この記事では、ヨーヨーの特徴や、ヨーヨーのおすすめ品について解説します。

ヨーヨーの歴史は古く、現代では若い世代にもヨーヨーは認知されています。

この記事を読むことで、自分に合った製品購入の検討が出来ます。

そもそもヨーヨーとは何か?

ヨーヨーの起源で確かな事はわかっていませんが、人形と並ぶほど古い歴史を持ち、紀元前1000年前の中国や、紀元前500年前ギリシャが有力と言われています。

日本でのブームは、スケバン刑事やコカ・コーラとのコラボレーションで、80年代にハイパーヨーヨーが販売され、競技化されて大会での演技もされるようになった1997~1999年です。

入手が簡単で値段も高額ではないため、始める敷居が低いのもヨーヨーの魅力の一つです。

現在でも大ブームというほどではありませんが、競技ヨーヨーの大会は浸透しており、世界中に高度な技術を持っているヨーヨープレイヤーも少なくありません。

ハイパーヨーヨーとは、1997年以降にバンダイが発売した競技用ヨーヨーのことです。

メーカーはYOMEGA製、DUNCAN製、YOYOFACTORY製、バンダイ社純正、HENRYS製の5系統があり、性能や見た目も変わってきます。

ヨーヨーの大会の部門

ヨーヨーは、下向きだけでなく、横などの様々な方向に技を出すことが出来ます。

ヨーヨーを2個使うものや、ヒモからはなれるものなど、様々なトリックがありますが、まずは投げて手元へ素速く引き戻すことを行い、基本的なことを覚えていくのがおすすめです。

回転のあるヨーヨーは、ジャイロ効果により横に倒れにくいという特徴をもっているため、様々なパフォーマンスを行う事ができます。

投げて手元へ素速く引き戻すといった基本の遊び方が身についたら、高度なトリックにも挑戦していくとよいでしょう。

ヨーヨーの技のことをトリックと言い、トリックの技術を競い合う競技ヨーヨーの大会は現代でも人気です。

有名なヨーヨーの部門は以下の通りです。

ワンハンドストリングトリック

ワンハンドストリングトリックは、1つのロングスリープヨーヨーを使用して演技をする部門です。

トリックの大会で優勝を狙うには、深いスリープの知識などが必要とされています。

ツーハンドルーピングトリック

ツーハンドルーピングトリックは、2つのルーピングヨーヨーを使用して演技をする部門です。

優勝を狙うには、ヨーヨーの円軌道についての知識や技術を磨く必要があります。

ツーハンドストリングトリック

ツーハンドストリングトリックもツーハンドルーピングトリックと同じく、2つのヨーヨーを使用して演技をする部門です。

2Aとの違いは、ワンハンドストリングトリックと同じように、ストリングに乗せたり、引っかけたりするトリックの部門です。

2つのヨーヨーを意識しなくてはならないため、難易度はワンハンドストリングトリックよりも上がります。

オフストリングトリック

オフストリングトリックは名前の通り、ストリングにヨーヨーがついていない状態で演技をする部門です。

ヨーヨーの個数が決まっていないため、2個以上のヨーヨーを使用して、アクロバットな演技をすることもできます。

カウンターウェイトトリック

カウンターウェイトトリックは、ストリングを指に付けずに、おもりの付いたヨーヨーを使って演技をする部門です。

ヌンチャクのような動きのトリッキーなトリックが多く、見ごたえがあります。

アーティスティックパフォーマンス

アーティスティックパフォーマンスという部門では、ヨーヨーを使えば何をしても良いというのが特徴です。

アーティスティックパフォーマンスは、技術よりも芸術性を重視した部門です。

参考
ヨーヨー情報 ポータルサイト ヨーヨー部門解説

ヨーヨーのブームは江戸時代中期ごろから

ヨーヨーは、江戸時代中期ごろに中国から伝来した長崎で流行したと言われています。

戦後の日本でのブームは、1970年代にコカ・コーラの販促品をきっかけにしたコカコーラヨーヨーでの第一次ブームや、1980年代に武器として、ヨーヨーを使用していたスケバン刑事による第二次ブームなどが有名です。

