加筆修正箇所
・MP3プレーヤーの選び方に曲を入れる方法で選ぶを追記いたしました。
・下記の項目を2020年5月14日の情報に更新いたしました。
SONYのおすすめMP3プレーヤー
MP3プレーヤーのおすすめ
最近注目を集めているハイレゾ音源からMP3音源まで幅広いファイル形式に対応しているのが、MP3プレーヤーです。
スマホで音楽を楽しむこともできますが、アプリなども保存する場合が多いのでデータ容量が気になるということも少なくありません。
MP3プレーヤーは、音楽専用の機器となっているためスマホでありがちなデータ容量の問題も解消することが可能です。また、音楽を再生することに特化しているので、基本的にスマホより音質も優れています。
MP3プレーヤーの需要は高いため、商品のラインナップも豊富です。
しかし、多種多様な商品の中から自分に合うMP3プレーヤーを選ぶことが難しいと感じる場合もあるでしょう。そこで今回は、MP3プレーヤーに焦点を当てて解説していきます。
目次
MP3プレーヤーとはそもそもなにか?
MP3プレーヤーは、簡単に言うとMP3形式で記録されている音楽のデータを再生できる携帯音楽プレーヤーです。
スマホと違い、音楽再生に特化した機器であるため、たくさんの音楽を保存することができます。また、再生リストを作ることも可能です。
シャッフル再生機能、擬似ハイレゾなど音楽に関する機能が多彩なのもMP3プレーヤーの特徴です。
サイズもコンパクトで軽量なので、持ち運びにも適しています。
MP3プレーヤーのメリットはシンプルさ
MP3プレーヤーのメリットは、必要のない機能や回路がないことです。
それによって、音楽再生に目的を絞っていないスマホよりも高音質な音楽を聴くことができます。しかもMP3プレーヤーは、商品によって圧縮音源をハイレゾ音源相当にできる機能も搭載されていることもあります。
他にも、内蔵メモリが大きい商品ならたくさんの音楽を保存可能、そしてスマホよりロングバッテリーな商品も数多いです。音楽に関しての機能は、スマホより多機能なのもMP3プレーヤーの魅力でしょう。
MP3プレーヤーの選び方
メモリで選ぶ
MP3プレーヤーは、メモリーを内蔵していることがほとんどです。
一般的なメモリ容量は、8GBと16GBとなっています。さらに安い商品だと4GB程度なことも少なくありません。高額なMP3プレーヤーであれば、64GB~256GBの場合も多いです。
内蔵メモリーがない商品のときは、別途でmicroSDカードを購入する必要があります。内蔵メモリーがない、または内蔵メモリーだけでは容量が足りないという場合、microSDカードなどを使いデータを拡張できる商品を選びましょう。
機能で選ぶ
搭載している機能が多機能であるほど、価格が高額になる傾向があります。人気のある機能は、Bluetoothの無線接続機能やノイズキャンセリング機能などです。
特に搭載している機能によって、音質にも影響することがあるので留意しましょう。
ウォークマンで有名なSONYだと、擬似ハイレゾを作ることができる「DSEE HX」が有名です。
音質で選ぶ
MP3プレーヤーを購入するうえで、一番重要だと言っても過言ではありません。
MP3プレーヤーは、スマホより余計な回路などがないので音質が優れていることが多数です。
しかし、商品によって音質が異なっているため、音質にこだわる方はメーカーなどもしっかり確認しましょう。
基本的に高音質なMP3プレーヤーを購入したい場合は、CD以上に音源のデータ情報量が多く、より原音に近い音を楽しむことができるハイレゾ音源に対応している商品がおすすめです。
また、音質に影響する機能(「DSEE HX」機能や「ノイズキャンセリング機能」)が搭載されているMP3プレーヤーも、良いでしょう。特にノイズキャンセリング機能があれば、周囲の雑音を軽減できるのでさらに高音質の音楽を楽しむことが可能です。
曲を入れる方法で選ぶ
MP3プレーヤーに曲を入れる方法として、パソコンにCDなどの音源から曲を取り込み、MP3プレーヤーに同期するというのが一般的です。
商品やメーカーによっては、専用の無料ソフトをダウンロードする必要があるため、購入の際にあらかじめチェックしておきましょう。
また、Wi-Fiと接続できる商品であれば、スマホで音楽を購入するのと同じ手順で曲の購入ができます。
パソコンを持っていない方は、CDなどから曲を直接入れることができるダイレクト録音機能を搭載した商品がおすすめです。
