この記事では、パンプスとハイヒールの違いや、パンプスの選び方、足の形の種類ごとにおすすめのパンプスについて解説します。
おすすめのパンプス10選も解説するため、この記事を読むことで、パンプスの購入を検討することができます。
パンプスとハイヒールの違い
パンプスとハイヒールは、それぞれの言葉が指している意味に違いがあります。
パンプスは靴の種類を指しており、ハイヒールは靴のかかと部分の高さを指す言葉です。
パンプスは履き口が大きくつま先やかかと部分が覆われている靴のことで、ハイヒールはかかとの部分が7センチ以上の高さがある靴のことです。
つまり、かかと部分が7センチ以上の高さがあるパンプスは、「ハイヒール」とも「ヒールの高いパンプス」とも呼ぶことができます。
ハイヒールはかかとの高いパンプスだけを指しているわけではないため、ミュールやサンダル、ブーツといった靴の種類であっても、かかとが7センチ以上ある靴であれば「ハイヒール」と呼ぶことができます。
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足の形の種類とおすすめのパンプス
足の形は人それぞれで違いがあります。
大きさも形状も、人によっていろいろあるため、パンプスを選ぶ際は、自分の足の形に合ったものを選ぶことが大切です。
自分の足に合わないパンプスを履き続けると、足が痛くなってしまい、長時間履いていることが苦痛になってしまいます。
以下では、足の種類とそれぞれの足の形に合ったおすすめのパンプスを解説します。
エジプト型は様々な靴に合う
日本人の約80％が、エジプト型であると言われています。
足の親指が他の指に比べて最も長いのが特徴です。つま先のとがったハイヒールなどは、足の親指を圧迫するためあまりおすすめできません。
日本で販売されている靴は、基本的にどのような種類の靴もエジプト型に合うように作られています。
中でも、なだらかな曲線を描くラウンドトゥタイプは、エジプト型の足におすすめです。
ギリシャ型にはポインテッドトゥタイプがおすすめ
ギリシャ型は欧米人に多いと言われ、日本人では少数ですが、エジプト型の次に多いのがこのタイプの足の形です。
足の人差し指が一番長いのが特徴であるため、つま先が短い靴は人差し指が痛くなりやすく、あまりおすすめできません。
先端に向けて細くなっていくような形状のポインテッドトゥタイプなどのパンプスが、ギリシャ型の足の形におすすめです。
スクエア型はつま先が丸いか平らなものがおすすめ
スクエア型は南太平洋地域に多く、日本では5％程度の方がこの足の形だと言われています。
足の指の長さはほぼ同じ長さなのが特徴です。
パンプスの先端がとがった形状のものよりも、つま先の丸いラウンドトゥタイプか、つま先が平らなスクエアトゥタイプがスクエア型の足の形におすすめです。
パンプスの選び方
パンプスには様々なデザインや形状のものがあります。
基本的には自分の好みに合ったパンプスがおすすめですが、マナーが問われる場面では、パンプスの色や形状に注意が必要です。
ここではパンプスの選び方について解説します。
ヒールの高さで選ぶ
パンプスは、ヒールの高さによって与える印象が変わります。
ヒールの低いものだとスポーティーな印象を与え、ヒールが高くなるほど上品で大人っぽい印象を与えることができます。
高さが2～3センチのローヒールのパンプスは、足への負担が少なく、たくさん歩く方におすすめの高さです。
高さが5～6センチのミドルヒールのパンプスは、ビジネスや冠婚葬祭にもおすすめの高さであるため、美脚効果も期待できます。
7センチ以上のハイヒールは日本人女性の平均身長に最もおすすめの高さですが、履きこなすのが少し難しいため、パンプスを履き慣れた方におすすめです。
ヒールの高さが10センチ以上は、パーティーなどドレスアップした際に最もおすすめの高さです。しかし、長距離移動には向かないため、会場などへの移動用に別の靴を準備しておくとよいでしょう。
サイズとワイズで選ぶ
パンプスを選ぶには、自分の足のサイズとワイズ（足囲）を把握しておくことが大切です。
また、ワイズを知るためには足のサイズを知っておくことが必要です。自分の足のサイズからワイズが広いのか狭いのか判断することができます。
自分の足のサイズに合わないパンプスを選ぶと、足が痛くなってしまうため注意が必要です。
サイズやワイズは自分で調べることも可能ですが、靴の専門店で確認してもらう方が、手間もかからずおすすめです。
すぐにパンプスを買う必要がなくても、一度専門店を訪れ、大体のサイズやワイズを把握しておくと、これから靴選びをする際に役立つでしょう。
服装や環境に合ったものを選ぶ
パンプスは、服装や環境に合った色や材質のものを選ぶのがおすすめです。
パンプスは、ファッションの中でも重要なポイントのひとつです、せっかくおしゃれをしても、パンプスの色や材質がファッションに合っていないと台無しになってしまいます。
