こちらの記事は2019年2月26日の記事を2020年3月9日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・オーブンレンジの選び方にセンサーの種類で選ぶの項目を追記いたしました。
・一人暮らしにおすすめのオーブンレンジを2020年3月9日の情報に更新いたしました。
こちらの記事は2020年3月9日に更新した記事を2020年7月29日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・一人暮らしにおすすめのオーブンレンジを2020年7月29日の情報に更新いたしました。
この記事では、一人暮らしのオーブンレンジの選び方や、おすすめを解説します。
簡単なボタン操作で食材を温めたり下ごしらえできる電子レンジは、生活に欠かせない家電製品です。
しかし、単機能電子レンジだと機能が不十分に感じることもあるでしょう。
オーブンレンジで調理すれば、料理のレパートリーが増えるうえに食材の表面がパリッとした食感にする事も出来ます。
この記事を読むことで、自分に合ったオーブンレンジ購入の検討が出来ます。
目次
一人暮らしの電子レンジの必要性
オーブンレンジやスチームオーブンレンジであれば、煮る・焼くなどの本格的な調理ができ、1人分の料理もすぐに作れるため、自炊を簡単にすることができるでしょう。
自炊の頻度が増えれば、外食よりも手軽なため出費も抑えることも可能です。
電子レンジの種類
電子レンジには、主に「単機能電子レンジ」「オーブンレンジ」「スチームオーブンレンジ」があります。
それぞれの種類は以下の通りです。
単機能電子レンジ
単機能電子レンジは、冷凍食品の解凍、食材や飲み物を温めるなどのシンプルな機能が搭載されている電子レンジです。
コンパクトサイズで価格もリーズナブルであり、狭いキッチンにも簡単に設置できます。
料理が苦手な方や、コスパを重視する方におすすめです。
オーブンレンジ
オーブンレンジは、単機能電子レンジに、トースター・グリル・オーブン機能が追加されている優れものです。
「温める」だけでなく「煮る」や「焼く」などの調理もできることが魅力でしょう。
一人暮らしでも下ごしらえの短縮や本格的な調理ができるため、自然と料理のレパートリーも増やすことが出来ます。
オーブンレンジには、トースター・グリル機能がメインの安価な製品から、オーブン調理の自動メニューが搭載された高価な製品まであります。
予算と折り合いをつけて、どのオーブンレンジを購入するか検討することが大切です。
スチームオーブンレンジ
スチームオーブンレンジは、オーブンレンジの機能に、さらにスチーム調理機能が追加されているタイプです。
「温める」「焼く」「煮る」に加え、「蒸す」調理もできます。
食材の栄養素を閉じ込めて素早く加熱することが可能であるため、調理時間の短縮にも最適です。
加熱水蒸気スチームを利用すると、食材の油のみでヘルシーな揚げ物を作ることも可能です。
しかし、価格も高くなりがちな種類であるため、予算との兼ね合いをとる必要があります。
オーブンレンジの選び方
サイズで選ぶ
一人暮らし用のオーブンレンジを購入する場合、サイズは15~23L程度のコンパクトサイズがおすすめです。
小型であるため、冷蔵庫や棚の上にも設置ができます。
また、1人分の食材を温めるのにも最適です。
基本的に、コンパクトサイズであるほど価格も安くなります。
20L以上のサイズであれば、本格的なオーブン調理やお菓子作りにも挑戦できます。
購入前に、設置場所に本体が収まるかもチェックが必要です。
きっちり寸法を測ることや、放熱スペースを考慮する必要があります。
庫内構造で選ぶ
電子レンジやオーブンレンジなどの庫内構造は、主に「ターンテーブル」「フラットタイプ」の2種類です。
庫内スペースを有効に活用したい方は、フラットタイプのオーブンレンジの購入がおすすめです。
フラットタイプの利点は、大きいサイズの四角い弁当が入ることや、庫内に凹凸がないため、油汚れなどがたまりにくい事などがあげられます。
従来のターンテーブルよりも優れているため、なるべく庫内構造がフラットタイプのオーブンレンジがおすすめです。
出力で選ぶ
なるべく早く温めたい方は、出力が600W以上のオーブンレンジがおすすめです。
出力がパワフルであるほど、温める時間が短縮されます。
より手早く調理がしたい方は、出力700W・800Wのオーブンレンジがおすすめです。
中には、1000Wのオーブンレンジもあるため、購入の際はワット数を確認しておくとよいでしょう。
センサーの種類で選ぶ
オーブンレンジは加熱する際にセンサーを利用して食品を判別します。
各センサーにはそれぞれ長所と短所があるため、自分の好みに合わせて選ぶのがポイントです。
赤外線センサー
赤外線センサーは食品の加熱時に放出される赤外線を感知しするセンサーです。
