こちらの記事は2018年12月10日の記事を2020年2月4日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・トラックパッドの魅力の項目を新たに追記いたしました。
・トラックパッドの選び方に以下の見出しを追記いたしました。
パッド面積で選ぶ
ジェスチャー操作の種類が豊富なものを選ぶ
・おすすめのwindows対応のトラックパッドを2020年2月4日の情報に更新いたしました。
トラックパッドとは、一般的にPCで使われている「マウス」に代わって使われるポインティング・デバイスで、パッド状の板の上を指でなぞってマウスポインターを動かすことができるPCの入力装置の一つです。
一般的にはノート型PCに搭載されている機能ですが、トラックパッド単体でも販売されていて、外部接続によってデスクトップ型のPCでもマウスと同じように使うことができます。
ここではWindowsでのトラックパッドの設定方法や接続環境、商品の選び方などを紹介していきます。
目次
トラックパッドの魅力
トラックパッドは、様々な動作を指先1つで行える非常に便利な機器です。
本来はキーボードを使用して行う動作も指先1つで行えるため、キーボードを置くスペースがなくても気軽に使用することができます。
また、ワイヤレスであれば配線がなく、机の上もスッキリと片付けることができるため整理整頓されたデスクを使いたい方にもおすすめです。
マウスは手首に負担がかかる恐れがありますが、トラックパッドはその心配もなく疲れを軽減できるでしょう。
Windowsでのトラックパッド基本操作と設定変更
ここではまず、トラックパッドの操作方法や設定方法を見ていきます。
トラックパッドの基本操作
トラックパッドはパネルをタッチし指をなぞればマウスポインターを好きに動かせます。
左右のクリックは「1本指のタップで左クリック」「2本指のタップで右クリック」をそれぞれ操作できます。
トラックパッドの設定方法
トラックパッドの設定変更では、パッドのオン・オフの切り替え、スクロール方向の設定、ジェスチャーのオン・オフの切り替えなどをそれぞれ行うことができます。
Windowsの場合はトップ画面の「スタート」→「設定」→「デバイス」→「タッチパッド」を選択すれば、設定変更を行えます。
トラックパッドの選び方
次にWindows向けのトラックパッドの選び方を項目別に解説いたします。
トラックパッドのサイズや配置スペース
PCの使用場所や状況に応じて選ぶことがポイントになり、その際に重要になるのはトラックパッドのサイズです。
例えば、机の上でキーボードをメインにPCを使うことを想定した場合、少し小さいサイズのトラックパッドを選べば操作がしやすかったり、状況やPCの設置場所によって選びサイズは異なります。
スペースに余裕がある場合は大きめのサイズを、スペースに余裕がない場合は小さめのサイズを選ぶなどして、状況やスペースに適したサイズを選びましょう。
パッド面積で選ぶ
トラックパッドは自分の手と同じぐらいのサイズを選ぶのがおすすめです。
また、マウスの代わりに使用したい場合はパッド面積が広いものを選びましょう。
パッド面積が広いと、ジェスチャー操作がしやすく、効率よく作業を進めることが可能になります。
自分の用途に合わせてパッド面積を考えるとよいでしょう。
ジェスチャー操作の種類が豊富なものを選ぶ
トラックパッドを購入する際は、最低でも10種以上のジェスチャーができるものがおすすめです。
ジェスチャーは様々な指示を指の動きだけで行うことができるため、作業効率の向上にもつながります。
また、少々ジェスチャーとは異なりますが、タッチペン機能の付いたものなどを購入すれば簡単なイラストを描いたり、文字を書くことも可能です。
作業の効率化や便利さを求める場合は、ジェスチャーの充実度で選ぶのもよいでしょう。
有線・無線 接続方式で選ぶ
トラックパッドの接続方式は大きく分けて2種類あり、「有線タイプ」と「ワイヤレスタイプ」があります。
ワイヤレスの中には「USBポートを受信して接続する」ものや「Bluetooth接続」を利用して受信するものまであります。
USBポートを使用するタイプは、USBポートが必要になるため、事前にUSBポートの数を把握しましょう。
また、Bluetoothタイプのものは、PCにBluetooth受信機能が付いていないと使えないので、こちらも事前に自分のPCがBluetoothに対応しているかを確認しましょう。
自分のPCのOSを確認する
選んだトラックパットがどのOSに対応しているかも重要なポイントとなります。
いくら高性能で使いやすいトラックパッドを購入したところで、自分の所有しているPCに対応していなければ意味がありません。
最近発売されているWindows用のトラックパッドであれば、そのほとんどがWindows8・Windows10に対応しています。
購入の際には必ず事前に自分のPCのOSを確認した上で、それに適したトラックパッドを購入しましょう。