パンプスを利用する環境にも、マナーなどに注意が必要です。
結婚式では革製や布製などのものが一般的で、お葬式ではエナメルや光沢のあるものが多用されます。
就活やビジネスシーンでは、ヒールは低めで革製の黒いパンプスが好まれます。
デザインで選ぶ
パンプスのデザインには様々なものがあり、自分の好みに合わせたものを選ぶことが可能です。
つま先の形状には、丸みを帯びたラウンドトゥタイプや角ばったスクエアトゥタイプ、先端がとがったポインテッドトゥタイプなどがあります。
また、ヒールの高さによってもさらにパンプス全体の印象は変わり、色や飾りの有無などによってもデザインの幅が広がります。
パンプスを利用したい場面や、コーディネートなどを考慮して自分の理想に近いデザインのものを選ぶとよいでしょう。
パンプスおすすめ10選
サクセスウォーク WFN510は履き心地に工夫がされている
サクセスウォーク WFN510は、位置や方向にこだわったオリジナルのヒールを使用したパンプスです。
足裏のデコボコに合わせて取り外し可能な3D形状のカップインソールを備えており、足裏と靴のフィット感を高める工夫のされた、履き心地の良い商品です。
ランバンオンブルー 2028は足が細く見える
ランバンオンブルーのこの品は、足がほっそり見えるパンプスです。
足にフィットし痛くなりづらく、フットカバーも脱げにくいように工夫されています。
リボンのモチーフが上品でかわいらしく、さりげない存在感を演出する商品です。
イング パンプス 1870はいろいろな着こなしに合わせられる
イング パンプス 1870は、天然皮革をメイン素材としたソフトカジュアルなデザインのパンプスです。
足の甲をすっぽりと覆うような深めのフォルムで、履き心地に安定感があります。
かかとのカウンターをなくすことで崩して履くことができ、いろいろな着こなしに合わせられる商品です。
イング 2350はシンプルながらも上品な品
イング 2350は、シンプルながらも上品なパンプスです。
メイン素材は牛革が使われており、使うほどに柔らかさがまし足にしっくり馴染んでいきます。
つま先はスクエアトゥタイプで程よくゆとりがあります。ヒールも低めに設定されているため、長時間歩いても疲れにくい商品です。
アシナガオジサン 6410001は疲れない工夫が魅力
アシナガオジサン 6410001は、牛革をメイン素材としたソフトな履き心地のパンプスです。
ヒールは歩きやすい高さに調節されており、足先はスクエアトゥタイプでゆったり締め付けない作りになっています。
インソールもふかふかな弾力のあるものを使用し、毎日履いても疲れない工夫がおすすめの商品です。
ニューバランス 8812BLは履き心地とデザインが魅力
ニューバランス 8812BLは、メイン素材に天然皮革を使用した、履き心地とデザインの両方に妥協のない高機能なパンプスです。
ラフな抜け感があるデザインと、伝統的な金具の使い方が魅力的な商品です。
ペリーコ ANDREA 80 2170は女性らしいデザイン
ペリーコのこの品は、シンプルながら洗練されたスタイルが女性らしいデザインのパンプスです。
つま先甲の部分にリングのホールカットがかわいらしく、上質な素材とハイヒールが上品さを演出してくれる商品です。
オリエンタルトラフィック 9609/9709は定番なデザイン
オリエンタルトラフィック 9609/9709は、定番なデザインでシンプルなプレーンパンプスです。
厚手のクッションが入っており、履き心地も抜群です。
履き口のVカットとポインテッドトゥがシルエットをシャープに見せてくれます。
ヒール部分にはメタリックラインが施されており、パンプス全体を引き締めてくれる上品な雰囲気の商品です。
ヨースケ 2600702は個性的で大胆なデザイン
ヨースケ 2600702は、遊び心をくすぐる、個性的で大胆なデザインのパンプスです。
見た目よりも傾斜は少なく、ヒールも太めで安定感は抜群。カジュアルなコーディネートに合わせやすい商品です。
ソフィアコレクション 118S00554は歩くときの音が静か
ソフィアコレクション 118S00554は、ヒール部分に消音リフトを採用したパンプスです。
歩くときにもコツコツという音があまりしないように工夫されています。履き口はゴムを使用しており、着用時の足当たりの良さが実感できる商品です。
パンプスについてのまとめ
- パンプスは靴の種類を指し、ハイヒールは靴のかかとの高さを意味することがそれぞれの違いです。
- 足の形には大きく分けて3種類あり、それぞれに合った形状のパンプスを選ぶことがおすすめです。
- 快適に履くことができるパンプスはサイズやワイズ、ヒールの高さが重要です。
- 自分の足のサイズやワイズは靴の専門店で確認してもらうことがおすすめです。
- 大体のサイズやワイズはパンプス選びの前に把握しておくことがおすすめです。
- パンプス選びは服装や着用する環境に応じたものを選ばないとマナー違反になる場合もあるため注意が必要です。