こちらの記事は2019年9月2日の記事を2020年5月26日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・おすすめのこたつを2020年5月26日の情報に更新いたしました。
ここでは、冬におすすめのこたつの選び方の解説や、おすすめ商品を紹介します。
こたつは寒い冬の必須アイテムであり、暖をとるだけでなく、くつろいだりのんびりしたりなど、リラックスする際におすすめです。
こたつ机と布団があればそれだけで十分な暖をとることはできますが、机のサイズやヒーターの種類、機能など、こたつを選ぶポイントはたくさんあります。
この記事を読むことで、自分にあったこたつ購入の検討ができます。
こたつを使うメリット
こたつを使うメリットは以下の通りです。
こたつを使うメリット
- 電気料金を節約できる。
- 使用することによって室内が乾燥しない。
- 足元から全身を暖めることができる。
こたつは、暖房を使わなくても机ひとつで暖をとることができるため、電気料金を節約できるのが大きなメリットでしょう。
また、こたつは机に設置されたヒーターを使って足元の密閉空間だけを暖めるため、他の暖房器具と比べてお部屋の空気が乾燥しにくいというメリットもあります。
こたつの選び方
こたつを選ぶ際は、机の形状、サイズ、ヒーターの種類や機能など、選ぶポイントがいくつかあります。
以下のポイントを踏まえて、自分のお部屋の環境や自分のスタイルにあったものを選ぶとよいでしょう。
形で選ぶ
こたつ机は基本的に、正方形タイプと長方形タイプの2種類に分類されます。
丸型のちゃぶ台タイプもありますが、丸型は数が少なく、机としての使い勝手に難があるため、基本的には正方形と長方形のどちらかから選ぶとよいでしょう。
正方形タイプのこたつは、基本的に1~4人までの使用に適しています。
しかし、4人で使うと机の上が窮屈になってしまうため、余裕を持って使いたい場合は2人までの使用がおすすめです。
長方形は4人以上の使用に適しており、ご家族での使用の場合は、机の上も余裕をもって使うことができます。
サイズで選ぶ
テーブルを使用する際はサイズも選ぶポイントです。
一般的に1人に必要なテーブルの幅は約60cm、奥行きは約40cmほどです。
正方形タイプの場合、幅が70cmほどのコンパクトなサイズであれば、奥行きも70cmということであるため、1人で使う分には十分な大きさでしょう。
しかし、2人で使った場合だは使える奥行きのスペースが35cmに減ってしまうため、少々窮屈になってしまいます。
テーブルの奥行きスペースは、使用する人数や配置によって変化するため、使用人数や使用する部屋の間取りなどを事前に分析しておくことが大切です。
ヒーターの種類で選ぶ
こたつで使われるヒーターには、通常のヒーター、ハロゲンヒーター、コルチェヒーターなど種類が豊富です。
ヒーターは種類によって特徴が異なるため、購入の際はどのヒーターが使われているかを忘れずチェックするとよいでしょう。
石英菅ヒーター
石英菅ヒーターは、石英菅の中にあるニクロム線に電気を通して発電するタイプです。
昔からよく使われてきたタイプで、遠赤外線を豊富に放出するため、人体に吸収されやすく、体が素早く暖まるといったメリットがあります。
他のヒーターに比べ古いタイプであるため、ヒーター自体の寿命が短い点にデメリットがあります。
ハロゲンヒーター
ハロゲンヒーターは、発熱体にハロゲンランプを用いたタイプで、電源を入れて数秒で暖まることが特徴です。
部分的に暖めることに優れていますが、部屋全体を暖めることには向いていません。
こたつなどの限定された箇所を集中的に暖めることに長けているため、こたつ用ヒーターとしては十分な性能を持っています。
コルチェヒーター
コルチェヒーターは、ハロゲンヒーターに改良を加えたタイプです。
ハロゲンヒーターよりも暖まるのが早い上、寿命も長く、高品質であるため、長く使いたい方にはおすすめのタイプです。
デメリットには、他のタイプに比べ価格が高い事があげられます。
温度調整機能の有無で選ぶ
こたつに温度調整機能が付いていれば、その時の環境や体温に合せて温度を調整することができるため、より快適に過ごすことができます。
温度調整機能が付いたこたつを選ぶ際は、調節機がテーブル本体に付いているのかや、ケーブル付近に付いているのかを確認するとよいでしょう。
自分にとって操作しやすい物を選ぶとストレスがありません。
テーブルの高さで選ぶ
テーブルの高さで選ぶのもこたつ選びのポイントです。
高さが調節できれば、地面に座りながら足を入れて使ったり、ソファなどに座りながら足を入れて使ったりなど、使い方に合わせて使用感を調節することができます。
