お米を炊くために欠かせないアイテムなのが、炊飯器です。ほかほかの美味しいご飯は、おかずの味を引き立たせることができます。また、自分に合った炊飯器を選ぶことによってお米本来の味も楽しめます。

しかし、生活必需品と言っても過言ではない炊飯器ですが毎年様々な機能を搭載した新製品がどんどん発売されるため、選ぶ際に悩んでしまう人も多いです。

「自分の生活スタイルにぴったりな炊飯器は何だろう?」と考えている人は、意外と少なくありません。炊飯器を購入する場合、用途や機能などをしっかり確認することが大事です。

各家庭で求めている機能などが異なるため、きちんと比較や情報収集をしましょう。そこで今回は、炊飯器の選び方のポイントやおすすめのメーカーなどを紹介します。

炊飯器の選び方

各家庭で、それぞれ適している炊飯器は違います。例えば、食べ盛りの子どもがいる家庭なら炊飯量で選ぶなどする必要があります。

炊飯器を選ぶ場合、主に「炊飯量」「加熱方式」「釜の素材」「機能」をチェックすることがベストです。それぞれ、炊飯器で何を重視しているかによって選ぶポイントも異なるので妥協しないことが大切となります。

次章から、具体的にどう炊飯器を選んでいくかを解説します。

炊飯量に注目した選び方

一度に炊くことができるお米の量をチェックすることは、必須です。少なすぎた場合は、何度も炊くはめになるので手間がかかります。逆に大きすぎたら、設置場所に困る可能性も高いです。

また、最大量でお米を炊いてしまうとべちゃべちゃしたお米に炊き上がる場合もあります。美味しいご飯を食べたいなら、炊飯量をしっかりチェックしたうえで購入しましょう。

そして一度に炊く量を踏まえて、美味しいご飯になるサイズも知っておくことが大切です。下記にサイズの目安も紹介します。

・3合(1合~2合が目安)
・5合(3合~4合が目安)
・1升(6合~8合が目安)

炊飯量を決める場合、家族構成で決めることもできます。

・一人暮らし、夫婦2人(3合)
・4人~5人で構成された一般家庭(5.5合)
・6人以上で構成している2世帯(5.5合~1升)

家族構成で炊飯量を決めると、無駄なく美味しく炊き上がりやすいです。消費量によって炊飯量を選ぶのは、効率が良いと言えます。

加熱方式での炊飯器の選び方

炊飯器は、加熱方式によって炊き上がりが異なります。加熱方式をしっかり吟味することによって、さらに自分好みのお米を食すことが可能です。

炊飯器の加熱方式は、主に「マイコン式」「IH式」「圧力IH式」の3種類あります。それぞれ特徴も違うので、比較しながら選ぶことが大切です。

マイコン式で炊飯器を選ぶと安い

最大の特徴は、価格が安いことです。例えば、一人暮らしで炊飯器にお金をかけられない人やお米に対してこだわりが少ない人に向いています。

シンプルな構造で、メンテナンスやお手入れも簡単なのも魅力です。しかし、底部のヒーターのみで加熱するから炊きムラが発生しやすい・釜が薄いため保温性が優秀ではないと言うデメリットもあります。

安いマイコン式を選んだ場合、8時間以上の保温をするとカピカピのご飯になりやすいので注意しましょう。

IH式で炊飯器を選ぶと粒の経つ米が出来る

釜自体を発熱させて適度に硬さのある炊き上がりになります。粒が立っているお米が好きな人に、特におすすめです。

お手入れが楽・マイコン式ほどではないが価格も安価なものが多いところが魅力だと言えます。つやのあるご飯に仕上がるため、洋食にもぴったりです。

圧力IH式で炊飯器を選ぶと米がもちもちになる

IH式の炊飯器に圧力を加え、高火力で炊くことができます。芯まで熱が通ったふっくらとしてモチモチのご飯は、幅広い世代に人気が高いです。

短時間で炊けるため、忙しい朝でも有効に活用できます。しかし、圧力を調整するためのボールが内ぶたに付いているので掃除がしにくいと言うデメリットも存在します。

タイガーなどのメーカで販売されている上位機種は、ほぼ全て圧力IH式となっています。

自分の用途や好みに合わせて、加熱方式を選びましょう。硬めのお米が好きな人は、圧力IH式よりIH式がおすすめです。

釜の素材で炊飯器を選ぶと炊き上がりが変わる

釜の素材によって、価格や炊き上がりが異なるのでチェックしましょう。釜の素材は、意外とチェックし忘れすることが多いと言われています。

主な素材は、「鉄」「土鍋」「炭」です。それぞれの素材の解説もしていきます。

炊飯器の鉄釜の種類

熱しやすいため、圧力IH式などの高火力で炊き上げる炊飯器に採用されています。効率よく炊飯することが可能なので、栄養と旨味が逃げにくくそのままの美味しさを味わえます。

