スマホの保護フィルムは、ディスプレイを守るための必須アイテムです。ちょっとした衝撃から画面割れを防ぐことはもちろん、フィルムの材質によっては指紋汚れやのぞき見の防止も可能です。

非常に重宝する保護フィルムですが、貼るときに苦労するのが悩みどころです。丁寧に貼ったつもりでも、気泡やホコリが入り込んでしまってストレスを感じてしまう人も多いのではないでしょうか。

このページでは、不器用な人でもスマホの保護フィルムを綺麗に貼ることができる方法について紹介します。

スマホのフィルムの完璧な貼り方

しっかりと準備して正しい手順で行えば、誰でも簡単にスマホの保護フィルムを貼ることができます。

ここでは、保護フィルムを貼るのに必要な準備物や最適な場所、完璧に貼るための手順について解説します。

準備するもの

最低限準備するアイテムは、「スマホ用保護フィルム」「画面クリーナー」「セロテープ」の3つです。

スマホ用保護フィルムは、さまざまな形状や種類のものが売られていますが、必ず自分のスマホの画面サイズに適したフィルムを選びましょう。

表面処理や質感も多種多様で、綺麗な光沢を放つ「グレアフィルム」や、艶消しで指紋の跡などが付着しにくい「アンチグレアフィルム」などがあります。

他にも、ブルーライトカットフィルムや、斜めからののぞき見を防止するプライバシー保護フィルムも人気。強度に優れたガラス素材のフィルムも存在します。

セロテープは、100円ショップなどで売られている一般的なものでOKです。画面クリーナーは、画面についたホコリや汚れを拭き取るために用意します。

無ければメガネ拭きのような柔らかい布でも良いですが、ティッシュペーパーは細かい繊維が付着して余計に汚れてしまうのでNGです。

これら3つのアイテムの他に、ICカードのような硬めのプラスチック製カードがあれば、空気を追い出しながら貼るのに役立ちます。

保護フィルムは自宅で埃が少ない場所で貼る

保護フィルムを貼るときは、ホコリの少ない場所を選んで作業するようにしましょう。

ディスプレイはもちろん、フィルムの接着面は指紋や汚れが非常に付きやすいです。室内で作業を行う場合は、エアコンの風によってホコリが舞うおそれがあるため、オフにして貼るのがおすすめです。

衣服の擦れでも繊維が付くので、最低限腕まくりするのが基本です。特にセーターやコットン類の服は静電気を帯びやすく、静電気がフィルムを貼るときの妨げとなります。極力薄着で作業することで、保護フィルムを静電気から守ることができます。

最もおすすめの作業場としては、お風呂場です。湿度の高いお風呂場は、ホコリが舞いにくいことに加え、静電気も起こりにくいため保護フィルムを貼る際の定番の場所です。

事前準備として、あらかじめお風呂場の湿度を上げおけばより理想的な環境になります。浴槽に少量のお湯を入れて10分ほど待ち、軽く湯けむりに覆われるぐらいの状態が目安です。

お風呂場であれば、服を脱いで作業しても違和感がないのも大きなメリットです。作業中は、換気扇を止めて窓を閉め、湿度を保つようにしましょう。

保護フィルムの貼り方

準備が整い、お風呂場へ移動したら作業に取りかかります。

まず、画面クリーナーを使ってスマホの液晶に付いたホコリや指紋汚れなどを拭き取っていきましょう。

フィルムを貼り終わったあとに内部の汚れに気がつくと二度手間になってしまうので、細かい部分まで注意深く拭く必要があります。

液晶の中央部分はもちろん、フチに溜まったホコリや、スピーカーなどちょっとした隙間も注意深く綺麗にするようにしましょう。

防水性に優れたスマホの場合は、水で洗い流しても掃除するのもおすすめです。ただし、お風呂場だからといってお湯で洗うのはNGです。

スマホは精密機械なので、熱に弱いものが多く、たとえ水に強くてもお湯の熱さで故障に繋がる危険性もゼロではありません。

新品のスマホに保護フィルムを貼る場合は、あらかじめ貼られている製品保護用のシートを剥がすことになりますが、その作業もお風呂場で行うのがおすすめです。

どのタイミングでホコリが付着するかはわからないので、新品のスマホでも汚れのチェックは怠らないようにしましょう。

保護フィルムを貼るときは、ぶっつけ本番で挑戦するのではなく、一旦スマホの上に乗せるのがセオリーです。保護フィルムには、それぞれのパーツに合わせた穴が開いています。

ホームボタンやインカメラ、スピーカーやセンサーなど、それぞれの部分と保護フィルムの穴が一致するように調整することで、綺麗に貼ることが可能となります。

保護フィルムの位置を調整できたら、次にセロテープを貼っていきましょう。フィルムの粘着面を守るシートを剥がす前に、セロテープであたりをつけることで余計な指紋がつくのを避けることができます。

