※この記事は2020年1月6日に更新しました。

この記事では、液晶タブレットとは何か?普通のタブレットやペンタブレットとの違い、液晶タブレットを選ぶポイントを項目ごとに解説します。

液晶タブレットの購入を考えている人、液晶タブレットがどんなものか知りたい人は、この記事を読むことで、自分に合った液タブ購入の検討が出来ます。

液晶タブレットってなに?

まず、ノウハウ・初心者向けの情報をご紹介いたします。商品の紹介を先に知りたい方はこちらをクリックしてください。

液晶タブレット有名メーカーごとの代表製品

液晶タブレットとは、コンピューター用のポインティングディバイスの一種で、液晶モニターとペンタブレットを統合し、モニターにペンで書きこむ事ができます。

液晶タブレットは、端末にタッチスクリーンを搭載しており、入力部分がディスプレイを兼ねているため、紙にペンで物を書く要領で入力できる利点があります。

手元を直接確認できることから、イラストレーション用のツールとして最適です。

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普通のタブレットやペンタブレットとの違い

液晶タブレットと普通のタブレットの違い

液晶タブレットと普通のタブレットの違いは、タブレットとPCを接続するか、タブレットにPCが内蔵されているかです。

液晶タブレットは、PCとしての機能がありません。映像ケーブルとUSBケーブルを使って、PCと接続して使用する製品です。使用方法はペン入力で、ほとんどの場合はタッチ操作ができません。

一方、普通のタブレットは、液晶タブレットとPCが一体化したものです。

タッチ操作が基本ですが、専用ペンが付いているものも存在します。ペンだけに反応するように設定できるため、液晶タブレットとして使用も可能です。

しかし、ハイスペックな物でないと、液晶タブレットと同等な性能は持ち合わせていない事に注意が必要です。

ペンタブレットと液晶タブレットの違い

ペンタブレットと液晶タブレットの違いは、液晶が付いているかいないかです。

液晶タブレットは液晶が付いており、専用ペンで液晶タブレットを見ながら入力します。PCとは接続していますが、入力時にPCのスクリーンを見る必要がありません。

液晶タブレットは、入力時に入力している手元を見ることができ、アナログで絵を描いているのと近い感覚で入力が可能です。

一方、ペンタブレットは専用ペンでタブレットに入力して使用しますが、タブレットには液晶が付いていない為、PCのスクリーンを見ることが必要になります。

ペンタブレットは、入力時にPCの画面を見ながら入力するため、操作には慣れが必要です。

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液晶タブレットを選ぶポイント

液晶タブレットを選ぶポイント①:サイズ

液晶タブレットを選ぶ際、液晶画面のサイズはキャンバスの役割をするため重要なポイントです。

気軽にイラスト作成を楽しみたい場合、13インチ前後のモデルがおすすめです。本体が軽く、使用しない時はコンパクトに収納出来ます。

本格的なイラスト作成であれば、19インチ以上の大きなモデルがおすすめです。細かい部分の作業が快適に行えるでしょう。

使用目的、作業場所、収納場所を考慮して、適切なサイズを選択することが重要です。

液晶タブレットを選ぶポイント②:価格帯

液晶タブレットは、ペンタブレットと比較すると高価です。使用目的を考慮し、価格と性能を比較して自分に合うものを探すのも必要です。

13インチの小さ目の物でも、国内メーカーなら10万円前後はし、19インチ以上の物になる20万円近くになります。

海外メーカーの物は、低価格で求めることが出来ますが、性能やサポート面は国内メーカーと比べると、見劣りする物もあるため注意が必要です。

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液晶タブレットを選ぶポイント③:Adobe色域カバー率

Adobe色域カバー率とは、Adobeが定義した、RBG(※)の領域を再現できる範囲のことです。

Adobe色域カバー率が高いと、液晶ディスプレイやプリンタなどで表示する色の違いを最小限に抑えることが可能です。

液晶タブレットで作成した絵の色が、スマートフォンで見ると違う色に見える事があります。色の違いは、色域カバー率が低い事が原因の一つです。

カバー率が高くなると、価格も高くなるため、使用目的に合わせて選択すると良いでしょう。

(※RBGとは、RED、GREEN、BLUEの略で、この3原色を組み合わせて表現する色の事)

