こちらの記事は2019年9月2日の記事を2020年5月26日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・以下の項目を2020年5月26日の情報に更新いたしました。
静音性のあるサイクロン掃除機のおすすめ
静音性のある紙パック式掃除機のおすすめ
静音性のあるロボット掃除機のおすすめ
この記事では、静音性のある掃除機の特徴や、掃除機の種類別に静音性の高いおすすめのモデルを解説します。
吸引力の強さが注目されがちな掃除機ですが、静音性も選ぶ際に重要なポイントです。
この記事を読むことで、自分に合った掃除機購入の検討ができます。
静音性のある掃除機のメリット
静音性のある掃除機は、掃除の際の音に気をつかう必要が無いのがメリットです。
遅い時間帯でも、近所を気にせずに掃除機をかけることができるでしょう。
静音性のある掃除機の選び方
デシベルで選ぶ
静音性のある掃除機選びでは、デシベル(dB)の数値に注目するとよいでしょう。
デシベルとは、騒音を数値に表した単位です。
日本製の家庭用掃除機の場合は、日本工業規格(JIS)より70dB以下に定められています。
70dBというと、「騒々しい街頭」ほどの音量です。
70dBでは静音性の高い掃除機とはいえないため、60dB以下の掃除機を選ぶとよいでしょう。
60dBであれば「通常の会話」、50dBであれば「換気扇」ほどの音量です。
デシベルに注意して選ぶと、製品が事前にどのくらいの静音レベルなのか知ることができます。
吸引力で選ぶ
吸引力で選ぶのも、静音性のある掃除機選びのポイントです。
静音性はモーターの振動音に比例するため、静音性が高いと吸引力が低くなりがちです。
しかし、現代では掃除機の技術も進んでいるため、吸引力を維持しながらも静音性の高さを追求した掃除機も発売されています。
静音性だけでなく、吸引力がどれだけあるかも意識して選ぶとよいでしょう。
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静音性のあるサイクロン掃除機のおすすめ
Panasonic MC-SR37G-Nはクリーンセンサーが便利
Panasonic MC-SR37G-Nは、「クリーンセンサー」により、目には見えない微細なハウスダストを検知し、取り残しがあれば光って知らせてくれます。
ノズルや本体を小型・軽量で作っているため、お部屋間の井戸もしやすい引きまわしやすさを実現しています。
運転音は61〜57dBと、静音性の高いモデルです。
Dyson V8 Slim Fluffy SV10KSLMは壁に掛けられる
Dysonのこのモデルは、付属の壁に設置するブラケットを使う事で、本体を収納しつつ、充電することができます。
壁に設置できるため、使いたいときにすぐ取り出せる上、収納用のスペースが少なく済みます。
音響工学に基づいた設計により、振動を吸収し、運転音を抑える静音性の高さが特徴です。
海外に比べて狭い日本の住宅に合わせてコンパクトに作られており、取り回しやいことも魅力でしょう。
HITACHI CV-SF300 Nは軽いため腕や肩への負担が少ない
HITACHI CV-SF300 Nは、軽いホースによりお掃除を楽に行える「ラクかるホース」に加え、ヘッドやパイプも軽く作られているため、掃除機をかける際の腕や肩への負担を軽減してくれます。
また、ブラシが回転する力で前に進むため、軽い力でも楽に前に進める自走機能も特徴です。
運転音は57dB〜52dBと、高い静音性も備わっています。
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静音性のある紙パック式掃除機のおすすめ
HITACHI かるパック CV-KP900Gはきれいな排気を行う
HITACHI かるパック CV-KP900Gは、「高集じんフィルター」と「高気密モーターケース」により、フィルターで微細なごみを捕えて、きれいな排気を行ってくれます。
運転音は57dBであるため、静音性の高い運転が可能です。
ほかにも便利な機能が搭載されているのも特徴です。
押すときも引くときもゴミを吸いとってくれる「パワフルスマートヘッド」や、紙パックを取り出しやすい「紙パックするりん構造」が、掃除を手軽にしてくれるでしょう。
MITSUBISHI Be-K TC-FJ2Xは低い空間の掃除も快適
MITSUBISHI Be-K TC-FJ2Xは、「フラットヘッド機構」により、家具下やベッド下などの低い空間も快適に掃除できるのが特徴です。
吸い込む際に起こる風の力によりブラシを回転させ、0.5μm以上の微細なゴミを99%逃がさない「かるスマ/タービンブラシ」も魅力です。
「かるスマ/タービンブラシ」では、畳などのゴミが入り込みやすいを場所も綺麗にすることができます。
騒音に関しては、65dB~約58dBほどの音量で運転することができます。
Panasonic MC-PA120Gは軽いが強力
Panasonic MC-PA120Gは、2.8kgの本体質量と、540Wの吸引仕事率により、軽さと強力なパワーを両立した紙パック式掃除機です。
また、ノズルヘッドにはLEDナビライトが搭載しているため、隙間などの暗がりの掃除の際も、ホコリを浮き上がらせてしっかり掃除することができます。
騒音値は56~62dB程度で掃除することができます。
静音性のあるロボット掃除機のおすすめ
ブラーバ390j B390060は水拭きに特化した品
ブラーバ390j B390060は、フローリングに最適な水拭きと、雑巾がけに特化したロボット掃除機です。
拭き掃除専用の掃除機であるため、一般的な掃除機にはある吸引音がなく、子どもが寝ている時でも24時間掃除機が可能です。
素足で歩いた時のベタベタ感もない、素足でも心地よくすごせる空間を作ることができます。
ECOVACS DM88 DEEBOTは水拭き・乾拭きも行う
ECOVACSのこのロボット掃除機は、モップシステムにより、通常の掃除に加えて水拭き・乾拭きまで行ってくれます。
メインブラシとサイドブラシでごみをかき取りつつ吸引モーターでごみを吸い込み、後部のモップシステムにより、水拭きと乾拭きが行われます。
運転音は56dB~60dBほどで稼働させることが可能です。
Panasonic RULO MC-RS310は部屋の隅も掃除しやすい形
Panasonicのこのモデルは、三角形状のデザインにより、部屋の隅や壁ぎわなど直角になっている部分のゴミも掃除してくれます。
3種類の障害物検知センサーが備わっており、正確な障害物検知をおこない、ごみの取りこぼしを抑えてくれます。
掃除の際の騒音に関しては「音ひかえめ設定」により、静穏性を高めて運転させられるため安心です。
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音が静かな掃除機のまとめ
- モーター駆動であるため、どうしても大きな騒音が出てしまう掃除機ですが、静音性の高いモデルも注目を集めています。
- 一人暮らしや共働き世帯には、仕事で帰りも遅くなるため、時間を気にせずに掃除機ができるのが魅力です。
- 騒音を数値に表す場合の単位は「デシベル(dB)」で、日本製の家庭用掃除機は、日本工業規格(JIS)より70dB以下に指定されています。
- 騒音例としては、70dB「騒々しい街頭」、60dB「通常の会話」、50dB「換気扇」くらいの音量とされています。一般的に市場に出回っている掃除機は、60~70dB程度が主流です。
- 静音性の高い掃除機には、60dB以下または60前半のdBが表記された掃除機を選ぶと良いでしょう。
- しかし、静音性ばかりにとらわれると「静音性が高い=吸引力が低い」となりがちです。しかし、近年は数多くの掃除機が販売され、吸引力を維持しながらも静音性が高い掃除機もあります。