※この記事は2019年12月26日に更新しました。

ここでは、情報漏洩の対策に必需品である、シュレッダーの必要性や選び方、おすすめ商品などを紹介していきます。

シュレッダーを使用する主な場面

まず、ノウハウ・初心者向けの情報をご紹介いたします。商品の紹介を先に知りたい方はこちらをクリックしてください。

シュレッダーのおすすめ

シュレッダーを使用する場面①:廃棄する情報が多い場合

個人事務所や会社など、紙で保管している情報を廃棄する場合などには、個人情報や機密事項などを外部に漏らさないために、紙に記載された情報を読めなくなるまで細断する必要があります。

少ない情報量であれば、市販で販売されているシュレッダーハサミなどでも対応できます。

しかし、情報量を多く取り扱う個人事務所や会社などや、たまった明細書を処理したいご家庭などでは、現代でも電動式や手動式のシュレッダーが活躍できます。

シュレッダーを使用する主な場面②:ご家庭でも使える

シュレッダーの必要性は何も個人事務所や会社だけではなく、ご家庭でも必要になる場面があり、実際に家庭用のシュレッダーも多く販売されています。

例えば、たまりにたまった給料明細・公共料金の支払い明細書など、個人情報が記載されている情報元はご家庭にも多くあります。

個人情報が記載されているものを、丸めて簡単に捨てただけでは、完璧に処理を行ったとは言えず、最悪の場合はゴミを物色され、そこから個人情報が洩れてしまうこともあるでしょう。

ご家庭でたまりにたまった給料明細・公共料金の支払い明細書などを廃棄する際も、シュレッダーは大いに役に立ちます。

シュレッダーには2つの種類がある

シュレッダーには、手動でハンドルを回して紙を細断処理するハンドタイプと、電動で自動処理をしてくれる電動タイプの2種類があります。

ここでは、各シュレッダーそれぞれの、特徴やメリット・デメリットなどを解説します。

シュレッダーの種類①:ハンドシュレッダー

ハンドシュレッダーは、シュレッダー本体に備えつけてあるハンドルを手動で回転させて紙を細断するタイプのシュレッダーです。

メリット

  • 簡易的なものから本格的なものまでラインナップが豊富。
  • 安価のものが多いため家庭用に向いている。

シンプルで簡易的なものから、機能性が高い本格的なものまでラインナップが豊富で、また、基本的に手動式なため安価なものも多く、家庭用にもおすすめです。

デメリット

  • パワーがないので細断できる枚数が限られる。

一番のデメリットはやはりパワーがないことです。

基本的にレバーを手動で回転させる必要があるためパワー不足は否めず、情報量が多い事務所や会社などで使用する場合などは作業効率が格段に落ちてしまいます。

シュレッダーの種類②:電動シュレッダー

電動シュレッダーは、自動で紙を細断してくれ、パワーがあるため枚数が重なった場合でも素早く処理をしてくれます。

会社や個人事務所などでよく使われるタイプで、コンパクトなものから大型なものまで、ラインナップが豊富です。

メリット

  • パワーがあるため作業効率が良い。
  • 静音設計やコンパクトタイプなど機能性が高いものも多くある。

ハイパワーで紙を処理してくれることが最大のメリットと言えます。

手動に比べパワーがある分、枚数が重なっても同じ処理速度で紙を細断し、中にはCDやDVD、クレジットカードなど、紙以外のものも処理してくれるシュレッダーもあります。

デメリット

  • 消費電力が大きい。
  • サイズが大きく重量もある。

電動式なので消費電力が大きく、電気料金が高くなってしまうとうデメリットがあります。

手動に比べサイズが大きく重量もありますが、最近ではコンパクトサイズのシュレッダーも多く販売されているので、サイズや重さが気になる方は、コンパクトサイズのシュレッダーを探するとよいでしょう。

