こちらの記事は2019年01月24日の記事を2020年06月01日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・ロジクールおすすめキーボードを2020年06月01日の情報に更新いたしました。
そこでこの記事では、ロジクールのキーボードの特徴や選び方、おすすめのモデルを解説します。
PCを快適に操作する上で重要なのがキーボードです。
キーボードの配列や打ちやすさなどによって、タイピングの速度にも変化が起こります。
キーボードを販売しているメーカーは数多くありますが、その中でもトップクラスの人気を誇るのがロジクールです。
ロジクールのキーボードは、パソコン用からゲーミングキーボードまで幅広く取り揃えられているのが特徴です。
この記事を読むことで、ロジクールのキーボードについて知り、自分に合ったキーボード購入の検討ができます。
目次
ロジクールとはそもそもなにか?
ロジクールとは、パソコンの周辺機器を販売している企業です。
ロジクールは、マウスやキーボード、PCスピーカーなど幅広いカテゴリで、国内に限らずアメリカでシェア1位になるほどの人気を誇っています。
キーボードだけでなく、マウスやトラックボールなど、PCを使用する方に欠かせない製品も数多くラインナップされており、最近はスマホやタブレットに関連している製品も多数販売しています。
基本的に使い勝手やデザイン性を重視したモデルが多いのも、ロジクールのキーボードの特徴です。
ロジクールのキーボードの特徴
ロジクールのキーボードの主な特徴は、「指のフィット感を重視したインカーブキー」を搭載したモデルや、「ワイヤレスでの通信の遅延や欠落が起こりにくい」モデルが多いことです。
インカーブキーとは、キーの中央にくぼみがあるキーボードのことです。
くぼみがある事で、指のフィット感や打鍵感を快適にするという効果があります。
フィット感などが高いと、タイピングミスを減らしたり、長文入力でも指先が疲れづらかったりするなどのメリットもあります。
通信に関しては、独自のワイヤレステクノロジーである「LIGHTSPEED」により、ワイヤレスキーボードでありがちな通信の遅延や欠落を抑えているのが特徴です。
ロジクールのキーボードの選び方
ロジクールのキーボードを選ぶ際は、「接続方式」「キースイッチ」「配列」「打ちやすさ」がポイントです。
以下のポイントを踏まえることで、より自分に合ったモデルを購入することができます。
接続方式で選ぶ
ロジクールのキーボード選びでは、接続方式を踏まえるのがポイントです。
接続方式には、「有線接続」「Unifyingレシーバー接続」「Bluetooth接続」の3つがあります。
接続方式によってレスポンスの速度などが変わるため、しっかり確認して選ぶ必要があります。
それぞれの接続方式の特徴は以下の通りです。
有線接続
有線接続は無線接続と違い、通信が安定していることが特徴です。
ケーブルにより通信タイムラグなども起こりにくいため、長文を素早くタイピングする方や、ゲーマーの方におすすめです。
Bluetooth接続
Bluetooth接続はUSBポート不要で、スマホやタブレットでも使用が可能です。
しかし、通信が不安定になることもあるため注意が必要です。
Unifyingレシーバー接続
Unifying(ユニファイング)とは、ロジクール独自の無線通信規格です。
レシーバーをUSBポートに差し込むだけで簡単に使うことができます。
また、Bluetooth非対応のデバイスにも使用可能で、ペアリング不要などの利点もあります。
ワイヤレス接続であるため、Bluetooth接続のように、通信が不安定になる事もあることに注意が必要です。
キースイッチの感覚で選ぶ
キースイッチの感覚で選ぶのもポイントです。
キーの構造は、打鍵感に深い関わりがあります。
主なキースイッチは、「メンブレン式」「パンタグラフ式」「メカニカル式(接点接触式)」「メタニカル式(静電容量無接点式)」の4つです。
以下の4つのキースイッチの特徴を踏まえることで、より自分の好みなキーボードを選ぶ事ができます。
メンブレン式
メンブレン式は、押されたキーをシリコンキャップで押し戻す構造です。
注意点として、キーボードの中央をきちんと押しこまないと反応しない事がある事があげられます。
メンブレン式式には安価なモデルが多いですが、長時間タイピングをすると指が疲れやすい事に注意が必要です。
パンタグラフ式
パンタグラフ式は、シリコンキャップの周辺にパンタグラフ(接触を通じて電力を収集する装置)を設置しています。
ノートPCで使用されることが多く、キータッチが軽いことが特徴です。
メカニカル式(接点接触式)