ワイヤレスには2種類の給電方式がある
こちらはワイヤレスタイプに必要な確認事項で、ワイヤレスタイプのトラックパッドには電池式と充電式の給電方式があります。
以下に各給電方式の特徴をまとめました。
電池式トラックパッドの特徴
- 完全ワイヤレスが可能
- 外出先で電池が切れても電池交換すればすぐに使える
これらの特徴があります。
電池式のトラックパッドはケーブルに繋ぐ必要が全くないので、完全ワイヤレスで使うことができ、また出先で電池が切れたとしても、コンビニや100均ショップなどで電池を購入すれば、その場ですぐに使うことができます。
しかしその反面、電池を入れることで重量感が増し、予備の電池を常に所持しておく必要があります。
電池タイプは単三電池や単四電池、ボタン式電池などさまざまあります。
充電式トラックパッドの特徴
- 電池交換の手間がいらない
ケーブルに繋いで充電するので、電池交換の手間がいりませんが、結局繋ぎっぱなしで使っているケースが多いため、ワイヤレス感はあまりありません。
どの給電方式を選ぶかは、使用頻度や使用状況などを想定し、それに適した給電方式のワイヤレスタイプのトラックパッドを選びましょう。
トラックパッドの使い心地やクリックの反応
トラックパッドは指で直接使用するため、使い心地やクリックの反応は重要なポイントになります。
トラックパッドに使われている素材は、樹脂性からガラス製のものまでさまざまあり、自分が指でタッチした際に、触り心地が良くて使いやすそうなものを選びましょう。
また、クリック感は、ネットショップなどの口コミや、購入レビューなどを参考にすればわかりやすいです。
おすすめのwindows対応のトラックパッド
以下ではおすすめしたいwindows対応のトラックパッドを紹介していきます。
Richer-R ワイヤレスキーボード 2.4GHZワイヤレス接続
- メーカー Richer-R
- 対応OS Windows/iOSなど
- 接続方式 USBポート無線受信
- 給電方式 電池式
- サイズ(梱包) 27 x 10.4 x 2.1 cm
キーボードとトラックパッドが一体化しているワイヤレストラックパッドです。
WindowsやiOSなど幅広いOSに対応しているため、非常に使い勝手が良いです。
また、タッチパッドの部分は簡単な操作でテンキーに切り替えることもできるため、臨機応変な対応が可能となっています。
トラックパッドとキーボード、両方の機能が欲しいという方におすすめの商品でしょう。
Jelly Comb USB トラックパッド タッチパッド T055
- メーカー Jelly Comb
- 対応OS Windows 7/Windows 10
- 接続方式 USBケーブル接続
- サイズ(梱包) 15 x 10.6 x 2.6 cm
Windows 7/Windows 10に対応している有線式のトラックパッドです。
4本指までのジェスチャーが可能で、クリックなどの基本操作はもちろんのこと様々なジェスチャーが可能となっています。
耐久性に優れたアルミニウムを使用しているため、触り心地もよく快適に使用することができます。
有線であるため、充電や電池交換が必要ない点もおすすめです。
マルチジェスチャータッチパッド PL603
- メーカー ライテック
- 対応OS Windows7/Windows10
- 接続方式 USBケーブル接続
14種のジェスチャーに対応したトラックパッドです。
Windows7/Windows10に対応しているため、Windowsユーザーの方におすすめの商品となっています。
USBケーブルを接続することで使用でき、電池交換や充電切れの心配もありません。
また、トラックパッドの表面はサラサラと滑らかな加工がされており、使い勝手もよいでしょう。
サンワダイレクト タッチパッド 400-MA128
- メーカー サンワダイレクト
- 対応OS Windows 10・8.1・8・7/macOS 10.12~10.14・Mac OS X 10.3~10.11
- 接続方式 USBケーブル
- サイズ 約W120×D110×H10.6mm
13種のジェスチャーに対応した有線式のトラックパッドです。
薄型で軽量なため、出張先や旅行先などの持ち運びにも便利でしょう。
Macに使用する場合は基本的なマウス操作しかできませんが、Windowsの場合は複雑な動きにも対応しておりおすすめです。
サイズも比較的小さいため、デスクの幅を取ることなく快適に利用できるでしょう。
Windows対応トラックパッドまとめ
- 自分が使っているPCのOSを確認し、それに適した対応OSのトラックパッドを選ぶ。
- PCの設置場所、トラックパッドの配置場所から、トラックパッドの適性サイズを確認し、その中から商品を選ぶ。
- 接続方式や給電方式、使いやすさや機能性など、使用頻度や状況に合わせて、それに適したトラックパッドを選ぶ。
- 選ぶポイントをまとめて、自分にとってバランスの良いトラックパッドを選んで購入することが重要です。