シュレッダーのメンテナンス方法

シュレッダーは使い続けることで、刃に紙粉が付着し、それによって刃を動かすギアの負担が大きくなり、さまざまなトラブルの原因になってしまいます。

ギアの破損や、紙詰まり、機械トラブルなどを事前に防ぐためにも、シュレッダーには定期的なメンテナンスが必要です。

シュレッダーをメンテナンスする際の注意点

シュレッダーは紙を細かく裁断するために、本体内部に専用のカッターが設置されているため、メンテナンスの際は手を怪我しないように注意をする必要があります。

エアダスターなどの可燃性のスプレーなども、使用すると本体内部にガスが溜まってしまい、引火して発火する恐れがあるため、こちらの使用も基本的には禁止です。

潤滑剤などを使用する場合は、必ずシュレッダー専用のものを用意し、マニュアルを読みながら適確に使用する必要があります。

  • シュレッダーの電源は必ずOFFにするかコンセントを抜いておく。
  • シュレッダー内部のカッターはデリケートに扱う。
  • 可燃性のスプレーは絶対に使用しない。

上記のポイントに注意をして、丁寧に的確にメンテナンスを行いましょう。

シュレッダーの選び方のポイント

シュレッダーの選び方①:サイズで選ぶ

シュレッダーはハンドタイプ・電動タイプに関わらず、性能や機能性が高くなるほどサイズが大きくなり、設置スペースが必要になります。

紙の処理枚数や使用頻度などに応じて、それに見合ったサイズのシュレッダーを選ぶとよいでしょう。

大きくて重いタイプであっても、キャスター付で移動しやすいシュレッダーも販売されているため、チェックして選べば、購入の際の参考になるでしょう。

シュレッダーの選び方②:細断サイズで選ぶ

細断サイズは、処理する紙をどのくらいのサイズで細断してくれるかの目安になります。

シュレッダーは基本的に情報漏洩のリスクを抑えるための機器であるため、細断した時の紙のサイズは幅3~4mm以下、長さは10cm程度のものがおすすめです。

シュレッダーの選び方③:機能性や処理能力で選ぶ

処理能力は、一度の何枚までの紙を細断することが可能なのかです。

紙の枚数だけではなく、クレジットカードやCDなど、紙以外のものを破棄する際も処理能力の高さが重要になり、処理能力が高ければ高いほど作業効率もアップします。

ホッチキスの針が付いたままでも細断できる機能など、追加機能のチェックなども合せて行えば、効果的に商品を選ぶことができます。

シュレッダーの選び方④:静音性で選ぶ

電動式の場合は内部モーターを作動して処理を行うため、シュレッダーの稼働時は大きな音が出る場合があります。

静音性が高い商品も多く販売されているので、「ご近所がきになるがシュレッダーの使用頻度が多い」などといった場合は、静音性が優れたものを選ぶとよいでしょう。

シュレッダーのおすすめ品

アイリスオーヤマ P6HCSは音を気にせず使える

アイリスオーヤマ P6HCSは、運転音が45dbと会話や作業の邪魔をしない超静音設計で、オフィスや自宅で会話や作業の邪魔をしない電動式のシュレッダーです。

コンパクトなボディながらも大容量で、A4コピー用紙であれば約60枚分の細断くずを収納することができます。

細断サイズは4×25mmのサイズにクロスカットできるタイプであるため、重要な情報をしっかりと守り、外部に漏洩させません。

CDやDVD、BDの細断も可能で、細断くずは専用トレーをセットすることにより、紙類とは分別することができます。

運転時にはモーターが熱くなりすぎると、自動停止する機構が搭載されており、ダストボックスが正しくセットされていないと作動しない安全設計です。

適正な枚数以上の紙やディスクを細断して紙詰まりが発生しても、モーターが逆回転して押し戻すことができる「オートリバース機能」付きで安心です。

カラーはホワイトとブラックからお好みで選ぶことが出来ます。

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iOCHOW シュレッダーはカード類も簡単に粉砕できる

iOCHOW シュレッダーは、ハイパワーの冷間圧延窒化刃金により、一度に最大6枚の紙をカットできます。

また、銀行カードや電話カード、特典カード、会員カードといった、さまざまなビジネスカードを読み取れない状態まで完全に粉砕することが可能です。

