こちらの記事は2019年3月4日の記事を2020年3月6日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・以下の項目を2020年3月6日の情報に更新いたしました。
センタースピーカーのおすすめ
車載用におすすめのセンタースピーカー
この記事では、センタースピーカーの必要性や選び方のポイントなどを解説します。
ホームシアターシステムの導入や、車載用のサラウンドシステムに必要なのがセンタースピーカーです。
センタースピーカーは、主に音に立体感などを出すために必須な音響機器です。
しかし、センタースピーカーの効果などをよく知らず導入していると言う方も少なくありません。
この記事を読むことで、自分に合ったセンタースピーカー購入の検討が出来ます。
そもそもセンタースピーカーとはなにか?
センタースピーカーとは、ホームシアターや車載用のオーディオのサラウンドシステムを構築する際に、中央部に設置するスピーカーのことです。
音の位置や距離感が明確になる・ボーカルなどの声が聞き取りやすく改善されるのが主なメリットです。
形状は、基本的に横長の箱型が一般的です。
通常のLRサラウンドの場合、定位感にずれが生じる可能性がありますが、センタースピーカーを配置すれば補強することができます。
ボーカルの声を強調したい場合や映画の台詞をしっかり聞きたい場合は、センタースピーカーが最適です。
他にも音質の大幅な向上、サラウンドに立体感が生まれるなどの利点もあります。
5.1chサラウンドに対応している
通常、カーナビでは5.1chサラウンドに対応していないことも少なくありません。
しかし、センタースピーカーは、5.1chサラウンドにも対応しているため、手軽に音に臨場感が生まれます。
センタースピーカーを取り付けないと定位感も安定しないため、ボーカルサウンドが聞き取り辛いことがありますが、センタースピーカーを取り付けることで、格段に台詞を聞き取りやすくすることができます。
設置すれば、音楽に限らず映画や野球中継などもさらに楽しめるでしょう。
センタースピーカーの選び方
スピーカーユニットで選ぶ
スピーカーユニットの数は、価格や音質に大きく影響があります。
スピーカーユニットは、「フルレンジスピーカー」「2WAYスピーカー」「3WAYスピーカー」が主流です。
各スピーカーユニットの特徴は以下の通りです。
フルレンジスピーカー
フルレンジスピーカーは、1種類のユニットのみで全音域を再生する、低価格でコンパクトなスピーカーです。
オーディオ用の場合、低音域と高音域がやや弱い面がありますが、他のスピーカーを用いることで補強することも可能です。
安価であるため、初心者やパソコン用のスピーカーにも適しています。
2WAYスピーカー
2WAYスピーカーは、高音用と低音用にユニットがそれぞれ分かれている、音質面が優れているスピーカーです。
センタースピーカーで最も主流なタイプでもあります。
ラインナップも豊富であるため自分に合っている商品が選びやすいでしょう。
3WAYスピーカー
3WAYスピーカーは、低音域や中音域、高音域を再生するユニットに分けられているスピーカーです。
高級で大型なスピーカーに多いタイプで、2WAYよりも広い音域を再生することができます。
しかし、センタースピーカーに3WAYは少ないことに注意が必要です。
スピーカーユニットの数によって音質などが変わるため、しっかり確認することが大切です。
サイズで選ぶ
スピーカーは、サイズが大型になるほど低音再生能力などが高くなります。
しかし、設置場所や重さを考慮した場合、サイズが大きいほどよいとは言えません。
通常の設置場所は、テレビなどの映像機器の下のことが多いためバランスをきちんと考える必要があります。
デザイン性で選ぶ
センタースピーカーは、あくまでもサラウンドシステムの構築の補助的な役割です。
他のスピーカーと組み合わせることもあるため、デザインが派手過ぎない商品がおすすめです。
色は黒や茶系、材質はマットな質感のセンタースピーカーを選ぶなど、ある程度デザイン性も考えるのもよいでしょう。
取り付ける位置を考えて選ぶ
