家庭での揚げ物は、失敗してしまう可能性や、火事の心配があるため気軽に行うことが出来ません。
しかし、揚げ物を作るのに電気フライヤーは便利です。
この記事を読むことで、家庭での揚げ物の際に便利な電気フライヤー購入の検討が出来ます。
目次
電気フライヤーとはそもそもなにか?
電気フライヤーとは、電気の力で加熱して揚げ物を作る調理家電の事です。
天ぷらやフライ、唐揚げなどの揚げ物料理全般を調理することができます。
機種によっては、電気グリルとして使用できる製品もあります。
今人気の調理家電にランクイン!電気フライヤー
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◆調査対象 (調査機関 2021年6月8~16日)
・主婦の友社「暮らしニスタ」ユーザー
・30~50代の既婚主婦(30代18%、40代36%、50代33%、その他13%)計169名
・東京都含む関東在住42%、関西20%、中部6%、九州5%、北海道5%、その他22%
・家族構成:子どもがいる66% 、親と同居 20%、配偶者のみ9%、その他5%
・専業主婦29.6%、パート27.8%、フルタイム27.3%、自営10%、その他5.3%
電気フライヤーの種類
オーソドックスな電気フライヤー
電気フライヤーに油を入れて揚げるのが、オーソドックスタイプの品物です。
揚げ物を作る際に失敗することの多い温度調節をフライヤーが行ってくれるため、手軽に揚げ物を作ることができます。
火を使わずに揚げ物が作れるため、卓上で使用し、揚げたてのものを食べることも可能です。
しかし、手入れがしにくい部分もあるので注意が必要。
ノンフライヤー (エアフライヤー)
ノンオイルフライヤーは、コンベクションオーブンのように、高温の熱風を循環させて調理することができます。
エアフライヤーとも言います。
油を使わずに揚げ物ができるのが特徴で、ヘルシーな仕上がりにすることが出来ます。
食材そのものの余分な油も落としてくれるため、ダイエット中の人や、ヘルシー志向の人におすすめです。
注意点としては、温風でじっくりと仕上げるため、時間がかかってしまうというデメリットがあげられます。
家庭向けに作られているノンオイルフライヤーの容量は2L前後で1~2人前とであるため、一度にたくさんの量を作ることができない事にも注意が必要です。
電気フライヤーのメリット・デメリット
電気フライヤーメリットと選び方 | メリット | デメリット |
①オーソドックスタイプ | 火事の危険が減る 温度調節が簡単にできる |
大きいので場所が必要 調理できる量が少ない |
②ノンフライヤータイプ | 油を使わないのでダイエット中でも揚げ物が出来る | ヘルシーさで選ぶ |
温度調節が簡単にできるのが電気フライヤーの魅力
揚げ物の油は、一定温度に保つことがなかなかできません。
箸の気泡の状態で温度を確認するのはコツが必要であるため、温度計で度々図るのも手間になってしまいます。
電気フライヤーであれば、温度の設定をしておけば自動で調節してくれるため、簡単に揚げ物を作れるのが魅力です。
火事の危険が減るのが電気フライヤーの魅力
天ぷら油の場合は、一度火柱が上がってしまうとなかなか消えません。
しかし、電気フライヤーの場合は火を使わないため、引火の危険性がなく安全に使用することができます。
ダイエット中でも揚げ物が出来るのがノンフライヤーの魅力
油を使わずに唐揚げも天ぷらも作れるノンフライヤーでは、カロリーや脂質もおさえたヘルシーな調理ができるため、ダイエット中でも揚げ物を楽しむことが出来ます。
また、唐揚げや天ぷら、コロッケなどの冷めた揚げ物を温め直すと、揚げたてのサクサク食感に戻すことが出来ます。
フライヤーに多い、面倒になりがちな下準備や後片付けのわずらわしさが少ないのも魅力でしょう。
電気フライヤーの選び方
必要な大きさや容量で電気フライヤーを選ぶ
容量が大きいと一度にたくさんの揚げ物を作ることができますが、その分本体の大きさも大きくなるため、収納場所を確保する必要があります。
自分に合った容量のものを選ぶことが大切です。
オーソドックスタイプの場合は、容量が多いと使用する油の量も増える事に注意が必要です。
機能性の高い電気フライヤーを選ぶ
電気フライヤーには、温度が強・中・弱などの3段階や2段階にしか設定できないものや、5℃刻みで細かく温度設定できるものなど、様々なスペックのものがあります。
本格的に揚げ物を楽しみたい人は、温度調整が細かく設定できるものを選ぶと良いでしょう。
低温調理をしたい人は、最低温度を確認しておく必要があります。
タイマー機能がついていると、ほかの調理を並行して進めることができるため便利です。
蓋つきのものでは、脂はねを防ぐことができます。
手入れが簡単な電気フライヤーを選ぶ
電気フライヤーを選ぶ際は、本体からパーツを取り外すことができ、手入れのしやすいものを選ぶと良いでしょう。
