こちらの記事は2019年1月31日の記事を2020年10月19日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・下記の項目を更新いたしました。
容量400L~500Lほどで新婚さんにおすすめの冷蔵庫
容量500L以上で新婚さんにおすすめの冷蔵庫
新婚さんのご家庭の白物家電選びは 将来の家族構成も見据えることが大切です。
一般的に冷蔵庫の耐久年数はエアコンと並んでとても長く、約10年だといわれています。
その間にお子さんが生まれたりと、家族の人数が増えることも大いに考えられます。
白物家電の中でも特に大型である冷蔵庫は、設置場所もとり目立つ存在です。
この記事では新婚夫婦におすすめしたい冷蔵庫をご紹介いたします。
目次
新婚さんの冷蔵庫の選び方
存在感のある冷蔵庫は、インテリアに馴染む製品を選ぶこともポイントとなります。
今回は新婚さん向け冷蔵庫の選び方にフォーカスし、おすすめ製品と共にご紹介いたします。
機能性はもちろん、ご家庭の将来を見据えたライフスタイルにぴったりの一台を選びましょう。
必要容量で冷蔵庫を選ぶ
人数別に冷蔵庫の必要容量をご案内します。
新婚さんなどお二人家庭なら200リットル、3人で300リットル、4人で400リットルというように一人当たり100リットルと考えるとわかりやすいです。
これを目安にすると 新婚家庭だと200リットル容量の冷蔵庫がぴったりですが、将来お子さんが生まれて家族が増えることが考えられるので、初めからファミリーサイズを購入することをおすすめします。
冷蔵庫は「大は小を兼ねる」の考え方に当てはまる家電です。
容量によって消費電力も大きいと思いがちですが、実際は意外と変わらないものなので 大きめの冷蔵庫を選ぶ方が何かと便利です。
お二人のご家庭で共働きであれば 週に一度まとめて買い出しに行くことも多いと思います。
そんな時 下ごしらえしたものや作り置きしたもの、多めの野菜などをたくさんストックできる400リットル以上の冷蔵庫が何かと重宝します。
消費電力は容量よりも、むしろ型式やメーカーによって変わってくるためパンフレットや販売員さんに確認することをオススメします。
サイズと置き場所で冷蔵庫を選ぶ
冷蔵庫のサイズは先に述べた通り、ファミリータイプの大きめサイズを購入されることをおすすめします。
けれど大き過ぎて 設置した場所でドアを開ける事ができない!などとならないように、ドアのオープンスペースも考慮したサイズ選びが重要です。
また、冷蔵庫の冷やす仕組みは 中に入っているものから熱を奪って放熱板から熱を放出することで食材を冷やしています。
そのため 放熱板が壁や天井に近すぎると 熱を逃しきれず電力消費も余計にかかってしまう事になるのです。
放熱板の設置箇所は製品によっても違うため 冷蔵庫を購入する際は サイズと共に冷蔵庫のどこに放熱板があるのかも併せて確認して下さい。
扉の開き方で冷蔵庫を選ぶ
冷蔵庫の扉の開き方は大きく分けて3タイプです。
片開き:(右ドア)右利きの人や左側に壁があるキッチンで使いやすいタイプです。ドアは右側に開きます。
(左ドア)左利きの人や右側に壁があるキッチンで使いやすいタイプです。ドアは左側に開きます。
観音開き:中央部分から両開きで開けるタイプのドアです。
このタイプを選べば間取りを気にせず設置できるため、家具の配置換えや引っ越し先でも便利です。
両開き:ドアは一枚なので観音開きとはまた違った仕様です。
左右どちら側からでも開く事ができるため、設置場所を選ばずドアの開閉場所にも困りません。
スペースに余裕がないキッチンにおすすめのドアタイプです。
冷蔵庫の搬入経路の確保も考えよう
冷蔵庫を搬入する際には、経路の確保が絶対条件となります。
経路とは、エレベーター・ドア・廊下・階段・玄関ドアなどの事で、冷蔵庫本体(幅・高さ共)の寸法プラス10cmは必要です。
また、経路の寸法を計測するポイントは、玄関はドアノブ部分の出っ張りは差し引きます。
