こちらの記事は2019年6月14日の記事を2020年6月16日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・おすすめの扇子を2020年6月16日の情報に更新いたしました。

ここでは、夏の暑い時期にワンポイントアイテムとしてもおすすめの扇子の選び方や、おすすめ商品を解説します。

日本ならではのオシャレアイテムとしても人気なのが、持ち運びにも優れ暑い体を癒してくれる扇子です。

この記事を読むことで、自分に合った扇子購入の検討が出来ます。

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扇子とはそもそも何か?

扇子とは、団扇(うちわ)のようにあおいで風を起こすことから「扇子」と呼ばれるようになった、人力で風を起こす道具のひとつです。

古くからは「扇(おうぎ)」と呼ばれていた道具でしたが、日本語の変化などによって、現代では一般的に扇子と呼ばれています。

地域や年代によっては、現代でも「扇(おうぎ)」と呼ばれることもあります。

扇子と団扇の違いは折り畳みできるかどうか

扇子と団扇の大きな違いは、折りたたみ機能の有無です。

他にも団扇の形状は丸型であり、扇子の形状は扇型であるなどの形状の違いがあります。

扇子の魅力は持ち運びやすさとデザインの豊富さ

扇子にはこれらの魅力やメリットがあり、折りたたみ式なので持ち運びがしやすいことと、デザイン性が高くファンションアイテムとして使えることが、特に大きなメリットです。

儀式や祭典などにも使われるなど、高級感がある製品もあります。

基本的には和装に合うタイプのデザインですが、扇子は種類が多く、生地や紙や鉄などバリエーションが豊富なため、自分のファッションにも合うものを見つけることが出来るでしょう。

服装や好みに合った扇子を選べることは、扇子を持つ上での大きな魅力です。

扇子の種類とそれぞれの特徴

布生地製の扇子は水に強い

布生地で作られた扇子の特徴は、水にぬれても破れない点です。

しかし、生地が荒いと風が抜けやすくなってしまうため、取扱いやお手入れには注意が必要です。

紙素材の扇子はバリエーションが豊富

紙素材の扇子は、表面と裏面を合わせた紙で閉じた扇子で、骨組みが和紙で挟まれているのが特徴です。

一般的な扇子であり、バリエーションも豊富であることが魅力です。

飾り扇子はインテリアとして使う

飾り扇子は床の間などに飾る扇子で、専用の扇子立てなどを使ってインテリアを目的として使います。

日本的なデザインが施されているものが多く、高級感もあるため、お土産としても人気がある種類です。

舞扇子は高級感がある

舞扇子は、日本舞踊や能などといった格式の高いシーンや、身近なお祭りなどに使われる扇子です。

高級感があり、日本的なデザインが強調されている種類です。

茶扇子は茶席で使われる

茶扇子は日本の茶道と共に発展した扇子であるため、茶席で使われる扇子です。

婦人用・紳士用によって、長さが異なるのも特徴です。

白檀扇は高級感のある装飾が特徴

白檀扇(びゃくだんおうぎ)は、香木・白檀の木片を重ねた板扇に、透かし彫りや描き絵の装飾を施した扇子です。

高級感と歴史の深さを漂わせるデザインが特徴です。

祝儀扇は冠婚葬祭で使う

祝儀扇は、冠婚葬祭用として使われる扇子で、色は白や金色が使われており、シンプルなデザインが特徴です。

現代では、洋装の葬式にも使える扇子も販売されています。

檜扇は歴史の深い扇子

檜扇(ひおうぎ)は、檜の薄片を末広がりに綴り合わせ、先を絹の撚糸で編み綴った扇子です。

扇子の選び方のポイント

素材で選ぶ

扇子を選ぶ際は、まずはその扇子が紙製であるか布製であるかが大きなポイントです。

紙製の扇子は骨組みが少し短めに作られ、骨組みを和紙で挟んでいることが特徴です。

しなりやすい分、風を多く生み出すことができ、軽くて使いやすことがメリットですが、水に弱く破れやすいといったデメリットもあります。

布製の扇子は耐久性に優れており、長く使うことができる点にメリットです。

また種類やデザインも豊富なため、服装や好みに合わせて選びやすいです。

しかし、布が荒くなると隙間ができてしまい、あおいでも風が抜けてしまうため、お手入れや丁寧な使用を心掛ける必要があります。

骨組みで選ぶ

扇子の骨組みは、太い骨の「親骨」と細かい骨である「中骨」で構成されており、親骨は外側左右の軸となり、中骨は風を起こす布や紙を支える軸となっています。

一般的に上記の2種類の骨は竹を用いて作られており、竹のどの部分を使うかによって、しなりや耐久性が異なります。

竹の表皮を使った場合は、耐久性に優れ重量感があり、竹の中皮を使った場合は、耐久性やしなりは落ちますが、その分軽量性に優れているなど、竹の部分によって特徴が異なります。

