こちらの記事は2020年10月20日に加筆修正いたしました。

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ここでは、「サウンドカード(サウンドボード)」についての説明や、おすすめのサウンドカードの紹介をします。

パソコンの音質に興味のある方や、これからこだわってみたい方、FPSゲームなどで少しでも相手より優位に立ちたいなどといった方は、この記事を読むことで、自分のスタイルに合ったサウンドカードを選ぶことが出来ます。

そもそもサウンドカードとはなにか?

サウンドカードとは、パソコンやゲーム機の音声の入出力機能を付加または強化する拡張用の回路基板のことで、各種音源を出力するパーツです。

サウンドカードの存在意義は時代の変遷とともに変化しており、昔のパソコンは、サウンドカードを取り付けなければ音声自体が出力されなかったため、パソコンを組み立てる上でサウンドカードを取り付けることが必須でした。

一方で、現代のパソコンはオンボードと言われ、マザーボードにサウンドチップが搭載されているため、サウンドカードを取り付けなくても音声自体は出力されます。

音声を出力させるために搭載するものだったものが、現代では音声出力において様々な付加価値を持つハードウェアを指しています。

簡単に言えば、音を自分のスタイルに合わせて最適化できる機器であり、映画鑑賞やゲームプレイなどを楽しむ際に、より臨場感がありリアルな音源を楽しむことができる機器が、サウンドカードであるとイメージすればわかりやすいでしょう。

サウンドカードのメリット

音質が良くなる

サウンドカードを取り付けることで、ノイズの混じらないクリアな音声になります。

サウンドチップが搭載されているマザーボードは、パソコンの構成要素のハードウェアのほぼ全てが接続されている心臓部であるため、様々な電気信号が飛び交っています。

オンボードのサウンドチップの場合はこの影響を受けてしまい、ノイズが入ってしまいますが、サウンドカードの場合はノイズが入る心配は少なくなるため、よりクリアなサウンドを楽しむことができます。

同時発生音が増える

サウンドカードを取り付けることで、同時に発生する音の数や音の種類を増やすことが可能です。

特にFPSやTPSと呼ばれる3Dのアクションゲームで真価を発揮します。

ゲーム自体に臨場感が出るのはもちろん、敵や味方の足音やリロードの音が聞きやすくなったり、5.1chなどの多チャンネルに対応したスピーカーをあわせて使う事で、音の発生源の方向がより把握しやすくなります。

サウンドカードの選び方

ステレオミックスできるか

ステレオミックスとは、パソコンの音声を録音する機能です。

この機能がサウンドカードに搭載されている場合は、専用のソフトウェアを導入しなくてもパソコンの音声が録音できるので、ゲーム実況やネット配信を音声付きで行ったり、Skypeの録音などができます。

種類で選ぶ

サウンドカードは、大きく分けて内蔵タイプと外付けタイプの2つに分類されます。

  • 内蔵タイプ
    内蔵タイプは、PC内部のマザーボードに直接接続するタイプで、処理領域が大きいモデルが多いことや端子の種類が豊富なことなどがメリットです。
    内蔵タイプがゆえに、ノイズを広いやすいといったデメリットもあるため、選ぶ際はノイズ除去機能が搭載されたモデルを選ぶとよいでしょう。
  • 外付けタイプ
    外付けタイプは、USBなどを使って外から接続するタイプで、内蔵タイプとは異なり増設する必要がないため簡単に使うことが出来ます。
    ノイズに強く音質が良く、ミキサー機能やサラウンド機能など、機能性に優れたモデルが多いことなどがメリットです。
    サウンドカードでは主流のタイプですが、端子数が少ないモデルも多いため、選ぶ際は端子の数にも注目するとよいでしょう。

入出力(インターフェイス)で選ぶ

サウンドカードは、使用されている入出力端子(インターフェイス)によって、接続する方法やプラグ、機能などが異なります。

インターフェイスをチェックする際は、「アナログ出力端子」「デジタル出力端子」「入力端子」の3つに注目するとよいでしょう。

  • アナログ出力端子
    アナログ出力端子は、デジタル信号で入力された音声データを、アナログ変換して出力する端子で、スピーカーやイヤホンなどから直接音を出すタイプの端子です。
    端子にはミニプラグやRCAなど複数の種類があるため、アナログ端子を使用する際は、接続機器のプラグのチェックを行う事が大切です。
  • デジタル出力端子
    デジタル出力端子は、音声データをデジタル信号に変換して出力するタイプの端子で、光デジタル出力や同軸デジタル出力などが該当します。
    使用する際には接続先の機器と、PC出力のサンプリングレートを合わせる必要があります。
  • 入力端子
    入力端子は、アナログ入力ではアナログデータの録音やマイクを使ったSkypeの利用などに必要となり、デジタル入力では音響機器からの音声信号を受け取る際に必要となる端子です。
    アナログ入力では、マイク入力が複数あれば切り替えて使用できたり、デジタル入力では受け取った音声信号をサウンドカード内部で、デジタルからアナログへ、アナログからデジタルへなどに変換する際に使用します。

機能で選ぶ

サウンドカードを選ぶ際は搭載されている機能にも注目するとよいでしょう。

  • サラウンド機能
    サラウンドとは音楽の再生方法のひとつで、スピーカーを自分の周りに配置したような「立体的な音響効果」を可能にする機能です。
    音が自分を包み込むように再生されるため、より臨場感ある音を、ゲームや映画などで楽しむことが出来ます。
  • ステレオミックス
    パソコンの音声を録音する機能で、この機能がサウンドカードに搭載されている場合は、専用のソフトウェアを導入しなくてもパソコンの音声が録音できます。
    ゲーム実況やネット配信を音声付きで行ったり、Skypeの録音などができます。