美味しいご飯を食べたい人は、高価格帯の鉄釜を選ぶことがおすすめです。低価格帯の製品だと、味が劣る・内側のコーティングがはがれやすいデメリットが発生しやすくなります。

炭釜は時間はかかるが安くおいしいコメが炊ける

熱伝導率がかなり高い・遠赤外線効果があることが特徴です。炊飯に時間はかかりますが、安価で美味しく炊き上げることができます。土鍋と同じように衝撃に弱いので、注意することが必要です。

土鍋釜は保温に優れていておこげもおいしい

保温機能に優れています。蓄熱効果が高く、温度が下がりにくいため保温機能を多用する人も美味しいご飯を食べられます。

また、保温にかかる電気代も安く済むうえにおこげもできやすいです。おこげが好きな人や、お米本来のねばりや甘みなどにこだわる人に最適でしょう。

低価格帯でも、美味しさを引き出せると人気があります。

炊飯器の機能も重視するとよい

炊飯器の使い方によって、機能も重視する必要があります。

例えば、米の種類や食感によって火加減を調節する機能(炊き分け機能)や炊飯以外の料理もできる機能(調理機能、パン焼き機能)などの機能が登場しています。

他にもスマホ連携機能や、長時間の保温が可能な真空保温機能など便利な機能があります。

炊飯の必要なサイズ

大は小を兼ねないと言われている家電の1つが炊飯器です。例えば、子供がいる家庭だからと大きな炊飯器が必要と言う訳ではない場合があります。

三食全てを、ご飯にせずにパンにしたり主食を食べない家庭もあるからです。ですから、家族の人数が多いからと必ずしも大容量の炊飯器を購入する必要はありません。

そして「大は小を兼ねない」と言われる最大の理由として、大きな炊飯器で少量炊いても美味しく仕上がるとは限らないことも考慮しましょう。
美味しく炊ける目安は、容量の8割を炊くことです。

大抵の炊飯器では、「ひたし」の段階でどれくらいの量か分からないことがほとんどです。

一部の上位機種ならお米の量によって適切な時間を調整できますが、ほぼお米の量が分からない炊飯器が販売されているため必要なサイズはあらかじめ知っておくことが無難でしょう。

おすすめの炊飯器メーカー

おすすめの炊飯器メーカーは、タイガー・象印・パナソニックです。

幅広い層に支持されているパナソニック、お米の炊きあがりにこだわるタイガーや象印は品質が良いと定評があります。

ですから、炊飯器をメーカーで選ぶ場合はこの3つのメーカーから選べば失敗しにくいです。

おすすめの炊飯器

おすすめの炊飯器を紹介します。

象印 炊飯器 圧力IH式 NP-YT10-VD

価格は、31460円です。

お米の食感が、ほどよい硬さと粘り気で仕上がるうえに旨みもあります。また、お手入れが簡単なのでメンテナンスなども楽です。

手に届きやすい価格ですが、お米本来の味が楽しめます。

タイガー圧力 IH 炊飯ジャーJPB-H102-KU

価格は、22800円です。

デザインがとてもおしゃれなので、インテリアにこだわる人にも適しています。ふっくらとした仕上がり、甘みや旨みがあるご飯を味わえます。機能面も、優れている製品です。

一人暮らしにおすすめの炊飯器

一人暮らしで炊飯器を購入する場合は、サイズで選ぶことがおすすめです。

お米が無駄にならず、美味しく仕上げられます。

タイガーマイコン ミニ炊飯 ジャーJAI-R551-W

価格は、5774円です。

一人暮らしに最適な3合炊きなうえに、電気代をカットできるエコ炊き機能も搭載しています。

安価ですが、炊きムラがない構造になっているため美味しいご飯を楽しめます。

象印マイコン式 炊飯器NL-BB05-TM

価格は、8240円となります。

ふたにヒーターが搭載されているので、炊きムラがありません。玄米や雑穀米などが炊けるだけではなく、パンを発酵させることもできます。

炊飯器についてのまとめ

  • 炊飯器を選ぶ際は、「炊飯量」「加熱方式」「釜の素材」「機能」「炊飯に必要なサイズ」を考慮しましょう。
  • おすすめのメーカーは、タイガー・象印・パナソニックです。
  • 加熱方式によって、お米の食感が変わります。
  • 炊飯器は、一部を除いて大は小を兼ねるとは限らないことも留意することが大切です。