この記事では、ダニの好む環境や気をつけるべきダニの種類、ダニの退治方法やダニ駆除剤などについて解説いたします。

この記事を読むことでダニの駆除方法などを知ることができます。ぜひ参考にしてみてください。

ダニの好きな環境

ダニはハウスダストの原因になったり、刺されてしまうとアレルギーなどを発症してしまったりと注意の必要な生き物です。

そんなダニが発生しやすいのはどのような環境なのでしょうか。家の中をダニの発生しにくい環境にするためにも、下記ではダニの好きな環境を解説いたします。

高温多湿

ダニは高温多湿の環境を好みます。温度は20℃~30℃、湿度は60%以上の環境で発生しやすいため、夏場に大繁殖するでしょう。特に温度が25℃以上を超えると大繁殖するため、湿度も高い梅雨の時期は注意が必要です。

逆に温度が低いとダニはほとんど繁殖しません。しかし、温度が低い環境でもダニは死んでしまっているわけではなく、卵の状態やじっと動かないまま生きています。

ダニが死ぬのはマイナス10℃以下の環境といわれています。室温をそこまで下げることは、なかなか難しいため室温管理で完全にダニを駆除することは現実的には難しいです。

5月〜9月

ダニは高温多湿を好むため、5月~9月が発生のピークです。特に梅雨の時期は、気温の上昇と合わせて雨などにより湿度も上がりやすいため最もダニが繁殖しやすい時期となっています。

また、ダニは冬など気温が低い間は活発に活動していませんが、卵で冬を越し暖かくなってきたタイミングで孵化して大繁殖します。5月~9月は冬の間じっとしていたダニが活発になるため、注意が必要な時期です。

近年は暖房を使うため、冬にも多くなっている

ダニは、冬には繁殖できないですが、近年では冬場でも暖房を使うため場所によっては活発に活動していることもあります。

特に布団やカーペットは温度が上がりやすいのでダニも繁殖しやすい場所です。他にもこたつやソファーの奥など、冬場でも暖房で暖かな部屋はダニの発生に注意が必要です。

気をつけなければならないダニ

ダニにも様々な種類が存在します。昆虫や動物を餌とし、人間には無害な種類も多いですが、最も注意しなければいけないのは人間やペットに害を与える種類のダニです。

ダニの種類によっては深刻なダメージを与える場合もあるため、小さいからといって侮ることはできません。ここでは、生活の中で特に注意すべきダニについて解説します。

ヒョウヒダニ

ヒョウダニはほぼ1年中見られるダニです。カーペットやベッド、枕や布団、ソファーなどに生息していることが多い種類です。

餌はほこりや人のフケ、アカなどを好み、汗1グラムで約300匹のダニが生息できるとも言われています。人を刺すことはありませんが、このダニの死骸やフンがアレルギー性疾患などの原因になるので注意が必要です。

ツメダニ

ツメダニは梅雨の時期や秋口に増殖し、8月~9月は特に被害が増加する種類のダニです。他のダニや小さな虫などを餌にしているため、ダニや小さな虫が多い環境はツメダニも繁殖しやすいでしょう。

屋内では、比較的少ない種類ですが人を刺すこともあります。吸血まではしませんが、夜中就寝中に人を指し、傷口から唾液を入れ体液を吸います。ツメダニに刺されると傷口が赤く腫れてかゆみを伴います。

大腿部や上腕部、腹腰部などの布団や畳に接した面が特に被害を受けやすいので注意が必要です。

イエダニ

イエダニは、ネズミや鳥などに寄生する吸血性のダニです。寄生しているネズミが死ぬと、新たな寄生先を探し、人を刺して吸血することもあります。哺乳類にも寄生する種類なのでペットへの寄生にも注意が必要です。

イエダニに吸血されると皮膚炎などを発症し、感染症を媒介することもあります。イエダニは割れ目や暗い場所に潜み、夜間に吸血することが多く、5月頃から発生し、6月~9月が最も繁殖する時期です。

ネズミがいる環境にイエダニがいる可能性が高いので、まずはネズミを駆除することが効果的な対処法です。

天日干しは効果がない?

