こちらの記事は2018年11月8日の記事を2020年2月14日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・小型冷蔵庫の選び方に、サイズで選ぶの項目を追記いたしました。
・おすすめ小型冷蔵庫をタイプ別に紹介の項目を2020年2月14日の情報に更新いたしました。
こちらの記事は、2020年2月14日に更新した記事を2020年7月6日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・おすすめ小型冷蔵庫をタイプ別に紹介を2020年7月6日の情報に更新いたしました。
ここでは、一人暮らしの方や、事務所などに最適な小型冷蔵庫の選び方、おすすめの商品などを紹介します。
一人暮らしや、ちょっとしたオフィスなど、食材をあまり保存する必要がない場合におすすめなのが小型冷蔵庫です。
この記事を読むことで、自分に合った小型冷蔵庫選びの検討が出来ます。
目次
そもそも小型冷蔵庫とはなにか?
大きさの違い
最もわかりやすい違いは、大きさの違いです。
一般的な冷蔵庫である大型タイプは、キッチンに置くのが一般的ですが、小型冷蔵庫は寝室や居間などの設置に適しています。
大型タイプの冷蔵庫の場合、家族で使うことを前提としているため、容量の大きいものが必要です。
日々の料理に直結する台所に設置するのが一般的です。
しかし、小型冷蔵庫の場合は寝室や居間などプライベート空間で使用するため、大きな容量は必要ありません。
1人か2人分の飲食物が保存できるサイズで十分でしょう。
目安はドアの枚数とL数
小型冷蔵庫の大きさの目安は、1ドア~2ドアの100L未満の冷蔵庫が一般的ですが、使用目的や商品によっては、さらに小型化された冷蔵庫もあります。
飲料だけを保存することを目的とした小型冷蔵庫であれば、「1ドアタイプの50Lサイズ」といった冷蔵保存専用の小型冷蔵庫から、「2ドアタイプの50Lサイズ」といった、冷蔵・冷凍対応の小型冷蔵庫も存在します。
小型冷蔵庫の選び方
置き場所を確認して選ぶ
一般的な冷蔵庫や小型冷蔵庫に限らず、冷蔵庫を購入する際は、事前に冷蔵庫を置く場所を確認する必要があります。
冷蔵庫は、仕組み的にコンプレッサーを稼働させて冷蔵庫内部を冷やすため、冷蔵庫の背面から放熱します。
上記の理由から、冷蔵庫を設置する際は、冷蔵庫から放熱される熱を逃がすため、冷蔵庫背面にスペースを設ける事が必要です。
冷蔵庫を購入の際は、必ず冷蔵庫を置く場所をあらかじめ想定し、十分なスペースが確保できることを確認してから、適したサイズの商品を選ぶ事が大切です。
大きさとドアの数で選ぶ
冷蔵庫の利用人数や、何を主に冷やすのかによって、選ぶ冷蔵庫は決まってきます。
小型冷蔵庫の場合は、主に「一人暮らしの方」「事務所などオフィスで使う」などといった目的の方が購入することが多く、リッター数や、ドア枚数で選ぶのが一般的です。
事務所などのオフィスで使う場合は、飲料などをメインに冷やすため、1ドアタイプの小型冷蔵庫がおすすめです。
しかし、一人暮らしの場合は食材なども保存する場合があるため、リッター数の少ない2ドアタイプの小型冷蔵庫などもおすすめです。
基本的に、小型冷蔵庫は上記にもあった「1ドア~2ドアの100L未満の冷蔵庫」を目安にすればよいでしょう。
サイズも選ぶポイント
1ドアで50L以下はサブでの使い方におすすめ
冷蔵庫において、1人分の容量は70Lほどです。
50L以下の小型冷蔵庫は、寝室や自室などに設置して、2台目として使い、ちょっとした食べ物や飲み物を保管するのにおすすめです。
