こちらの記事は2021年1月21日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・洗濯洗剤選びで大事なのは洗浄力だけではない
・洗濯洗剤を選ぶポイント
・洗濯洗剤の目的別おすすめ品

この記事では、洗濯洗剤の選び方について詳しく解説します。
洗濯洗剤は洗浄力だけで選ぶのではなく、柔軟剤成分や香り、蛍光剤などの添加物もしっかりとチェックする必要があります。
さまざまな種類があるため、洗濯物に合わせた最適なものを選ぶのが大切です。
目的別でおすすめな洗濯洗剤をご紹介しているため、この記事を参考に自分に合った洗剤選びの検討が出来ます。

洗濯洗剤選びで大事なのは洗浄力だけではない

まず、ノウハウ・初心者向けの情報をご紹介いたします。商品の紹介を先に知りたい方はこちらをクリックしてください。

洗濯洗剤の目的別おすすめ品

洗濯洗剤を選ぶ際に最も重視するべきなのは洗浄力ですが、それ以外にも除菌効果や香り、価格のバランスも大切です。

中には洗濯するたびに洗濯槽を除菌する製品もあります。
自分が求める効果もあり、さらに洗浄力が高いのが理想的な洗濯洗剤でしょう。
売り場に行く前に公式サイトなどで、洗浄力の他にどんな効果があるのか事前に確認しておくとよいです。

洗濯洗剤を選ぶポイント

洗濯洗剤を選ぶポイント 
洗濯洗剤を選ぶポイント①洗浄力の違い
洗濯洗剤を選ぶポイント②汚れ移りのしづらさ
洗濯洗剤を選ぶポイント③蛍光剤を使用しているかどうか
洗濯洗剤を選ぶポイント④液体洗剤か粉末洗剤か
洗濯洗剤を選ぶポイント⑤香りと消臭力で選ぶ
洗濯洗剤を選ぶポイント⑥コスパで選ぶ
洗濯洗剤を選ぶポイント⑦柔軟剤成分入りかどうか

洗濯洗剤を選ぶポイント①:洗浄力の違い

洗浄力以外に、最も重要なのは洗浄力です。特に衣服を汚しやすい子供が多い家庭では、洗浄力を重視するとよいでしょう。

現代では、どの洗濯洗剤も洗浄力にこだわっていますが、衣服の汚れに合わせた洗濯洗剤を選ばないと正しい洗浄力は発揮できない事に注意が必要です。
汚れの種類にもよりますが、基本的に汚れは酸性であるため、酸性とは異なる性質を持つ、弱アルカリ性の洗剤を選ぶとしっかり汚れを落とせます。

逆にタバコのヤニや魚の生臭さには弱酸性が最適で、2つの中間になる中性もあります。
弱アルカリ性・中性・弱酸性はパッケージの成分表示に記載されているため、この3つを覚えておくだけでも洗濯洗剤を選びやすくなるでしょう。

洗濯洗剤を選ぶポイント②:汚れ移りのしづらさ

洗濯洗剤で汚れ移りや色移りを防ぐには、中性か弱酸性の洗剤がおすすめです。
少し洗浄力は落ちますが、汚れ酷い衣服や色落ちしやすい衣服の洗濯用に中性か弱酸性の洗剤を用意しておくとよいでしょう。
しかし、中性や弱酸性の洗剤を使用しても、汚れ移りすることはあります。基本的には、汚れ移りや色移りは洗濯物を分けるかネットを使用することで防ぐとよいでしょう。

洗濯洗剤を選ぶポイント③:蛍光剤を使用しているかどうか

蛍光剤は洗濯した衣服を白く見せる効果のある化学物質です。蛍光剤が配合されている洗剤で洗濯すると、綺麗な際立った白さになります。
白いシャツやTシャツなどには最適な成分です。
しかし、色物の衣服に使用すると色落ちのようになってしまうことがあります。
白い衣服をメインに来ている人には向いていますが、白以外の衣服を洗濯する場合は、配合されていないほうがよいでしょう。

