こちらの記事は2022年6月3日に加筆修正いたしました。
この記事では、冷感タオルにはどのような効果があるのかだけでなく、冷感タオルの種類や選び方、使用上の注意点などのほか、たくさんの製品の中から、特におすすめの製品について解説します。
冷感タオルとは、通常のタオルのように水分や汗を拭き取るだけでなく、肌に触れるとタオル自体に冷感があったり、涼感のあるタオルです。
この記事を読むことで、自分に合った冷感タオル購入の検討が出来ます。
目次
冷感タオルの効果とはなにか?
一般的なタオルよりも冷たさを感じることのできる冷却タオルは、主にリンパの集中している首元に巻くなどして使用することで体温調節がしやすくなり、気温が高い夏場を中心に熱中症予防に効果的です。
特にスポーツやレジャー、外出時、気温の高い場所での作業などでは手軽に暑さを和らげることができます。
涼を得るために電力などのエネルギーを必要としないことから、経済的で、寝苦しさを解消するために就寝時に使用しても安全であることが特徴です。
冷感タオルの種類ごとの特徴
接触冷感タイプは触れるだけで冷たいのが特徴
接触冷感タイプの冷感タオルは、特殊な繊維により触れるだけで冷感を感じるタイプの冷却タオルです。
他のタイプのように、濡らしたり保冷剤を準備したりする必要もないため、一般的なタオルと同じような使い方ができます。
一方で、他のタイプより冷却効果は低いため、冷房の補助などとして使用するとよいでしょう。
接触冷感ってなに?特徴と選び方 おすすめの接触冷感の寝具8選
瞬冷タイプは濡らして使うのが特徴
瞬冷タイプの冷却タオルは水に濡らして使用することで、高い冷却効果の得られる冷却タオルです。
接触冷感タイプと比較すると持続性がありますが、冷たさが感じられなくなっても、タオルに水分が残っていれば振るだけで冷感がある程度戻るうえ、水に濡らすことで再び冷感を感じることが出来ます。
一方で、同じ瞬冷タイプでもポリエステルなどの冷感生地製や、水に浸すことでポリマーが水分を吸収し、その後気化することで冷感を感じられるものなど素材はさまざまです。
よく絞って使用しないと、服や体が濡れてしまうことがあるため、注意が必要です。
保冷剤タイプは準備が必要な代わりに一番冷えるのが特徴
保冷剤タイプの冷却タオルは、タオルがスカーフのような形状になっており、保冷剤を包んで使う冷却タオルです。
冷却効果は他の冷却タオルに比べて高く、猛暑日や発熱時などに使用する場合に重宝します。
しかし、冷却効果を持続させるためには、使うたびに保冷剤を交換しなくてはならない事に注意が必要です。
冷感タオルの選び方
場所や目的に合わせて冷感タオルを選ぶ
炎天下の屋外などでは、冷却効果の高い冷却タオルを選ばなくてはなりませんが、エアコンなどで室温が一定に保たれた屋内であれば、服や寝具を濡らす心配のない接触冷感タイプがよいでしょう。
接触冷感タイプを就寝時に使用する場合は、背中や枕に敷くだけで涼感を得ることができ、冷やしすぎもないため安心です。
持ち運びしやすさで冷却タオルを選ぶ
ケース付きの冷却タオルを選べば、持ち運びに便利です。
外出時やアウトドアなどでは、ケース付きの冷却タオルを選ぶとよいでしょう。
瞬冷タイプは、あらかじめ水で濡らしてケースに収納しておくことで、使いたいときには取り出して振るだけで涼感を得ることができます。
紫外線遮蔽効果のある冷感タオルを選ぶ
屋外で使用することが多い場合、紫外線遮蔽効果のある冷却タオルがおすすめです。
頭や首元にかけておくことで涼感を感じられるのはもちろん、紫外線から肌を守り、日焼けを防ぐことができます。
吸水性の高さで冷感タオルを選ぶ
スポーツなどで冷却タオルを使用する場合には、吸水性も考慮しておくとよいでしょう。
スポーツ向けの冷却タオルはメッシュ素材などは、さらっとして使用感のよいものも少なくありません。