A4コピー用紙なら約80枚を連続細断することができます。

通常電動式のシュレッダーは通常長時間連続使用するとモーターが過熱し、最悪の場合発火の恐れがあります。

iOCHOWシュレッダーであれば、放熱ファンを内蔵しているため、動作時間が連続で10分を超えると過熱保護機能により自動でストップするため安心です。

騒音は40~60dBとオフィスや生活の環境に配慮されており、本体は耐磨性、耐熱性、耐低温性に優れたABS素材を採用していることから、長く使用しても色あせることがなく、シンプルなデザインであるため、周囲に自然に馴染みインテリアの邪魔をしません。

万が一紙が詰まっても、刃が逆回転することによって簡単に取り除くこともできます。

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Fellowes B-151Cはコンパクトでもパワフルな品

Fellowes B-151Cは、コンパクトサイズながら、64g/㎡のPPC用紙を一度に16枚細断可能な電動式のデスクサイドシュレッダーです。

ダブルスロットでメディア細断にも対応しているため、CDやDVDは専用の投入口で3分割に細断することができます。

付属のメディアトレイをセットすれば、紙とディスクの分別も可能です。

ダストボックスは引き出し式であるため、ゴミ捨てが簡単なだけでなく、前面に大型の窓がついているため、ゴミ捨てのタイミングを一目で確認することができます。

能力以上の紙が投入された際は、モータが逆回転して自動的に押し戻す設計で紙詰まりを防げるほか、キャスター付きでの移動も簡単です。

静音設計で運転音も気にならないでしょう。

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サンワサプライ PSD-AF1044は細断くずを圧縮できる

サンワサプライ PSD-AF1044は、細断くずが溜まったら細断部分の圧縮ハンドルを押しこむことで圧縮し、ゴミ捨ての回数を減らせる電動式のシュレッダーです。

A4コピー用紙なら折らずに同時に10枚を細断可能で、420枚分の細断くずを収納することができます。

ストッパー部分をロックすることにより、圧縮ハンドルを握ってシュレッダー全体を持ち上げることもできるため、移動にも便利です。

「オートスタート/ストップ機能」搭載で、投入口に紙が投入されると自動的に細断を開始し、終了後も自動で停止します。

「オートカットオフ機能」により紙詰まりによるモーターの焼き付きも防止できます。

紙詰まり時には、詰まった紙を簡単に取り出せる逆回転スイッチ付です。

アイリスオーヤマ H62STはどこでも使える

アイリスオーヤマ H62STは、はがきやダイレクトメールなどを簡単に処理でき、家庭でも手軽にセキュリティー対策ができる手動のハンドシュレッダーです。

最大細断枚数はA6サイズで1枚ですが、使用頻度の高いA4コピー用紙は縦に半分に折ることで細断することができます。

ボディサイズはコンパクトな一方で、ダストボックスの容量が1.5Lあるため、A6サイズ約5枚分の細断くずが収納可能です。

電源不要なハンドシュレッダーなので場所を選ばす音も気になることがなく、気軽にどこでも使うことができます。

大型の電動式のシュレッダーのように場所を取らず、収納も容易です。

電動式のシュレッダーを用意するほど使用頻度は高くなく、はさみなどでカットするのは煩わしいといった場合に、最適なシュレッダーです。

細断サイズは約3.5mmストレートカットで、文字が見えにくくセキュリティ性の高い仕様な上、投入口に指が入らない設計により、子どもやお年寄りでもケガの心配がなく安心して使うことができます。

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シュレッダーについてのまとめ

  • シュレッダーは個人情報や機密情報などの情報漏洩を防ぐために必要不可欠な機器です。
  • シュレッダーには、手動で稼働するハンドタイプと、自動で稼働です電動タイプがあり、使用頻度や用途によって使い分けることができます。
  • シュレッダーは定期的にメンテナンスを行わないと、刃の破損や機械トラブルなどが起こる恐れがあり、メンテナンスの際にはいくつかの注意点を踏まえて行う必要があります。