液晶タブレットを選ぶポイント④:応答速度

応答速度とは、液晶画面のドットが、ある色から他の色へと表示を切り替える速度の事です。

早い方が専用ペンを使用したときのタイムラグがなく感じますが、絵を書く場合は、「25ms」くらいあればペンの動きに合わせて対応が可能です。

ゲームのような表示スピードが求められるものは「1ms」ほどは必要になるでしょう。

液晶タブレットを選ぶポイント⑤:筆圧感知

筆圧感知は、絵を書く筆圧を感じ取る機能であるため、使用目的にあった筆圧感知のレベルを選択するとよいでしょう。

高レベルの物は、より多くの段階で筆圧を感じ取る事が可能になり、線の抜きや入りが細かく表現できます。

筆圧レベルは、一般的な1024ほどあれば、普通にイラストを描くことが出来ます。リアルで繊細なイラストを描きたい場合は、2048の筆圧レベルが最適です。

筆圧レベルが高い物が良いという方は、製品によって筆圧レベル8192まで求めることが出来ます。

液晶タブレットを選ぶポイント⑥:付属ソフト

液晶タブレットを購入する際、本体のみと本体+ペイントソフトが付属している物があるため、使用目的に合っているか、必ず確認をするとよいでしょう。

価格的には、別々で購入するよりも、付属ソフトが付いている物の方がお得です。しかし、どんな付属ソフトが付いているのか確認が必要です。

液晶タブレットを選ぶポイント⑦:解像度

解像度とは、ディスプレイや画像、映像などのきめ細かさや綺麗さを表す単位の事です。

液晶の細かな点(ドット)の数をあらわしているため、一般的に数値が大きくなるときめ細かく綺麗になります。

本来「解像度」には色々な解釈や意味があります。

解像度で表す単位として「dpi(ディーピーアイ)」「ppi(ピーピーアイ)」「lpi(エルピーアイ)」が多く使われます。

dpiとppiは1インチ(2.54cm)の幅にどれだけドットがあるかを表す単位で、lpiは印刷物などに用いられる精細さです。

液晶タブレットのスペック表などで見る「ディスプレイ解像度」などは、「1920p×1080p」など「p」で表しています。

この”p”はディスプレイの「走査線数」がどれだけ表示できるかという性能を意味しています。単純に数値が大きくなれば綺麗で滑らかな映像を表示できると考えて問題ありません。

注意点として、「ディスプレイ最大(MAX)解像度」があげられます。

スペック表でディスプレイ解像度を見ると「2048p×1536p」や「1920p×1080p」となっていても、ディスプレイ最大(MAX)解像度がそれより低い場合があります。

扱えるデータは「ディスプレイ解像度」の表記と同じ解像度でも、液晶タブレット上では、「ディスプレイ最大(MAX)解像度」で表示されているという意味です。

多くの液晶タブレットでは、ディスプレイ解像度とディスプレイ最大(MAX)解像度は同じですが、中には違いがある場合もあるため、検討の際には注意が必要です。

液晶タブレット有名メーカーごとの代表製品

ワコムは液晶タブレットでトップシェアの国内メーカー

ワコムは、液晶タブレットでトップシェアの国内メーカーです。

動作も安定しており、不具合も多くありません。操作などに困っても情報がたくさんあるため、安心して購入することができます。

高性能・高価格帯のモデルがプロからも高い信頼を得ています。ペン入力の機器に定評があるメーカーです。

Wacom Cintiq 16 DTK1660K0D

Wacom Cintiq 16 DTK1660K0Dの価格は、ワコムの液晶タブレットの中では最安値です。

安いだけではなく、性能も高性能で、ワコムには一般用とプロ用がありますが、Cintiq 16は、プロ仕様に近い性能を低価格で実現しています。

筆圧感知は8192レベルで高性能ですが、コストカットを実現させるため、サイドスイッチやタッチ機能はついていません。性能表で自分の必要な機能があるか確認するとよいでしょう。

Wacom MobileStudio Pro 13 DTH-W1320H/K0

Wacom MobileStudio Pro 13 DTH-W1320H/K0は、本体にWindows Osを搭載しています。

インテルのCore i7プロセッサー・メモリ8GB・SSD 256GBを搭載しており、PCのない環境でもイラスト作成が可能です。

2560×1440のWQHD解析度に対応し、画像サイズが13.3インチながらキレイな映像を映し出せます。

筆圧感知は8192レベルで快適で自然な書き心地で、背面に3Dカメラを搭載し、付属ソフトを使用して3Dグラフィックの制作も可能です。

場所を選ばず、高性能でイラストが制作したい方におすすめの液晶タブレットです。

フイオンは中国の人気メーカー

中国の人気メーカー、フイオンは、低価格帯の液晶タブレットを展開しています。

低価格であるため、初心者にも購入しやすい製品が多くあり、趣味程度でイラストを描く為に、液晶タブレットの購入を考えている人にはピッタリです。

フイオンKamvas Pro 20

フイオンKamvas Pro 20は、19.5インチの画面サイズながら、狭い縁の設計により、置き場所に困らない絶妙な大きさが魅力です。

性能面では、Adobe RGBカバー率92%の色精度をもち、描画に最適で色表現を豊かに描くことが出来ます。

ディスプレイ解像度は1920×1080で、434.88×238.68mmという十分な作業領域により、重たいアプリを開いても、表現力の高さを発揮することが出来ます。