吸水性があれば、激しい運動で汗をかいても、通常のタオルのように汗拭き用として使用しながら、同時に涼感も得ることができます。
お手入れがしやすいかどうかで冷感タオルを選ぶ
冷却タオルは、できるだけ洗濯機で洗えるものがおすすめです。
冷却タオルもタオルである以上、肌に直接触れるため常に清潔に保つ必要がありますが、中には漂白剤や柔軟剤が使えない製品も少なくありません。
冷却タオルを選ぶ際は、洗濯機で手軽に洗えるものや、洗った後にはすぐ乾く速乾タイプなどを選ぶとよいでしょう。
涼感を得られる色で冷感タオルを選ぶ
冷却タオルは寒色系のカラーを選ぶことで、視覚的にも涼感を得やすくなります。
しかし、冷却タオルはカラーバリエーションが豊富であるため、自分の好みの色を選んで楽しむのも選び方のひとつでしょう。
冷感タオルを使用する際の注意点
これまでに冷却タオルの一部の製品では防腐剤が使用されていた結果、肌が赤く腫れたり湿疹の症状が出たといった事態が国民生活センターに報告されています。
購入にあたっては素材をきちんと確認し、購入後はよく洗ってから使用するとよいでしょう。
そのほかにも、小さい子供が使用する場合には首元が締まりやすい形状の製品は避け、保冷剤タイプでは冷え過ぎにも注意が必要です。
独立行政法人 国民生活センター 水でぬらすだけで冷感が得られることをうたったタオル-湿疹・かぶれの原因となることも-
おすすめの接触冷感タイプの冷感タオル
Xingmeng 3枚セット 冷却タオル UVカット アウトドア
Xingmeng 3枚セット 冷却タオル表面に触れるだけで冷たさを体感することができます。
触り心地がサラサラしており、先端技術により開発された弊社製品はより気化熱を効率的に発生させ、生地に水分が含まれていれば振れば何度でも冷感体験
おすすめの瞬冷タイプの冷感タオル
Sea Breeze クールタオル
Sea Breeze クールタオルは、UVを96%以上カットすることができ、紫外線保護指数が50+と高い数値を出しているため、紫外線対策も行える商品です。
水に濡らして絞り、振るだけで冷たさを実感できるため、屋外でスポーツをする際などにおすすめとなっています。
時間が経過しても、再度同じ工程を繰り返すことで、何度でも使用することができます。
Trend Marche 冷却タオル
Trend Marche 冷却タオルは、気化熱を発生させて、温度を下げるクールテクノロジーを採用した冷感生地を使用した商品です。
水に濡らしてから、絞って振ることで約5秒で16℃の冷感を得ることができます。
常温水で冷たさを体感できるため、公園などの水でも冷却効果を簡単に体感できるでしょう。
おすすめの保冷剤タイプの冷感タオル
U-pick 4枚セット 冷却タオル
触り心地がサラサラ。
先端技術により開発された弊社製品はより気化熱を効率的に発生させる。
生地に水分が含まれていれば振れば何度でも冷感体験できる。
しろくまのきもち 北極マフラー ワイド ボーダーネイビー 長さ110x幅34㎝ 保冷剤付き 日本製 HM-W501
しろくまのきもち 北極マフラー ワイドは、保冷剤を使用することできる商品です。
保冷剤を入れ替えることで繰り返し使用でき、洗濯ができるため、衛生的な状態を保つことができます。
クール糸が織り込まれているため、タオルの肌触りなどが気になる方にもおすすめです。
冷感タオルについてのまとめ
- 冷却タオルは、肌に触れることで冷感や涼感のあるタオルです。
- 冷却タオルには、特殊な繊維により冷感を感じる接触冷感タイプと、水に濡らすと冷却効果の得られる瞬冷タイプがあります。保冷剤を包む保冷剤タイプなども特徴です。
- 冷却タオルは、場所や目的など、利用シーンに合わせて使いやすいものを選ぶといでしょう。
- しかし、購入の際には素材や形状をよく確認し、安全に使用できることを確認する必要があります。