温かくてファッションアイテムには欠かすことのできない、セーターの着こなしや着用ポイントを紹介いたします。
セーターは素材によっても着心地が大きく変わり、その特徴も様々です。
セーターをうまく着こなして、ファッションセンスをワンランクアップさせましょう。
目次
セーターの主な素材
ウール
ウールはセーターに使われる素材の代表格で、羊毛のことです。表記のタグには「毛100%」などと記載されていることが多いです。
天然素材であり、その温かさはセーターに使用される素材の中でも群を抜いています。
古くから多くのセーターに使用され、ファッション性と温かさを両立した優れた素材です。
価格帯は手頃な低価格なものから、ハイブランドで高額なセーターにも使用されています。
ウールは品質の幅が広く、メリノウールやラムウールなど、ウールの中でも種類があります。
カシミヤ
チクチクしない優しい肌触りで、高級素材として人気が高いのがカシミヤです。
ハイブランドを中心に使用されるセーターの定番素材で、数万円する高級品が多いでしょう。
カシミヤは山羊の毛であり、光沢感がある素材であるところも特徴となっています。
高級な天然素材のカシミヤですが、繊細な一面があり、洗濯機ではなくクリーニングでのお手入れがおすすめです。
また、手玉やほつれができやすいので、注意しましょう。
リネン
リネンとは、夏の季節に活躍する「麻」の素材です。
シャリ感のある涼し気な肌触りや、通気性の良さが特徴的です。
セーターでは、夏でも着用できるサマーセーターに使用されています。
大人っぽさを感じる素材で、ワンランク上のコーディネートが実現できるでしょう。
シワになりやすいデメリットもありますが、セーターの場合は大きく気になることはないでしょう。
コットン
セーター以外にも様々な衣類に使用されているのが「コットン」です。
「綿」と表記されることもあり、暖かさはもちろん、着用感や取り扱いも安定した素材です。
肌触りが良いため、ウールなどのセーターが苦手な人におすすめできます。
価格も比較的買いやすい低価格な商品が多くあります。
洗濯機で洗うことも可能なので、取り扱いやすい素材でしょう。
セーターの選び方
網目の密度で選ぶ
網目の密度によって、セーターの印象も大きく変わってきます。
密度の高いセーターの場合は、凹凸感が少なくキレイ目なデザインのものが多いです。
シンプルな作りで、オン・オフにも合わせやすいでしょう。
粗目の作りをしたセーターは、ザックリとしたボリューム感があり、カジュアル向けの特徴があります。
このように網目の密度でも、セーターのファッションは多種多様です。
色で選ぶ
ファッションコーディネートには、色の選び方も重要です。
セーターの色は定番の黒やグレー、ネイビーなど以外にも、ワイン、ブラウン、グリーン、パープルなど、豊富な色から選ぶことができます。
冬場はアウターに隠れてしまいがちなセーターですが、ワンポイントとなるカラーでファッションを楽しむことができます。
首元で選ぶ
セーターの首元には、「丸首タイプ」「Vネックタイプ」「タートルネックタイプ」の3種類が代表的です。
丸首タイプは、一番定番であり幅広くコーディネートしやすいデザインとなっています。
Vネックタイプはスッキリとした印象で、ビジネスシーンにも着用しやすいデザインです。
タートルネックタイプは、上品で落ち着いた印象のスタイルに最適です。
首元のデザインで、ファッションスタイルを手軽に変えることができます。
シルエットで選ぶ
シルエットでそんなに変わる?と思いがちですが、ちょっとした違いでファッションの印象が変わってきます。
ゆったり着用する場合は、カジュアル感とラフなスタイルに仕上がるでしょう。
また、女性の場合、丈が長めのものや、腕部分がゆったりとしているデザインは、素材や生地感によってキレイ目にもラフな感じにも着こなしを変えられるでしょう。
タイトなシルエットは、ビジネスシーンや落ち着いた上品なファッションにピッタリです。
シルエットによっても、お好みのファッションスタイルに分けられます。
温かさで選ぶ
セーターのファッション性よりも、とにかく温かい服を着たいという方も多いです。
セーターの温かさは、素材や繊維の密度、生地の厚さで決まります。
素材や密度の特徴を活かし、ファッションとのバランスがとれたものを選ぶと良いでしょう。
洗濯など手入れのしやすさで選ぶ
セーターの選び方で、意外と重要なのがお手入れのしやすさです。
セーターの天敵といえば毛玉です。
気に入ったセーターを長く着用できるように、お手入れのしやすいものを選ぶと良いでしょう。
洗濯表示部分に「手洗い」や「洗濯機」ができる表示があれば、自宅で優しく洗うことができます。
それ以外の場合は、クリーニング店に依頼することがおすすめです。
着こなしのポイント
透け感を考えてインナーを選ぶ
セーターを1枚でサラッと着こなす場合には、インナーに注意が必要です。
セーターの網目状から見える場合もあるので、シンプルなカラーにしておくと安心でしょう。
女性の場合は下着が透けてしまう場合もあるので、インナーの着用を忘れないようにしましょう。
重ね着もおすすめ
シャツやブラウスなどの重ね着は定番です。
襟のあるシャツ系と合わせると、1枚で着るよりも落ち着いた印象になります。
シャツ以外にもロンTなどを、ゆったりめのセーターに重ね着することもおすすめです。
メンズにおすすめのセーター
Hilarocky 丸首ウールコットン畦編みセーター
ややザックリとした印象の畦編みセーターです。
生地もしっかりとしていて、ウールとコットンの特徴を活かし、温かさにも優れています。
カラーバリエーションも5色あり、コーディネートがしやすいセーターです。
ベルーナ カシミヤ入りハイネックセーター3色組
カシミヤ100%は高くて手が届かないといった方でも、お手頃価格で購入できるカシミヤ入りセーターです。
その他の素材にはレーヨンやウールなどを使用しており、チクチクせず着心地も良いでしょう。
サイズもS~3Lまでと、豊富に取り扱っています。
COOFANDY メンズ長袖セーター
タイトなシルエットで、シャツなどの重ね着にピッタリです。
コットン100%のため、温かく着用でき、室内で暑苦しくなることもありません。
シンプルなデザインのため、多くのシーンで着用できます。
レディースにおすすめのセーター
ヒルトップクラウド ハイネックワンピースセーター
キレイ目で大人っぽい上品なシルエットです。
ウールとレーヨンの素材で、温かさと着心地の良さを実現しました。
Swins Surr Vネックカシミヤセーター
大人っぽくて高級感のあるVネックセーターです。
高級素材であるカシミャが70%も使われ、温かさと着心地の良さを実感できます。
Vネックは首元のラインをキレイに出し、スッキリとした印象が出ます。
ミアニールセーター
広い首元のボートネックタイプです。
セクシーで女性らしさが強調される人気のデザインとなっています。
ゆったりとしていて、体のラインも気になりません。
セーターについてのまとめ
- 代表的な素材は「ウール」「カシミヤ」「リネン」「コットン」。特に温かさを重視しているのがウール。ハイブランドでも良く使われるカシミヤは高級素材であり、着心地の良さでは群を抜いています。
- 色やシルエット、網目の密度は、ファッションスタイルによって選び方が変わってきます。大人っぽくキレイ目な印象であれば、密度の細かいタイトなシルエットが向いています。大きくゆったりとした印象で、生地も厚手になるものはカジュアルなファッションに向いているでしょう。