毎年家電製品は新しいモデルが発売されており、様々な機能が追加されています。

冷蔵庫も同じく機能は進化していますが、家電製品にとって大切な要素はいかに消費電力を低く抑えられるのかという部分です。

今回の記事では冷蔵庫の進化とともに、省エネ化されてきている状況も見ていきます。

年を追うごとに省エネ化する冷蔵庫の実態に迫っていきましょう。

冷蔵庫を選ぶのに役立つ基準

冷蔵庫を選ぶ基準を皆さんはどこにおいているでしょうか?例えばスーパーでお買い得品を大量に買い込んだ場合、冷蔵庫に収まりきらないという事態も考えられます。

この場合だとサイズを大きくする必要があるでしょう。新鮮な魚や肉を食べたいと考えるなら、機能面でチルドが優秀な冷蔵庫を購入するはずです。

消費電力を抑えたいと考えるなら、省エネが最もできる冷蔵庫を購入します。基準が違えば、それだけ選択肢も広がりますのでまずは冷蔵庫の特徴や消費電力、メーカーごとの特徴を見ていきましょう。

メーカーごとの特徴で冷蔵庫を選ぶ

冷蔵庫は各メーカーで発売していますが、特徴がそれぞれ違います。

主要メーカーではそれぞれの特徴を活かしたモデルが発売されていますので、ご紹介していきましょう。

日立の冷蔵庫はユーザーの目線で開発している

日立の冷蔵庫の特徴として、ユーザー目線で機能を開発している点です。

こういう機能があれば、そんなユーザーの要望を取り入れて商品開発をしています。

代表的な機能として、CMでお馴染みの真空チルドなどが著名です。この機能はチルド室を真空状態にすることで、肉や魚の鮮度を保って冷蔵保存できます。

真空チルドだけではなく、野菜の鮮度を保つために野菜室の炭酸ガス濃度を高める新鮮スリープ保存機能、野菜室の湿度を逃がさない潤い保存機能、程よい冷凍を可能にした美味しさを保つ冷凍などユーザー目線に立った機能が充実していることが伝わるでしょう。

