こちらの記事は2019年2月20日の記事を2020年3月10日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・中華タブレットを購入する際の注意点の項目を追記いたしました。
・最新中華タブレットのおススメ-Android-を2020年3月10日の情報に更新いたしました。
・最新中華タブレットのおススメ-Windows-を2020年3月10日の情報に更新いたしました。

動画の視聴やゲームを楽しむのに、スマホよりも画面が大きくパソコンよりも気軽に使えるタブレットは大変便利なアイテムです。

タブレットといえばiPadのイメージが強いですが、iPadは価格的にちょっと手が出ない…と考えている人は、選択肢のひとつとして中華タブレットを検討してみるのもよいでしょう。

中華タブレットは十分な機能を保ちながら価格が抑えられてます。また、日本製にはない特徴を持った製品も多く、楽しみながら選んでいただけると思います。

この記事では、中華タブレットの特徴とタブレット選びのポイント、おススメの最新中華タブレットを紹介します。

中華タブレットとはなにか?

中国や台湾などの中華圏に拠点を持つメーカーが作っているタブレットを総称して「中華タブレット」と呼んでいます。

ここ数年で日本の市場に数多くの中華タブレットが出回るようになりました。

中華タブレットの特徴

中華タブレットの特徴①:価格が安い

中華タブレットの一番の特徴は価格が抑えられていることです。動画の視聴や読書には十分なスベックのものが1万円台から、ハイスペックの製品でも3~4万円台のものが揃っています。

中華タブレットの特徴②:低下額だが高性能

中華圏には日本でもよく目にするものから聞きなれないものまで、数多くのメーカーが存在し日々しのぎを削っています。また国外の大手メーカーにも太刀打ちできる製品を生み出す必要があります。

高性能で低価格というコスパに優れた製品を提供し続けるのは、こうした競争を勝ち抜くための工夫といえるでしょう。

中華タブレットの特徴③:日本製にはない機能が搭載されている

中華タブレットの中には、2つのOSがインストールされているデュアルOS搭載のモデルもあります。

こういった日本製にはない珍しい機能が搭載されているのも中華タブレットの特徴です。

中華タブレットの選び方

中華タブレットの選び方①:画面のサイズで選ぶ

タブレットの画面サイズは、7インチの小型のものから10インチを超えるものまであります。どのサイズを選ぶかは、用途に照らし合わせて決めるとよいでしょう。

携帯性を重視するなら7~8インチ程度のものがおススメです。電車の中などで片手で持つことを考えた場合、これ以上大きいと扱いづらく感じる人が多いようです。

自宅やオフィスで使うのがメインであれば、10インチ程度のものがおススメです。キーボードを接続してノートパソコン代わりに使ったり、Excelなどビジネスツールを扱うには大きめの画面が安心です。

スマホとのバランスを考えて選ぶのもひとつの方法です。最近は画面の大きいスマホも多くなってきました。

6インチを超えるスマホを持っている人が7インチのタブレットを購入しても、「これならスマホで事が足りたな」と感じてしまうでしょう。

小型のスマホの補助として7インチ程度のタブレットを購入しよう、スマホが大型だからタブレットは大きめにしよう、など、スマホとの相性もぜひ考えてみてください。

中華タブレットの選び方②:OSで選ぶ

中華タブレットのOSは「Android」か「Windows」です。

Android
AndroidはGoogleが開発したモバイル端末向けのOSで、iPhone以外の多くのスマホにも使われています。市場に出ているタブレットではAndroid搭載のものが一番多く、アプリも豊富です。ゲームや動画視聴をメインに楽しみたい人はAndroidを選ぶとよいでしょう。
Windows
ビジネスでの利用をメインに考えている人はWindowsOSを選ぶとよいでしょう。WordやExcelなど、普段使っているビジネスツールがそのまま使えるので便利です。

中華タブレットの選び方③通信方式で選ぶ

タブレットは通信方法によって「Wi-Fiモデル」と「SIMフリーモデル」があります。

Wi-Fiモデル
Wi-FiモデルはSIMフリーモデルに比べで安価です。自宅やオフィスでの利用がメインの人や、モバイルWi-Fiを契約している人ならWi-Fiモデルでよいでしょう。

Wi-Fi環境のあるところでしか使えませんので、外出時はフリーWi-Fiのあるところで利用するか、モバイルWi-Fiを持ち歩く必要があります。他にはスマホのテザリング機能を利用して通信する方法もあります。

この方法はスマホの通信容量を消費してしまうので緊急時のみと考えていたほうがよいかも知れません。

SIMフリーモデル
SIMカードを挿して使えるモデルです。SIMフリーモデルのメリットは格安SIMが使えることです。格安SIMの中にはデータ通信が月額1000円以下から使えるものもあり、モバイルWi-Fiを契約するよりもコストを抑えることができます。