階段も手すり部分は差し引くなどの出っ張った部分があればその分経路幅は狭くなることを意識して計測して下さい。
けれど螺旋階段などは搬入が難しくなるので、不安があればやはり事前に経路の見積もり依頼をする方が安心です。
どんな機能がついているか
寿命は約10年の冷蔵庫ですが、ここ10年間で省エネ化が著しく改良されている家電の一つでもあります。
なので新婚のご家庭で、お二人のいずれかが元々お使いだった冷蔵庫のご利用を考えているなら、思い切って新しく買い換える方が節電を考えるとコスパがいいです。
その消費電力は、10年前の3分の1になっています。
また 冷蔵庫の大容量化とサイズダウンに成功しており、冷蔵・冷凍機能も大きく進化しています。
主要メーカーの最上位モデルでは、鮮度を保つのが難しい野菜の鮮度保持を可能にした製品が出ているので、共働きなどで買い置きする事が多いご家庭などには大変便利で優秀な機能です。
容量400L~500Lほどで新婚さんにおすすめの冷蔵庫
東芝 VEGETA GR-S460FZ
東芝 VEGETA GR-S460FZは、容量が461Lで、冷蔵室にうるおい冷気を出すことで、冷蔵室内の湿度を約85%に保ち乾燥を防いでくれます。
野菜室に野菜を入れれば、購入してすぐの状態のまま約1週間保存することができ、糖度はもちろんのこと、ビタミンCやカロテンなどの栄養素を壊さず守ることが可能です。
また、チルド室には、-4℃の大風量冷気で食材の芯まで一気に冷やしてくれる速鮮チルドモードと、冷凍食材を約30分で包丁で切れる程度まで解凍してくれる解凍モードの2種類が付いています。
スマホの専用アプリを使用すれば、冷蔵庫の食材をリストで確認できたり、運転状況を確認できるなど様々な便利機能を使用可能です。
パナソニック NR-FV45S6
パナソニック NR-FV45S6は、エコナビ機能を採用しており、1週間の生活リズムや収納量に合わせて自動で節電を行ってくれる商品です。
冷蔵庫本体に複数のセンサーが付いているため、細めな節電を実現してくれます。
冷蔵室や野菜室は奥まで全開できる仕様となっており、食品を大量に収納しても見やすい状態を作ることが可能です。
節電に特化しているため、電気代を節約したい新婚の方におすすめです。
容量500L以上で新婚さんにおすすめの冷蔵庫
シャープ SJ-AW50F
シャープ SJ-AW50Fは、野菜室やチルド室にプラズマクラスタ―を発生させることで、常に清潔な状態を保ち、鮮度を長持ちさせてくれます。
約60℃までの食材であれば、冷凍室にそのまま入れることができ、美味しい状態を持続することができます。
また、すぐに冷凍したい食品がある場合はおいそぎ冷凍機能を使用することで、通常の約3倍のペースで冷凍可能です。
無線LAN機能に対応しており、音声による献立提案や、操作が可能なため、日々の暮らしがより便利になるでしょう。
日立 R-HW52N
日立 R-HW52Nは、約-1℃で凍らせずに肉や魚を美味しい状態のまま保存できる特鮮氷温ルームが付いており、乾燥などによる傷みを防いでくれます。
ラップなしでも従来の製品と比較して、そのままの状態で保存可能です。
野菜室に搭載されているプラチナ触媒が、野菜から放出されるニオイ成分などを分解することで、栄養が減少するのを抑えてくれます。
幅が約65cmとスリムな形状でありながら、520Lと大容量で多くの食材を収納可能です。
新婚夫婦の冷蔵庫のまとめ
- 冷蔵庫は400ℓ以上がおすすめ
- 容量によって消費電力が大きく変わらない冷蔵庫は、将来の家族設計も見据えたファミリータイプを選ぶ
- 熱を放出するための放熱板の設置箇所を確認し、放熱スペースの確保を考えて購入する
- 狭いスペースに設置するなら 両開きタイプドアがおすすめ
- 観音開きタイプの扉は、間取りを気にせずどんなタイプのキッチンにも合う
- 搬入経路をきちんと測定し、冷蔵庫を運べるスペースがあるか購入前の事前確認が必須
- 高級感を求めるならガラス扉の冷蔵庫を選ぶ