目も自分好みの腕時計を使っています。そのため、愛する彼女から腕時計をプレゼントされても…「休日に使うよ」といわれてしまう可能性が高いですね。

仕事中に使って貰いたいなら、サプライズでプレゼントするのではなく、一緒に時計店に行って選ぶのがおすすめです。

普段使いの時計をプレゼントする

普段

G-SHOCKしか持っておらず、スーツに合う時計が無いという人も多いので、「白盤面・黒革ベルト・3針時計」の3要素を満たしたビジネス向けの腕時計をプレゼントするのもいいでしょう。

男性には「見た目よりも機能性や使い勝手を重視する」といった特徴があります。そのため、今使っているG-SHOCKと全く同じモデルをプレゼントしたり、交換用のバンドだけをプレゼントすると喜ばれるでしょう。

また、休日用として彼氏の普段着に合った時計を渡すのもおすすめです。
休日などの日常生活で使う腕時計であっても、「防水・電波時計・タフソーラーソーラー充電システム)」の3機能を抑えたものを選んであげてください。

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Gショックおすすめモデル

普段使いの腕時計としてプレゼントする際の、G-SHOCKおすすめモデルを紹介します。

GW-M5610-1JF
・20気圧防水
・タフソーラー
・電波時計

初代G-SHOCKと同じデザインの、ORIGINシリーズです。
中身は最新鋭の機能を搭載しています。いかにもゴツいG-SHOCKではなく、ケースも小さく薄めなので、どんな服装にも合わせやすいのが特徴です。

女性も似合うモデルなので、お揃いにするのもいいでしょう。完全に同じ色だと恥ずかしがるかもしれないので、彼氏は黒、彼女は白といった色違いがおすすめです。

実売価格も15,000円程度なので、彼氏も気兼ねなく着用できるでしょう。

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GWN-1000B-1BJF
・20気圧防水
・タフソーラー
・電波時計
・気圧/ 高度・方位・温度計測機能

「Master of Gシリーズ」と呼ばれる、一般的なG-SHOCKよりも更に過酷な環境を想定したシリーズです。
「Master of Gシリーズ」には、陸海空のそれぞれに特化した3モデルがあり、今回紹介するGWN-1000B-1BJFは海上での使用に最適なモデルです。

海上で最も怖い天候変化の予兆である急激な気圧変化の際に、アラームが鳴る機能で危険を避けられます。海上での任務についている場合は、仕事中に愛用してもらえるかもしれません。

また、高度や方位を計測出来るので、山好きの彼氏にもピッタリです。

フォーマルな場ではKENTEXの自衛隊公式モデル

KENTEXの自衛隊公式モデルは、正確には防衛省本部契約商品といい、支給品や官給品ではありません。あくまでもライセンス商品といった具合のものになります。

陸海空の3モデルがラインナップされ、それぞれ盤面の色が、陸=グリーン、海=ホワイト、空=ブルーとなっています。

支給品ではないですが自衛隊公式モデルなので、式典やイベントなど制服着用時に装着する人が多いです。

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ここからは、おすすめの腕時計を紹介していきます。

JSDFスタンダード S455M-01

JSDFは「Japan Self-Defense Forces」の略で、自衛隊という意味です。

一般的な時計は3時の位置にリュウズが配置されますが、このモデルは4時の位置になっています。作業中に邪魔にならないための配慮です。

シンプルで飽きないデザインですが、海外支援の際に行われるであろう交流に備えて、日本国旗が描かれています。

陸上自衛隊の正式なロゴが描かれているのも特徴です。同様に、S455M-02には航空自衛隊のロゴ、S455M-03には海上自衛隊のロゴが描かれています。所属部隊に合わせて選びましょう。

JSDFプロ S690M-01

JSDFスタンダードはマスコット的な存在ですが、JSDFプロは隊員が使用することを想定したタフな仕様のモデルです。
全体をブラックで統一し太陽光の反射を防ぎ、盤面を覆うガラスも反射が少ないライトスモークガラスを採用しています。

現場での使用頻度が高い、ストップウォッチ機能も搭載しているのが特徴です。

ソーラースタンダード S715M-01

太陽光の下でフル充電すれば、6ヶ月間という長期に渡って稼働し続ける日本製のソーラームーブメントを採用しています。

充電が残り僅かになると、1秒おきに秒針が移動するというパワー消耗警告機能を搭載しているので、電池切れの心配もありません。
スタンダードやプロとの違いはソーラーパネルだけでなく、盤面のデザインにもあります。黒い背景に薄っすらと浮かび上がる陸上自衛隊のロゴが、「自衛隊・標準式腕時計」といった主張を感じさせますね。

ルミノックスを使う自衛隊員も多い

ルミノックス

ルミノックスの腕時計は、米海軍特殊部隊「NAVY SEALs」や、連邦捜査局「FBI」で正式採用された経歴から高い信頼性が伺えます。

Gショックよりシンプルなデザインが特徴で、陸上自衛隊富士学校との共同開発モデルが存在します。

2010年に500本限定で発売された「ルミノックス 3000 J.G.S.D.F」や、2013年には「ルミノックス × Rangerモデル vol.2」、さらに2017年には304本限定で航空自衛隊第304飛行隊、通称テング・ウォリアーズをモチーフにした「Ref.304 T.F.S LTD」があります。

このような共同開発モデルが複数あることから、ルミノックスもケンテックスと同じく自衛隊と関わりが深い時計メーカーだと理解できます。

ルミノックスは、ほとんどのモデルに「LLT(ルミノックス・ライト・テクノロジー)」という盤面が自己発光する機能を採用しているのが特徴です。

24時間365日、最長で25年間という長期間に渡って発光し続けるという、特殊な自己発光素材を使用しています。バックライト式ではボタン操作が必要になり、蓄光式は光源が必要ですが、自己発光式は視線を腕時計に送るだけでOKなのです。

おすすめの腕時計を紹介します。

ORIGINAL NAVY SEAL 3000 SERIES Ref.3001

1994年に米軍特殊部隊「NAVI SEALs」と共同開発されたモデルです。ケースにはカーボンを採用し、ゴツい見た目に反して軽量な仕様になっています。

作戦行動中にぶつけて壊さないように、リュウズを保護するリュウズカバーを装備し、ダイバーズウォッチとして必須の「逆回転防止ベゼル」も搭載しています。

日常生活において一切の不安を感じさせない、非常にタフな腕時計です。

「FIELD SPORT AUTOMATIC Ref.1861.BO」

ルミノックスの腕時計は、衝撃に対応するためにクオーツ式を採用していることがほとんどです。しかし、このモデルはムーブメントに機械式(自動巻き式)を採用しています。

スケルトンバックになっているので、機械式腕時計の精工な内部構造を目で楽しむことができます。いかにも軍用というゴツい見た目ではないので、シックな装いにもピッタリの一本です。

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自衛隊におすすめの腕時計まとめ

  • 仕事用の腕時計には制限があり、こだわりが強い人も多いので、時計屋で一緒に選ぶのがおすすめ!
  • プレゼントするなら、休日に使ってもらえる腕時計!
  • 迷った時は、ケンテックスの自衛隊公式時計や、現役隊員にも人気の高いルミノックスを選ぶ