こちらの記事は2019年3月15日の記事を2020年10月19日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
タイトルを変更
・無線LAN中継器の選び方に親機の通信規格に近いものを選ぶという項目を追記いたしました。
・無線LAN中継器のおすすめを更新いたしました。

スマートフォンやタブレットを使っていると、いつのまにかデータの通信量が契約プランのリミットを超えてしまい、パケット通信料金がかかったり、通信制限で動画再生がカクカクになったりすることがあります。

モバイル端末のユーザーにとって、パケット料金のアップや通信制限は拷問レベルの苦痛といっても過言ではありません。
それを解消できる方法のひとつが、Wi-Fi(ワイファイ)の電波を使った無線LANです。

自宅でインターネットの光回線とWi-Fiルーターを利用している方は、その電波をスマホやタブレットで受信すれば、インターネットをどれだけ利用しても、モバイルのデータ通信量に影響することはありません。
Wi-Fiが届きにくい場合は、中継器を経由することで受信エリアを拡大することができます。

「中継器?そんなものがあるの?」
という方のために、ここでは無線LANのWi-Fi電波を強める中継器について解説します。

無線LAN中継器とは

最近はパソコンやスマホはもちろん、テレビやゲーム機、デジカメなどインターネットを利用するIoT機器が増えています。
そのIoTを一般家庭で実現するのが無線LANですが、Wi-Fi という無線LANの電波は家具や壁などの障害物に弱く、発信源の親機(ルーター)から離れると急激に弱くなるという欠点があります。
電波が弱いと通信速度が低下して、インターネットを快適に利用できなくなります。

そこで通信を安定させるために、親機と受信端末の中間地点で電波を増幅して橋渡しするのが、無線LANの中継器です。
家庭用のWi-Fi中継器は比較的安価で、設置や設定も簡単です。自宅のWi-Fiの受信状態を改善したい方には、いちおしの便利なアイテムです。

無線LAN中継器のメリット

もしも無線ルーターだけで安定した高速通信が可能なら、中継器は無くてもだいじょうぶですが、屋敷が広く部屋数が多い田舎の旧家や、多層階の住宅では、家具や壁などが障害物となり、無線LANルーターの電波が届きにくいエリアが生じます。

そのような住まいでは、ルーターを交換したり場所を変えたりしても、完全には改善できません。

そこで、親機の電波が快適に届くエリア内に中継器を設置して、親機の電波を増幅し橋渡しすることで受信エリアを拡大すれば、家中でインターネットを快適に利用できるようになります。それが無線LAN中継器のメリットです。

親機について

無線LAN中継器の役目は、親機のルーターのWi-Fi電波を受信して増幅し、より遠くまで届けることにあります。
したがって受信エリアの拡大は可能ですが、通信速度を親機より速くすることはできません。
逆にいえば親機がいくら高性能でも、中継器の性能が悪いと高い通信速度を望むことはできません。
中継器を経由する場合、最終的な通信速度は中継器の性能で決まります。
したがって親機と中継器の性能が違いすぎると、その差が無駄になってしまいます。
中継器は親機と同レベルか、それ以上の性能を備えたモデルを選びましょう。

無線LAN中継器の選び方

中継器を選ぶ場合、いくつか重要なポイントあります。ここではLANポートの有無と、電源供給のタイプについて解説します。

有線LANポートの有無で選ぶ

無線LAN中継器は、基本的に受信エリアを拡大するアイテムですが、機種によっては有線用のLANポートを備えたモデルもあります。

LANポートがあれば、無線LAN(Wi-Fi)に非対応の古いパソコンでも、有線でインターネットに接続できるメリットがあります。
Wi-Fi非対応のパソコンも併用したい方は、LANポート付きの中継器を選びましょう。

電源で選ぶ

無線LAN中継器は、電源ケーブルをコンセントに差し込んで給電する据え置きタイプと、内蔵の電源プラグをコンセントに直挿しするコンパクトタイプがあります。

直挿しタイプは、中継器の設置場所にコンセントがある場合は理想的ですが、そうでなければ延長ケーブルが必要になります。
またコンセントの形状によっては、隣のコンセントに干渉してふさいでしまう可能性もあります。
中継器を購入する際は、性能だけでなくサイズや形状も確認しましょう。

