加筆修正箇所
・安いデジタルカメラの選び方に撮像素子で選ぶを追記いたしました。
・安いデジタルカメラのおすすめを2020年5月18日の情報に更新いたしました。
デジタルカメラは、参入しているメーカーが多く製品のラインナップも豊富です。一眼レフカメラやミラーレス一眼レフカメラよりも、使い方が簡単なので一度は使ったことがあると言う方も多いでしょう。
価格帯も幅広く、性能やメーカーによって価格設定が大きく異なっていることも珍しくありません。そのため、高級なデジタルカメラだけではなく、高コスパなデジタルカメラもすぐに見つけることができます。
一方、デジタルカメラの種類が非常に多いので、購入する際にどれを選ぶべきかお悩みの方もいるでしょう。安くてコスパが良いデジタルカメラを選ぶには、相場や選び方のポイントなどを知っておくことがベストです。
そこで今回は、安いデジタルカメラの選び方などを詳しく紹介・解説します。是非、参考にしてください。
目次
そもそもデジタルカメラとはなにか?
デジタルカメラが台頭してきたのは、2000年前後です。つまり、他のデジタル機器よりも比較的歴史も新しいと言えるでしょう。
一般的に、デジタルに画像の処理を行っているカメラを、デジタルカメラと呼ぶのが正しいとされています。しかし、一眼レフカメラやミラーレス一眼レフカメラと区別されることが大半です。
ですから、基本的にデジタルカメラ=コンパクトカメラと表現するのがほとんどとなります。
デジタルカメラの相場
デジタルカメラは、価格帯が幅広いです。通常は、1万円前後の低価格なデジタルカメラから、4万以上の高級デジタルカメラに二分されていると考えられます。
今までのデジタルカメラのボリュームゾーンは、2万円から3万円前後と言われていました。なお、最近ではボリュームゾーンにも変化が起こっており、結果的に相場が二分されています。
1万円前後のデジタルカメラは、画質が悪い・画素数が少ないとイメージが悪い方も少なくありません。しかし、最近のデジタルカメラは、性能面が向上・機能も充実と高コスパな製品も多いです。
また、2万円から3万円前後のデジタルカメラが値崩れし、1万円前後になることもあります。ですから、価格が安いから粗悪品と間違った認識をしないように注意しましょう。
安いデジタルカメラの選び方
手ブレ補正で選ぶ
手ブレ補正は、デジタルカメラに慣れていない初心者ほど必須になる機能と言えるでしょう。実は、手ブレ補正の有無によって、デジタルカメラの価格が変化します。
近年のデジタルカメラの性能の向上のおかげで、手ブレ補正がない製品も条件次第で綺麗に撮影することが可能です。
しかし、性能が向上した今でも、ブレのない写真や室内や暗部での撮影をするなら手ブレ補正のあるデジタルカメラが適しています。
なるべく綺麗な写真を撮りたい方やデジタルカメラをめったに使わない初心者の場合は、手ブレ補正が搭載されたデジタルカメラがおすすめです。
ズーム倍率で選ぶ
ズーム倍率は、価格に影響しにくいポイントです。1万円前後のデジタルカメラであっても、5~10倍ズームの製品を手に入れることができます。
最近では、12倍のデジタルカメラも発売されているため、良い写真を撮りたい方はズーム倍率も要チェックです。一般的には8倍前後の製品が多数となっています。
焦点距離で選ぶ
デジタルカメラを購入する場合、広角側の焦点距離は必ず確認すべきと言っても過言ではありません。
特にSNSに積極的に写真を投稿している場合、広角側の焦点距離が短いほうが撮影がスムーズでしょう。例えば、室内での撮影や自撮りをすることが多いなら、広角側の焦点距離が短い製品が最適です。
基本的に、焦点距離が短いほどワイドな撮影ができます。
撮像素子で選ぶ
デジタルカメラで綺麗な写真を撮影したい場合は、撮像素子が大きいものを選ぶとよいでしょう。
撮像素子は被写体の光を画像データに変換させる能力で、イメージセンサーとも呼ばれています。
撮像素子が小さくなると画像が荒くなってしまうため、綺麗で高画質な写真を撮影したい方は購入の際に撮像素子のサイズをチェックするのがおすすめです。