1990年代には、バンダイから販売されたハイパーヨーヨーによる第三次ブームが起きました。

ヨーヨーの構造

世界には色々なヨーヨーがありますが、基本的にヨーヨーの構造は、ボディ(本体)、アクセル(軸)、ストリング(ヒモ)から作られています。

ヨーヨーは、アクセルにベアリング(軸を滑らかに回転させる部品)が搭載されており、ヨーヨーがスムーズにスリープするようになっているのが特徴です。

ボディはヨーヨーの本体

ボディは、ヨーヨーの本体とも言えるメインのパーツです。

ヨーヨーによって、素材はプラスチック、アルミ、木など様々です。

アクセルはヨーヨーの軸

アクセルは、2つのボディをつなぐ金属の軸です。

メーカーから販売されているヨーヨーには、ベアリングが搭載されており、ヨーヨーがスムーズにスリープするようになっています。

ストリングはヨーヨーのヒモ

ストリングとはヒモのことです。

ヨーヨーには欠かせない大切なパーツで、トリックをしていれば必ず使用感が出てくるため、まめな交換と調節が必要です。

基本的なヨーヨーのトリック

ヨーヨーの技のことをトリックと言います。

基本的なヨーヨーのトリックのやり方は以下の通りです。

グラビティ・プル
1 手のひらを下にしてヨーヨーを持ちます。
2 ヨーヨーを離す。
3 ストリングが伸びきって一番下まで落ちたら、手を上に引いてヨーヨーを引っ張ります。
4 ストリングを巻きながらヨーヨーが戻ってくるため、それをそのまま、落とします。
5 2回目に戻ってきたときに、ヨーヨーをキャッチしてトリック完了です。
スローダウン
1 ストリングを巻く方向に注意してヨーヨーを包むように持ちます。
2 手の平を上にし、腕をまっすぐ体の前に伸ばします。
3 ヨーヨーを握ったままひじを曲げるます。
4 ひじを伸ばす(手を振り下ろす)のと同時に、ヨーヨーをリリースします。
5 戻ってきたヨーヨーをキャッチしてトリック完了です。
スリーパー
1 ストリングを巻く方向に注意してヨーヨーを包むように持ちます。
2 手の平を上にし、腕をまっすぐ体の前に伸ばします。
3 ヨーヨーをにぎったままひじを曲げます。
4 ひじを伸ばすのと同時に、ヨーヨーをはなします。
5 ちゃんと投げれていれば、ピンと張ったストリングの先でヨーヨーがスリープします。
6 手の平をそっと下に向け、ちょんとストリングを引くとヨーヨーが戻ってきます。
7 戻ってきたヨーヨーをキャッチしてトリック完了です。
フォワード・パス
1 ストリングを巻く方向に注意して、ヨーヨーを包むように持ちます。
2 うでを下にたらして、手のひらを後ろに向けて、うでを後ろにさげます。
3 うでを前にふりながら、ヨーヨーをはなします。
4 戻ってきたヨーヨーを手のひらを上にし、キャッチしてトリック完了です。

ヨーヨーで初心者におすすめの技

ヨーヨーを手にして一番初めに覚えることは、グラビティ・プルでしょう。

そのあと、スローダウン、スリーパー、フォワード・パスをクリアしたところで、犬の散歩(ウォーク・ザ・ドッグ)などの難易度のトリックに移るのがおすすめです。

ヨーヨーのおすすめ品

ヨーヨーファクトリー スピンスターは初心者におすすめ

ヨーヨーファクトリー スピンスターは、初心者向けDVDが付いているため、これからヨーヨーを始める人におすすめできる商品です。

低価格でコストパフォーマンスが高い事が魅力です。

GoolRC Magic Yoyo T5は見た目が良い

GoolRC Magic Yoyo T5は、商標にレーザー彫刻技術を採用している、見た目が良いヨーヨーです。

アルミニウムの素材で出来ています。

ハイパーヨーヨー ソニックブレスは初心者でも使いやすい品

ハイパーヨーヨー ソニックブレスは、バンダイから販売されているヨーヨーです。

回りも非常に良く、初心者でも使いやすいのが特徴です。

ハイパーヨーヨー スパイラルジャガーは上級者におすすめ

ハイパーヨーヨー スパイラルジャガーは、メタリックブルーとジャガーのイラストが魅力的なヨーヨーです。

スリープ力が高く、使いやすい品ですが、高速で回転する小型メタルベアリングを搭載しているため、やや上級者向けのヨーヨーです。

ハイパーヨーヨー ダイアルマーズは使い勝手の調整が出来る

ハイパーヨーヨー ダイアルマーズは、ダイヤルで戻りが調整できるタイプのヨーヨーです。

ダイアルマーズ一つで、ほとんどのトリックをすることが出来ます。

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ヨーヨーについてのまとめ

  • ヨーヨーとは、木製またはプラスチックでできた金属製の2つの円盤を短軸で連ね、軸(アクセル)に紐(ストリング)を巻きつけた形状をしたもののことです。
  • ヨーヨーの起源は紀元前1000年前の中国や、紀元前500年前ギリシャというのが有力ですが、確かな情報ではありません。
  • 基本的にヨーヨーの構造は(ボディ(本体)、アクセル(軸)、ストリング(ヒモ)からなり、ストリングは定期的に交換する必要があります。
  • ヨーヨーの技のことをトリックと言い、グラビティ・プル、スローダウン、スリーパー、フォワード・パスなどから覚えていくと良いでしょう。