カメラブランド SONY(ソニー)とは
SONY(ソニー)は、今は亡き日本を代表する名経営者、井深大、盛田昭夫を共同創業者として日本の電機メーカーとして1946年に創立されました。
そもそもソニーの成り立ちは電気通信機や測定器などの製作を事業として、東京通信工業の名称で設立されたところからスタートします。その後1958年に現在の社名に変更しました。
ソニーは、AV機器を中心に、エレクトロニクス事業の分野で世界的に知られていますが、大ヒット商品WALKMANを始め、ペット型ロボット「AIBO」などは、社会現象にもなり、最近でもさらに進化した「AIBO」がテレビなどで紹介されています。
また、ソニーはAV機器だけでなく音楽や映画、ゲーム、保険・銀行・クレジット、インターネットサービス、流通など様々な分野で活動を行うコングロマリットとしても有名なところです。
ソニーはカメラの分野においても世界最先端の半導体開発技術を持ち、イメージセンサー分野では世界でもトップクラスの技術とシェアを誇り、現在においてデジタルカメラに使用されている撮像素子のほとんどがソニー製です。
代表的なものでいうと裏面照射型CMOSイメージセンサー、積層型CMOSイメージセンサーなど、数々の革新的な撮像素子を開発・製造しており、その性能において他社を圧倒しています。
世界初のフルサイズミラーレス機を発売したことでも知られており、数多くのハイアマチュアに愛されています。
プロカメラマンの世界ではニコンやキャノンが圧倒的でソニーはあまりシェアを獲得できていませんが、近年プロサービスを始めたこともあり、少しずつですがプロカメラマンにも浸透してきています。
特にその高いイメージセンサー開発力を生かして、高精細なモデルや暗所に非常に強いカメラなど、さまざまなコンセプトを打ち出しています。
SONY(ソニー)のつくるカメラの特徴
ソニーの造るカメラの特徴といえば、なんといっても世界最先端で高い品質を保つイメージセンサーを搭載していることと、ミラーレスで最速のオートフォーカス、そしてデジタルビデオでは群を抜く動画撮影機能を備えていることです。
ちなみに映画やテレビCMなどを撮影するためのプロ用のビデオカメラは今でもソニーの専売特許とも言われるほど、その映像美は他社の製品と比べても群を抜いています。
さらに小型軽量化に優れ、ミラーレスを製造するメーカーでは数少ないフルサイズ機も選べるのが魅了です。
デジタルカメラにおいてもカメラ業界の中のパイオニア的存在で20年前くらいに世に出したサイバーショットはそのデザイン性、機能性ともに画期的製品でした。当時はキャノンやフジフィルムなどのメーカーでも優れたデジカメを製造・販売していましたが、ソニーのサイバーショットは他社の製品に対して圧倒的な差をつけていました。
その後、コンパクトデジタルカメラがスマホ搭載のカメラにその地位を脅かされてきた今、その機能は一眼レフへと受け継がれ、その世界最高品質のイメージセンサーは様々なメーカーの様々な製品に使われることとなっています。
ソニー製品においてもサイバーショットブランドとして大型センサーモデルRXシリーズ、高倍率ズームモデルHX/WXシリーズ、スタイリッシュコンパクトモデルWシリーズ、そしてスマホとつながる新スタイルカメラQXシリーズにも受け継がれていくこととなったのです。
ソニーのカメラサイバーショットシリーズでは以下のようにプロ用からアマチュア用まで多岐にわたって製造販売されています。
・高倍率ズームモデルHX/WXシリーズ/離れた被写体にも大きく迫る
・スタイリッシュコンパクトモデルWシリーズ/かんたん手軽なシンプルモデル
・レンズスタイルカメラQXシリーズ/スマホとつながる新スタイルカメラ
SONY(ソニー)のカメラの価格帯
ソニーのカメラの価格帯は幅広いです。安価なものから高価なものまで揃っています。
各シリーズの代表的なモデルと価格は下記のようになっています。
DSC-RX1RM2
有効約4240万画素、35mmフルサイズ 裏面照射型Exmor R(エクスモア アール)CMOSセンサー
388,880 円+税
DSC-HX400V
有効約2040万画素、動画も写真もこれ1台光学50倍フラッグシップハイズーム
50,500 円+税
DSC-W830
有効約2010万画素、かんたん手軽なシンプルコンパクト
14,880 円+税