加筆修正箇所
・炊飯器の選び方に機能性で選ぶを追記いたしました。
・下記の項目を2020年4月23日の情報に更新いたしました。
一人暮らしにおすすめの炊飯器
3合炊きのおすすめの炊飯器
日本人と言えばお米、お米と言えば日本人です。お米を主食とする大和の国日本に住む私たちにとって、もちもちした真っ白なご飯は欠かすことのできない重要食です。そして今年もまた、ご飯のおいしい季節がやってきます。
そこで今回は、炊飯器の選び方のポイントをご紹介致します。どんなに美味しいお米でも、炊き方によっては味に差が出てしまいます。
ならば毎日食卓に上がるご飯を 美味しく炊き上げて極上の味にしたいものですね。何でも揃う便利な昨今、炊飯器は幅広いラインナップが展開されています。
様々な機能が搭載された、ハイスペック炊飯器も数多く販売されています。しかし どれだけ多くの機能が付いていても使いこなせなくてはもったいないですし、どの炊飯器が美味しく炊けるのかは 素人ではなかなかわからないものです。
熱のまわり具合が要の炊飯器は、どのような加熱方式かを知った上で選びましょう。
目次 [非表示]
炊飯器の選び方
炊飯器の種類は大きく分けて4種類あります。
・IH炊飯器
・マイコン炊飯器
・圧力IH炊飯器
炊飯器が普及されていなかった昔、人はかまどでご飯を炊いていました。「はじめチョロチョロ 中パッパ 赤子泣いても蓋取るな」という言葉を聞いた事があるのではないでしょうか。
これはかまどでご飯を美味しく炊き上げるコツを口承したものです。そんな昔懐かしい かまどで炊いたご飯の味を再現できる炊飯器開発に、各社こぞってしのぎを削っています。
加熱方式で炊飯器を選ぶ
内釜全体が発熱し、インバーターが熱伝導のムラを防いで高火力で炊き上げる電磁誘導加熱タイプ。
加熱方法はIH炊飯器と同じですが、更に圧力機構が追加されています。
圧力により水の沸点が上昇され、往来の炊飯器を比べ、炊き上がり時間が短縮されます。栄養の流出を防ぐ効果があるのも嬉しいポイントです。
ヒーターで加熱して炊き上げます。熱されたヒーターに蓋をかぶせ、その熱伝導によりお米を炊きます。
炊飯方法で炊飯器を選ぶ
加熱方法によって出る違いは蓋を温める際の熱伝導の効率によります。炊飯器でご飯を炊く時には「蓋」もとても重要です。釜の加熱方法によって 釜の熱伝導に差が出てきて 結果お米の味に大きな違いが出てくる、といった感じです。
通常は「高い温度により美味しいお米が炊ける」と言われています。そのため熱効率の高い加熱方式を採用している炊飯器ほど 値段もはってくるのです。
内釜素材で炊飯器を選ぶ
内釜素材も多種多様にあります。知っておきたいポイントとして、内釜の材質による炊飯器の値段の違いは、加熱方法以上に値が張ってきます。
購入時には それも踏まえた製品選びをしましょう。それではここで 内釜素材をご紹介致します。
基本は熱伝導率が高くなるよう作られています。
材質がアルミなので値段は大変安価です。
熱伝導率がとても良いため、マイコン炊飯器にとても多く使われています。
鉄素材のため 洗う際に重いといったデメリットがあります。
けれど「かまどで炊いたようなご飯ができる」のが最大のメリットで、鉄釜を使った炊飯器は 近年大変人気が高いです。
炊き上がり後の状態を長く維持できて、内釜としての性能はとても優秀。鉄釜ほど重くない。しかし材質が”炭”なので衝撃には弱く、値段が高いのも否めません。
土でできており、熱がゆっくり伝わるのが最大の特徴です。
お米を蒸気で加熱するので、米一粒一粒にしっかり熱が伝わって 粒のふっくらしたご飯ができる。
なんと言ってもおこげができるのが嬉しいポイントです。
機能性で選ぶ
炊飯器には毎日の生活に役立つ機能が付いている商品も多くあります。
例えば、スマホと連携できる機能が付いているものなら、スマホから外出時でも炊飯器を起動させることが可能です。
