腕時計の金額というものは、本当にピンキリです。
「超」がつくほど高級なものになれば、驚くような金額のものもあり、反対に安価なものになれば、誰でも簡単に手に入れられるような金額のものがたくさんあります。

もちろん腕時計の価値は金額だけで決まるものではなく、何に重きをおいて時計を見るかにより、その人にとっての価値が決まるものです。

しかし、できるだけ安価な金額で、自分の欲求を満たしてくれる時計を身に着けたいというのは、万人に通じる願いでしょう。いわゆるコストパフォーマンスがいいといわれる腕時計とは、いったいどんな腕時計なのか、

腕時計を選ぶ際に、誰もが考えるそんな疑問を解決すべく、コスパがいい腕時計についてこれから詳しく解説いたします。

コスパがいい腕時計とは?

まず、ノウハウ・初心者向けの情報をご紹介いたします。商品の紹介を先に知りたい方はこちらをクリックしてください。

コスパがいい腕時計特選 メンズモデル編

腕時計

コスパの意味

コスパがいい腕時計とは、時計が持つ機能性や実用性、デザイン性などが優れていて、設定された価格以上の価値があるということです。コスパという言葉が世間でよく聞かれるようになってから、しばらく時間がたちますが、改めて考えてみると、コスパという言葉の意味を、詳しく知らない人も多いかもしれません。

コスパとは、「コストパフォーマンス」を略した言葉です。

支払った価格に対して得ることができる、性能や恩恵とのバランスを現し、コスパがいいか悪いかで費用対効果を判断することを言います。

同じ時計をとっても、コスパがいいと感じるか悪いと感じるかは人によって違いがあるでしょう。だからこそ自分にとってコスパがいい腕時計とは、自分自身で探すことに意味があるのです。

いいコスパの基準

機能性やデザイン性には申し分のないものばかりがそろう昨今の腕時計を見ていると、3万円以下の腕時計なら、コスパがいい時計だといって間違いないでしょう。

3万円以下ならば、20代から30代前半の年代でも手が届く金額であり、より幅広い年代から受け入れられる時計ほど、コスパがいい腕時計だと判断できる要素になるからです。このあたりの金額の時計なら、まだ社会人経験が少ない年代の財布にも優しく、ビジネスシーンにおいても活躍するものばかりが揃っているのでオススメです。

国産ブランドや北欧デザイン

国産ブランド

コスパがいい腕時計のブランドをあげるなら、何と言っても国産のブランドでしょう。

日本を代表する時計メーカーといえば、SEIKOやシチズン、カシオといったところですがどのブランドをとっても、世界の一流時計ブランドに引けを取ることはありません。SEIKOがいち早く開発に取り組んだクオーツ式時計は、これまでの時計の概念を覆し、世界に「クオーツショック」を引き起こす事態となったほどです。

日本発の時計は、時計の本場といわれるスイス時計にも負けない技術を持ち、その技術力の高さは世界にも認められています。

そんな国産発のブランドは、機能性は申し分ないほど優れているのに、価格に関しては、ため息が出るほどの高額というわけでもありません。

世界に負けない技術力で生み出され、値段以上の質を誇る国産ブランドの時計は、間違いなくコスパがいいといえる腕時計ばかりです。

北欧デザイン

北欧と聞くと、「かわいい雑貨が揃う国」というイメージを持つ人も、きっと多いことでしょう。

北欧諸国はイメージの通り、何をとってもデザイン性が豊かで、高い芸術性を誇るものばかりがそろう国です。腕時計に関しても例外ではなく、一際センスの光るおしゃれな時計がたくさん生まれています。

にもかかわらず、価格はリーズナブルなものが多く、気負わず着けることができる価格設定のモデルが数多く存在します。
他に類を見ないほどデザイン性が優れているのに、価格までもが低く抑えられ、値段以上のデザインで人々を魅了する北欧の腕時計は、このうえなくコスパがいい腕時計といえるでしょう。