食品の表面温度が直接リアルタイムでわかるため、温めながら微調節する事ができます。
気体センサー
気体センサーは、食品を加熱する際に発生する蒸気、煙、ニオイなどのガス濃度やニオイの種類を検知する事で、出来上がり具合や、食品の種類を判断することが出来ます。
注意点として、ラップで包まれていたり、密閉容器の中にある食品の加熱は苦手な事があげられます。
重量センサー
食品の量によって加熱時間が変わるため、重さを加熱する際に重要です。重量センサーは食品の量を検知するセンサーです。
ほぼすべての調理で利用する事が出来ますが、重量を勘違いすると温めすぎてしまうなど、重い皿に乗ったものの加熱が苦手な事がデメリットでしょう。
参考
元修理屋が選ぶおすすめ家電 電子レンジ・オーブンレンジその2。電子レンジの仕組み
東日本と西日本のヘルツの違い
電子レンジやオーブンレンジの中には、「東日本用50HZ」「西日本用60HZ」など、限られた地域でしか使えない製品もあるため注意が必要です。
通常は、どの地域でも使用できる「ヘルツフリー」が一般的です。
しかし、一人暮らし向けの低価格な電子の場合、ヘルツフリーでないことも珍しくありません。
コストを抑えた低価格な電子レンジを購入する際は、ヘルツの違いなどもチェックしておく必要があります。
一人暮らしにおすすめのオーブンレンジ
パナソニック NE-FS300
パナソニック NE-FS300は、蒸気センサーを搭載しており、加熱を行っている食品から発生する蒸気を感知することで加熱時間を自動で調整してくれます。
1000Wインバーターを採用することで、温めをすばやく行うことができ、短時間で温かい料理を楽しめるでしょう。
また、あたためやグリルなど頻繁に使用する機会が多いボタンは、簡潔なイラストで表現を行うシンプルピクトを採用しているため、見やすく操作がしやすくなっています。
他にも子供が誤ってボタンなどに触れてしまった場合でも、操作ができないようにロックを行うチャイルドロック機能が採用されており、子供がいる家庭でも安心して使用可能です。
コンパクトなサイズ感を実現しているため、コンパクトでシンプルな商品を購入したい方におすすめです。
SHARP PLAINLY RE-WF231
SHARP PLAINLY RE-WF231は、ヒーター加熱と加熱水蒸気を組み合わせることで、油を使用しないノンフライ調理を自動で行える商品です。
油を使用せずに外はカリっと、中はジューシーな美味しい仕上がりにできるため、健康面に気を遣っている方でも安心して美味しい料理を楽しめます。
絶対温度センサーを搭載しており、温めたい物に合わせた設定を自動で行ってくれるため、加熱時間や出力を設定する手間を省けます。
また、冷凍した食品の全解凍を簡単に行うことができ、肉などを冷凍している場合でも使用したいタイミングですぐに使用可能です。
庫内はお手入れがしやすいフラット仕様となっており、万が一汚れが付着してしまった場合でも楽にお手入れできます。
日立 MRO-F6Y
日立 MRO-F6Yは、冷凍鶏のから揚げ、冷凍チャーハン、冷凍たこ焼き、冷凍今川焼きと4種類のオートメニューを搭載しており、メニューを選択するだけで冷凍食品をパリッと美味しい状態に仕上げてくれます。
少人数ボタンを使用すれば、1~2人分までの少人数の調理を自動で行えるため、毎日の食事の準備を楽にできるでしょう。
また、付属のテーブルプレートに水を入れるだけで、スチーム調理ができる簡易スチーム式を採用しており、茶わん蒸しなども失敗することなく美味しく仕上げることが可能です。
レンジとオーブン両方の加熱方法を組み合わせることで、油を使用しないノンフライ調理も自動で楽に行えます。
テーブルプレートは取り外しができるため、丸々水洗いが可能で、庫内はシリコン系塗装を採用することで汚れが落としやすくなっているなどお手入れの面にも優れています。
山善 YRC-0161VE
山善 YRC-0161VEは、トースト、お弁当など頻繁に使用する機会の多い6種類のメニューを温度や時間などを設定することなく自動で温められる機能が搭載された商品です。
自動で温めるだけでなく、自分で温度や時間を設定することもできるため、使用したい状況に合わせて使い分けられます。
また、40℃の発酵機能を使用できるため、発酵から焼き上がりまでこの商品1つで行うことができ、気軽ににパン作りやお菓子作りを楽しめます。
オーブンレンジの中でも約2万円と安価で、購入しやすいでしょう。
オーブンレンジについてのまとめ
- 一人暮らしだからこそ、簡単に自炊ができる電子レンジが必須です。
- 電子レンジの種類は、主に「単機能電子レンジ」「オーブンレンジ」「スチームオーブンレンジ」があります。種類によって、搭載されている調理機能も異なります。
- 庫内構造は、ターンテーブルよりフラットタイプのほうがおすすめです。手入れが簡単で、大きいサイズのお弁当も入りやすくなっています。