こちらの記事は2021年6月8日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
扇風機の選び方
手持ちタイプ・首掛けタイプ
価格やメーカーで選ぶ
おすすめの扇風機(リビングファン)
おすすめの扇風機(タワーファン)
この記事では、扇風機の種類や、実際に選ぶ際のポイント、おすすめの商品などを解説します。
暑さ対策として昔からおなじみの扇風機ですが、現代ではさまざまな種類があり、それぞれ特徴も違います。
この記事を読むことで自分に合った扇風機購入の検討が出来ます。
目次 [非表示]
扇風機の主な種類
リビングファンタイプ
リビングファンタイプは、昔からおなじみの羽根を回転させて風を発生させる扇風機です。
一般的に「扇風機」といえばこのタイプのことで、現代では、さまざまなメーカーから多種多様なモデルが発売されています。
メーカーや価格、機能で選んだり、デザインや大きさなども豊富なラインナップから選ぶことができるのがメリットであるため、どなたにでもおすすめできる扇風機です。
タワーファンタイプ
タワーファンタイプとは、ファンが内蔵されている縦型の扇風機です。
タワーファンタイプは「縦型でスリム」なのが一番のメリットで、狭い場所でもスペースをとらずに設置でき、オフシーズンの収納場所にも困ることがありません。
デザインでもおしゃれなモデルが多く、ファンが内蔵されているため、小さな子供がいるご家庭や、犬や猫などを飼っているご家庭でも安心して使えるといったメリットもあります。
一方で、リビングファンタイプと比べると風量が控えめで、モーター音も大きくなりがちといったデメリットもあるでしょう。
構造上、清掃がしにくいといった点や、上下左右の角度調整にそれほど自由が効かないことも、用途によってはデメリットとなる点です。
手持ちタイプ・首掛けタイプ
ハンディファンとしてもスタンドファンとしても使える2WAY。カラビナ付きで持ち運びも便利。
安心の日本ブランドdietz(ディーツ)の最新式カラビナハンディファン。
短く角度調整しにくい→長く角度調整しやすい。
芯線は新型航空機用複合材を採用し、耐屈曲疲労性に優れており、折り曲げても強度が落ちにくい。
ファンとアームの接続部がさらに頑丈。
壁掛けタイプ
壁掛けタイプとは、名前の通り、壁に掛けて使用するタイプの扇風機です。
商店などの壁に設置されているのをよく見かけるでしょう。
床に設置しないため場所はとりませんが、一度設置すると手軽に設置する場所を変えることはできません。
このため、導入の際は、「具体的な用途」や「使用する場所」を事前に決めておく事が重要です。
卓上タイプ
卓上タイプは、オフィスでも人気の小型タイプの扇風機です。
卓上タイプは主に、自宅やオフィスのデスクの上や周辺に設置して使用します。
設置方法は、デスクや足元など平らな場所に設置する「置き型」と、スペースをとらない「クリップ型」の2種類があります。
現代ではエコブームで、自宅やオフィスでエアコンの温度設定を控え気味にしているケースも多いため、デスクワークのおともにもおすすめです。
扇風機とサーキュレーターとの違い
扇風機が直接人を冷やすために使うのに対し、サーキュレーターは「空気を循環」させることが目的です。
サーキュレーターが起こす風は「遠くまで届く直線的な風」であることが特徴で、エアコンと併用する場合に真価を発揮します。
現代では、サーキュレーターの機能がついている扇風機も多く発売しており、サーキュレーター機能付きの扇風機であれば、あまり暑くない日は「扇風機」として使い、猛暑の日は効率よく「エアコンと併用」するなどの使い分けも可能です。
扇風機の有名メーカー
日立
日立は、昔から時代のニーズにあわせた製品を発売している大手国内メーカーです。
2013年からはDCモータータイプの扇風機も発売しており、気軽に購入にできる安価なものから、高性能な製品まで幅広いラインナップとなっています。
ダイソン
羽根のない扇風機や特徴のある掃除機などで、家電界のトレンドリーダーとしても有名なイギリスに本社を構える電気メーカーです。
デザイン性も高く、スタイリッシュな扇風機をお探しの方におすすめです。
パナソニック
確かな製品と信頼・実績で、長年愛され続けている大手国内家電メーカーです。
シンプルなリビングファン型の扇風機から、球体タイプのものやウォルナット製の「世界一高い扇風機」など、個性的なモデルも多く発売しています。
ニトリ
ニトリは、北海道に本社を構える大手インテリア家具メーカーです。
「お、ねだん以上」のキャッチコピーの通り、お手頃価格な家電を多く発売しており、シンプルなリビングファン型から、タワー型、卓上タイプまでコストパフォーマンスの高い扇風機を豊富に取り揃えています。
扇風機の選び方
次に、実際に製品を選ぶ時のポイントを紹介します。
モーターをDCタイプにするかACタイプにするか決める
最近では、DC(直流)モーターの扇風機が注目されています。
従来のAC(交流)モーターの扇風機と比較すると、省エネでモーター音も小さく、風量調整も細かく設定可能とメリットも多いですが、製品自体の値段が高いといった特徴があります。
冷暖房との併用や、お風呂上りなど1年中扇風機を使いたいといった方や、寝室での使用でできるだけ音が小さい扇風機をお探しの方は、DCモーターの扇風機がおすすめです。