ダニは布団などを天日干しするだけでは退治できません。

ダニは60℃以上の状態を、20分以上継続できれば死滅するという研究結果もありますが、真夏の暑い時期でも布団の表面温度が60℃以上になることはありません。布団を黒いビニールで包むなどしないと現実的には難しいでしょう。

また、天日干しのあとに布団を叩くこともダニ退治の方法としてはあまりおすすめできません。ダニの死骸が布団を叩くことで砕け散り、布団の表面に出てきてしまうためです。

ダニ退治の方法

ダニを退治するためには、ダニの住みにくい環境づくりをすることが効果的です。

完全にダニを家の中から排除することは難しいことですが、ダニを確実に減らす方法にはいくつか方法があります。ここでは、ダニの退治方法をいくつか紹介いたします。

掃除

ダニを退治するために掃除をすることが効果的です。ダニは様々なものを餌にしており、フケやアカ、髪の毛などはダニが好む餌になります。

また、綿ボコリやペットの毛などはダニの格好の住処となります。こうした小さなゴミを定期的に掃除し、なくしていくことでダニの住みづらい環境にすることがダニ退治の効果的な方法です。

湿度を減らす

ダニの退治には室内の湿度を下げることも効果的です。ダニは湿度が55%以下になると生きていくことが難しくなります。室内の空気が動かないと湿度が上がる原因となるので、まめに換気をすることをおすすめします。

また、部屋の中に洗濯物を干すこともあまりおすすめできません。部屋の換気をこまめにしても室内に洗濯物を干すと湿度が上がりやすくなってしまうので注意が必要です。

ダニ駆除剤を使用

ダニの退治には駆除剤を使うこともおすすめです。掃除や湿度対策をしてもダニを完全にシャットアウトすることは難しいので駆除剤を使用して一気に退治してしまうのもひとつの方法です。

ただ、駆除剤を使用しても永久にダニが退治できるというわけではないので掃除や換気などをこまめに行いながら、定期的に駆除剤を使用することをおすすめします。

スプレータイプのおすすめダニ駆除剤

スプレータイプのダニ駆除剤は直接吹き付けることで利用できるので利用のしやすいタイプの駆除剤です。

アース製薬 ダニアース

ダニはもちろんノミにも効果の高い3種類の薬剤を配合したダニ駆除剤です。

2wayノズル方式で畳などの内部に注入噴射したり、表面に直接スプレーしたりできます。使用後のにおいも少なく低刺激な商品です。

ダニアース カーペット・じゅうたん・タタミに [300mL]
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KINCHO ダニがいなくなるスプレー

消臭剤の様に丸洗いしにくいマットレスやぬいぐるみなどに吹きかけるだけでダニを寄せ付けなくするスプレーです。

駆除効果は1ヶ月ほどあり、乾くとほとんど香りも残りません。手軽なダニ駆除におすすめの商品です。

ダニに効果的なおすすめのくん煙剤

くん煙剤は水を使用して煙を発生させ、薬剤を部屋の広範囲に隅々まで届かせるタイプの駆除剤です。

ライオン株式会社 バルサン

くん煙剤では有名なバルサンです。ダニだけではなく、ゴキブリやノミにも効果があります。

部屋を締め切って、2~3時間焚き続ける必要がありますが効果は抜群です。

【第2類医薬品】バルサン6~8畳用 20g
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アース製薬 ダニアースレッド

ダニだけではなくノミにも効果のあるくん煙タイプの駆除剤です。

他のくん煙剤も同様ですが、部屋を締め切る必要があったり食べ物やペットへ害が出てしまったりすることもあるので注意点などはしっかり読んで利用する必要があります。

ダニに効果的なおすすめのくん蒸剤

くん蒸剤も薬剤を部屋の広範囲まで届かせるタイプの駆除剤です。

くん煙剤とは異なり、水が不要で煙もでません。そのため、マンションやアパートなどの集合住宅で利用しやすいタイプです。

アース製薬 ダニアースレッド ノンスモーク霧タイプ

ダニアースレッドのノンスモークタイプのくん蒸剤です。

三法広角噴射ノズルで薬剤を効率的に部屋全体に拡散します。

ダニよけシートなど

他にもダニよけシートなどの室内に置いておくだけでダニを寄せ付けない効果のある駆除剤もあります。置いておくだけで利用できるのでお手軽なタイプです。

アース製薬 ダニバリア ダニよけシート
寝具や押入、カーペットなどの下に敷くことでダニを寄せ付けない商品です。

ダニの嫌がる天然由来の成分配合で人間の肌に触れるものにでも安心して利用できます。

KINCHO ダニコナーズ ダニよけシート
ユーカリオイルとみどりの香りが配合されていてリラックスできる香りのするダニよけシートです。

緑茶の成分も入っているため汗臭や体臭などふとんの嫌なにおいも抑えてくれます。

ダニの駆除方法などのまとめ

  • ダニは高温多湿な環境を好む
  • ダニは5月~9月頃が最も繁殖する時期
  • 冬場でも暖房の効いた部屋などではダニに注意が必要
  • 人に害を与えるタイプのダニには注意が必要・ダニの駆除には天日干しはあまり効果がない
  • ダニを駆除するためにこまめに掃除や換気をすることがおすすめ
  • ダニ駆除剤には様々なタイプがあるので、自分の住環境などに合わせて利用することがおすすめ