ほとんどのモデルは、コンパクトで背が低いため、狭いワンルームでも場所を取りにくいのは魅力でしょう。
50〜150Lは一人暮らしの方に人気
50~150Lの冷蔵庫は、外食や、総菜などで食事を取ることが多い方の一人暮らしにおすすめです。
サブで使うのもよいですが、ある程度の食材を保管できるため、キッチン用にも使うことが出来ます。
50~150Lの小型冷蔵庫の場合、2ドアを採用しているモデルも少なくありません。
2ドアモデルは、冷凍室と冷蔵室を兼ね備えているのが特徴です。
150〜200Lは1〜2人暮らしにおすすめ
150~200Lは、よく自炊をする一人暮らしの方や、お弁当をよく買う二人暮らしにおすすめです。
2ドアのモデルが一般的で、冷凍室を有効に使うことが出来ます。
150~200Lの小型冷蔵庫の場合、150L前後のモデルと比べて横・奥行きには違いはありませんが、200Lに近づくにつれて縦に長くなりやすいです。
狭いワンルームであっても、なるべく場所を取らない、容量が大きめの小型冷蔵庫を探している方におすすめです。
内ポケットなどの内部構造で選ぶ
小型冷蔵庫の内部構造も、選ぶ上ではポイントです。
ドアポケットの深さや大きさ、仕切りの枚数など、どのように日々冷蔵庫を使用するかを自身で分析し、それに適した内部構造の小型冷蔵庫を選ぶ必要があります。
リッター数が例え少なくても、構造によっては幅広く活用できるため、購入の際は内部構造を必ず確認するとよいでしょう。
消費電力で選ぶ
現代の冷蔵庫は省エネタイプが多く開発されており、コスパ的にも非常に優れた冷蔵庫が多く販売されています。
小型冷蔵庫も、一般的な冷蔵庫と同様に、小型冷蔵庫も消費電力が少なければ少ないほど、月々の電気料金は安く済ませることが出来ます。
利用頻度や保存量などのバランスのとれた消費電力の小型冷蔵庫を選ぶとよいでしょう。
便利な機能をチェックして選ぶ
小型冷蔵庫には、物を冷やすだけの簡易的な冷蔵庫から、静穏機能といった実用的なものまでさまざまあります。
機能性に優れた小型冷蔵庫は近年多く発売されており、機能性も選ぶポイントです。
小型冷蔵庫を機能で選ぶ際のチェック項目は以下の通りです。
- 霜とり機能の有無
- 静穏タイプ
- 天板レンジ(耐熱トップテーブル)対応・非対応
冷蔵庫は、基本的に冷気を冷蔵庫内で充満させ食材や飲料を冷蔵保存するため、冷蔵庫の室内には大量の霜が発生します。
この霜を放置してしまうと、冷蔵庫の室内は水浸しになってしまい、食材や飲料が濡れてしまうのはもちろん、冷蔵庫が水で故障してしまう可能性もあるでしょう。
冷蔵庫内で発生した霜は手で取ることは可能ですが、手間がかかるため、「霜とり機能の有無」は、冷蔵庫選ぶ上で大きなポイントです。
関連記事
野菜室の温度って何度?各メーカーの野菜室の特徴を合わせて解説
冷蔵庫購入の際の注意点と実はよく知られていない設置場所の注意点
小型冷蔵庫ってなに?選び方と冷蔵庫のタイプ おすすめ商品を解説
冷蔵庫の右開きのタイプの特徴とメリット おすすめの品を解説
冷蔵庫の適正温度と保ち方は?正しい使用方法と注意点を解説
冷蔵庫で400lの容量のものを選ぶ際のコツとメーカーごとの特徴
冷蔵庫は省エネで選ぶ?冷蔵庫を選ぶ様々な基準とそれぞれの特徴
定格内容積ってなに?日本製と海外製冷蔵庫の容量や機能などの違い
冷蔵庫の配置の際に必要な隙間と必要とされる理由 注意点を解説
冷凍庫の大きい冷蔵庫でおすすめのメーカーはどこ?特徴のご紹介
冷蔵庫のガラスドアの魅力とデメリット ガラスドアでおすすめの製品
おすすめ小型冷蔵庫をタイプ別に紹介
1ドアの小型冷蔵庫のおすすめ
アイリスプラザ PRC-B051D-M