筆圧感知は8192レベルある高性能液晶タブレットです。

フイオンKamvas Pro 12

フイオンKamvas Pro 12は、約350×198.6x11mmで約765gというコンパクトなサイズで、持ち運びに便利な液晶タブレットです。

耐久性の評判も良くコストパフォーマンスが良いのも魅力でしょう。

性能面では、ディスプレイの解析度1920×1080で、Adobe RGBカバー率は92%を誇ります。

美しいグラフィック表示を可能としており、筆圧感知は8192レベルで本格的に場所を選ばずに使用できる液晶タブレットです。

XP-Penは日本国内で設立されたメーカー

日本国内で設立されたメーカーです。開発拠点を台湾や中国に置き、液晶タブレット関連製品を幅広く取り扱っています。

フイオンと同じく、低価格が魅力のメーカーです。

XP-PEN Artist 15.6 JPArtist15.6

XP-PEN Artist 15.6 JPArtist15.6は、シンプルなデザインで低価格の初心者向けの液晶タブレットです。

ディスプレイのサイズが15.6インチでも、スリムでスペースを取らないボディは収納しやすいモデルになってます。

筆圧感知も8192レベルと十分満足できるでしょう。

XP-PEN Artist22EPro

XP-PEN Artist22EPro GT-191 GT191-HAJPは、右利き・左利きの両方に対応している液晶タブレットです。

ディスプレイ左右が対照的なデザインをしており、カスタマイズボタンも8個ずつ左右対称に搭載しています。右利き・左利きの両方に対応していることから、オフィス設置用としても重宝するでしょう。

22インチの大型ディスプレイを採用しており、フルHD解像度に対応しているため、キレイなグラフィックの視認が可能です。

筆圧感知は8192レベルで、多機能ペンケースが付属しています。

接続はHDM・IVGA・USBに対応しており、4Kディスプレイとの同時利用が可能であるため、高精度なイラスト制作が可能です。

Parblo Coastは初心者にもおすすめのメーカー

Parblo Coastは、Amazonでも人気のメーカーです。

価格は、低価格を売りにしているフイオンよりもさらに安く、視野角はワコムと同様の数値をもっています。

液晶タブレットを試してみたいという方には、購入しやすいメーカーでしょう。

Parblo Coast10 10.1インチ

Parblo Coast10 10.1インチは、視野角が広く170度はワコムと同数値です。

液晶サイズは10.1インチと小さめで、重量が630グラムと言う驚きの軽さで、持ち運びには重宝するでしょう。

筆圧検知は2048レベルで最低限はクリアしています。ペンがバッテリーレスペンになっており、10グラムと軽さにも特徴があります。

低価格で、持ち運びも便利りな液晶タブレットを探している方にピッタリです。

Parblo Coast10 21.5インチ

Parblo Coast10 21.5インチは、筆圧検知や、バッテリーレスペンは10.1インチモデルと同様の使用です。

机に設置して、しっかり描くにはおすすめのサイズ液晶21.5インチで、解析度が1920×1080と10.1モデルに比べて高スペックであることも特徴です。

広い作業範囲が必要な方にお勧めできます。

液タブのおすすめについてのまとめ

  • 液晶タブレットは、ペンタブレットに液晶の付いたポインティングディバイスです。PCに接続して使用するもので、単体では使用できません。
    最大の特徴は、液晶画面に専用ペンで入力するため、手元を見ての入力ができます。PCディスプレイを見ながらの入力に、慣れる必要はありません。
  • 選ぶポイントは、サイズ、価格帯、Adobe色域カバー率、応答速度、筆圧感知、付属ソフトなど多数存在します。
  • まずは自分の使用目的に合う為の、必要な性能レベルを確認し、自分の中の予算とマッチするものを探すとよいでしょう。
  • 国内メーカーは高価格ですが、性能面で優れています。海外メーカーは低価格ですが、国内メーカーと比べると劣るポイントが存在します。
    これらを考慮して、自分にピッタリの液晶タブレットを見付けるとよいでしょう。
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