取り付ける位置は、視聴する位置の前方や自分の耳の位置の高さと合わせるのが一般的です。
車載用に設置する場合でも、取り付ける位置はほぼ同じです。
しかし、ダッシュボードの前に置くよりは、上に置くほうが邪魔になりません。
車載用のセンタースピーカーの場合、薄型の形状となっている商品も多いため注意が必要です。
センタースピーカーのおすすめ
Denon DHT-S216Kは豊かな低音表現が魅力
Denon DHT-S216Kは、明瞭なサウンドを奏でるカスタムメイドのツイーターと、ミッドレンジドライバーに加えて、底面に75mmサブウーハーを2基内蔵しています。
低音の量感と透明感をよいバランスにさせるよう設計されたバスレフポートがエンクロージャーの左右に配置されています。
一体型のサウンドバーでありながらも、豊かな低音再生を実現しているモデルです。
LG SL7Yは立体的なサウンドが魅力
LG SL7Yは、既存のTVリモコンでもボリュームのコントロールが出来るセンタースピーカーです。
ハイレゾ対応で、「DTS Virtual:X」により、リアルで臨場感あふれる立体的なサウンドが実現されています。
豊富な入力端子に加えて、Bluetooth(R)を通してワイヤレス接続も可能、またChromecastやGoogleアシスタントにも対応しています。
JBL BAR 2.0 ALL IN ONEは自然な音質が魅力
JBL BAR 2.0 ALL IN ONEは、HDMI ARCに対応しているセンタースピーカーです。
HDMI CEC規格にも対応しており、テレビ側のリモコンでも電源オン・オフを含めて多彩な操作が可能です。
テレビ前のスペースにも設置できる幅614mm・奥行90mmというコンパクトサイズも魅力でしょう。
専用設計の「バスレフポート」が背面側に備えてあり、ドライバーユニットなどとの低音干渉を抑えて、より自然で深みがある音質を楽しむことが出来ます。
SONY HT-X8500は高音質フォーマットにも対応
SONY HT-X8500は、デュアルサブウーファーを搭載したことにより力強い低音を実現したサウンドバーです。
テレビ台の上の限られておりスペースにも置きやすい、奥行き96mmというスリムなサイズを実現、Bluetooth接続にも対応し、さまざまな機器から音楽を楽しめるのも魅力の一つです。
ブルーレイディスク特有の高音質ロスレス音声フォーマットである「Dolby True HD」や「DTS-HD」にも対応しています。
車載用におすすめのセンタースピーカー
響音KYOTO CH-021Aはケーブルが長い
響音KYOTO CH-021Aは、ケーブルが3.5mあり、どこにでも設置しやすいのが魅力です。
最大入力は60Wで、入力端子は3.5mm 3P(ステレオ)、MP3に対応しています。
SONY SS-CS8はクリアな音声を楽しめる
SONY SS-CS8は、独自技術の「MRC(発泡マイカ)」素材を使用しているセンタースピーカーです。
MRCは低密度で軽量、高剛性、適度な内部損失などの特長をもっています。
余計な音の反響が少なく、クリアな音声を楽しめます。
車内だとエンジン音などの雑音がありますが、明確に台詞が聞き取ることが出来るでしょう。
デノン SC-C37はハイレゾ音源にも対応
デノン SC-C37はサイズが幅320x高さ100x奥行178mmで、車にも取り付けやすいのが魅力です。
再生周波数範囲が50Hz~60KHzであり、低音域とハイレゾ対応の高音域まで再生できます。
パワフルなアンプと組み合わせることで、小型でも力強さが生まれます。
設置しやすく、広帯域、加えてハイレゾ音源を車内でも楽しみたい方におすすめです。
センタースピーカーについてのまとめ
- センタースピーカーは、音の定位感の補強や音質の向上など色んなメリットがあります。
- 台詞が聞き取りやすくなる、音に臨場感が生まれるためセンタースピーカーは必要不可欠です。
- 設置する際は、視聴する位置の前方や自分の耳の位置に合わせるのが、一般的となります。
- センタースピーカーを選ぶ場合、「スピーカーユニット」「サイズ」「デザイン性」のチェックがおすすめです。