こちらの記事は2019年2月1日の記事を2020年3月16日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・端子でテレビとスピーカーを接続する方法を追記いたしました。
・安価なテレビ用スピーカーのおすすめを2020年3月16日の情報に更新いたしました。

テレビで観る映画やゲームのサウンドの迫力を、さらに高めたいと感じている方におすすめなのがテレビ用のスピーカーです。

テレビに内蔵されているスピーカー以上の音質のスピーカーを接続すれば、音の迫力が増すだけでなく、スポーツの解説や映画の静かな台詞も聞き取りやすくすることが可能です。

テレビ用スピーカーだと、高いのではないかと考える方も少なくありませんが、安価で高音質なモデルも多く販売されています。

この記事を読むことで、自分に合ったテレビ用スピーカー購入の検討が出来ます。

テレビ用スピーカーのタイプ

テレビ用のスピーカーは、「2.0chタイプ」「2.1ch」「3.1chタイプ」「5.1ch以上サラウンドタイプ」などのチャンネル数で分けることができます。

チャンネル数は、音を発している部分の数を示しており、1の位の数字であれば「スピーカーの数」、小数点以下の数字だと「サブウーファーの台数」を表しています。

重低音にこだわる方は、サブウーファーの数も考慮することが大切です。

それぞれのチャンネル数についての説明は以下の通りです。

2.0chタイプ

別名「ステレオスピーカー」とも言われているのが「2.0chタイプ」です。

左右に1台ずつスピーカーを設置して使用するタイプで、アンプ内蔵型だと別途購入する必要がないため、比較的使い方も簡単な事が特徴です。

使いやすいものを求めている方や、コスパ重視の方に向いています。

しかし、サブウーファーが付いていないため、低音域には少し弱い事に注意が必要です。

2.1chタイプと3.1chタイプ

2.1chタイプは、2.0chのスピーカーが2台と、サブウーファースピーカーを設置するタイプです。

3.1chタイプの場合は、2.1chに比べてサブウーファー以外にセンタースピーカーも追加されています。

接続がやや難しく、初心者には少し扱いにくい面がある事に注意が必要です。

しかし、設置場所に左右されない安定した音質と臨場感は、2.0chタイプにはない魅力でしょう。

音質とコストのバランスを重視する方などに適しています。

5.1ch以上のタイプ

5.1ch以上サラウンドタイプは、2.1chや3.1chタイプにスピーカーを追加しており、高音質で奥行きがある音が出せるタイプです。

他のタイプよりも、設置場所や設定を考慮する必要があるため、初心者には扱いが難しい事がデメリットです。

後方にスピーカーを設置したり、複数のスピーカーを複数設置したりするため、なるべくスペースを広くとる必要があります。

しかし、たくさんのスピーカーを設置する分、音の臨場感・迫力や立体感などを体感することができるのは、5.1ch以上サラウンドタイプの大きなメリットでしょう。

テレビ用スピーカーの選び方

使用目的で選ぶ

購入前に、現在のテレビスピーカーのどの部分に不満があるのかや、音質の理想などをあらかじめ考えておくことがポイントです。

例として、ニュース番組で解説が聞き取り辛いという悩みや、映画に迫力が欠けているように感じる悩みなど、自分の不満を明確にする事でテレビ用スピーカーが選びやすくなります。

映画やスポーツ観戦の臨場感を味わいたい場合は5.1ch以上タイプを選び、台詞を聞き取りやすくしたい場合は2.0chタイプを選ぶなど、どのチャンネル数が妥当かを判断しやすくすることが出来ます。

サイズで選ぶ

サイズを考えておかないと、ラックにスピーカーが納まらないなどのトラブルが発生する可能性があります。

大きすぎると部屋に入らなかったり、小さすぎると音質に不満が残ったりすることもありえます。

部屋の大きさに最適なチャンネル数が変わることもあるため、購入前にサイズを確認することが大事です。

音質で選ぶ

音質の良し悪しは、使用用途や人の感覚によって異なります。

原音の再現性が高い商品の場合、人により音が地味だと感じることもあるでしょう。

逆にドンシャリ気味な音だと、耳が痛くなるという考えの方もいます。

自分の感覚次第で音質への認識が変わることも少なくありません。

音質でテレビ用スピーカーを購入する際は、設置目的に合っている音質かをチェックすると選択しやすいでしょう。

映画は臨場感を重視しているスピーカーが向いており、台詞を聞き取りやすくしたい場合は低音が強調されすぎないスピーカーが向いています。

端子で選ぶ

テレビ用スピーカーを選ぶ際は、端子の種類もポイントでしょう。

接続の種類によって音質に差が出るためです。

テレビとスピーカーを繋げる一般的な方法は、イヤホンジャックにオーディオケーブルをさし、スピーカーとつなげる方法です。

音質を重視する方は、音質の劣化が少ない光デジタルかHDMI接続がある端末がよいでしょう。

参考
SONY サウンドバー/ホームシアターシステム サポート・お問い合わせ テレビを接続する

安価なテレビ用スピーカーのおすすめ

【2.0chタイプ】TEES TV SOUNDBAR SPEAKER

TEES TV SOUNDBAR SPEAKERは、高さ6cmという部屋になじみやすいスリムなデザインであるため、パソコンやテレビ前に配置する際も手軽なのが魅力です。

有線接続であるため安定した接続と音質を保持してくるため、電波の多い環境でも、Bluetooth接続と比べて安心して使うことが出来ます。

【2.1ch】パナソニック TOSLINK

JBL 20AIOBLKJNは、狭いスペースにも置きやすいコンパクトサイズながら、120Wもの出力と、2.1chのサラウンドシステムを採用した大迫力のサウンドが魅力のスピーカーです。

テレビに連動して電源を切ったり、テレビやレコーダーのリモコンを使って手軽に音量調節できるのも便利でしょう。

JBL BAR2.0 All-in-One JBLBAR20AIOBLKJN

【3.1chタイプ】東芝 RSS-AZ55

東芝 RSS-AZ55は、東芝REGZAと高い親和性があり、立体的な音響が特徴のスピーカーです。

スピーカーの設置場所が、テレビの背面であるため置きやすく、REGZAのリモコンを使えば手軽に操作することもできます。

「DTS Studio Sound」を搭載しており、上下左右や奥行きなどの音を自動で再現してくれるのも魅力です。

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【5.1ch以上タイプ】YAMAHA YSP-2700

YAMAHA YSP-2700は、配置しやすいコンパクトサイズに加え、Bluetooth対応であるため、5.1ch以上タイプで悩みがちな配置の仕方を決めやすいのが魅力です。

スマホの専用アプリを使えば、音量調整や音の設定も手軽に行う事も出来ます。

テレビ用スピーカーについてのまとめ

  • テレビ用スピーカーのタイプには、主に「2.0chタイプ」「2.1ch/3.1chタイプ」「5.1ch以上サラウンドタイプ」があります。
  • 2.0chタイプはコスパ、2.1ch/3.1chタイプは設置場所を選ばない安定した音質、5.1ch以上サラウンドタイプの場合は、映画のような立体感が味わえます。
  • テレビ用スピーカーを選ぶときは、「使用目的」「サイズ」「音質」を確認しましょう。
  • 音質でテレビ用スピーカーを購入するのなら、口コミをチェックし自分の使用目的を明確にすることが大切です。