種類やデザインで選ぶ
用途に応じて扇風機の種類を選ぶ事が重要です。
シンプルで風量のできるだけ大きい扇風機が欲しい場合はリビングファンタイプを、おしゃれな空間にできるだけ省スペースで設置したい場合は、タワーファンタイプを選ぶなど、用途に応じた扇風機を選択しましょう。
機能性で選ぶ
最近では高機能な扇風機も増えています。
シンプルな家電である扇風機ですが、首振りや風量調整、タイマーなど最低限の機能に加え、風量自動調整機能や、サーキュレーター機能が備わっている扇風機もあります。
また、リモコンの有無や風量調整はどの程度細かくできるかなど、必要に応じて機能性を購入前によく確認することが重要です。
特に安価な卓上扇風機は風量が物足りなかったり、風量調整ができなかったりするため注意が必要です。
価格やメーカーで選ぶ
扇風機には。低価格のものから高価格のものまで様々な種類があります。
低価格のものだと1000円台で売られていることもあり、非常に安く購入できるでしょう。
しかし、機能の面などで劣ることもあるため、購入する前に必ず他の項目もチェックするのがおすすめです。
高価格のものでは万単位で売られているものもありますが、値段の分、機能が優れているため、機能面にこだわりがある方におすすめです。
また、有名なメーカーの商品は保証がメーカー保証が付いている場合が多いため、安心して長く使用した場合は有名メーカーの商品を購入するのもよいでしょう。
おすすめの扇風機(リビングファン)
日立 扇風機 リモコン付 風量4段階 8枚羽根 やさしい微風(うちわ風) 減灯&消音 HEF-130R
おやすみ時などシーンによって選べる減灯&消音 表示部が暗くなり、操作音が消える
微風(うちわ風)から強風まで選べる風量4段階 シーンに合ったお好みの風量を微(うちわ風)・弱・中・強の4段階から選べる。
Beautitec Magic Fan F450
Beautitec Magic Fan F450は、本体の首を360°回転させることができるため、部屋全体に均一に風を届けることができる商品です。
羽根部分に流体状の7枚羽を採用することで、体に負担がかかりにくい柔らかな風を出すことができ、風の抵抗を減らすことで優れた静音性を実現しています。
モーター部分には、ムラを生むことなくスムーズに回転速度を切り替えることができるブラシレスDCモーターを採用しており、本物の風に近い風を体感可能です。
また、自然風モードを選択すれば、体を冷やし過ぎない自然な風を受けることができるため、人工的な風が苦手な方でも安心して使用できるでしょう。
1~7時間の範囲でタイマーを設定できるため、睡眠時にも問題なく使用可能です。
自然な風を自宅でも体感したい方におすすめの商品となっています。
おすすめの扇風機(タワーファン)
スリーアップ TF-T1911PK
スリーアップ TF-T1911PKは、直径20cm以上のスペースがある場所であれば、比較的狭い場所でも問題なく設置できるスリムでコンパクトな商品です。
液晶画面に部屋の温度が表示されるため、部屋の温度を考慮した温度調節を簡単に行えます。
風量の調節や、自動の首振り機能など、使用する上で便利な機能も充実しています。
また、離れた場所からでも、付属のリモコンを使用すれば操作できるため、その場から動きたくない方でも快適に使用できるでしょう。
ピンク色で可愛らしい印象を与えることができるため、インテリアに彩りを加えたい方にもおすすめです。
アイリスオーヤマ 扇風機 タワーファン スリム 左右自動首振り 風量3段階 タイマー付き メカ式 TWF-M73
アイリスオーヤマ 扇風機 タワーファン スリムは、【省スペース】場所をとらないスリムな本体。リビング・キッチン・脱衣所等あらゆる場所にスッキリおさまり左右65°の範囲で首振り運転で快適。
黒(ブラック)と白(ホワイト)のシンプルなデザイン。図書館より静かな37dB。
日立 スリム扇風機 タワーファン DCモーター 風量6段階 うちわ風 内部スイング リモコン付き HSF-DS500C
日立 スリム扇風機 HSF-DS500Cは、内部で回転を行う内部スイングを採用しており、約55°の回転を本体が首振りすることなく行えます。
微風(うちわ風)から強風まで選べる風量6段階 シーンに合ったお好みの風量を微風(うちわ風)から強風まで、6段階。
首振り動作が気にならない内部スイング 内部スイング(約55°)だから、首振り時に本体が回らない。
温度センサーで室温に合わせて風量切替 室温を感知し「つよめ」「よわめ」の2つのモードで自動的に風量を切り替え。
扇風機の種類とおすすめ製品についてのまとめ
- 扇風機は大きく分けて「リビングファン」「タワーファン」「壁掛け」「卓上」の4つタイプがあり、それぞれ特徴や用途が異なります。
- 最近ではDC(直流)モーターの扇風機が人気で、従来のAC(交流)モーターの扇風機と比較すると、省エネ・静音・高価であることが特徴です。
- 実際に商品を購入する際は、用途にあった扇風機の種類を選ぶことはもちろん、風量の微調整や首振り角度などの機能性や、目的や用途に応じたモーターの種類を選ぶなど、購入前によく検討することをおすすめします。