こたつの中には、テーブルの高さを調整できるタイプもあります。
高さ調整ができるメリットとしては、こたつを使わない夏のシーズンなどでハイテーブルとしても使うことができるため、インテリアの模様替えなどを楽しむことが可能です。
こたつ布団が付いているかで選ぶ
こたつ布団が付いているかどうかも選ぶポイントです。
こたつテーブルと布団をまとめて購入できれば、こたつに合ったサイズのこたつ布団を探す手間を省くことができます。
しかし、セットの場合はこたつ布団のデザインが限られるため、デザインにこだわりがある方は、別々での購入もよいでしょう。
おすすめのこたつ
KOIZUMI KTR-3492は天板の装飾が上品
KOIZUMI KTR-3492は、天板に象嵌(模様などを刻み込み、そこに金や銀などをはめ込むこと。)が施された上品な見た目が特徴です。
さらに天板にはUV加工がされており、傷がつきづらく、木の風合いが長持ちします。
遠赤消臭ヒーターが備わっており、遠赤効果で暖かいだけでなく、コタツの中の臭いを和らげる効果が期待できます。
光製作所 HK-フィーカオーバルWNはカジュアル
光製作所 HK-フィーカオーバルWNは、天然木のオーク突板を使った、カジュアルなデザインのこたつです。
成形合板で曲げた脚など、フォルムにもこだわって作られています。
スリムサイズであるため、ソファ前や暑い季節のリビングテーブルとしても使用できます。
IRIS OHYAMA PKF-906R-Xはヒーター部分が薄い
IRIS OHYAMAのこのモデルは、ヒーター部分が薄型であるため、足元にゆとりがある事が特徴です。
ヒーターの存在が気になりづらいため、センターテーブルとしても一年中使うことができます。
継足が付属しているため、お好みに合わせて高さ調節も行うことができます。
IRIS OHYAMA MS-300HUはコンパクト
IRIS OHYAMA MS-300HUは、ワンルームにも設置しやすいコンパクトサイズのこたつです。
折れ脚であるため、すっきり収納させることができます。
テーブルと掛け布団がセットであるため、届いたその日から使う事ができます。
YAMAZEN GKS-80Hはシンプルなデザイン
YAMAZEN GKS-80Hは、シンプルなデザインにより、和室にも洋室にも溶け込むこたつです。
収納ボックスがテーブルに付いているため、ヒーターのコードはテーブルにスッキリ収納させることができます。
天板の角部分は丸く作られているため、お子様がいる家庭でも安心です。
滝口木材 DT-68はリバーシブルの天板が魅力
滝口木材 DT-68は、天板がリバーシブルデザインであるため、その日の気分やインテリアに合わせてイメージを変えることができます。
ナチュラルな色味の木目調の天板にすれば、お部屋を明るく見せてくれるでしょう。
濃い目のブラウンの木目調にすれば、落ち着いた印象を与えてくれます。
脚を折りたたむ事ができるため、コンパクトに収納することができます。
タンスのゲン 21300040 NAは天板がズレにくい
タンスのゲン 21300040 NAは、天板がズレにくい独自設計により、こたつ使用時のストレスが少ないのが特徴です。
ナチュラルテイストのデザインに、VU加工を施すことによってテーブルの劣化を防止し、長く木の風合いを楽しむことができます。
高さ調整が可能なタイプであるため、こたつ布団を取ればテーブルとしても使うことができます。
COSPA CREATION 伸縮式こたつテーブルは幅と高さの調節が可能
COSPA CREATION 伸縮式こたつテーブルは、幅と高さのどちらも調整できるこたつテーブルです。
幅は3パターン、高さは6パターンから選べるため、使う場所に合わせて使いやすい調整を行うことができます。
素材には天然木化粧板を使い、加工にはウレタン塗装をするなど、ナチュラルを表現しつつも高級感のあるこたつテーブルです。
モダンデコ こたつテーブルはモダンテイストのデザイン
モダンデコ こたつテーブルは、モダンテイストのこたつテーブルに、モダンテイストなこたつ用布団を付けたこたつセットです。
こたつの内側にはワイドなフラットヒーターを採用し、幅広い範囲を効率的に暖めてくれます。
こたつについてのまとめ
- こたつは利用人数や部屋の間取りなどに応じて、正方形・長方形などのこたつテーブルの形状やサイズを選ぶことが大事です。
- こたつに使われているヒーターは数種類あり、種類によって特徴やメリット・デメリットが異なります。
- こたつ布団がセットになっているものであれば、まとめて購入することができるので、手間を省くことができ、またセットな分割安で購入することもできます。