しかし、撮像素子のサイズが大きい商品は高価なものが多いため、予算も考えながら購入を検討してみましょう。
おすすめのメーカー
CANON
カメラといえば、CANONが真っ先に思い浮かぶ方も多いでしょう。
カメラのトップメーカーなので、プロ向けの一眼レフカメラから安価なデジタルカメラまで幅広く取り揃えられています。
また、デジタルカメラに力を入れており、一眼レフカメラと同様の機能(画像処理エンジンとレンズ技術)が搭載された高性能な製品が多数です。
Nikon
Nikonは、CANONと並んで知名度が高いメーカーです。
一眼レフカメラに限らず、デジタルカメラのラインナップもかなり豊富となっています。
多機能な高級モデルから低価格のシンプルなデジタルカメラまで、たくさんの種類が販売されています。安いデジタルカメラが欲しい場合にも、おすすめのメーカーです。
CASIO
CASIOは、最初にデジタルカメラを販売したとされる、高性能な製品に定評のあるメーカーです。
デジタルカメラの性能がかなり高いと言われており、撮影可能枚数の多い製品やハイスピード動画機能が搭載された製品など、他のメーカーより進んだ技術力を持っています。
先進的で、高機能なデジタルカメラを求めているなら要チェックなメーカーです。
メーカーによって特徴や力を入れている機能が違うので自分に合ったデジタルカメラが欲しい場合は、先にメーカーを確認するのもおすすめです。
安いデジタルカメラのおすすめ
CANON IXY200
CANON IXY200は、光学8倍ズームに対応しており、プログレッシブファインズームを使用すれば高画質な状態で16倍までズームすることができます。
人物などの被写体を適切な大きさになるよう自動で調節してくれるオートズーム機能や、約0.22秒でピントを合わせてくれる高速オートフォーカス機能など撮影に役立つ便利機能が豊富に付いています。
手ブレなどを抑えて撮影できるデジタルISや、ジオラマのような写真を撮影できるジオラマ風など撮影コースも多彩で、様々な写真に挑戦可能です。
高画質と優れた機能を両立させながら、約1万2千円台と安価で購入できるため、初めてデジカメを購入する方にもおすすめです。
Nikon COOLPIX W150
Nikon COOLPIX W150は、水深10mまで耐えることができる防水性と1.8mの落下実験にも耐えた耐久性を備えたカメラです。
両手でしっかりと握れるデザインをしているため、子供も使いやすく、親子で使用できるでしょう。
機能面では、光学3倍ズームとダイナミックファインズーム6倍と高画質のままズームを行えるため、被写体が人の場合でも綺麗に撮影可能です。
また、水中での撮影に適した設定を自動で行ってくれる水中でとるモードや、水中でも顔をはっきりと撮影してくれる水中顔フレーミングなど水中撮影におすすめの機能が豊富に揃っています。
コダック PIXPRO FZ43
コダック PIXPRO FZ43は、有効画素数が1600万画素と高画質を実現しながら、従来製品よりも顔認識の精度が上がり、人間を被写体とした撮影に向いています。
広角27mmレンズを採用しているため、範囲の広い写真を撮影することができるのはもちろんのこと、超広角な動画の撮影も可能です。
また、電子式の手ブレ機能が付いているため、手ブレしやすい状況でも手ブレを防ぎ、綺麗な写真を撮影できるでしょう。
単3乾電池で動くため、電池を持ち歩いていれば充電切れにもすぐに対応できます。
デジタルカメラについてのまとめ
- デジタルカメラとは、画像をデジタルに処理するカメラ全般のことです。ただし、ミラーレス一眼レフカメラなどと区別するために、デジタルカメラ=コンパクトカメラと表記する場合があります。
- デジタルカメラの相場は、1万円前後~4万円以上と幅広いです。最近のデジタルカメラの技術は向上しているので、1万円前後でも性能が良い製品が増えています。
- 購入する際は、「手ブレ補正の有無」「ズーム倍率」「焦点距離」を必ず確認しましょう。
- 自撮りなどを行う機会が多いなら、広角側の焦点距離が短い製品が向いています。
- おすすめのメーカーは、「キャノン」「ニコン」「カシオ」です。