こちらの記事は2021年7月12日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・おすすめの手持ち花火

この記事では、手持ち花火の種類、選び方、遊ぶ際の注意点、おすすめの手持ち花火を解説します。
手持ち花火は、さまざまな種類が存在します。火花の形、燃焼時間、色の変化が花火の種類ごとに違うので何度も楽しむことが出来ます。この記事を読むことで、手持ち花火購入の検討が出来ます。

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気軽に家でも楽しめる手持ち花火

手持ち花火は、家で気軽に楽しめる花火です。

打ち上げ花火などは、点火してから一定の距離に離れることが必要です。離れるのが遅れたり、使い方を間違えると火傷をする可能性があります。
もちろん手持ち花火でも使用方法を間違えると火傷をする可能性はありますが、他の花火と比べて危険度は低いです。
持ち手を持って点火するだけで使用できます。離れる必要がないため、手で持って花火を楽しむのが特徴です。
簡単で安全性も高い事から誰でも楽しめる花火です。

コンビニやスーパーなどで簡単に購入できます。
使用場所は近くに燃え移るものがなければ、大抵の場所は大丈夫でしょう。
わざわざ広い場所に移動する必要がなく、庭や公園で楽しめるのも特徴の一つです。
しかし、最近では花火を禁止されている場所もあるため、使用前には確認が必要です。

手持ち花火の種類

線香花火は伝統的な種類の手持ち花火

線香花火は、日本の伝統的な手持ち花火です。

持ち手が西日本と東日本で異なった材質な事が特徴です。
西日本は竹ひごや藁で出来たもので「ずぼ手」と呼ばれます。東日本は和紙で出来たもので「長手」と呼ばれます。
持ち手の先に付いた火薬の球は振動で落ちやすいため、先端を下げてなるべく動かさないように遊ぶのがポイントです。

誰が最後まで落とさずにいられるか競争するのも楽しい遊び方でしょう。
点火してからの燃え方が、時間と共に変化するのも魅力です。

ススキ花火は火花が勢いよく噴出する種類の手持ち花火

ススキ花火は火花が勢いよく噴出して、ススキの穂のような光を描くことからススキ花火と呼ばれています。

長い持ち手で小さな子供も安全に遊べますが、足元への火花の落下には注意が必要です。点火にはろうそくを使用すると安全が確保できます。
火薬の入った筒の先に花びらのような長い紙が付いていますが、ちぎった方がスムーズに点火できます。

スパーク花火は火花が飛び散る種類の手持ち花火

スパーク花火は、火薬が持ち手の棒に直接塗られている花火です。

持ち手が針金のものと木製のものがあります。
針金のものは煙が非常に少なく、灰も落ちないので近隣に迷惑がかからない花火です。
燃え方は火花が四方八方に飛び散り、パチパチと音を立てるのが特徴です。大きな線香花火という印象があるでしょう。

絵型花火は柄などが印刷されている種類の手持ち花火

絵型花火は、人気のキャラクターや、柄などが印刷された紙が持ち手になっている花火です。

ススキ花火と同じ燃え方をするものが多いです。
持ち手が短くなっている場合があるため、小さい子供には注意が必要です。しかし、キャラクターが書いてあるので小さい子供には人気の花火です。
花火セットの中には少数しかないので、子供たちが取り合うことになるでしょう。

手筒花火は火花が遠くまで飛ぶ種類の手持ち花火

火花がかなり遠くまで飛ぶ、迫力のある花火です。火花が遠くに飛び出すので、手持ち花火の中では危険です。

筒が1mほどあり大人が抱きかかえてするものと間違えられますが、それを小さくして家庭で楽しめるものになっています。
周囲の安全を確保する必要があるので、使用の際は大人がきちんと見てあげる必要があります。

