こちらの記事は2019年3月25日の記事を2020年1月30日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・スチームクリーナーのメリットに以下の項目を追記いたしました。
消臭効果もある
油汚れの除去も得意
・おすすめのハンディタイプスチームクリーナーを2020年1月30日の情報に更新いたしました。
・おすすめのキャニスタータイプスチームクリーナーを追記いたしました。
この記事では、スチームクリーナーについて解説します。
スチームクリーナーとは、高温の蒸気(スチーム)を使って掃除をする掃除家電のことです。
しかし、掃除機と比べたときのメリットや、多くのスチームクリーナーが販売されている中で、自分の目的に合った物を見つけるのが難しいという人もいるでしょう。
この記事を読むことで、スチームクリーナーの便利さを知り、自分の使い方にあったスチームクリーナーを探すことができます。
目次
スチームクリーナーのメリット
掃除をしながら除菌ができる
スチームクリーナーは高温の蒸気を使うため、汚れを簡単に落とすだけではなく、掃除をしながら除菌ができます。
約100度にもなる高温スチームは除菌効果があります。カビやダニ、インフルエンザウイルスにも効果的です。
洗剤は不要で、水だけで様々な場所を除菌できるため、小さいお子様やペットがいる家庭でも安心です。
消臭効果もある
スチームクリーナーは、臭いの原因を取り除くことも可能です。
高温の蒸気により、汚れや臭い成分を浮かせて除去する事が出来ます。
油汚れの除去も得意
高温スチームは強力であるため、頑固な油汚れも熱によって溶かすことができます。
油汚れが増えやすいキッチンの掃除にも最適です。
スチームによる除菌効果も、衛生管理が重要なキッチンでは嬉しいポイントでしょう。
子どもやペットがいる家庭も安心して使える
スチームクリーナーは高温の蒸気で掃除をするため、洗剤を使う必要がありません。
物を舐める可能性のある小さな子どもや、ペットがいても安心して使うことができます。
汎用性がある
スチームクリーナーは、様々なアタッチメントを利用する事で、床掃除だけでなくエアコンのフィルターやキッチン周り、お風呂など、いろいろな場所の掃除ができます。
洗車や布の染み取りもできるため、一台あれば何役にもなります。
スチームクリーナーのデメリット
熱に弱い素材には使えない
スチームクリーナーは高温の蒸気を使うため、熱に弱い素材(ガラス・プラスチック・人工大理石など)には使用できません。
合成繊維・麻・革・ビロードなどの素材のものは、場合によっては色落ちや変形してしまう可能性がある事にも注意が必要でしょう。
スチームクリーナーは手入れが大変
スチームクリーナーは水道水を使うため、放っておくとカルキが溜まり、故障の原因になってしまいます。
カルキ除去専用のパウダーやクエン酸などで、タンク内を定期的に手入れしなければならないため、手間に感じる事もあるでしょう。
スチームクリーナーの種類
ハンディータイプは持ち運びやすい
ハンディータイプのスチームクリーナーは、手に持って掃除できるタイプであるため、持ち運びしやすく便利な事が特徴です。
しかし、タンクの容量が少ないため、長時間の掃除はできないというデメリットがあります。
キャニスタータイプは掃除機のような使い勝手
キャニスター式のスチームクリーナーは、掃除機のような見た目をしており、掃除機と同じく本体を地面に置いて使います。
大型のため手軽に使用できず、収納場所をとるというデメリットがあります。
しかし、ハンディタイプと比べて強力な蒸気を出せるため、洗浄力が高い事が魅力です。
パネル式の熱構造タイプは低価格の製品に多い
パネル式のスチームクリーナーは、熱した板の上に水を通して加熱し、蒸気を作り出す方式です。
構造が簡単であるため、低価格の製品や小型の製品に使われています。
ボイラー式よりも手早くスチームを出せるのが魅力です。
ボイラー式の熱構造タイプは強力だが待ち時間が必要
ボイラー式のスチームクリーナーは、ヒーターでタンクの水を沸騰させ、タンク内でできた蒸気を噴射するという方式です。
パネル式よりも高温・高圧の蒸気を作ることができるため、洗浄力は強力ですが、使えるようになるまで時間がかかるというデメリットがあります。
スチームクリーナーと一般的な掃除機の違い
掃除機は、ゴミやホコリを除去する掃除家電です。
掃除機はゴミを吸いとり、スチームクリーナーは汚れを浮かせてとるという違いがあります。
スチームクリーナーは、目に見えづらい油汚れやにおいのある場所の掃除を効率的に行えるのが特徴です。
おすすめのメーカーとメーカーごとの特色
アイリスオーヤマはコスパがよい
アイリスオーヤマのスチームクリーナーは、低価格なのに品質がよいのが特徴です。
