こちらの記事は2019年6月28日の記事を2020年6月17日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・リップクリームの選び方に保湿力で選ぶを追記いたしました。
・おすすめのリップクリームを2020年6月17日の情報に更新いたしました。
この記事では、リップクリームの選び方やおすすめ商品などを解説します。
リップクリームは、唇の乾燥を防ぐのに欠かせないアイテムです。
男性でも唇に潤いをもたらせるために使う人も少なくありません。
この記事を読むことで、自分に合った製品購入の検討が出来ます。
目次
リップクリームは唇を乾燥から保護する効果がある
リップクリームの一番の効果は、唇を乾燥から保護してくれる点です。
また、唇が荒れるのを防いでくれる効果もあるため、普段からリップを使用する方にも欠かせないアイテムです。
リップバームとの違いは成分と質感
リップクリームとリップバームは、成分と質感が異なります。
リップクリームは、クリームというだけあって、なめらかで伸びやすいものが多いです。保湿クリームのような役割を果たします。
スティック状で使いやすいものが多く、外出の際などにはリップクリームが便利です。
一方、リップバームは、香油や植物エキスから作られているものが多く、こってりとした質感のものが多いです。
こってりとした質感は常温で固まりにくいため、形状はスティックではなく小さな入れ物やチューブに入っているものをよく見かけるでしょう。
リップクリームのスティック状に比べると少し使いにくいですが、保湿力はリップクリームに比べ高く、長時間持つという利点もあります。
リップクリームの種類
薬用リップは唇の荒れを予防するもの
お医者さんで処方される「医薬品」と「薬用」は異なります。
医薬品は、基本的に荒れた肌を治すものです。
リップの場合、荒れてしまった唇を修復するために使いますが、薬用は、唇の荒れを予防するために使用します。
薬用リップクリームでは、荒れた唇を修復する効果はないため、購入する際には注意が必要です。
UVカットありのリップクリームは唇の日焼けを防止する
屋外に出ると、肌と同じように唇も焼けてしまいます。
顔用の日焼け止めを塗りたくなりますが、刺激が強いため、唇に使用することは控えた方がよいでしょう。
そんな時に活躍するのが、UVカット効果のあるリップクリームです。
UVカット効果が付いているため、唇の日焼けを防止することができます。日差しの強い夏などにおすすめの商品です。
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色付きリップクリームは唇の荒れ防止と口紅の効果を持つ
口紅を塗らなくても、ほんのり色がつくリップクリームがあります。
色もレッドやビンク、オレンジなど口紅に近い色を出してくれます。
ナチュラルに色を付けながら唇の荒れを防止したい方におすすめの種類です。
リップクリームのタイプ
スティックタイプは持ち運びが簡単
スティックタイプの1番のメリットは、持ち運びが簡単という点です。
手も汚さず、手軽に塗り直しができることも嬉しいポイントでしょう。
デメリットは、常温でもスティック状に固まっているため、そのまま使うと唇と摩擦を起こす可能性があるという点です。
使用する際に、少し手で温めてから使用すると良いでしょう。
ジャータイプは小さな容器に入っている
小さな容器に入っていて、蓋が付いているものがジャータイプです。
リップクリームではなくリップバームであることがほとんどです。
ジャータイプのメリットとして、リップクリームよりもリップバームの方が柔らかいため、唇になじみやすいことが挙げられます。
保湿力も高く、効果も持続しますが、手を使って唇に塗らなければならないため、外で塗り直したいときには少々不便でしょう。
チューブタイプは使いやすい形状
チューブタイプのリップクリームの中身はジャータイプと似ていて、とろみがあり、唇にもなじみやすく、保湿力も優れています。
ジャータイプのデメリットでもある「手を使わなければならない」という点もカバーしています。
チューブタイプのものは直接唇につけて塗ることもできるでしょう。
しかし、唇につけた部分や蓋の部分に菌がつき繁殖しやすいため、使用後は拭き取る必要があります。
リップクリームの選び方
目的に合った種類やタイプを選ぶ
リップクリームが唇に良いからといって、どのリップクリームを使っても効果があるとは限りません。
その時の唇の状態や自分に合ったものを選ぶ必要があります。
すでに唇が荒れてしまっている場合、医薬品を使うのが良いでしょう。
一方で、今は唇が荒れていないけれども、乾燥しているため荒れを防ぎたいという場合は、医薬部外品がおすすめです。
今は荒れていないが、保湿したい、紫外線から守りたいという場合は、化粧品として販売されているリップクリームを使用するとよいでしょう。
価格や使いやすさで選ぶ
どんなに成分の良いリップクリームでも、日頃なかなか使えないような価格帯は避けた方が良いでしょう。
1日2~3回塗り直しをすることを考えると、長く購入し続けられるものがおすすめです。
よく屋外で使用するならスティック状のもの、化粧直しができる環境であればジャータイプのものなど、自分の用途にあった使いやすい形のものを選ぶのもポイントです。