音質で選ぶ

サウンドカードの音質を計る際は、S/N比の数値がひとつの目安となり、これはS(シグナル)とN(ノイズ)の比率を表した数値です。

SN比が高いほどノイズの影響が小さく、低いほどノイズの影響が大きくなるため、数値が高いほど高性能なサウンドカードです。

耐久性で選ぶ

サウンドカードは、使用することで熱を持つため、耐久性の確認も大事です。

耐久性が高ければ故障が発生しにくいことはもちろん、再生される音も安定しやすいという特徴があります。

選ぶ際はサウンドカードの耐久性もあわせてチェックするのがおすすめです。

ヘッドセットやスピーカーのチャンネル数を合わせる

多チャンネルの音声を楽しむためには、サウンドカードが対応している必要があります。

せっかく5.1chや7.1chのスピーカーを導入しても、サウンドカードが対応していなければ意味がありません。

お手持ちの製品やこれから導入予定のヘッドセットやスピーカーと、チャンネル数を合わせたサウンドカードを選ぶ事が大切です。

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性能の見方

商品選びの参考になるように、サウンドカードの性能の見方を簡単にご説明します。

SN

S(シグナル)とN(ノイズ)の比率を表した数値のことで、単位は「dB(デシベル)」です。

SN比が高いほどノイズの影響が小さく、低いほどノイズの影響が大きくなりますので、この数値が高いほど高性能なサウンドカードになります。

周波数特性

そのサウンドカードが出力可能な周波数の帯域のことで、単位は「Hz(ヘルツ)」です。

サンプリング周波数

音声をデジタル信号にする際に、1秒間に何回データをサンプリングするかという数値で、単位は「Hz(ヘルツ)」です。

この値が高いほど音質は良くなりますがデータ量は大きくなります。

量子化ビット数

音声をデジタル信号にする際に、何bitのデータとして変換するかを示したものです。

この値が大きいほど音質は良くなりますがデータ量は大きくなります。

サウンドカードのおすすめ人気モデル:外付けモデル

Creative Sound BlasterX SBX-G6はFPSに特化した品

大人気だったら前モデルから更に進化し、PS4やSwitchなどのゲーム機にも高いレベルで対応したハイパフォーマンスな外付け型サウンドカードです。

特にFPS用に特化しており、リロードや足音などの音をハイライトして敵の位置を把握し易くする「スカウトモード」が搭載されているのも特徴です。

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SteelSeries GameDac 61370はゲーム用の品

SteelSeires GameDACは、ゲーム用としてデザインされた、ハイレゾ対応のUSB DAC/アンプです。

有機ELディスプレイが搭載されているため、外部ソフトウェアが必要になりがちな設定やコントロールを、この製品のみで行うことが出来ます。

PS4で使用する際にも、音量調節やChatMixの調整、イコライザやサイドトーン、サラウンド機能などの多くの設定機能を、PCなしで使用できます。

Creative Sound Blaster SB-XFI-SR51V3は手軽に使える

Creative Sound Blaster SB-XFI-SR51V3は、手軽なUSB接続で、5.1chマルチチャンネル環境を作れることが魅力の品です。

ヘッドホンやステレオスピーカーであっても、バーチャルなサラウンド作り出します。

音楽などのステレオコンテンツも、5.1ch環境により臨場感を高めてくれます。

ハイレゾ24bit/96kHz対応の高音質なのも魅力です。

再生リダイレクト(ステレオミックス)にも対応しているため、ネット配信用やネットカラオケ用にも最適です。

サウンドカードのおすすめ人気モデル:内臓モデル

ASUS Xonar SEは没入感あるサウンドが魅力

ASUS Xonar SEは、192kHz / 24ビットで、5.1チャンネル再生対応のサウンドカードです。

詳細な音と、明確な低音により、没入感のあるサウンドを提供する300Ωヘッドフォンアンプが内蔵されています。

様々な調節を行うためのXonar Audio Centerソフトウェアは、直感的なインターフェースで扱いやすいのも特徴です。

独自のテクノロジーにより、高いノイズブロッキング性能や、音の歪みとクロスオーバー干渉を減らしてくれます。

Creative Sound SBX-AE5-BKはFPSゲームで優位に立てる

Creative Sound SBX-AE5-BKは、左右チャンネルが独立したアンプを持つ製品です。

高音質ヘッドホンアンプである「Xamp」を搭載しているため、1Ωのヘッドホンアンプ出力インピーダンスで、16Ω~600Ωのヘッドホンが使用できます。

ダイレクトヘッドホン出力にも対応しているため、ハイレゾをより高音質で楽しむことが可能です。

ソフトによりカスタマイズ可能なライトアップは、1680万色の豊富な色幅を表現可能で、サウンドカード本体のにあるロゴをライトアップしてくれます。

「Scout Radar」の機能では、音だけでなくビジュアルでも音源の位置を把握する事が出来ます。

スマートフォン用アプリを実行する事で、アプリ上にレーダースクリーンで、音源の方向や距離を表示することが可能です。

サウンドカードのまとめ

  • サウンドカードとは、パソコンやゲームの音声の入出力機能を強化するための、拡張用のハードウェアです。
  • サウンドカードには、マザーボードに取り付ける内蔵型と、USB端子に取り付ける外付け型があります。
  • 2000~3000円前後の安価なサウンドカードでも、オンボードと比較すると大きく音質や音の拡張性が高まりますので、興味のある方はこれを機に是非購入を検討してみて下さい。