こちらの記事は2019年6月5日の記事を2020年2月26日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・インパクトドライバーのおすすめを2020年2月26日の情報に更新いたしました。

この記事では、インパクトドライバーの用途と選び方、インパクトドライバーのおすすめのモデル7つを解説します。

この記事を読むことで、自分に合ったインパクトドライバー購入の検討が出来ます。

インパクトドライバーとはそもそも何か?

インパクトドライバーとは、電動工具の一つで、ネジ締めや穴開け作業を行うための工具です。

インパクトドライバーの先端のスライドスリーブに、「ビット」と呼ばれる金具を付けることで、作業をより快適に早く進めることができます。

ビットには、ネジ締め用や、穴開け用などの種類が大小複数用意されており、作業内容によってビットを交換することができます。

モーターの力で回転と打撃がビットに伝えられることで、ネジの締め付け力が強くなり、作業時間の短縮が可能です。硬い素材であっても、ネジ締めや穴開けができます。

インパクトドライバーでできること

インパクトドライバーは、ネジ締めが楽にできるようになるため、2×4材でガーデニングテーブルを組み立てたり、本棚などを簡単に組み立てることができます。

また、ビットを交換することで、硬い素材の木材やコンクリートなどに穴をあけたり、素材を研磨したりすることもできます。

靴箱や収納棚、デッキチェアなど、アイデア次第でDIYの幅が広がります。

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インパクトドライバーを静かに使う方法

インパクトドライバーの打撃音は大きな音を出すため、場所によっては騒音によるトラブルを起こしかねません。

出来るだけ騒音に注意して使用しなければならない場面もあるでしょう。

DIYの範囲であれば、ネジを打ち込む前に、ビットをドリルに交換して事前にネジよりも細い下穴を開けておく事がおすすめです。

下穴にネジが真っ直ぐに入っていくよう、ゆっくり低速で回転させて打ち込むことで、ネジに負荷があまりかからなくなり、騒音を最小限に抑えることができます。

インパクトドライバーを選ぶポイント

インパクトドライバーの選び方①:バッテリー式かコード式か

バッテリー式は、どこでも作業できるというメリットがありますが、充電しなければ使用できないため、予備バッテリーを含めたバッテリー管理が必要という点がデメリットです。

コード式は、コードをコンセントにつなげば充電なしで使えるメリットと、コードが届かない場所では使えないというデメリットがあります。

室内だけではなく、庭先やガレージなどの屋外や、高い場所の作業であれば、バッテリー式がおすすめです。

初めてインパクトドライバーを購入する人や、DIY初心者が、コードを引っ掛けて転んだり、材料や他の道具をひっくり返してしまったりすることもありません。

室内の作業台など、固定の場所で作業をする場合は安価なコード式がおすすめです。

インパクトドライバーの選び方②:バッテリー交換できるかどうか

バッテリー式の製品のバッテリーは、同一メーカーの同一電圧(ボルト)であれば互換性があります。

例えば、マキタの14Vのインパクトドライバーであれば、マキタの同一電圧のブロワなどにもバッテリーを使い回すことができます。同じメーカーの製品を持っているならば統一することをおすすめします。

インパクトドライバーの選び方③:防塵性と防水性

インパクトドライバーを野外で使う際、防塵と防水が付いたモデルであれば、突然の雨や天候の悪い日、埃っぽい環境でも安心です。

BOSCH、マキタ、日立などの有名メーカーであれば、防塵と防水の心配はありませんが、量販店で買える無名メーカーの製品は注意が必要です。

DIYでの使用であれば、天気の良い日に作業するか、掃除した場所で作業することで、防塵や防水がなくとも作業できます。

DIYの場合は、防塵性や防水性を重視しなくてもよいでしょう。

インパクトドライバーの選び方④:作業に合ったトルク数

トルクは、N・m(ニュートンメートル)で表記され、トルク数が大きいほど、ネジを締め付ける力が大きくなります。

インパクトドライバーをDIY使用するさい、90N・m程あれば、2×4材の組み付けや、50mm程度のコーススレッドを使用できます。

100N・m以上あれば、野外での本格的なDIYを想定した使い方ができるでしょう。

電圧が14.4V、もしくは10.8Vのいずれかのモデルから選ぶのがおすすめです。

18V以上の製品だと、締め付けが強すぎてDIYには不向きです。DIYで使用する木材は薄いものを利用することが多いため、締め付けが強すぎて木材を傷つけてしまいます。電圧が高いからなんでも使えるわけではないので注意しましょう。

インパクトドライバーの選び方⑤:耐久性で選ぶ

住宅の建築や、内装工事のようなプロ向けモデルの場合は、長時間かつ長期間の使用に耐える必要があります。

耐久性を持たせるために、上級モデルや、プロ向けモデルは、モーターの軽量化などの駆動系や、バッテリー管理などの電源系に工夫がされています。

本体の耐久性が高くても、ビットやバッテリーは消耗品なため、使用頻度によって交換が必要です。

インパクトドライバーの選び方⑥:ヘッドの短さ

一般的なインパクトドライバーは、ビットの先から本体後部までの長さが20cm以上あります。

壁際や家具の内側のような20cm以下の狭い場所では、一般的なインパクトドライバーを使えませんが、ヘッドが短いと狭い場所でも作業がしやすくなります。

ヘッドが短いインパクトドライバーで作業できない場所では、コーナーインパクトドライバーや、アングルインパクトドライバーと呼ばれる製品が用いられます。
また、ロングビットを使用して狭い場所での作業もできますが、ビット自体が折れやすいデメリットもあります。

