こちらの記事は2018年11月8日の記事を2020年2月13日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・石油ファンヒーターの人気メーカーの項目を追記いたしました。
・おすすめの石油ファンヒーターの情報を2020年2月13日の情報に追記いたしました。

ここでは、冬の便利アイテムである石油ファンヒーターの選び方や、おすすめを紹介します。

寒く厳しい冬を乗り越えるためにさまざまな暖房器具がありますが、エアコンより早く暖まり、電気代を節約できるのが石油ファンヒーターです。

この記事を読むことで、自分の部屋に合った石油ファンヒーター購入の検討が出来ます。

そもそも石油ファンヒーターとはなにか?

石油ファンヒーターは暖房器具の一種で、液状の灯油を燃焼することによって得た熱を送風ファンによって排出して暖を取ることができる家電製品です。

1978年に三菱電機によって製品化された『石油ストーブ』が始まりで、以後多くの家電メーカーが開発し発売をし、これを進化したものが『石油ファンヒーター』です。

暖房機能が備わったエアコンの普及や、2000年以降の価格競争の激化によって大手を含むいくつかのメーカーは、石油ファンヒーターの開発を撤退しました。

しかし、「電気料金がエアコンよりかからない」「瞬間的に暖を取れる」など、さまざまなメリットから、現代でも一般家庭では馴染みのある家電製品です。

石油ファンヒーターのメリット

石油ファンヒーターは電気料金がエアコンよりも安い

石油ファンヒーターは、燃料である石油を燃焼させて、発生した熱をファンを通じて送風し部屋を暖めます。

石油ファンヒーターは、点火時と火力によってW数が変わることが特徴です。

例として、点火時390W、大火力時129Wの石油ファンヒーターを、1時間使用した際に必要なW数はおおよそ100Wと言われています。

これを1日8時間使用する計算で電力を表すと、100W×8H=800Whとなり、800Whを電力の値で表すと0.8kwhとなるので、1日の使用電力は0.8ほどです。

1kwhに必要となる電気料金はおよそ27円であるため、石油ファンヒーターを1日8時間使用した際の電気料金は21.6円となり、月で換算すると648円です。

一般的なエアコンの暖房機能を1日8時間使用した際に必要な電気料金は、1ヶ月で約6500円前後必要であるため、石油ファンヒーターはエアコンで必要な電気料金の10分の1で済ませることが出来ます。

石油ファンヒーターは暖まるのが早い

エアコンを起動した際、暖かい風が排出されるまで結構な時間が必要ですが、石油ファンヒーターの場合は、燃料を燃焼した熱がダイレクトにファンを通じて送られてくるため、エアコンと比べて格段に暖まるのが早い事が特徴です。

この早く暖まる点もメリットして考えることができ、外出から帰宅した際や、朝起床した際など、素早く部屋を暖めたい場合などにも、石油ファンヒーターは効果的に使うことができます。

