高性能な一眼レフ、ミラーレス、コンデジなどのカメラがどんどん発売されています。そんな中でも、カメラ好きにはフィルムカメラも人気です。

フィルムカメラでも、レトロで個性的な二眼レフカメラも常に人気があります。ここでは、二眼レフカメラとは、二眼レフカメラの写真の特徴、フィルムについての注意やおススメの中古二眼レフカメラなどをご紹介します。明日にでも、二眼レフカメラを手に入れたくなります。

二眼レフカメラとは

二眼レフカメラは、名前の通り2つの眼(レンズ)を持ったカメラのことをさしています。カメラ上部にファインダーがあるのも、二眼レフカメラの特徴でしょう。

上についているレンズは、ビューレンズと呼ばれ、このレンズから入った光がミラーに反射して、覗いているファインダーの映像となります。実際に撮影をする機能は、テイクレンズと言われる下側のレンズがになっています。

光りを取り入れるためのレンズがあり、その光を内部のミラーで90°反射させているので、ファインダーがとても見やすい特徴があります。また、見た目がかわいい二眼レフカメラなので、ロモなどのトイカメラのような写真を期待するかもしれません。

しかし、かつては報道用にも二眼レフカメラが使われていたほど、しっかりした写真を撮れるのが二眼レフカメラです。

二眼レフカメラの写真の特徴

では、二眼レフカメラで撮影できる写真には、どんな特徴があるのでしょう。

ましかくの写真

二眼レフカメラの特徴的な構造上、撮れる写真はましかくになります。2つの違う役目を持つレンズが縦に並んでいるので、カメラを横にして撮影することはできません。それにより、写真がましかくに限定されます。

ましかくの写真は、一般的な長四角の写真よりも印象に残る写真が撮れると言われています。また、二眼レフカメラのましかくの写真をスキャンしてデータ化すると、SNSに投稿しやすいサイズの仕上がりになるでしょう。

自然な写真

二眼レフカメラの写真は、ポートレート撮影にも向いていると言われています。それは、上からのぞくファインダーだからこそでしょう。普通のカメラでは、被写体になる人に撮影者の顔が向いているので、視線を感じてしまい、どうしても緊張してしまいます。しかし、二眼レフカメラのファインダーは上からのぞくので、被写体になる人と撮影者の視線は合うことがありません。これにより、被写体になる人はリラックスできるので、より自然体の写真が撮れるのです。

二眼レフカメラのファインダーは、構造から左右が逆に見えます。使い始めから、左右逆のファインダーに慣れるには少々時間がかかるでしょう。

レトロ感のある写真

今手に入る二眼レフカメラは、ほとんどのものが中古です。二眼レフカメラがもっとも清算されていたのが、1950年代です。そして、二眼レフカメラはレンズ交換をできない特徴もあります。ですから、ほとんどの二眼レフカメラはオールドレンズなので。写真はレトロ感のあるものが撮れるでしょう。

だいたいの二眼レフカメラには、75mmか80mmのレンズ付きです。ほとんどのカメラが中古である二眼レフカメラでは、交換できないレンズのコンディションをしっかり確認して買うようにしましょう。1950年代以降のものなら、レンズかコーティングされているものも多く、傷などが少ないものが見つかりやすい傾向にあります。

二眼レフカメラのフィルムに注意

ほとんどの二眼レフカメラには、120フィルムが使用されます。小さめの一部の二眼レフカメラでは127フィルム、アメリカ製の二眼レフカメラには620フィルムを使うものもあるでしょう。

どの種類のフィルムも、今でもカメラ屋さんでは手に入るフィルムですが、一般的なフィルムカメラの35mmとは違うことを認識してきましょう。35mmフィルムに比べると、120フィルムは細長くてひとまわり大きい見た目です。

120フィルムは、撮影枚数は12枚と少ないのが特徴です。撮影には慎重にならざる得ず、そこが二眼レフカメラのおもしろさという人もいます。220フィルムという種類もあり、カメラによっては220フィルムを入れて、撮影枚数が倍の24枚まで撮れるようにできる二眼レフカメラもあるでしょう。

中古二眼レフカメラのおすすめ

中古の二眼レフカメラを購入しようと考えた時、まず気になるのは相場でしょう。中古なのでコンディションによるのは当然ですが、目安はあります。

一般的な二眼レフカメラで、3万円ほどまででいいものが買えるでしょう。人気機種で7万円ほど、またコンディションがいい希少価値の高い二眼レフカメラなら20万円以上するものもあります。

また、基本的な中古二眼レフカメラの選び方としては、

・レンズのコンディションの確認…傷、くもりだけでなく、カビにも注意しましょう。
・シャッターのスムーズさ…バネとゼンマイで動く機械式シャッターなので、内部の油の状態によって修理が必要なこともあります。
・ファインダーの見え方…内部のミラーが劣化していると、ファインダーが暗いことがあります。

こちらに注意しましょう。
それに加えて、安心して二眼レフカメラを選びたいなら、評判のいい中古カメラ専門店でアドバイスを受けながら、保証つき・整備済みのものを選ぶのもいいでしょう。

ここでは、カメラ好きからも愛される有名メーカーの二眼レフカメラを3つご紹介します。

ローライコード

二眼レフカメラの元祖として名高い「ローライフレックス」という二眼レフカメラと同じメーカー、のちにローライと名前を変えたフランケ&ハイデッケ社の一台です。

フィルムの巻き上げはノブを使うスタイルで、二眼レフカメラのレトロさがますます強調されています。また、巻き上げのたびに手動でシャッターを調整しなければいけませんが、この手間も古い二眼レフカメラのたのしみのひとつになるでしょう。有名メーカーのカメラなので、レンズも評価が高いものが使われています。中古でも、比較的コンディションいものが見つけやすいでしょう。

ヤシカマット124G

日本製二眼レフカメラで、コンディションがいいものが欲しいなら、ヤシカの一台がおすすめです。1980年代まで製造されていた二眼レフカメラで、比較的新しいだけでなく丈夫な構造になっています。

二眼レフカメラでは露出計を搭載していて、中古でもまだ十分に使えるカメラもあるでしょう。また、ヤシカに搭載されているレンズは富岡光学製で、カメラ愛好家の間でも評価の高いレンズです。二眼レフカメラの中でも、描写力が高いでしょう。

フレクサレット

見た目のかわいさから、女子にもおすすめしたい二眼レフカメラは、チェコスロバキア製のカメラです。メオプタというメーカーのもので、フレクサレットにはいくつかのモデルがありますが、6型の外観が特徴的でおすすめです。日本の二眼レフカメラにも大きな影響を与えたというモデルは、見た目だけでなく実用性、操作性も優れています。

二眼レフカメラのまとめ

  • 二眼レフカメラは、名前の通り2つの眼(レンズ)を持ったカメラのことを指しています。カメラ上部にファインダーあるのも特徴でしょう。
  • 二眼レフカメラの写真の特徴には、ましかくの写真である、特にポートレートで自然な写真が撮れる、オールドレンズならではのレトロ感のある写真が撮れるなどがあるでしょう。
  • 二眼レフカメラは使用するフィルムが主に120フィルムで、一般的な35mmフィルムよりも大きめの見た目になっています。また、撮影枚数が12枚と少ないのも特徴です。
  • 中古二眼レフカメラのおすすめには、ローライコード、ヤシカマット124G、フレクサレットなどがあります。