自分の環境などを考慮して選ぶとよいでしょう。
SONYのおすすめMP3プレーヤー
SONY NW-A105
SONY NW-A105は、ハイレゾ音源に対応しており、本体に転送された曲だけでなく、ストリーミング配信サイトの曲なども高音質で楽しめる商品です。
ノイズを徹底的に除去してくれるS-Master HXと呼ばれるフルデジタルアンプが内蔵されているため、迫力のある低音から細かい音まで臨場感のある音楽を体感できます。
Bluetoothなどでワイヤレス接続をした場合、従来の商品では音が劣化してしまうなどのデメリットがありましたが、ワイヤレス接続でも安定した高音質を楽しめるLDAC(TM)に対応しているため、接続方法に関係なく高音質な音楽を聴けます。
本体のメモリ容量は16GBですが、microSDメモリーカードを使用することで容量の拡張が可能です。
また、Google Playストアに対応しているため、好きなアプリをダウンロードし、音楽を更に楽しめるでしょう。
SONY NW-ZX507
ソニー NW-ZX507は、ノイズの少ない音が再生可能な端末です。
これは左右の音を分離することができるバランス出力に対応しているため、クロストーク(左右の信号の混信)を極力減らすためです。
一般的な音質の曲をAI技術を駆使して解析し、ハイレゾ級の音質に向上させてくれるDSEE HX(TM)という機能も搭載されています。
NW-ZX507はWi-Fi接続にも対応しています。
そのため、Apple musicなどの音楽サービスアプリから直接曲をダウンロード、ストリーミング配信を利用し曲を聴くなどパソコンがない方でも音楽を楽しめるでしょう。
また、音楽の再生を停止してから一定時間が経過すると本体の電源を自動オフしてくれる自動電源オフ機能や、一部機能を制限することでバッテリーを長持ちさせてくれるバッテリーセーバーモードなど、バッテリー面の機能も充実しています。
約6.5時間の充電で最大約20時間連続で使用できるため、使用時間が長い方にもおすすめです。
MP3プレーヤーのおすすめ
Astell&Kern AK-SR25-MS
Astell&Kern AK-SR25-MSは、Ultra Low Noise Filterと呼ばれる新しいオーディオ回路を採用することで、高解像度の音を遅延することなく再生してくれます。
LDACコーデックに対応しているため、ハイレゾ音源をワイヤレス接続で快適に楽しめるでしょう。
また、Android 9.0をベースとした最新のシステムを常に最適化してくれるため、安定した動作を実現しています。
約2.5時間の充電で従来製品の約6倍にもなる21時間の連続再生を可能にしているため、長時間音楽を楽しみたい方にもおすすめです。
アルミを使用したスタイリッシュなデザインの本体はオシャレな印象を与えるでしょう。
Shanling SHANLING Q1
Shanling SHANLING Q1は、75×62×16.5mmとMP3プレーヤーの中でも非常にコンパクトなサイズ感で、外出時にも持ち運びしやすいでしょう。
1940~1950年代のデザインや流行を参考にしたレトロな雰囲気を採用しており、パステルカラーで丸みの帯びたデザインは女性におすすめです。
ESS Sabre ES9218PというDACチップを内蔵しているため、ノイズを最低限に抑えながら、高出力のヘッドホンでも満足のいく音楽を楽しめます。
また、約2時間の充電で最大約21時間の連続再生ができるロングバッテリーが内蔵されています。
シリコン製の保護ケースが付属しているため、本体に傷を付けたくない方でも安心して利用できるでしょう。
MP3プレーヤーについてのおさらい
- MP3プレーヤーは、MP3形式の音楽データを再生できる携帯音楽プレーヤーのことです。
- スマホよりも、音楽再生に特化しているため音質が優れていることが多くなっています。また、擬似ハイレゾを楽しめたりデータ容量が大容量の商品も豊富です。
- MP3プレーヤーの選び方は、「メモリ」「機能」「音質」をチェックすることです。特に音質は、MP3プレーヤーを購入するうえで必ず確認する必要があります。
- メモリを増やしたい場合は、microSDカードに対応している商品を選びましょう。
- 音質に影響する機能(「DSEE HX」機能や「ノイズキャンセリング機能」)が搭載されているMP3プレーヤーが、おすすめです。