この記事ではホームベーカリーについて解説いたします。

焼きたてのパンが手軽に自宅で作れる「ホームベーカリー」は、お好みの材料や具材を使ったパンなどを、簡単に美味しく焼き上げることができます。

また、パン以外の料理に利用できる様々な機能が付いたものもあり、販売されている機種もさまざまです。

必要な機能を見極め、それぞれのライフスタイルに合わせたホームベーカリーを選ぶためのポイントをご紹介します。

そもそもホームベーカリーとはなにか?

パン作りに必要な材料を投入すれば、こね、発酵、焼き上げなどが自動でできるパン焼き機のことです。

シンプルな食パンコースならば3~4時間で出来上がります。

食パン以外のバターロールやフランスパン、菓子パンなどを作る場合はホームベーカリーで、こねと発酵までを行い、好きな形に成型しオーブンで焼くことも可能です。

お好みの素材を使ったパンや、パンを焼く以外にもいろいろな使い方が楽しめます。

天然酵母が使用できるものや余ったご飯が使えるもの、小麦粉の代わりに米粉や全粒粉のパン作りなどにも対応。

パスタやうどんの生地作り、餅つき、ジャム、焼きいもなどいろいろな料理に使えます。

ホームベーカリーを買うべき人はどんな人か

朝食などで和食よりも洋食の割合が多くごはんよりパン派という方、アレルギーで市販のパンが食べられない方や、体に優しい素材のパンを食べたいという方にもホームベーカリーがおすすめです。

パン屋さんへ買いに行くのは、毎日となると大変です。ホームベーカリーがあれば、スーパーやコンビニのものとは違う、手作りでしか味わえない焼きたての食感や香りが楽しめるでしょう。

添加物を使わないパンや、小麦のアレルギーがあれば米粉で代用するなど、素材にこだわった自分だけのオリジナルレシピでのパン作りが手軽にできます。

ホームベーカリーの選び方のポイント

どんな大きさで、どれくらいの量が作れるのか、パンを焼くこと以外にはどんな料理に使えるのかなどを、それぞれのご家庭の用途に合わせて選びましょう。

またパンを焼く際に、あると便利な機能もご紹介します。必要な機能かどうかを見極めるのも重要なポイントです。

ホームベーカリーの選び方①:作れるパンの大きさ

目安としては一人暮らしなら0.5斤、家族3~4人だと1~1.5斤用が一般的。大家族での利用なら1.5から2斤用です。

一人暮らしや人数の少ない家族で、市販の食パンなどは1斤を買うと余ってしまうような場合は0.5斤用がおすすめです。多めに焼いて保存するよりも、焼きたてを食べきった方がおいしくいただけます。

食パン1斤では足りないような大家族や、来客の際などたくさん一度に焼きたい方は1.5斤以上がベストです。

焼けるパンが大きいほどホームベーカリー本体も大きくなります。キッチンでの置き場所なども考慮して選ぶとよいでしょう。

焼き上がると蓋を開けてパンを取り出すため、置き場所は高さも確保が必要です。

使用時は本体が熱くなりますので小さなお子様やペットなどにも配慮し、近くに燃えやすいものがないかなどにも注意が必要です。

ホームベーカリーの選び方②:パン以外もつくれるか

パン以外の機能では、パスタやうどんの生地やジャム作りなどメニューがたくさん。パンを焼くだけでなくお料理作りにも一役買ってくれます。

ケーキや蒸しパン、クッキー生地などのスイーツ、餅つきコースなども、あるとうれしい機能です。

ヨーグルトやチーズ、バターなど温度管理が難しいものを作ることができる機種やメーカーもあります。

ホームベーカリーの選び方③:その他の機能

ホームベーカリーにはパンを焼く際に、便利な機能が付いているものがあります。タイマー機能や材料の自動投入などです。必要な機能が付いているかどうか確認するとよいでしょう。