手持ち花火を選ぶ際のポイント

煙が少ないかどうかで手持ち花火を選ぶ

住宅街で花火をする時に気になるのが煙です。

煙は近所からの苦情の原因になるので、煙の少ない物を選びましょう。

おすすめはスパーク花火や線香花火です。スパーク花火は持ち手が針金のものは、ほとんど煙がでないので重宝するでしょう。

色の変化などで手持ち花火を選ぶ

ずっと同じ光り方だと飽きてしまう事もあります。そこで、色が変化する花火を選ぶのも一つの方法です。

おすすめはススキ花火や手筒花火です。どちらとも筒に火薬を入れてあるタイプになります。
違う色の火薬を層状に入れることで、時間の経過とともに色が変化していきます。
次は何色になるのか、わくわくしながら花火が楽しめるでしょう。

燃焼時間をチェックして手持ち花火を選ぶ

燃焼時間の長い花火の方がお得に楽しめます。

購入前に、商品のパッケージや詳細の欄から燃焼時間のチェックをしてみてください。
未記入の場合は、ついている火薬の長さに注目するとよいでしょう。火薬が長い方が燃焼時間は長い傾向があります。

子供がいる場合は安全性の高い手持ち花火を選ぶ

小さな子供が花火をする場合に、安全性の高い花火を選ぶ事も重要です。

火花の勢いや飛び方、持ち手の長さなどに注意して安全性の高い物を選びましょう。スパーク花火は火花が飛び散るタイプな
ため注意が必要です。
手筒花火は火花の勢いが強く、長いため注意が必要です。
おすすめは線香花火や、持ち手の長いススキ花火です。

手持ち花火で遊ぶ際の注意点

後片付けは必ずする

手持ち花火で遊んだ後は、必ず後片付けが必要です。公共の場で後片付けをしないと、その場所が花火禁止になる可能性があります。

また、後片付け用の水を入れたバケツは必ず準備する必要があります。
火の消し忘れは火事になり、周りに多大な迷惑をかけてしまいます。責任をもって後片付けをしましょう。
後片付けを楽にする方法で、水を入れるバケツに穴を空けたビニール袋をかぶせるのが効果的です。
最後にビニール袋を取り出すと、消火し終わった花火の持ち手だけが袋に入って、水は穴からバケツに落ちるので分別が楽になります。

庭でやる場合は近所への配慮をする

花火をすると煙が風に乗って近所に迷惑をかける場合があります。
例えば洗濯ものに煙がかかりにおいが付いたり、開けていた窓から煙が室内に入ってしまう事もあります。

必ず近所への配慮はしてください。対応策としては、煙が少ない花火の使用や風の向きを考えて行う必要があります。
花火を行う前に、近所に断りを入れると安心して花火ができます。

火の取り扱いには注意する

手持ち花火で遊ぶときは、火の取り扱いには十分注意する必要があります。

周りに燃えやすい物を置くと火が移って火災の原因になります。周囲の状況の確認が必要です。
また花火の着火時はライターで直接つけるのではなく、ろうそくなどを使用して手に火傷を負わないようにしましょう。
使い終わった花火は必ず消火してから捨てなければ、残り火でごみが燃えてしまいます。
子供だけでは火を使用させないように注意が必要です。

おすすめの手持ち花火

線香花火セット

馴染みのある昔ながらのスタンダートな線香花火で、大人数でも遊ぶことができます。

点火する前に火薬が詰まっている部分を軽くねじることで、長く楽しむことが可能です。
安全基準をクリアしているSFマークが付いているため、安心して楽しめるでしょう。

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ススキ花火のように約1mほど炎と火の粉を吹き出すため、使用する際には注意が必要でしょう。
子供が馴染みやすいデザインをしているため、子供と一緒に楽しみたい場合にもおすすめです。

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持っている手元まで花火が続きます。
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手持ち花火についてのまとめ

  • 手持ち花火は誰でも気軽に、場所を選ばずに楽しめる花火です。
  • 色々な種類があり、それぞれに火花の形や燃焼時間の特徴があります。特徴を事前に知る事で、自分の欲しい花火を的確に選ぶ事が可能になります。それぞれの特徴は必ず抑えておきましょう。
  • 遊ぶ時は、安全性や近所への配慮に注意する必要があります。子供だけでの花火は危険であるため、必ず大人が同伴するようにしてください。
  • 後片付けをしないと、その場所での花火が禁止される場合があります。みんなの迷惑になるため、花火ができる場所を減らさない為にも必ず後片付けを行いましょう。