おしゃれな北欧腕時計のおすすめのブランド12選とモデルの解説

コスパがいい腕時計特選 メンズモデル編

男 時計

コスパがいい腕時計の傾向がわかると、具体的にどんなモデルがコスパ最強のモデルとなるのか、知りたいですよね。

ここからは、最高にコスパがいい腕時計のモデルを、男女別にいくつか紹介いたします。

オリエント

オリエントは、SEIKOやシチズン同様、日本を代表する時計メーカーの1つです。オリエントの代名詞ともいえる自社製のムーブメントによる機械式時計は、日本が誇る高い技術力が随所に光り、世界にもその魅力は発信されています。

機械式時計へのこだわりが詰まった「オリエントスター」は、オリエントの代表モデルでありながら、日本の機械式時計も代表するモデルとして知られ、ロングセラーを続けるモデルです。

全てのモデルに生活防水加工が施され、ビジネス対応のデザインも多く、オリエントの高いデザイン性や手ごろな価格設定が、コスパも最高水準を誇るモデルであることを物語っています。

『オススメのモデル』
オリエント スタンダード RN-AG0013B \28,000(+税)

*ワンポイントアドバイス*
オリエントの元来の姿をしっかりと受け継いでいるモデルで、スケルトンからちらりと見えるムーブメントが、機械式時計の魅力を静かに語ってくれます。

腕時計ブランド オリエントの特徴と歴史、価格帯の解説

セイコーワイアード

SEIKOから次世代ウォッチブランドとして誕生したワイアードは、青をはじめとする個性的なカラーの文字盤が特徴的なモデルです。

機能性とファッション性を融合したモデルとして、「世界とつながる」ことをコンセプトに作られた時計は、アクセサリーとしての顔も持ち、おしゃれに気を配る男性から多くの支持を得ています。

青を基調としたスタイリッシュなモデルは、単なるファッションウォッチとしてではなく、ビジネスシーンにも適合する腕時計として、20代などの新社会人のイメージにもぴったりなブランドです。

リーズナブルな価格設定の中にもしっかりと光る高級感が、コスパのいい腕時計として多くの男性から人気を集めています。

『オススメのモデル』
アポロ AGAD070 \28,000(+税)

*ワンポイントアドバイス*
ブルーの文字盤と立体感のある飽きのこないデザインが、全体的にエレガントな雰囲気を醸し出し、電池切れしない電波ソーラーや高い防水加工がビジネスシーンでも大活躍します。
Wired Watch Quartz有線apolloiiソーラークロノグラフモデルagad070メンズ
SEIKO WATCH(セイコーウォッチ)

スカーゲン

時計

スカーゲンは、デンマークで誕生したブランドです。

おしゃれなものが揃う国として知られる北欧で生まれたスカーゲンは、シンプルでカジュアルなのにどことなく高級感が漂い、一際異彩を放ちます。メッシュベルトや薄型で軽量のケースが特徴的で、少々華奢な男性にもかっこよく決まるブランドです。

スカーゲンは、長い歴史を誇る高級ブランド時計がしのぎを削る中、美しいデザインや高い機能性は、高価でなくとも成り立つことをコンセプトに掲げ、新進気鋭のブランドとして誕生しました。

若い世代でも簡単に入手できる価格設定や、ハイセンスなデザイン性と機能性が、コスパのいい腕時計ブランドとして広く知られ、現在も急成長中を続けています。

『オススメのモデル』
スチールメッシュアンドチタンケース T233XLTMN \23,000(+税)

*ワンポイントアドバイス*
通気性のいいメッシュベルトと軽量ケースが心地よく、ドレスウォッチ感とカジュアル感のほどよいバランスが、着ける人のファッションセンスをワンランクアップさせてくれます。

コスパがいい腕時計特選 レディースモデル編

女性 時計

ダニエルウェリントン

スウェーデン発のダニエルウェリントンは、誕生が2011年と、その歴史はまだまだ浅いブランドです。

にもかかわらず、その名はこの数年の間で世界中に広く知れ渡り、男女や年代を問わず、現在も大注目のブランドとして人気を博しています。一切無駄なものをなくし、シンプルさを追究した北欧らしいデザインや大きめのケースは、ビジネススーツにも相性がいい腕時計として、社会人からも愛されるブランドです。