洗濯洗剤を選ぶポイント④:液体洗剤か粉末洗剤か

洗濯洗剤には、液体洗剤と粉末洗剤があります。

粉末洗剤は弱アルカリ性の製品が多く洗浄力が高いのが特徴です。
昔は溶けにくいことがありましたが、最近の製品は改良が進み溶けやすくなっています。
しかし、洗浄力が高い分、ウールなどの繊細な素材には不向きです。

液体洗剤は粉末よりも洗浄力は劣るものの、使いやすく溶け残りがないのが特徴です。
以前は洗浄力の弱い中性の製品が主流でしたが、最近では弱アルカリ性の製品も登場しています。
普段洗濯している衣服の汚れや、毎日の洗濯での使いやすさで選ぶとよいでしょう。

洗濯洗剤を選ぶポイント⑤:香りと消臭力で選ぶ

洗濯洗剤には、さまざまな香りが付いたものがあります。
気分によって色々な香りを楽しんでいる人も多いため、汗の臭いや加齢臭で悩んでいる人には消臭力が強いものがおすすめです。

あまりに香りが強く、周囲の人が香りがきついと感じることもあるでしょう。香り付きの洗剤を使用する際は、使用する量に十分注意するのがおすすめです。

洗濯洗剤を選ぶポイント⑥:コスパで選ぶ

洗濯洗剤は家族が多ければ毎日使用するものであるため、コスパで選ぶのも大切でしょう。

最もコスパが良いのが粉末洗剤で、次が液体洗剤です。
ジェルボール型の洗濯洗剤は、価格が高くコスパが非常に悪いため、コスパで選ぶならおすすめではありません。
パッケージに洗濯回数の目安が記載されているため、その回数を参考に1回あたりの価格を計算するとよいでしょう。

洗濯洗剤を選ぶポイント⑦:柔軟剤成分入りかどうか

洗濯洗剤には、柔軟剤成分入りの製品があります。
柔軟剤成分が入っていると、衣服がフワフワに仕上がり、肌触りが良くなります。

柔軟剤を使う手間が省けるうえ、柔軟剤を単体で購入するよりもコスパは高いです。
しかし、本来の柔軟剤よりも仕上がりは劣ります。あくまで簡易的な柔軟効果と考えておくとよいでしょう。

洗濯洗剤の目的別おすすめ品

洗浄力や除菌などが強い洗濯洗剤

花王 アタック 高活性バイオEX

弱アルカリ性の粉末洗剤で、高い洗浄力が特徴の洗濯洗剤です。
バイオ酵素配合で繊維の奥にある汚れもしっかり落とすことができます。
粉末1粒1粒の中が空洞のため、水ですぐに溶けて溶け残りの心配がありません。

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アタック
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花王 アタック 高浸透リセットパワー

油汚れから体操服などの汗や黄ばみ汚れまで、さまざまな汚れに対応できます。
99%除菌と除菌効果も高く、部屋干しをする際にも最適です。
漂白剤で消臭効果の高い「ワイドハイター EXパワー」との共同開発なので、消臭効果もあります。

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アリエール サイエンスプラス7

ダブルの漂白成分を配合し、しっかりと汚れを落とします。
99.9%の除菌で消臭効果も高いため、汗や加齢臭などに悩んでいる人にもおすすめです。
さらに、洗濯槽の防カビ効果もあり、洗濯槽にも優しい配合成分となっています。

アリエール サイエンスプラス7 1.5kg
アリエール

繊細なおしゃれ着素材によい着用洗剤

花王 フレグランスニュービーズNeo 花しずくの香り

すずらんの香りが人気の液体洗剤です。スリムボトルながら、2.5倍濃縮タイプなので、1回の使用量が少なくて済みます。
蛍光剤が配合されていないため、色物の衣服にも安心して使用できるでしょう。

花王 エマール

おしゃれ着でも縮みやヨレを抑えて、形を崩さずに洗濯ができるのが特徴です。
セーターやワンピースなどの型崩れしやすい衣服の洗濯に向いています。
汚れが酷くても、洗濯表示通りの優しい洗濯方法でも、しっかり汚れを落とします。
また、ほのかに香るタイプであるため、香りがきつくなってしまうこともありません。