取り外しができると、丸洗いができるため手入れが簡単で、衛生的に使う事が出来ます。
取り外しができない場合は、キッチンペーパーで拭いて手入れをしなければならない事に注意が必要です。
調理スペースである内釜は一体になったタイプのものも多いため、事前に確認しておくとよいでしょう。
おすすめのオーソドックスタイプの電気フライヤー
クイジナート 電気フライヤー CDF-100JBS
クイジナート 電気フライヤー CDF-100JBSは、90~190度までの温度に対応しており、設定温度に到達した際には緑のランプが点灯して知らせてくれます。
蓋に脱臭フィルターが付属しているため、蓋を閉めることで油の気になる臭いも抑制できるでしょう。
フライドポテトなど細かい揚げ物を一気に調理できるバスケットが付属しており、調理の幅も広がります。
卓上に設置しやすいコンパクトなサイズ感で、家族や友達などと揚げ物を手軽に楽しめます。
山善 電気フライヤー YAC-M121(W)
山善 電気フライヤー YAC-M121(W)は、串を掛けて揚げることができる串ホルダーや、フライドポテトなどの調理におすすめのバスケットなど調理に便利な付属品が豊富な商品です。
マグネットプラグを電源に採用しているため、小さい子供がいる家庭でも安全に使用できます。
また、つまみを回すだけで200度までの温度調節を行えます。
保護カバーが縁に付属しているため、鍋の縁に直接手が触れるのを防止し、火傷のリスクを減らせるでしょう。
ニシヤマ 電気フライヤー NE-155FA
ニシヤマ 電気フライヤー NE-155FAは、 最少油量が約250gと少ない油の量でも十分に調理できるため、比較的ヘルシーな状態で揚げることができます。
網が付属しており、細かい食材でもまとめて調理することができます。
また、温度調節機能が付いているため、天ぷらなど温度加減が難しい料理でも失敗することなく調理できるでしょう。
コードの長さが約1.4mと余裕があるため、卓上にゆとりのある状態で設置可能です。
おすすめのノンオイル電気フライヤー
フィリップス ノンフライヤー HD9220/27
フィリップス ノンフライヤー HD9220/27は、油を一切使用しないため、脂肪分を約80%カットしたヘルシーな調理を行える商品です。
最高200度の熱風で一気に加熱を行う高速空気循環と、食材の表面をムラなく均一に加熱できるらせん熱風を組み合わせたエアサーキュレーション技術を採用しているため、外はサクサク、中は柔らかくジューシーに仕上げることができます。
また、タイマーは最長30分、温度は最高200度まで手動で調節できるため、食材に合わせて細かい温度調節が可能です。
内容器とバスケットは取り外し可能で、食洗器でのお手入れができ、使用後の後片付けも楽でしょう。
ショップジャパン カラーラ
ショップジャパン カラーラは、高性能ターボエアウェーブ機能を搭載しており、最高200度の熱風を循環させることでサクッとした食感に仕上げることができます。
食材を入れるバスケットに換気効率に優れたウインドキャッチャーが付いているため、食材全体をムラなく加熱し、食材本来の旨味を閉じ込めた調理が可能です。
また、バスケットにフッ素加工がされており、軽く洗うだけで汚れを落とすことができます。
60~200度の間で温度調節ができ、60分までダイヤルで時間を設定できるため、揚げ物だけでなくスイーツづくりなどにもおすすめの商品です。
CBジャパン ノンオイルフライヤー TOM-01
CBジャパン ノンオイルフライヤー TOM-01は、蓋を開けると自動で電源がOFFになるオートOFF機能が搭載されているため、電源を切り忘れて火傷をするなどのリスクをなくせます。
オーブンとしての使用もできるため、朝のトースト作りなどにも役立つでしょう。
また、グリルネットが余分な油をカットし、脂質を約90%もカットできるため揚げ物をヘルシーな状態で食べられます。
商品を使用した10種類の料理のレシピが付属しているため、毎日の献立にも役立つでしょう。
参考動画 【2021年版】電気フライヤー(ノンフライヤー) 人気ランキング Amazon 楽天 ヨドバシ
電気フライヤーについてのまとめ
- 電気フライヤーとは、電気の力で加熱して、揚げ物を作る調理家電のことです。天ぷらやフライ、唐揚げなどの揚げ物料理全般を調理することができます。電気フライヤーには、油入れて揚げるオーソドックスタイプと、油を使わず高温の熱風を循環させて調理するのノンオイルフライヤーがあります。
- 電気フライヤーは、自動で温度を調整してくれるため、揚げ物の失敗をしてしまうことがありません。また、火を使わないため、家事の心配がなく、安全に調理をすることができます。
- 電気フライヤーを選ぶ際には、自分の目的に合ったサイズや機能性を備えたものを選ぶとよいでしょう。揚げ物を本格的に楽しみたい人は温度設定の細かいものを、気軽に揚げ物を楽しみたい人はリーズナブルでシンプルな機能のものを選ぶと良いでしょう。