もうひとつのメリットは、SIMフリーモデルはWi-Fiも使えるということです。スマホと同じようにデータ通信をWi-Fiで行う設定もできますので、自宅やオフィスではWi-Fiを使い、外出時はモバイルデータ通信を使うという使い分けもできます。

SIMフリーモデルのタブレットはWi-Fiモデルに比べて価格が高くなります。ランニングコストと考えあわせて自分に合ったモデルを選びましょう。

中華タブレットを購入する際の注意点

中華タブレットを購入する際にはいくつか注意しなければならない点があります。

まず、国内でタブレットを使用したい場合は技適マークがあるかどうかを必ず確認するようにしましょう。

以前は技適マークがないタブレットやスマホは国内では電波法による制限で使用できませんでしたが、2019年11月15日の電波法の改正により、総務省に届け出た機器は180日以内であれば使用できるようになりました。

届け出は無料で行えるため、使用したい方は総務省に持ち込み、もしくは郵送で届け出を行うとよいでしょう。

しかし、届け出を行っても180日以内という縛りがあるため、長く使用したい方は技適マークがあるものを選ぶのがおすすめです。

参考:総務省 学術雑誌『情報通信政策研究』 第 3巻第 1号 電波法の一部を改正する法律
ITmedia NEWS 企業・業界動向の「技適」なし端末、11月20日から届け出で最大180日間利用可能に 改正電波法施行

最新中華タブレットのおススメ-Android-

HUAWEI MediaPad T3 10

HUAWEI MediaPad T3 10は、FHDフルハイビジョンのディスプレイを使用しており、薄さと軽さも実現された商品です。

4800mAhと大容量のバッテリーが内蔵されているため、バッテリーの持ちもよく、外で使用する方にもおすすめです。

画面を2分割して、2つのアプリを同時に使用できるマルチタスク画面や、使用時間の管理やアプリへのアクセスを制限できる子供用の機能「キッズモード」など便利な機能も豊富となっています。

HUAWEI MediaPad M5 lite 8 タブレット

HUAWEI MediaPad M5 lite 8 タブレットは、1920×1200のディスプレイを限界まで使える商品です。

5100mAhのバッテリーを内蔵しているため、長時間の外出や使用なども安心して行えるでしょう。

5100mAhは、約10.6時間のビデオ再生と62時間の音楽再生を連続で行うことができるほどの容量です。

また、サウンドにもこだわっており、低音を活かした歪みの少ない臨場感のある音でコンテンツなどを楽しめます。

Lenovo Tab M10

Lenovo Tab M10は、子供にも安心な機能が多く付いているため、家族での使用におすすめの商品です。

10.1型 FHD液晶を使用しており、繊細で鮮やかな映像や画像を快適に楽しむことができます。

タブレットの中でも薄く軽量なモデルなため、ビジネスバックなどにも楽に入れることができ、持ち運ぶ際も楽でしょう。

使用時間やアプリの使用制限が行えるキッズモードや、キッズモードでの使用情報を分析してくれるペアレンタルコントロール機能を使用すれば、お子様がどのようにタブレットを使用しているかを把握できるため、お子様の利用状況も安心して管理できます。

HUAWEI MediaPad T5 10

HUAWEI MediaPad T5 10は、消費電力を極力抑えながらも高パフォーマンスを実現してくれるタブレットです。

5100mAhのバッテリーを内蔵しているため、動画や音楽鑑賞など消費電力の多いコンテンツを利用しても充電持ちがよいでしょう。

ブルーライトカットモードを使用すれば、目に刺激を与えやすいブルーライトを削減しながら作業を行えます。

外での使用や長時間の使用が多い方におすすめです。

最新中華タブレットのおススメ-Windows-

Lenovo ideapad D330

Lenovo ideapad D330は、タブレットとしてもPCとしても使用できる商品です。

キーボードドックを接続すれば、文字入力も楽に行えるため文字入力が必要な作業が多い方も快適に使用できるでしょう。

また、アクティブペンが付属しているため、手書きでメモをタブレットに残すことも可能です。

Windows 10 Homeの全機能を使用できるため、ビジネスシーンでの利用が多い方におすすめです。

MateBook E BW19BHI58S25OGR

MateBook E BW19BHI58S25OGR は、ボディにメタル素材を使用しており、薄くて軽く持ち運びも簡単です。

PCとしての利用もでき、キーボードもタイピングの正確性を追求したものになっているため、入力の多い仕事にも対応できるでしょう。

最大9時間連続で使用できるため、外出時に持ち出しても安心して使用できます。

中華タブレットについてのまとめ

  • 中華タブレットとは、中国や台湾などの中華圏に拠点を持つメーカーが作っているタブレットの総称です。
  • 中華タブレットには低価格で高性能の物が揃っています。
  • 中華タブレットを選ぶには、サイズ・OS・通信方法などを検討し、用途に合ったものを選びましょう。