メカニカル式は、キーを金属のバネで押し戻す構造で、打鍵感が独特な事が特徴です。
キーが下に落ちるような特殊なタッチ感覚ですが、慣れると使いやすいという人も少なくありません。
メタニカル式(静電容量無接点式)
メタニカル式は、メカニカル式(接点接触式)と打鍵感自体が同様です。
しかし、キーを押した際に物理的に接触する部分が無いため、タイピング音がかなり静かなことが魅力です。
キーボード配列で選ぶ
キーボード配列で選ぶのもポイントです。
キーボードの配列は、日本語配列(JIS配列)と英字配列(US配列など)の2種類が存在します。
配列によって記号キーの位置が違うため、初めて使う配列だと、どこになにがあるかわからず、慣れるまでタイピングが上手くいかなくなりがちです。
また、英字配列のキーボードの場合、日本語表記・文字変換がない事に注意が必要です。
基本的に、今まで使っていた配列が同じキーボードを購入するほうが無難でしょう。
打ちやすさで選ぶ
打ちやすさで選ぶのもポイントです。
打ちやすさに関連しているのは、キーピッチやキーストロークです。
キーピッチとは、キーと隣にあるキーの中央から中央までの距離をさします。
一般的なキーピッチは、18.5~19mmです。
コンパクトサイズであれば15mm程度の場合もありますが、キーピッチが小さすぎると、入力がしにくくなりやすいため注意が必要です。
基本的には、キーピッチが18mm以上あるモデルを選ぶほうが無難でしょう。
また、キーを押し込む深さを表すキーストロークは、デスクトップPCの場合は約4mm、ノートPCであれば約2~3mmが主流です。
キーストロークが適切でない場合、手が疲れやすくなったり、ミスタイピングが増えたりする恐れがあります。
打ちやすさを重視する場合は、キーピッチとキーストロークを合わせて確認するとよいでしょう。
ロジクールのおすすめキーボード
Logicool G913-LNは打鍵感がよく素早く入力可能
Logicool G913-LNは、薄型のメカニカルキースイッチを採用により、打鍵感が良く、浅いキーストロークにより高速で入力することができます。
格闘ゲームやFPSなど、素早い反応が求められるゲームなどで活用できるでしょう。
ワイヤレス接続は2種類から選ぶことができ、遅延を抑えた独自のLIGHTSPEEDワイヤレスと、通常のBluetooth接続をボタン1つで切り替えることができます。
遊ぶゲームや、端末によって接続を使い分けることができます。
また、キーボードには約1,680万色もの発色が可能なライトがついていることも特徴です。
好きな色で光らせたり、ゲーム内のアクションと自動連動できたりするため、より没入感のあるゲームプレイが可能です。
Logicool K275はテンキー付きでありながらコンパクト
Logicool K275は、テンキー付きでありながらも、押しやすく省スペースなカーブ型スペースバーにより、コンパクトな本体サイズを実現しています。
キー上部には、8個のホットキーがついており、接続やメールチェック、音楽の再生・停止などをワンボタンで行えるのは便利でしょう。
省エネ性能も備えており、ON/OFFスイッチや自動スタンバイ機能を使うことにより、約2年間電池交換なしで使用できます。(使用環境・状況によって異なります。)
耐水設計により、飲み物をこぼしてもこぼれづらいのは安心でしょう。
Logicool KX800 MX KEYSは安定性や精確性が高い
Logicool KX800 MX KEYSは、安定性や精確性を重視して作られた薄型ワイヤレスキーボードです。
指先の形に沿って球状にくぼんだキーにより、キーのどこを打っても滑らかなキーストロークを実現しています。
また、手を近づけるとキーのバックライトが点灯するため、明かりの少ない作業環境でも文字が識別しやすいのも魅力です。
バッテリー面では、4時間でフル充電が完了し、バックライト有りだと10日間、バックライト無しでの使用では約5か月間もバッテリーが持続します。
ロジクールのキーボードについてのまとめ
- ロジクールとは、PCの周辺機器を販売している企業です。ロジクールのキーボードの主な特徴は、「指のフィット感を重視したインカーブキー」と「ワイヤレスでの通信の遅延や欠落が起こりにくい」ことです。
- ロジクールのキーボードを選ぶ際は、「接続方式」「キースイッチ」「配列」「打ちやすさ」を確認する必要があります。
- 接続方式には、有線接続・Bluetooth接続に加えてロジクール独自の無線通信規格「Unifying(ユニファイング)」が存在します。
- キースイッチには、「メンブレン式」「パンタグラフ式」「メカニカル式(接点接触式)」「メタニカル式(静電容量無接点式)」の4つがあり、打鍵感に大きく関わっています。