セロテープは、保護フィルムの外側の上部、下部にそれぞれ2つずつ貼っていきます。セロテープ部分を持ちながら貼ることにより、粘着面に指が触れることなく貼ることができます。

セロテープを貼り終えたら、粘着面のシートを剥がしてフィルムを貼り付けていきましょう。気泡は後から取り除けるのでこの時点では気泡は気にせず、ホコリやゴミが入らないことを注意しながら貼っていきます。

ひと通り保護フィルムを貼れたら、画面クリーナーなどでしっかり抑えつけていきます。気泡が入り込んでいる場合も画面クリーナーで押す出すように抑えつけていきますが、ゴムヘラやプラスチック製のカードを用いることで綺麗に除去することができます。

このとき、セロテープで固定していることでフィルム自体がズレてしまうことを防げます。

気泡を完全に取り除けたら、セロテープを剥がしていきましょう。力強くセロテープを剥がすと、せっかく貼り付けた保護フィルムも一緒に剥がれてしまうため注意が必要です。

保護フィルムが剥がれないよう、ゆっくりと丁寧にセロテープを外せば作業完了です。

もしも作業中にホコリが入り込んでしまった場合は、焦って途中で保護フィルムを剥がさず、一旦貼り付けてしまいましょう。全面に貼り終えてから、丸めたセロテープでホコリを除去していきます。

まずはセロハンテープを保護フィルムの先端に貼り、それを取っ手代わりにして丁寧にフィルムをめくりましょう。

ホコリが入り込んだ位置まで保護フィルムを剥がしたら、丸めたセロテープでホコリを吸着し、接着面を綺麗にしましょう。掃除ができたら、改めて保護フィルムを貼り直せばOKです。

保護フィルムが想定していた位置よりもズレてしまった場合も、ホコリの除去と同じ手順で対処します。セロテープを取っ手代わりにして一度保護フィルムを剥がし、改めて位置の調整を行いましょう。

このとき、保護フィルムを全て剥がしてしまうと同じ作業を何度も繰り返すこととなってしまいます。途中まで持ち上げ、微調整しながら貼っていくのがポイントです。

正しい位置で貼り終えたら、プラスチック製カードなどで気泡を取り除きましょう。

水を使う保護フィルムは防水スマホにのみ貼る

めんどくさがりの人には、水で濡らして保護フィルムを貼ることで比較的簡単かつ綺麗に貼ることができるのでおすすめです。ただし、この方法にはいくつかの条件があります。

まず、スマホは必ず防水機能が付いたものでなければいけません。イヤホンジャックなどから水が侵入すると故障の原因になるため、防水性能については必ず事前に確認しておきましょう。

また、使用する保護フィルムに関しても、水洗いで粘着力が回復するタイプのものであったり、水濡れに強いタイプである必要があります。安価な保護フィルムは水に濡れると粘着力が弱まるため、この方法は使えません。

水を使う保護フィルムの貼り方

水を使って貼るときは、ディスプレイの汚れをよく拭いてから行います。直接濡らすか、霧吹きなどで吹き付けて水で濡らしましょう。

あとはディスプレイが濡れている間に保護フィルムを乗せ、すみやかに位置を調整して貼り付けます。最後にプラスチック製カードで中央部分から気泡を押し出せば完了です。

スマホの保護フィルムについてのまとめ

  • スマホ用保護フィルムを貼るには、フィルムの他にセロテープと画面クリーナーを準備する必要があります。ゴムヘラやプラスチック製カードがあれば、気泡を取り除くときに便利です。
  • 保護フィルムを貼るときは湿度の高いお風呂場で行うのが最適です。事前に浴槽にお湯を少量張ることで湿度が高めておけば、静電気の発生やホコリが舞うことの心配がほとんど無くなります。また、衣服を脱いで作業することで繊維が入り込むことを防ぎます。
  • 保護フィルムはいきなり粘着面のシートを剥がさず、まずディスプレイの上に置いて位置をあわせ、セロテープで固定します。指紋が付かないようセロテープ部分を持ちながらシートを剥がし、ホコリの混入に気をつけながら保護フィルムを貼り付けましょう。最後に気泡を取り除けば完了です。
  • 保護フィルムを貼り終えたあとにホコリの混入や位置のズレに気づいた場合は、セロテープを取っ手代わりにして保護フィルムを途中までめくります。ホコリは丸めたセロテープで取り除き、位置ずれは微調整しながら対処しましょう。
  • 水で濡らしたり霧吹きを使って貼る方法も便利です。ただしフィルムの種類などに気をつけることと、防水機能付きのスマホであることが条件となります。