アクロン ナチュラルソープの香り

洗濯や着用のダメージを抑えて、こすれた際にできる毛玉やテカリを防ぐ効果もあります。
高濃度の界面活性剤を採用しており、洗濯表示に従いおしゃれ着用のコースで洗濯しても、しっかりと汚れを落とすことができます。

肌に優しい低刺激・無添加洗濯洗剤

さらさ 無添加 植物由来の成分入り

液体洗剤さらさは、蛍光剤・漂白剤・着色料が無添加。植物由来の厳選成分配合*。
心地よい洗い上がり(柔軟成分の一部が植物由来)
皮膚科医監修のもと、肌テスト済み。肌に優しい。

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さらさ
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アラウ 洗濯用せっけん

アラウ 洗濯用せっけんは、植物性の無添加石鹸で、敏感肌の人や赤ちゃんの衣服にも安心して使用できる液体洗剤です。
無添加で優しい成分ですが、原料にこだわっており高い洗浄力もあります。
蛍光剤などの配合していないため、色物やおしゃれ着にも最適です。

シャボン玉 衣料用液体洗剤 スノール

シャボン玉 衣料用液体洗剤 スノールは、肌に優しい無添加石鹸で日本アトピー協会からも推奨されています。
シャボン玉石鹸は固形のイメージがありますが、こちらは液体洗剤なので、溶け残りの心配はありません。
赤ちゃんのいる家庭や乾燥肌の人に向いています。

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シャボン玉石けん
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エルミー 敏感肌用衣類の洗濯洗剤

エルミー洗剤は、敏感肌に悩む人の声から誕生した無添加や無着色、無香料にこだわった洗濯洗剤です。
肌に優しい成分を使用しながらも、きちんと汚れを落とす洗浄力にも定評があります。
すすぎで洗剤が残らないため、残留洗剤で肌に負担をかけることもありません。

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エルミー
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柔軟剤成分入りの洗濯洗剤

ラボン 柔軟剤入り 洗濯洗剤

ラボンは高級感のある上品な香りが人気を集めています。
タオルなどをフワフワに仕上げるため、柔軟剤としての効果も高いです。
洗浄成分は植物由来で蛍光剤や漂白剤、着色料は無添加なので、敏感肌や小さい子供のいる家庭でも安心して使用できます。

ボールド 洗濯洗剤 液体

ボールドは柔軟剤入りの洗濯洗剤で、柔軟剤の効果が強く、フワフワ感や肌触り良く仕上がるのが特徴です。
他の柔軟剤成分入りの洗濯洗剤よりも柔軟剤成分を重視したい人におすすめです。
消臭効果も高いため、汗や加齢臭のある洗濯物にも向いています。

トップ 香りつづくトップ

トップ 香りつづくトップは、消臭イオンなどの消臭成分を配合し、衣服の臭いをしっかりと消臭してくれます。
香りにもこだわりがあり、洗濯後も香りが続くのも特徴です。植物生まれの柔軟剤成分で衣服をフワフワに仕上げます。
蛍光剤を配合していないため、肌や衣服にも優しい成分です。

洗濯洗剤についてのまとめ

  • 洗濯洗剤で1番大切なのは洗浄力ですが、衣服や汚れの種類に合わせて選ぶのが重要です。
  • 洗濯洗剤の洗浄力を決める性質には「弱酸性」「中性」「弱アルカリ性」の3つがあります。洗浄力が最も強いのは弱アルカリ性で、次に中性、弱酸性の順となっています。パッケージに記載されているので確認するとよいでしょう。
  • 肌触り良く仕上げたい場合は、柔軟剤成分が配合されているかしっかり確認しておくのが大切です。
  • 赤ちゃんのいる家庭や敏感肌の人は蛍光剤や漂白剤、着色料などが配合されていない洗濯洗剤を選ぶとよいでしょう。