この記事では、デュアルモニターについて解説します。
この記事を通して、自宅のモニターをデュアルモニターにする方法や、デュアルモニターに最適なモニターを探すことができます。
デュアルモニターをお探しの方は、この記事を読むことで、自分に合ったモニター購入の検討が出来ます。
デュアルモニターのメリット
デュアルモニターにすることで、パソコンの作業効率が上がります。
モニターを2画面で使用することで、片方のモニターで調べながらもう一方のモニターで作業をすることが可能です。
デュアルモニターにするために、パソコンの出力端子にモニターを2台接続するだけで、2画面出力が可能です。
デュアルモニターが役立つ場面
デュアルモニターが役立つ場面は、調べながら作業をする時です。
パソコンで作業をする場合、検索したり、資料を参考にしながら作業をする場面があるでしょう。
1画面の場合は、画面内でウィンドウを2分割するため、1つのウィンドウサイズが小さくなります。
2画面であれば、片方のモニターを参考用、もう一方のモニターで作業することができるため、作業効率を上げることが出来ます。
モニターの選び方
デュアルモニターのモニターを選ぶ際は、下記のポイントを重視して選ぶとよいでしょう。
作業机の上に設置できるかどうか確かめるために、自分の環境に置ける最大のサイズを確認しておくとよいでしょう。
ベゼルとは、モニターフレームのことです。ベゼルが狭いと、つなぎ目が目立ちません。
光沢処理は「グレア」と呼び、非光沢処理は「ノングレア・アンチグレア」と呼びます。
モニターを回転して縦画面でも使用できる機能です。
モニターから音声を出力出来るかどうかです。
「解像度」と「高さ」の表記の違いに注意
モニターを選ぶときは、「解像度」と「高さ」の表記の違いに注意が必要です。
「解像度」の単位は「px(ピクセル)」で、「高さ」の単位は「mm」です。
「解像度」の単位である「px(ピクセル)」は、画像の最小単位を表しています。
モニターの大きさではないため、モニターサイズを調べるときには「本体寸法」を確認するとよいでしょう。
デュアルモニターの接続方法
デュアルモニターの接続方法①:モニターを2台用意する
まず、パソコンに接続するモニターを2台用意します。
モニターを設置するときは、モニターの高さを揃えるとよいでしょう。左右のモニター間をマウス移動したときに、上下の視線移動を減らすためです。
設置面積が限られている場合、ピボット機能のあるモニター(スタンド)を使用すれば、モニターを縦に配置することで、設置面積を小さくする事が出来ます。
デュアルモニターの接続方法②:接続端子の種類を確認する
パソコンとモニターの接続端子を確認する必要もあります。
接続端子は、ディスプレイポート、HDMI、DVIが一般的です。USB Type-Cで接続可能な製品も増えてきました。
音声出力可能なモニターの場合、HDMIやUSB Type-Cで接続すれば、ケーブル1本で映像と音声が出力可能です。
デュアルモニターの接続方法③:ケーブルでつなぐ
用意したケーブル2本で、パソコンとモニター2台をそれぞれ接続します。
接続端子は上下で形状が異なるため、接続端子の形状を確認し、正しい向きで接続する必要があります。「USB Type-C」のみ、上下どちらでも接続が可能です。
おすすめのデュアルモニター7選
EVICIV EVC-1301 は持ち運びに便利
EVICIV EVC-1301は、持ち運びにも便利なモバイルモニターです。
「USB Type-C」ケーブルで接続することで、映像と電源供給がケーブル1本で行われます。
ベゼルの幅も狭いため、デュアルモニターに最適です。パソコンはもちろん、ゲーム機などのモニターとしてもおすすめできます。
ASUS VZ229Hはスリムなボディが特徴
ASUS VZ229Hは、モニターの薄さが7mmとスリムなボディのため、設置面積を小さくする事が可能です。
ベゼル幅が狭く、モニターを並べたときにも違和感を感じません。
目の疲れの原因となるブルーライト軽減フィルターがワンタッチで4段階に設定可能です。
ブルーライト軽減機能はドイツの「TUV Rheinland」認証を取得しているため、安心して使用することができます。
アイ・オー・データ EX-LD2383DBSは高さや角度が自由に出来る
アイ・オー・データ EX-LD2383DBSは、高さや角度を調整できる「フレキシブルスタンド」で、設置条件に選択肢が広がります。
液晶の視野角は上下左右178°と、どこから見ても色彩や明るさに変化がありません。
ベゼル幅が13.9mmと細く、ベゼルが気になりにくいため、デュアルモニターに最適な製品です。
BenQ GW2480 23.8インチは輝度を自動調節してくれる
BenQ GW2480は、輝度を自動調整してくれる「ブライトネスインテリジェンス」機能を搭載しており、明るい場所、暗い場所のどちらでも鮮明な映像を出力することが出来ます。
どこから見ても正確な色と画像を再現する「IPSパネル技術」を搭載しています。
Acer KA240Hbmidxはステレオスピーカーを搭載している
Acer KA240Hbmidxは、2W+2Wのステレオスピーカーを備えている製品です。HDMI端子で接続すれば、モニターから音声出力が可能です。
「ブルーライト」軽減機能を搭載したモニターで、目の疲れを抑えることができます。
モニターの調整メニューから、ブルーライト透過率を80%~40%までの4段階で調整が可能です。
iiyama XB2783HSU-B3は広い視野角が特徴
iiyama XB2783HSU-B3は、「AMVA+」と呼ばれるパネルを搭載しており、上下左右178°と広い視野角のモニターです。
「AMVA+」とは、液晶表示方式の1つである「VA方式」を進化させたもので、引き締まった黒を表現することができます。
モニターの位置調整に便利なスタンドが使われています。
高さが最大130mm、左右は各45°、上下の角度調整が27°傾けられるため、見やすい位置と角度に調整可能です。
Dell SE2719Hはシンプルでスタイリッシュ
Dell SE2719Hはベゼル幅が狭く、シンプルでスタイリッシュなモニターです。
画面のちらつきを抑える「フリッカーフリー」は、目の疲れを軽減するブルーライト軽減機能が付いているため、長時間の使用でも問題ありません。
発色がきれいな「IPSパネル」を採用しており、どこから見ても美しく表現されます。
HDMI端子は1つのみですが、27インチサイズでこれだけの性能を備えており、コストパフォーマンスに優れたモニターです。
デュアルモニターについてのまとめ
- デュアルモニターのメリットとして、片方のモニターで調べながら、もう一方のモニターで作業することで作業効率が上がることがあげられます。
- モニターは、サイズ、ベゼルの幅、光沢処理、ピボット機能、音声出力機能などから選ぶとよいでしょう。
- デュアルモニターの接続方法は、パソコンとモニター2台をそれぞれをケーブルで接続することで行います。