保湿力で選ぶ
リップクリームを選ぶ上で欠かせない要素となるのが保湿力です。
リップクリームの保湿成分は天然由来の成分とワセリンの2種類に分かれます。
天然由来の成分はハチミツや植物由来のオイルなどをさします。
天然由来の成分を使用しているものは、オーガニックな商品が多く、保湿もしっかりと行ってくれるでしょう。
しかし、植物由来のオイルは体との相性が悪いとアレルギー症状が出てしまうため、使用する際には注意が必要です。
ワセリンは、化粧品などにも使用されているもので、肌の表面だけをバリアのように守る性質があります。
そのため、肌の表面が乾燥しやすい方などにおすすめです。
保湿力が気になる方は購入する前に、あらかじめチェックするとよいでしょう。
リップクリームの正しい使い方
少し温めてから使う
リップクリームはスティック状であることが多いため、手軽に使うことができます。
そのため、直接唇に擦り付けている人が少なくありません。
リップクリームは、冷えて固まっている状態でスティック状になっているため、直接塗ると、カサカサの唇と摩擦を起こし、唇の表面が荒れてしまう可能性があります。
リップクリームの蓋をしたまま、手のひらで少し温めて使うと、柔らかくなり、摩擦を減らすことができます。
横塗りではなく縦塗りで使う
リップクリームを唇に塗るとき、唇の形に沿って、横に伸ばしていく人が少なくありません。
正しい塗り方は縦塗りです。シワに沿って縦方向に塗ると、しっかりと成分が唇に入っていきます。
理由は、唇のシワが縦方向であるためです。
シワに逆らって横方向に塗ると、摩擦で表面が荒れやすくなるため、縦塗りを意識するとよいでしょう。
リップクリームを使用する際の注意点
たっぷりとリップクリームをつけておけば、乾燥から唇を守ることができると思う方もいるでしょう。
しかし、塗りすぎると、必要以上に唇とリップクリームの摩擦を起こすため、実際は唇にとって負担が大きいです。
1日に塗るのにちょうど良い回数は5回までと言われています。
特に乾燥しやすい、お風呂上りや朝の洗顔後などに塗るのがおすすめです。
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参考URL
カサカサ唇にさようなら。リップクリームの正しい使い方 一日に何回がベスト?リップクリームの頻度
寝るときはナイトリップを使用するとより良い
寝る前に唇が乾燥している場合、ナイトリップを使うとよいでしょう。
普通のリップクリームでは、油分が多く含まれていてべた付いてしまい、寝るときに使うのに適していないためです。
おすすめのリップクリーム
メンソレータムリップ トーンマイリップ グリーンクリア
メンソレータムリップ トーンマイリップ グリーンクリアは、コラーゲンやヒアルロン酸などの美容成分と3種類のビタミンを配合している商品です。
ナチュラルカラーで唇の色を補正してくれるため、血色感のある唇にしたい方におすすめとなっています。
UVカット効果もあるため、夏場でも安心して使用できるでしょう。
京都しゃぼんや 京さんぽりっぷくりーむ 八ツ橋
京都しゃぼんや 京さんぽりっぷくりーむは、八ツ橋の原料でもある、ニッキ、米粉、砂糖を配合した商品です。
乾燥した唇にも潤いを与え、艶を出してくれるため、乾燥しやすい冬場でも安心して使用できます。
ケースに木目調の素材を使用しており、和の雰囲気を味わうことができるでしょう。
北海道牛乳 リップクリーム
北海道牛乳 リップクリームは、北海道産の牛乳から取れるエキスを配合することで、唇にしっとりとした潤いを与えることができます。
牛をモチーフにしたケースには鈴が付属しており、可愛らしいデザインをしているため、可愛らしい商品が欲しい方にもおすすめです。
牛乳エキス以外にも様々な成分が含まれています。
メンターム モイスキューブリップ 敏感
メンターム モイスキューブリップ 敏感は、乾燥などに弱い敏感な唇の方でも安心して使用できる商品で、保湿力に優れています。
低刺激のオイルを原材料に使用することで、刺激を減らすことができ、唇への負担を減らすことが可能です。
唇の端までしっかりと塗ることができるスマートな形状をしており、メイクポーチに気軽に入れられるほどコンパクトなサイズ感です。
MAKANAI 金箔入り マルチバーム やわらかな乳香の香り
MAKANAI 金箔入り マルチバーム やわらかな乳香の香りは、ヒマワリ油やシアバターなど植物由来の成分を豊富に配合した商品です。
唇だけでなく指先にも使用でき、長時間保護してくれるため、乾燥などを防ぎやすくなるでしょう。
金箔とシルクパウダーが入っており、高級感のある見た目を実現しています。
リップクリームについてのまとめ
- リップクリームは唇を乾燥から保護するために使われる。
- リップクリームのほかにリップバームや美容液を使用したものなどがある。
- リップクリームには、薬用、UVカット、色付きなどがあり、用途に応じて選ぶことができる。
- リップクリームやリップバームは、持ち運びの簡単なスティックタイプ、保湿効果の高いジャータイプ、チューブタイプなどがある。
- 保湿効果が高く、使いやすいものがおすすめ。
- リップクリームは柔らかくして、唇のシワに沿って縦塗りするとよい。