アイリスプラザ PRC-B051D-Mは、自由度が高い1ドアタイプの小型冷蔵庫です。
ライフスタイルやシーンに合わせてお使うことができ、コンパクトですが46L保存する事ができます。
棚やポケットは、丈夫で傷つきづらく、においが移りづらいガラス製である事もポイントです。
アイリスオーヤマ IRR-A051D-W
アイリスオーヤマ IRR-A051D-Wは、約50cm四方と、リビングや寝室にも置きやすい小さな本体が特徴です。
リラックスできる部屋に、冷たい飲み物や食べ物を置くことができます。
コンパクトな本体ながらも、庫内は広々としており、食品や飲み物をたくさん入れることが出来ます。
棚を外すことで、お酒のボトルも収納することが可能です。
アイリスオーヤマ IRJD-9A-W
アイリスオーヤマ IRJD-9A-Wのデザインがシンプルで、コンパクトであるためどこでも使うことが出来る冷蔵庫です。
ドア表面にガラスを使用されているため、美しいツヤが上質な雰囲気を演出します。
1人暮らしだけでなく、リビングに置く2台目にもおすすめです。
ガラス棚は丈夫で傷付きにくいため、お手入れも楽に行うことが出来ます。
2ドアの小型冷蔵庫のおすすめ
アイリスプラザ PRC-B092D-S
アイリスプラザ PRC-B092D-Sは、自由度の高い、2ドアタイプのコンパクトな冷蔵庫です。
左右ドア開き対応であるため、ライフスタイルやシーンに合わせて使うことが可能です
お部屋がおしゃれに彩られるスタイリッシュなデザインも魅力でしょう。
アイリスオーヤマ IRSD-14A-B
アイリスオーヤマ IRSD-14A-Bは、幅50cmとシンプルかつスタイリッシュなスリムボディであり、ワンルームマンションにもおすすめの小型冷蔵庫です。
大容量で整理できる冷蔵室により、可動式のガラス棚や、ケース、ドアポケット付きであるためすっきり整理する事ができます。
ドアポケットには、卵や2Lペットボトル、1L牛乳パックが入るため収納力が抜群な事も魅力です。
クリアケースの内部には、かさばる野菜や果物をまとめて収納する事ができます。
シャープ SJ-PD28E-W
シャープ SJ-PD28E-Wは、大容量冷凍室の「メガフリーザー」を搭載しており、便利に使うことが出来ます。
たっぷり入るだけでなく、鮮度も守ることができ、整理収納しやすい4段の「引き出し式ボックス」により、保存したものも取出しやすいのは魅力でしょう。
野菜室の密閉性を高めている「高湿度シールド構造」により野菜が長持ちします。
野菜に直接風を当てずに、みずみずしさを守ってくれます。
生活パターンに合わせて節電してくれる、人工知能搭載な事も特徴です。
おすすめ小型冷蔵庫まとめ
- 小型冷蔵庫は、一人暮らしの方や、事務所などのオフィスに最適な冷蔵庫で、飲料だけを冷やすものから、生鮮食品の保存から冷蔵保存までできる、本格的な物までさまざまあります。
- 選ぶポイントとしては、使用目的をしっかりと設定することで、目的に合わせて「サイズ」「機能」「内部構造」など、バランスの良い冷蔵庫を選ぶことがポイントになり、例えば、「一人暮らしで食材をあまりキープしない」といった場合は、ドアポケットが充実した1ドアタイプの小型冷蔵庫を選ぶなど、使用目的をしっかりと把握することがポイントになります。
- 小型冷蔵庫を取り扱う主なメーカーは、「エスキュービズム」「シャープ」「ユーイング」で、上記の選ぶポイントと合わせて、これら主なメーカーの小型冷蔵庫を選ぶのも、ポイントの一つになります。
- 小型冷蔵庫を購入の際は、自身の使用目的をしっかりと把握し、それに適した選び方をしましょう。