ホームベーカリーの選び方④:タイマー機能

朝食に焼きたてのパンを食べたいならタイマー機能が便利です。

寝る前に材料をセットしておけば、指定した時間にパンが焼きあがります。お仕事前にセットし、帰る頃に焼きあがるという使い方もおすすめです。

ホームベーカリーの選び方⑤:時短機能

一般的なホームベーカリーは約3~4時間で食パンが焼きあがりますが、時短機能だと最短60分で焼けるものもあります。

思いついた時にすぐ食べたいという時には便利な機能です。

ホームベーカリーの選び方⑥:自動投入機能

イースト菌やパンの具材になるレーズンやナッツなどを自動で投入してくれます。最適なタイミングで投入されるため、入れる時間を気にせずパンが焼けます。

また、自動投入で、チーズやチョコなど溶けやすい具材は「粗混ぜ機能」という適度に混ぜてくれる機能もあり、溶けすぎずきれいに仕上がります。

ホームベーカリーメーカーごとの製品の特徴

それぞれのメーカーによってメニューや機能が違います。代表的な各メーカーの特徴などをまとめました。必要な機能や焼き加減などを比べてみて下さい。

TIGER(タイガー魔法瓶)は細かい温度調節が簡単にできる

IH技術を使用し細かい温度調節ができるので、難しい発酵の温度管理がワンタッチ行えます。また高出力のIHヒーターで、焼き上げの温度も高温になり皮がパリッと焼きあがります。

サイズも比較的コンパクトなものが多く、庫内がフラットになった機種ならお手入れも簡単です。高性能なものはパンケースが遠赤土鍋コーティングのものや、甘酒コースなども人気です。

山形食パンが焼けるホームベーカリーがほとんどですが、タイガーは真四角の食パンが焼ける機種もありサンドイッチなどにも重宝します。

パナソニック製の特徴は自動投入機能

1987年にホームベーカリー第1号を発売しています。以来30年以上、人気の商品が販売されており「ホームベーカリーならパナソニック」と言われるほどです。

自動投入できる機種が特徴で、パンはもちろんパスタ生地や餅などメニューも豊富です。60分で焼ける時短機能や、焼き上がりの色の段階を設定することもできます。

発酵の管理が難しい「パン・ド・ミ」という、なめらかな食感のパンに焼き上げる自動機能がついており、簡単にワンランク上のパンが楽しめます。

室温と庫内の温度をセンサーで管理し、イーストを自動投入することができる高性能なものもあるため、パン作り初心者から上級者まで満足できるでしょう。

象印製の製品は焼き上げ方に工夫がある

炊飯器や電気ポットでおなじみの象印は、「底面加熱ダブルヒーター」という機能が付いたモデルは、パン屋の焼き窯をイメージしてつくられています。

側面だけでなく底面からも過熱され、高火力で焼き上げるため柔らかい食感のパンができあがります。「もちもち」や「ふんわり」というコースが選べるも特徴の一つです。

エムケー精工製は「低温長時間発酵」が特徴

比較的リーズナブルな価格帯ですが、機能は本格的で天然酵母や塩麴などにも対応しており、「低温長時間発酵」機能で発酵の際、最適な温度にしてくれます。

「ほっくり」と「甘密」の焼き芋ができるコース、塩分や脂質糖質などを抑えた愛犬用のパンやスイーツが作れる機能もユニークです。

食パン一つ焼き上げる電気代は約5円と省エネ仕様になっています。

シロカ製は作れるものの幅と静音性が特徴

シロカは、オーブントースターやコーヒーメーカーなどのキッチン家電が代表的なメーカーで2000年に日本で創業されました。ホームベーカリーにも力を入れています。

ホームベーカリーでは珍しい、フレッシュチーズやフレッシュバター、蕎麦などのコースがあります。

マナーモードがあるのが特徴で、操作音や焼き上がり通知音などを消すことができます。夜間に使用することが多い場合や小さなお子様がいるご家庭で使いやすいモデルです。

ホームベーカリーについてのまとめ

  • 材料を入れるだけで、手軽に焼きたてのパンが楽しめるホームベーカリーですが、パンを焼くだけでなく、麺の生地作りやジャム、餅つきなど様々な料理にも使えるものが多いです。
  • ごはんよりパン派という方や、素材を選んでオリジナルのパンを作りたい方にはホームベーカリーが役立ちます。添加物やアレルギーが気になる方にもおすすめです。
  • 一度に焼けるパンの量やパン以外のメニュー、自動投入などの便利な機能がついているかなどをチェックするとよいでしょう。必要な機能を見極め、ライフスタイルに合わせたピッタリのものを選びましょう。
  • メーカーや商品によってそれぞれに特徴があり、パン以外のメニューもさまざまです。焼き加減やお好みの素材が使用できるかなども考慮して決めるようにしましょう。