また、お米の種類によって炊き方を変えられる炊き分け機能は、毎日の夕食作りにも役立つでしょう。
他にもパンを簡単に作ることができる機能や、お菓子作りなどに役立つ機能もあります。
自分の目的に合った機能が付いているものを選ぶとよいでしょう。
炊飯器のメーカーからの選び方
パナソニック
お米の中まで高温の熱と水分を浸透させる「スチーム炊き」という同社独自開発した炊き方が特徴です。
「Wおどり炊き」は 大火力と可変圧力で炊き上げます。可変圧力・スチーム&可変圧力・非圧力の3つの方式を採用。幅広いバリエーションもポイントです。
象印
10年近く前「羽釜」炊飯器が発売されて、一気にブレイクしました。鉄の羽釜を模したフォルムがとても個性的です。南部鉄器のプレミアムモデルで、高額製品であるにもかかわらず ロングセラーになりました。
また同社は圧力IHの先駆けメーカーでもあり、「7段圧力炊き」を採用していろんな炊き上がりができる商品も出していす。
タイガー
素朴な炊き上がりを可能にした「土鍋釜」採用炊飯器をヒットさせました。お米本来の味を楽しみたいと言う、ナチュラル派に人気です。更に圧力IHタイプ製品も追加されています。
一人暮らしにおすすめの炊飯器
NEOVE RRS-AM30WT
NEOVE RRS-AM30WTは、タイマー設定するだけで煮込み料理を簡単に作ることができるスロークッカー機能が付いています。
火を使わずに簡単に調理できるため、仕事で忙しい日々を過ごす1人暮らしの方でも美味しい料理を気軽に食べられるでしょう。
他にも早炊きや、無洗米用の炊飯機能など全7種類のメニューを搭載しています。
炊飯時間などがLEDで表示されるため、非常に見やすく使いやすいでしょう。
パナソニック SR-MPB100
パナソニック SR-MPB100は、パナソニックが特許を取っている可変圧力おどり炊きを採用しており、加圧と減圧を組み合わせてお米の芯まで加熱することで甘みや柔らかい食感を実現しています。
ダイヤモンド竈(かまど)釜を内釜に使用しているため、かまどで炊いたようなご飯を味わうことができます。
また、エコナビ保温を採用しており、ご飯の量に合わせて電力量を約5%削減することが可能です。
また、キッチンに馴染みやすいデザインをしており、インテリアとしても使用しやすいでしょう。
3合炊きのおすすめの炊飯器
象印 極め炊き NP-RM05
象印 極め炊き NP-RM05は、お米の栄養素や甘みを引き出してくれる熟成炊き機能が付いている圧力IH炊飯器です。
熟成炊き機能を使用すれば、通常の炊飯メニューよりも栄養素が約2.3倍になるため、栄養豊富なご飯を食べることができます。
また、炊飯時の圧力を調節することで、すしめし、しゃっきり、普通と3種類の食感に炊き分け可能です。
他にも30時間美味しい状態で保温ができるうるつや保温や、噛みやすいやわらかい食感に仕上げてくれるやわらかメニューなどの機能があります。
山善 YJF-M30CC
山善 YJF-M30CCは、付属の穴あき内釜にお米を入れて、減糖コースコースを使用することで、1合当たり約7.7g、角砂糖約2個分の糖質を減らすことができます。
穴あき内釜は肉や魚などの蒸し料理にも使用することができ、調理の幅が広くなるでしょう。
しゃもじや計量カップなど炊飯に必要なものが付属しているため、購入した時点ですぐに使用することができます。
必要最低限の機能しか付いていませんが、シンプルで使用しやすいでしょう。
炊飯器の選び方についてのまとめ
- 一人暮らしなら 場所を取らないコンパクトな炊飯器にしましょう。コンパクト設計でも 機能が充実した炊飯器が多く出ています。
- 少人数家庭なら、電気代も安く 少量炊飯でも美味しく炊き上がる3合炊きがコストパフォーマンスがよくオススメです。
- 炊き上がりに差が出る「加熱方式」と「釜の素材」も 炊飯器購入時に確認しましょう。