デメリットを把握して使用しましょう

メリットの多い石油ファンヒーターですが、デメリットがある事にも注意が必要です。

石油ファンヒーターのデメリット
・灯油の値段が変動しやすい
・灯油の補充や買い出しなど手間が必要
・灯油の臭いに対応しなければならない

石油ファンヒーターには、上記のデメリットが考えられます。

灯油を燃料としているため、補充や買い出しが必要である上、使用する場合は、多少なりとも灯油の臭いに対応する必要があります。

灯油の値段は、その時の情勢によって大きく左右されるため、日々のコストを考える場合は、灯油の相場に敏感になることにも注意が必要です。

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石油ファンヒーターの選び方

ではここで、石油ファンヒーターの選び方を、項目別に解説していきます。

対応畳数で選ぶ

石油ファンヒーターは、使用する際の部屋の広さなどによって選ぶ必要があります。

目安としては、商品の「対応畳数」を見るとよいでしょう。

「4.5~12畳対応」など、対応する部屋の広さに幅があります。

石油ファンヒーターを対応畳数で選ぶ際は、自分の部屋の広さよりも、小さい石油ファンヒーターを選ばなければ大丈夫です。

目安としては、自分の部屋の広さに2畳ほど余裕を持たせて選ぶとよいでしょう。

部屋が風通しが良い木造住宅や、お住まいの地域が寒冷地であった場合も、使用する部屋尾2~4畳ほど大きめの石油ファンヒーターを選ぶとよいでしょう。

暖房出力で選ぶ

石油ファンファンヒーターは、暖房出力によって性能や特徴が異なり、高出力であれば暖房能力が優れ、低出力の場合暖房能力は劣りますが、その分電気料金を抑えることができます。

製品スペックの紹介欄に「暖房出力」の項目があり、その数字が髙ければ暖房能力は高くなります。

低ければ暖房能力が低く、電気料金が安いくなるため、お住まいや使用状況に適した製品を選ぶとよいでしょう。

サイズで選ぶ

石油ファンヒーターのサイズは、部屋のインテリに合っているのか、バランスは悪くないのかなどの部屋全体の見た目や、生活空間のスペースなどを考えた際に大切です。

ポイントとしては、設置場所をある程度決めておくことと、その設置場所に合ったサイズの石油ストーブを選ぶことがポイントです。

設置場所のスペースやサイズを事前に把握し、その部屋に適したサイズの石油ファンヒーターを選ぶのもポイントでしょう。

シーズン以外に使う必要がないため、収納しやすいコンパクトサイズの物を選ぶのもおすすめです。

点火スピードで選ぶ

寒さの厳しい冬において、瞬間的に暖まる石油ファンヒーターは便利なアイテムですが、より素早く暖まるためには、石油ファンヒーターの点火スピードが目安です。

機種によって異なりますが、早い物であれば最短10程、遅い物であれば2分程かかるものまでさまざまあり、寒冷地にお住まいの方に限らず、石油ファンヒーターのメリットや特徴を考えると、点火スピードが早い物を選ぶことが大切です。

給油のしやすさで選ぶ

石油ファンヒーターを使用するためには、灯油を本体に給油する必要があります。

しかし、機種によっては給油しにくい物があったりなど、無駄に手間を感じてしまう場合もあるでしょう。

近年開発メーカーの工夫によって、キャップの開閉しやすい物や、給油の際に手が汚れにくい物など、さまざま開発されているため、給油に便利な機能をチェックして選ぶのもひとつのポイントです。