狭い場所での作業を前提にしている人以外は、DIY用途ではヘッドの短さを気にする必要はありません。

インパクトドライバーの選び方⑦:軽い方が作業がしやすい

電動工具は、軽い方が持ち運びや作業がしやすくなります。

特にバッテリー式のインパクトドライバーは、出来るだけ軽い方が使い勝手が良いため、長時間使用に対して疲労が軽減されます。

しかし、軽いものは総じてバッテリーの大きさも関係します。電圧が上がるほど重くなる可能性も高いので注意が必要です。

インパクトドライバーの選び方⑧:回転の早さ

インパクトドライバーは、回転が早ければ短時間でネジが打ち込めるため、回転の速さも選ぶ際のポイントです。

ネジを打ち込む作業では、打ち始めはゆっくり回転させ、最後はしっかりと打撃と併せてトルクで締め付けていきます。

DIY用途では回転数よりもトルク数を重視して選ぶとよいでしょう。

インパクトドライバーのおすすめ

makita MTD001DSXはエントリーモデルとしておすすめ

makita MTD001DSXは、とりあえずインパクトが欲しい人におすすめの商品です。

1.5Ahのリチウムイオンバッテリーが2つ付属しており、LEDライト搭載で、ビットの先がよくみえます。

また、14.4Vは本格的な作業にもDIYでもどちらでも使えます。鳶職などで足場板を組み立てる際は、もっと電圧が大きいのを選びましょう。

makita TD090DWXWはDIY初心者向け

makita TD090DWXWは、扱いやすい軽量さが魅力で、DIY初心者向けのインパクトドライバーです。

10.8Vでとても軽量のため取り回しが楽なのが大きなメリットです。家具の組み立てにはちょうどよい製品といえます。

HiKOKI(ハイコーキ) コードレスインパクトドライバ パワフルレッド&ブラック WH36DA 2XP(BR)

HiKOKI WH36DA型の限定色を使用したインパクトドライバーです。

従来の製品よりもねじ締めスピードが約10パーセント向上しており、電池容量が減ってもスピードが落ちにくくなっています。

また、作業者の負担を軽減するセンターバランス設計なため、作業効率もアップし仕事で使用したい方にもおすすめです。

HiKOKI (ハイコーキ) 14.4Vインパクトドライバ WH14DB(2SC)

ねじ締めや穴開け作業に非常に適したインパクトドライバーです。

高耐久で寿命が長く、コンパクトで取り回しやすいブラシレスモーターが採用されているため、カーボンブラシを交換する必要がありません。

暗い場所でも作業のしやすいLEDライトが付いており、トリガをを引くだけで点灯できるためシンプルで使いやすいです。

また、電池残量表示機能で電池残量を確認しながら作業が可能となっています。

シンプルなつくりでありながら、作業がしやすいインパクトドライバーが欲しい方におすすめです。

パナソニック インパクトドライバー デュアルシリーズ ブラック EZ76A1LJ2G-B

大容量の電池パックがセットになった充電式のインパクトドライバーです。

ボルト締めや長いネジ締めなど負荷のかかりやすい作業に対しての連続作業耐久力が向上したため、連続作業をより効率的に行えるでしょう。

また、従来製品よりも約1.25倍スピードがアップし、作業時間の短縮も可能となりました。

負荷のかかる作業や、ネジ締めのスピードを早めたい方におすすめの商品です。

パナソニック インパクトドライバー 充電式 デュアルシリーズ (14.4V/18V両対応) EZ75A9LJ2F-R

ネジ締めを始めとした様々な作業をこなせる3つのモードを搭載しているインパクトドライバーです。

ビットホルダーカバーが付いているため、ビット交換が手袋を付けたままでもしやすくなっています。

また、作業服のベルトに引っ掛けることができるフックが付いているため、移動時や携帯をしたい場合にも便利です。

作業ごとにモードを切り替えることができ、効率よく作業を進めることができます。

大容量電池パックがセットになっており、電池切れの心配もないでしょう。

TONE AI4201GD [ゴールド]

AI4201の数量限定モデルで、金色に輝くボディが印象的な商品です。

片手での操作にこだわって設計されているため、片手で作業する現場が多い方におすすめです。

また、左右どちらの手でも使用できるよう設定変更が可能となっており、左利きの方でも操作がしやすいです。

小型でありながら、ハイパワーを発揮するため、力のいる現場でも重宝されるでしょう。

【数量限定】☆TONE(前田金属工業)/トネ AI4201GD エアーインパクトレンチ ゴールド (ショートタイプ) 差込角12.7mm AI4201

インパクトドライバーについてのまとめ

  • インパクトドライバーは、電動工具の一つで、ネジ締めや穴開け作業を効率的に行うことができます
  • DIY向けのインパクトドライバーはバッテリー式で、電圧14.4Vまたは10.8V、トルク100N・m前後のモデルの中から選ぶと室内外で幅広い作業に利用可能です。
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【数量限定】☆TONE(前田金属工業)/トネ AI4201GD エアーインパクトレンチ ゴールド (ショートタイプ) 差込角12.7mm AI4201