パナソニックの冷蔵庫は使いやすさが特徴

パナソニックの冷蔵庫の特徴として、デザイン性にこだわりがあります。

また使いやすさも考えられて作られており、ガラス棚動くん棚は高さ調節が可能です。缶ビールなどで、350mlや500mlの缶であれば調節して入れることができます。

冷凍機能、野菜室の鮮度も長く保てるように工夫されているので、見た目だけではなく冷蔵庫の機能面も充実しています。

三菱の冷蔵庫は容量の大きさが特徴

三菱の冷蔵庫の特徴として、大容量の冷蔵庫になっている点が挙げられます。

冷蔵庫の外壁を独自技術の断熱構造により薄くしており、薄くした分を収納スペースにして大容量を実現しています。

肉・魚を冷凍すると調理するために解凍しなければなりません。この点を改善したのが氷点下ストッカーDという機能です。

凍らせずに氷点下で保存ができますので、旨味成分が出てしまうドリップを防ぐことができます。

また、切れちゃう瞬冷凍機能、クリーン朝どれ野菜室機能など食材を美味しく食べるための機能が充実しています。

省エネな冷蔵庫を選ぶ

省エネ機能はどこのメーカーでも標準スペックとなっており、年々更なる省エネ化が進んでいる状況です。

なぜ冷蔵庫の省エネ化が進んでいるのかといえば、冷蔵庫は常に電源が入っている家電になります。

冷蔵庫ですから、電源を入れて冷やしていなければ役目を果たしていることになりません。

同じモデルの冷蔵庫でも、電気代は10年経つとかなり差がつくようになっています。

550Lの冷蔵庫で、2008年モデルの冷蔵庫があります。この冷蔵庫の電気使用量は年間420Kwhです。

2018年モデルだと電気使用量は274Kwhとなっています。電気使用量は1/3減少しており、省エネ化が進んでいることが一目瞭然です。

主要メーカーの冷蔵庫では、電気代が平均6000円代~10000円代になっています。

機能的な特徴で冷蔵庫を選ぶ

上記までで主要なメーカーの冷蔵庫機能を見てきていますが、共通しているものが冷凍機能と野菜室機能の充実です。

ユーザーの要望に応える形で機能開発をしているわけですが、省エネとの兼ね合いから叶えづらい要望もあります。

それは野菜室を冷蔵庫の中央に持ってくるという点です。これがなぜ難しいかといいますと、冷蔵庫を冷やしている機械はコンプレッサーです。

コンプレッサーは吸熱と放熱を繰り返して冷蔵庫を冷やしますが、冷やすために稼働しているのでコンプレッサーは熱を持ちます。

熱を持ったコンプレッサーを配置する位置はどこがいいのか?重量がありますので下に配置されます。

熱を持つコンプレッサーの近くに冷凍室を配置すると、省エネが難しいことが分かるでしょう。

だからこそ野菜室は下に配置されます。東芝や三菱の冷蔵庫では断熱構造を工夫することで中央に野菜室を持ってくることができていますので今後野菜室は中央に来るでしょう。

容量を選ぶ際の基準として、家族の人数に合わせて購入するしようと考えます。次に世帯人数分のサイズについて詳しく見ていきますので、参考にしてください。

世帯人数分のサイズで冷蔵庫を選ぶ

世帯人数によって冷蔵庫の容量は変わってきます。まず冷蔵庫にはどのようなサイズがあるのか、この部分を見ていきましょう。

冷蔵庫のサイズとして一般的なサイズが300L、そのほかには200L、400L、500Lがあります。業務用になると500Lより大きくなりますが、一般的ではありません。

冷蔵庫は大型になると消費電力が少なくなります。なぜこのように矛盾しているのかですが、理由はいたってシンプルです。

冷蔵庫の様々な便利機能、省エネ効果を搭載するには容量が大きくなければ限定されてしまいます。

だから容量が大きい冷蔵庫の方が電気代が安くなります。

世帯別の容量では、先程も述べましたが、容量の大きさが増えると、消費電力がやすくなります。

しかし、単身者で500lの冷蔵庫を使用しても部屋が狭くなり、利便性を損なわれます。

下記に世帯別の適した大きさを記述します。実際に選ぶ際は下記を参考にし、悩んだ場合は少し大きいサイズにするとちょうどよいでしょう。

では各容量に対して、対応人数を見ていきます。

200L 1人
300L 2人
400L 3~4人
500L 5人以上

世帯人数が増えることで大きい冷蔵庫になり、電気代が安くなるというのは家計にやさしいです。

ちなみに世帯人数でどれくらいの容量が必要かは、計算することができます。

容量の目安は70L(1人あたりの使用容量)×世帯人数+170L(予備スペース)

参考までにお控えください。

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冷蔵庫のおすすめのメーカーと品

各主要メーカーが発売している冷蔵庫を取り上げていきます。

日立(HITACHI) 冷凍冷蔵庫 555L R-WX5600G

上記でご紹介してきた機能、真空チルド・新鮮野菜スリープ・デリシャス冷凍の機能が搭載されています。

価格は14万円代~となっており、すぐに購入という訳にはいきませんが検討の余地がある商品です。

パナソニック冷蔵庫 555L NR-F561XPV

パナソニックからのおすすめは、酸化ブロック冷却機能が搭載されているこちらの冷蔵庫です。

価格は24万円代~となっており、ボーナス時期を狙って購入すると安くなる可能性があります。

三菱電機 517L 冷蔵庫  MR-WX52C-BR

氷点下ストッカーD、切れちゃう瞬冷凍機能、クリーン朝どれ野菜室機能などの機能を搭載している冷蔵庫です。

価格は17万円代~となっていますので、ボーナス時期や決算期を狙って購入を検討しましょう。

冷蔵庫の特徴についてのまとめ

  • メーカーごとに特徴があるが、ポイントとして冷凍機能・野菜室の充実に重点が置かれています。
  • 省エネは各メーカーが取り組んでおり、どの冷蔵庫も電気消費量は10年前と比べると1/3ほど少なくなっています。
  • 省エネをしていくには容量が冷蔵庫でなければ難しいです(機能や構造上)。
  • 世帯人数によって容量は異なります。
  • 容量の目安は70L(1人あたりの使用容量)×世帯人数+170L(予備スペース)で計算できます。