価格で選ぶ

扇子は種類にもよりますが、安いもので1000円以下のものもあれば、高いもので数万円するものまで、価格帯は幅広いです。

価格が高い方がデザイン性や耐久性などは高いですが、安いものでも、オシャレで長持ちする扇子は多く販売されています。

好みや目的に応じて幅広い価格の中から選べるため、最初に価格設定をしてから好みや耐久性などを選んでいくのもひとつの方法です。

扇子を使用する際の注意点

扇子を使用する際の注意点は以下の通りです。

扇子を使用する際の注意点
・両手でゆっくりと開く。
・持ち運びの際は専用のケースに入れる。
・湿気の多い場所では保管しない。
・乱暴に扱わない。

扇子はいくつもの骨によって形成されているため、勢いよく扇子を開いてしまうと耐久性が落ちてしまい、早い期間で壊れてしまうことがあります。

持ち運びを行う際も鞄などに扇子をそのまま入れるのではなく、専用のケースになどに入れておくのも扇子を長持ちさせるコツです。

扇子は閉じた状態の時は、硬い棒状の竹になるため、乱暴に扱ったりすると周りの人に当たってしまい、怪我をする恐れもあります。

扇子を長持ちさせるために、丁寧に扱うことが大切です。

おすすめの扇子

ハセガワ 京扇子 霞

ハセガワ 京扇子 霞は、京都の職人が1つ1つ丁寧に作った商品で、地紙を使用しています。

差し袋が付属しているため、外出先にも持ち運びしやすいでしょう。

化粧箱入りとなっており、プレゼントにもおすすめです。

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青藤東堂 扇子 SIZUKU-20

青藤東堂 扇子 SIZUKU-20は、子供でも使用しやすいミニサイズの扇子です。

雫の模様が散りばめられているため、涼しい印象を感じることができるでしょう。

扇子袋が付属しているため、子供が扇子を失くしてしまうリスクも減らせるでしょう。

KUUQA メンズ用 高級麻生地扇子

KUUQA メンズ用 高級麻生地扇子は、麻生地と竹を使用した、シンプルでありながら高級感を感じさせる扇子です。

サメ柄のデザインは大人っぽい印象を与え、浴衣などとも合わせやすいでしょう。

広げた際の大きさが最長41cmと扇子の中でも比較的大きいため、大きめサイズの扇子が欲しい方にもおすすめです。

谷口松雄堂 わがみ小路 琳派扇子 風神雷神

谷口松雄堂 わがみ小路 琳派扇子 風神雷神は、江戸時代に描かれた有名な作品の風神雷神図がデザインされた、約22cmと少々大きいサイズの商品です。

伝統技術を駆使して全ての工程を人の手によって作られているため、日本ならではの技術を体感することもできるでしょう。

また、親骨には艶出し加工がされているため、高級感を感じさせてくれます。

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サンリオ 暑中見舞いカード ミニ扇子あさがお S4277

サンリオ 暑中見舞いカード ミニ扇子あさがお S4277は、暑中見舞いに使用できるメッセージカードが付属した商品です。

夏らしいあさがおがデザインされており、夏場に使用することで涼しげな印象を与えてくれるでしょう。

コンパクトなサイズ感をしているため、バッグやポーチなどに入れて持ち運びしやすいでしょう。

花かんざし 高級シルク扇子 スワロフスキーストーン付

花かんざし 高級シルク扇子 スワロフスキーストーン付は、金糸とグリッターを使用してティアラをモチーフとしたデザインがされている商品です。

親骨にスワロフスキーがワンポイントとして使用し、飾り彫りが施されているため、細かいデザインまで気になる方にもおすすめとなっています。

また、シルクを100%素材に使用しているため、高級感のある扇子を使用したい方におすすめです。

扇子についてのまとめ

  • 扇子には複数の種類があり、使用目的や用途によって選ぶ扇子の種類が異なります。
  • 扇子は古くからある団扇が進化したものであり、デザイン性・機能性などは団扇よりも優れています。
  • 使用目的や用途などを把握し、デザイン性や機能性、サイズなど、自分に合った扇子を選ぶのがポイントです。