こちらの記事は2018年9月21日の記事を2020年3月24日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・変圧器の種類の項目を追記いたしました。
・以下の項目を2020年3月23日の情報に更新いたしました。
海外旅行におすすめ変圧器
おすすめの海外赴任用変圧器

 

この記事では、海外旅行に変圧器は必要かどうかや、海外旅行におすすめの変圧器を解説します。

海外旅行や海外赴任で海外に行く時、どの変圧器を持っていった方がよいのか迷う人は少なくありません。

この記事を読むことで、自分の環境に合った変圧器購入の検討が出来ます。

海外旅行を家電を使う場合は変圧器が必要

海外では普段日本で使っている電化製品をそのまま使えないのが一般的です。

海外では、基本的にコンセントの形状が日本と違うため変換プラグが必要な場合が多く、電圧も違うため変圧器も必要です。

海外の電圧はバラバラで、中には200Ⅴを超えることもあります。

海外のコンセントを日本製の電子機器に使う際には、日本の家電製品の電圧である100Ⅴに変換できる変圧器が必要です。

コンセントの形状に注意が必要

海外ではコンセントの差込口の形状が違います。

日本は平たい突起が2つ出た「Aタイプ」と呼ばれる形状が一般的ですが、海外では突起が3つあるものや、丸い突起のものなど色々なタイプがあります。

様々なコンセントの形状を変換するためには「変換プラグ」が必要です。

変換プラグには、一つのコンセントの形状にだけ対応したタイプと、一つで色々なタイプに対応したマルチタイプや、変換プラグのセットなどが販売されています。

たまにしか海外旅行に行かない場合は、行き先の国にあった形状のプラグがあれば充分でしょう。

頻繁に多くの国を旅行する場合は、多少値が張っても様々な国に対応できる変換プラグセットや、マルチタイプを買うのもおすすめです。

変圧器の種類

変圧器の種類には、トランス式と電子式の二種類があります。

トランス式

トランス式はシンプルな変圧器であるため、ほとんどの電気製品に使用できるのが特徴です。

ヘアアイロンやシェーバーだけでなく、パソコンやスマホなどの精密機器を充電するのにも適しています。

しかし、出力容量が増せば変圧器は大きく重くなるため、使う機器に応じたサイズの変圧器を選ぶとよいでしょう。

電子式

電子式は電熱器具以外の使用が出来ないのが特徴です。

しかし、電熱器具の場合も、マイコンやデジタル表示、電子コントローラが付いた電気製品には使用することができません。

機器が電子式の変圧器に対応しているかどうかを確認しておく必要があります。

参考
日章工業株式会社 変圧器の選び方(基礎知識)

海外旅行におすすめ変圧器

BESTEK 90V-240V to 100Vは一度に複数の機器を使える

BESTEK 90V-240V to 100Vは、何台もの電化製品を一度に接続できるのが特徴です。

ACコンセントが3口、さらにUSBが4口と、挿し込み口がたくさん付いています。

200Wもの大容量であるため、安心して色々な機器を同時に接続することが出来ます。

スマホ、パソコン、タブレット、デジカメなどに接続できますが、消費電力は200Wであるため、ドライヤーやヘアーアイロンなど電力を一度に多く使う機器には利用できない点に注意が必要です。

カシムラ NTI-200は初めて使う場合にも安心

カシムラ NTI-200は、海外の電圧がAC110V-130Vの地域またはAC220V-240Vの地域で日本の電気製品を使えるようにする変圧器です。

異常が発生すると自動で停止する「サーマルプロテクタ」内蔵であるため、初めて使う場合に安心な設計であることも魅力でしょう。

おすすめの海外赴任用変圧器

海外赴任になった場合には、長くその国に滞在するため、しっかりとした変圧器を用意する必要があります。

変圧器に不具合があると、日本から持っていった家電製品が壊れてしまうなどのアクシデントが起きてしまうためです。

長く海外で過ごす場合は、多少高くても、しっかりとした機能の変圧器を選ぶのがおすすめです。

カシムラ NTI-20は安心設計が特徴

カシムラ NTI-20は、安心設計の大型変圧器で、変圧圧機に異常があると自動で停止する「サーマルプロテクタヒューズ」が内蔵されています。

電圧がAC220~240Vの国で、日本の1500Wまでの電化製品を使用できます。

スワロー電機 PAL seriesはいろいろな家電に使える

スワロー電機 PAL seriesは、容量が1500VAもあるため、色々な家電製品に使うことが出来ます。

赴任先の電圧が220Vや230Vであれば「PAL-1500EP」、240Vであれば「PAL-1500IP」、120Vであれば「PAL-1500AP」を選ぶとよいでしょう。

重さは6.4kgから7.0kg程度と、海外製品の変圧器と比較すると軽い部類に入るのも魅力です。

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変圧器が要らない家電もある

海外旅行にもっていく家電製品で、変圧器が要らない商品があります。

商品の説明に「海外旅行用」や「電圧切替式で国内でも海外でも使える。」などと表示されているものです。

ドライヤーや炊飯器の機能として採用されている事が少なくありません。

しかし、訪問する国によって電圧が違うため、家電製品の仕様を確認し、赴任先の電圧に対応しているかどうかを確認しておく必要があります。

変圧器の海外で使い方についてのまとめ

  • 海外旅行に行く時は、世界各国のプラグの形状が違うため変換プラグが必要です。
  • 世界で色々あるプラグに対応したユニバーサル電源もありますが、抜けやすかったり接触が悪かったりするため頼りすぎない方がよいでしょう。
  • コンセント差込口の形状は、日本はAタイプ。旅行先にあった変換プラグを用意する必要があり、色々な国を旅行する方には、マルチタイプの変換プラグや変換プラグセットなどもあります。
  • 海外旅行におすすめ変圧器として「BESTEK 海外旅行用変圧器 変換プラグ付き 90V-240V to 100V」があります。
  • 海外赴任の場合、現地の電圧をしっかり調べて、容量の大きな変圧器を用意したほうがよいでしょう。
  • ドライヤー、炊飯器など、海外旅行や海外での利用に対応した家電製品も発売されています。
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