運転時間で選ぶ

石油ファンヒーターは、機種によって灯油1L当たりで運転できる時間が異なります。

1Lで運転できる時間が長ければ長いほど省エネでコスパがよい事が特徴です。

目安としては、最低でも1L当たり90分以上は運転できる石油ファンヒーターを選ぶことがおすすめです。

石油ファンヒーターの人気メーカー

コロナは「ヒートバックシステム」が特徴

コロナの石油ファンヒーターは、「ヒートバックシステム」という、点火時間が短く電気代が安い動作が特徴です。

灯油を霧状にして噴射するために燃やす場合は、熱がそれほど必要ではなく、着火までに短時間な上に省エネであることも特徴です。

稼働しても静音性に優れており、臭いも少なく風量が多いのも特徴でしょう。

タンクのキャップはワンタッチで外せるため給油も楽に行うことが出来ます。

ダイニチは「ブンゼン式」が特徴

ダイニチは、「ブンゼン式」という灯油噴射方法が特徴のメーカーです。

気化器を使って灯油を直接あたためてからバーナーに噴射します。

点火までの時間が早く、およそ40秒で点火ができます。

気化器をあたためるために消費電力が少し高くなりますが、使用中の灯油の臭いもほとんどありません。

おすすめの石油ファンヒーター

石油ファンヒーター FH-VD3319Y-Aは制御機能が特徴

石油ファンヒーター FH-VD3319Y-Aは、消火時にできるだけ火力を下げつつ最適に制御する機能が特徴です。

ニオイの元となる残った灯油を吸引する仕組みも特徴です。

ダイニチ FW-4619L-Wは給油や消し忘れを防止できる

ダイニチ FW-4619L-Wは、家族の集まる空間におすすめのモデルです。

大容量9Lタンク搭載タイプで、運転開始後、40秒スピード着火により、冷えきったお部屋をすばやく暖めることが出来ます。

バーナの高温時間を長くしているため、燃え残ったガスをきれいに燃やすことが出来ます。

タンクが空になる事で、メロディーと共に「予告」のサインが点滅し、そろそろ消火するというときは「給油」サインが点滅するため、給油や消し忘れを防ぐことが出来ます。

コロナ FH-G5719BY-Wはすぐに暖かくなる

コロナ FH-G5719BY-Wは、7秒で点火し、すぐに暖かさを味わうことが出来る石油ヒーターです。

ライフスタイルや、お好みに合わせて選ぶ事が出来る点火機能を搭載しています。

寒い朝もすぐに点火でき、タイマー予熱によりエコな速暖も実現する事ができます。

大型オレンジ液晶により、視認性が高いオレンジ液晶を採用しており、表示がさらに見やすい事が魅力です。

ダイニチ FW-2518NE-WRは消臭システムが特徴

ダイニチ FW-2518NE-WRは、ボタンを押してわずか40秒で暖房が開始できる機能です。

寒い朝や帰宅時など、急いでお部屋を暖めたいときにも、すぐにあたたかく快適な空間にすることが出来ます。

低騒音ボックス構造により、燃焼時の音を包み込んで密閉できる「低騒音ボックス構造」も魅力でしょう。

パワフル秒速消臭システムにより、気化ガスをしっかりと止めて、燃やしきることでニオイを抑えることができます。

オレンジ液晶により、文字がくっきりと見えやすいオレンジの液晶を採用しています。

抗菌ファンフィルターは、細かい網の目でしっかりホコリをキャッチして、抗菌ネット仕様により雑菌を抑えることができます。

ダイニチ FW-D3319Kはecoモードが特徴

ダイニチ FW-D3319Kは、ecoモードで灯油が節約できます。

予熱不要で、35秒でスピード着火によりすぐにポカポカすることが出来ます。

シリコーン配合商品を同室内で使用すると故障の原因になる事に注意が必要です。

ダイニチ FW-7219SDX-Wは省エネ機能も充実

ダイニチ FW-7219SDX-Wは、ニオイを抑える消臭パワーに「Wエコプラス」という省エネ機能も充実しています。

白色バックライト液晶が明るく読みやすいため、遠くからでも確認することが出来ます。

8段階油量モニターにより、灯油の残量を8段階でお知らせし、残油量がひと目で分かりやすい事が魅力でしょう。

延長セレクト3時間、2時間、1時間とシーンに合わせて延長時間を選ぶことができます。

ダイニチ FW-5719GR-WはWタイマーが魅力

ダイニチ FW-5719GR-Wは、すばやい暖房と消火時のニオイの低減を両立しています。

スピード着火とオートターボ運転機能により、冷え切ったお部屋をすばやく暖めることが出来ます。

バーナの高温時間を長くするため、燃え残ったガスをしっかり燃やしきることが出来ます。

ecoおまかせモードにより、燃焼量を自動コントロールすることが出来ます。

Wタイマーにより、異なるタイマー設定を生活時間に合わせた使い分けをすることが出来ます。

石油ファンヒーターについてのまとめ

  • 以下のものしっかりと把握し、状況に適した石油ファンヒーターを選べば、厳しい冬を快適に過ごすことができます。
    ・対応畳数
    ・暖房出力
    ・サイズ
    ・点火スピード
    ・給油のしやすさ
    ・運転時間
  • 近年石油ファンヒーターは安全性が高くなり使いやすくはなりましたが、使用の際は商品に記載されている、使用上の注意事項をしっかりと確認して、それに適した使い方で石油ファンヒーターを使用しましょう。
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