親機の通信規格に近いものを選ぶ

無線LAN中継器や、無線LANルーターには通信規格というものがあり、通信速度を向上させる上で非常に重要な要素となります。

無線LAN中継器の性能を最大限に発揮するためには、親機の通信規格と同等、もしくはそれ以上である必要があります。

親機の通信規格よりも下回るものを選んでしまうと、速度が落ちる可能性が高いです。

そのため、無線LAN中継器を購入する際は、親機の通信規格をあらかじめチェックしてから購入するようにしましょう。

メーカーで選ぶ

NEC

日本を代表する電機メーカーのNECは、「Aterm」の商品名で、Wi-Fiルータやモバイルルータをはじめ、各種製品をラインナップしています。
価格は全体としてやや高めになりますが、性能の良さと信頼性の高さでは他の追従を許しません。

アイ・オー・データ(I-O DATA)

「I-O DATA」のブランドで知られる株式会社アイ・オー・データ機器は、コンピュータの周辺機器を製造販売する電機メーカーです。
無線LAN製品もラインナップが豊富で、中継器にも定評があります。

バッファロー(BUFFALO)

パソコンマニアにはおなじみの「BUFFALO」ブランドを展開する株式会社バッファローも定評ある電機メーカーのひとつです。
無線LAN中継器にも力を入れており、据え置き型の高性能モデルとコンセント直挿しのコンパクトモデルをラインナップしています。

エレコム

株式会社エレコムは、「ELECOM」のブランド名でコンピュータの周辺機器を製造販売している日本のIT機器メーカーです。
無線LANの関連機器は「ELECOM」の主力商品のひとつで、中継器もタイプや性能別にラインナップしています。

無線LAN中継器のおすすめ

I-O DATA DX1300EXP

I-O DATA DX1300EXPは、I-O DATA独自のメッシュ機能を搭載しているため、元々設置してある親機とこちらの商品2台を接続し、網目状のメッシュネットワークを築くことで親機だけでは電波の届かなかった場所にWi-Fiを届けることが可能です。

メッシュネットワークを使用したい場合は、I-O DATA独自のメッシュ機能を搭載している親機が必要になるため、購入の際には注意しましょう。

通常の無線LANとしても使用できるため、他社のルーターなどと接続することでWi-Fi使用エリアを拡大できます。

コンセントに挿すだけですぐに使用でき、難しい設定なども一切必要ないシンプルな無線LAN中継器です。

バッファロー WEM-1266WP

バッファロー WEM-1266WPは、親機と安定した通信を行いたい部屋の中間に設置することで速度の速い通信を安定して行うことができます。

設置する際に専用アプリを使用して、中継が可能かどうかを判断できるため、設置場所を間違えることなく確実に設置できるでしょう。

ひかりTV 4Kなどの、4Kに関するコンテンツも楽しめます。

また、親機を含めた10台まで中継器を追加することが可能です。

TP-Link RE200

TP-Link RE200は、他社製の親機と接続しても安定した高速通信を行うことができます。

この商品によって、Wi-Fiエリアを拡大した部屋でも高画質の動画の視聴やファイルのダウンロードを問題なく行うことが可能です。

ルーターとの接続状況をLEDライトで色ごとに表示してくれるため、接続状況が一目でわかるでしょう。

また、Tetherという専用アプリを使用すれば、中継器の設定や管理をいつでもスマホで行えます。

NETVIP WiFi 無線LAN中継器

NETVIP WiFi 無線LAN中継器は、コンセントに接続し、簡単な設定をするだけでWi-Fiの電波が通らなかった部屋に快適な通信速度を提供できます。

300Mbpsもの高速通信を安定した状況で行えるため、中継器を介している部屋であればいつでも安定した通信を得られるでしょう。

ワンタッチで設定を行うことができ、早急に使用したい場合にもおすすめです。

バッファロー WEX-1166DHP2/N

バッファロー WEX-1166DHP2/Nは、5GHzと2.4GHzの同時利用が可能となっており、多くの機器を同時に接続できます。

テレビなどにも接続することができ、高速無線化することが可能です。

据え置きはもちろんのこと、コンセントに直接挿すこともできるため自分の使いやすい方法を選べます。

従来の製品よりも約1.6倍の速度で快適にネットワークを利用できます。

アライドテレシス 3910R AT-TQm5403

アライドテレシス 3910R AT-TQm5403は、送信ビームフォーミングに対応しているため、利用している親機の位置を特定することで安定した電波を送信することが可能です。

MU-MIMと呼ばれる複数の端末の処理を同時に行える機能など、安定した通信環境に必要な機能が豊富に揃っています。

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無線LAN中継器まとめ

  • 無線LANの電波が弱い場合は、中継器で受信エリアを拡大することができます。
  • 無線LAN中継器には、コンパクトなコンセント直挿しタイプと、高性能の据え置きタイプがあります。
  • Wi-Fi非対応のパソコンを使う場合は、LANポート付きの中継器が便利です。
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