ケースのサイズやベルトを自由に選び、自分なりにカスタマイズできる喜びを味わいながら、腕時計への愛情をより一層深めることができます。

シンプルの中に卓越されたデザイン性が光り、高級な腕時計にしか見えないのに、外見からは想像もできないような安価で入手できるダニエルウェリントンは、コスパを重要視する女性に最適な腕時計です。

『オススメのモデル』
クラシック ブリストル \22,000(+税)

*ワンポイントアドバイス*
ブリストルのような究極にシンプルなデザインには、女性の腕をより華奢に魅せてくれる40㎜サイズが意外とオススメで、ブレスレットなどとの相性も抜群です。

腕時計ブランド ダニエルウェリントンの特徴と歴史、価格帯の解説

CLUSE

CLUSEはオランダのアムステルダムで誕生しました。
「腕時計はファッションを楽しむためのアイテム」として捉え、ビジネスシーンにもカジュアルシーンにも活躍するブランドとして急成長を遂げているブランドです。

工具なしでも簡単に取り換えられるベルトは、本格的な革素材から柔らかい印象を与えるメッシュベルトまで幅広く展開され、ベルトをセットで購入できる点もCLUSEの魅力の1つです。まるでファッションコーディネイトを楽しむように、その日の気分で好きなベルトに簡単に交換できる楽しさが、おしゃれに敏感な女性の心を捉えて離しません。

女性らしさを際立たせるようなかわいらしいデザインが目立ち、本物の革素材を使用しているのに、価格はリーズナブルに1万円台のものが多く展開され、コスパのいい腕時計であることを物語っています。

『オススメのモデル』
ラ・ボエーム ローズゴールドホワイトCL18031 \11,800(税込)

*ワンポイントアドバイス*
本革レザーの質感とベゼルの高級感が、より一層スタイリッシュさに磨きをかけ、女性の可愛らしさと凛とした美しさの、どちらも表現してくれるモデルです。

シチズン キー

シチズンから展開されているキーは、「華奢なのに凛とした佇まい」をコンセプトにしたドレスウォッチで、アクセサリーをつけるような感覚で腕時計を楽しむことができるブランドです。

どことなく漂うアンティークな雰囲気と、気品のあるデザインからは想像できないような高機能も搭載し、2つの顔を持つブランドとして女性から愛されています。シチズンの創り出すレディースモデルウォッチは、女性らしさを前面に打ち出したモデルが多い中で、キーはさらに女性らしさにこだわり、洗練されたアクセサリー感で女性の腕をエレガントに演出するブランドです。

華奢なその姿の中には、小さくとも高性能な「エコ・ドライブ」が搭載され、太陽の光や照明による光で電気を作り出し、面倒な電池交換も必要ありません。

ドレスウォッチとしての高級感や高機能が満載なのに、どのモデルも3万円以下という驚きの価格設定が、コスパのいい腕時計の代表格としてその名を轟かせています。

『オススメのモデル』
・EG2793-22A \25,000(+税)

*ワンポイントアドバイス*
小さめのケースやクラシックなアラビア数字がアンティーク感をより強く醸し出し、クリスタルガラスや上品なベゼルが、高級感をさらにアップさせてくれるモデルです。



コスパ腕時計のまとめ

  • 腕時計の価格は実に幅広く、デザイン性や搭載されている機能、使用されている素材によっても大きく違いがでてきます。
  • 時計としての価値は、その価格に比例する傾向にありますが、実際は必ずしもあてはまる法則というわけではありません。
  • 選ぶ側としては、価値のある時計を、できるだけ低価格で手に入れたいと願うものですが、よりコスパのいい腕時計に出会うためには、自分が腕時計に求めるものの優先順位を、確立させる必要があります。
  • 機能性よりもファッションとしての色が濃いモデルを選ぶのか、素材や実用性にこだわったものを選ぶのか、腕時計に求めるものは人それぞれです。
  • 譲れないものを1つだけ決めたうえで、自分の目的や希望を叶えてくれそうな腕時計をできるだけ詳しくリサーチし、各モデルの特徴と照らし合わせていけば、コスパのいい腕時計と出会うことができるでしょう。
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