アイリスオーヤマでは、先に販売価格を決めてから、その値段でできる限り充実した製品を作っているため、低価格が実現できます。
スチームクリーナー初心者の方におすすめのメーカーです。
ケルヒャーはキャニスタータイプが売れ筋
ケルヒャーは、ドイツの老舗メーカーです。
ドイツのメーカーではありますが、日本に合わせた設計をおこなっており、黄色いデザインが特徴です。
売れ筋のキャニスタータイプのスチームクリーナーには、ケルヒャー製のモデルが多いです。
おすすめのハンディタイプスチームクリーナー
アイリスオーヤマ STM-304KCは洗浄力が高い
アイリスオーヤマ STM-304KCは、タンク内の水を沸騰させながら、高温・高圧のスチームを噴出させる事が出来ます。
約100度の高温スチームにより、除菌しながら、頑固な汚れを浮かせながら落とすことが可能です。
洗浄力が高いため、油汚れもきれいに落とすことが出来ます。
ブラック&デッカー FSM1215Wは狭い場所にも使える
ブラック&デッカー FSM1215Wは、高圧スチームで汚れをスッキリ落とすことが出来ます。
スチームの力で、フローリングの皮脂汚れなども浮かせて落とすことが可能です。
180度自由に動くフロアヘッドにより、狭いスペースでも楽に掃除することが出来ます。
電源を入れてから約30秒で準備が完了し、使いたいときにお掃除する事ができます。
Paxcess スチームクリーナーは安全性が高い
Paxcess スチームクリーナーは、通電してから10秒間で水を120°の高温のスチームに気化する事ができます。
高温蒸気により99.99%の細菌を除菌でき、頑固な床の油汚れでも簡単に取り除くことができます。
410MLの大容量のタンクにより、20分間の連続使用が可能です。
空焚き防止機能を搭載しているため、タンクが空になると自動的にオフにるのも安心でしょう。
Shark 2-IN-1 S3974Jは衣類スチーマーとしても使える
Shark 2-IN-1 S3974Jは、ハンディとモップが一緒になっている最上位モデルです。
掃除だけでハなく、衣類スチーマーとしても使用することが可能です。
おすすめのキャニスタータイプスチームクリーナー
ケルヒャー SC 2 EasyFixは軽くてコンパクト
ケルヒャー SC 2 EasyFixの待ち時間は約6分で、連続噴射時間は約30分のスチームクリーナーです。
一回の給水で家中しっかりお掃除できるため、休日にまとめてお掃除を行いたい方におすすめです。
ケルヒャーのスチームクリーナーは、本格ボイラーを搭載しており、蒸気を安定して作り続けることができます。
キャニスタータイプですが、女性でも使用しやすいコンパクトさと軽さが特徴です。
Shark GS300 ファブリックスチーマーはポータブルな品
Shark GS300 ファブリックスチーマーは、伸縮ポールとフックが付いたスチームクリーナーです。
Sharkが特許出願中のポータブルデザインで、机上スチーマーとして簡単に部屋から部屋に移動できます。
水がこぼれないスチーム出力で、しわや生地を簡単に取り除くことが可能です。
1つの水タンクで、50分もの連続スチームが可能です。
アイリスオーヤマ STM-410Eは豊富なブラシが魅力
アイリスオーヤマ STM-410Eは、高温のスチームで汚れを落とせる、スチームクリーナーとポイントブラシがセットの品です。
約100℃のスチームにより、頑固な汚れも効率よく落とすことが出来ます。
安定した高温スチームを作り出せるボイラー式で、キッチンの油汚れや、エアコンのフィルター掃除まで1台で行うことが出来ます。
豊富なブラシが付いているのも魅力でしょう。
Simbr 蒸気クリーナー 13点セットは快適に運べる
Simbr 蒸気クリーナー 13点セットは、100℃の高温と1100W、4.5Barの高圧のスチームにより、汚れを高温だけでなく、こすりながら落とすことが出来るのが特徴です。
5分程でタンク内は高温になります。
SimbR蒸気クリーナーのスチームボタンには、「あんぜんロック」がかかっているためアクシデントにも安心です。
付属ベルト付きで楽に持ち上げることができ、運びながらでも快適に使うことが出来ます。
スチームクリーナーについてまとめ
- スチームクリーナーは、高温の蒸気を使って掃除をすることができる掃除家電です。洗剤要らずで汚れを落とすことができ、更に除菌もすることができます。
- 主にキッチンなど、気軽に掃除したい人は「ハンディタイプ」を、様々な場所を掃除したい人は「キャニスタータイプ」を選ぶと良いでしょう。
- スチームクリーナーの代表的なメーカーは、コストパフォーマンスに優れている「アイリスオーヤマ」と、ドイツの老舗メーカーの「ケルヒャー」があります。