こちらの記事は2019年11月29日の記事を2020年6月15日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・方眼ノートの選び方に紙質で選ぶの項目を追記いたしました。
・おすすめの方眼ノートを2020年6月15日の情報に更新いたしました。

この記事では、方眼ノートの選び方や使い方、おすすめの製品を紹介します。

数あるノートの種類の中で、最近人気が出てきているのが方眼ノートです。

しかし、方眼ノートをどうやって使えばよいのかわからないと思う方は少なくありません。

この記事を読むことで、自分に合った方眼ノート購入の検討ができます。

方眼ノートのメリット

線や図形をフリーハンドで書ける

方眼ノートを使う一番のメリットは、綺麗な線や図形をフリーハンドで書けることです。

ノートがマス目タイプになっているため、マス目をガイドとして立体図形やグラフなども簡単に描くことができます。

例えば、図形や公式を書く場面が多い理数系の勉強でも、定規を使わず方眼のマス目を使って図形が描けます。

文字が綺麗に書ける

方眼ノートのマス目は、文字を綺麗に書くときも便利です。

自分が書きたい文字の大きさに合わせてマス目を選べば、文字の大きさに統一感のあるノートにすることができます。

縦にも横にも使える

方眼ノートは、横書きにも縦書きにもできます。

方眼ノートを勉強や仕事だけでなく、スケジュール帳や日記として使うのもよいでしょう。

方眼ノートの選び方

用途に合ったサイズを選ぶ

方眼ノートは、用途に合ったサイズを選ぶのがポイントです。

以下では、A4サイズとA5サイズのメリットをそれぞれ解説いたします。

A4サイズは情報整理におすすめ

方眼ノートを、仕事や勉強の際の頭の整理や、会議の議事録、グループディスカッションなどに使いたい場合は、A4サイズがおすすめです。

A4サイズはサイズが大きいため、持ち運び用ではなく、デスクに置いておくノートとして使うのがよいでしょう。

思い浮かんだ案や集めた情報を書き出すことで、頭の中や議論の要点を整理することができます。

A5サイズは持ち運び用におすすめ

手帳と一緒に持ち運び、様々な事を書き留めるといった使い方にはA5サイズがおすすめです。

持ち運びしやすく、開くとA4サイズになるため、コピーも取りやすく色々なシーンで使うことができます。

サイズ選びに迷ったときは、A5サイズを選ぶと無難です。

綴じ方で選ぶ

綴じ方で選ぶのもポイントです。

方眼ノートには、大きく分けて「綴じノート」と「リングノート」の2種類の綴じ方があります。

以下では、綴じノートとリングノートのそれぞれの特徴について解説いたします。

綴じノートは見開きで使う際に使いやすい

ノートを開いた状態で書くことが多い人は、綴じノートを選ぶのがおすすめです。

綴じノートは、左右のページがつながっており、見開いた状態で書くことができます。

大きな図を書くときにも、見開き2つのページを使って描けるのが便利です。

中でも「糸がかり製本」というノートは、どのページを開いても180度開けるという特徴があります。

リングノートは折りたたんで書く場合に使いやすい

ノートを半分に折って書くことが多い方は、リングノートを選ぶのがおすすめです。

リング部分が手と干渉して書きづらいという方もいますが、折り畳みやすさやページのめくりやすさは綴じタイプよりも快適です。

ちょっとしたときに、限られたスペースで素早くメモしたいときなどに重宝します。

また、リングノートは、ページの切り離しもしやすいため、失敗したページを取り除いたり、取り外してメモとして使ったりしたい方にもおすすめです。

マス目が目立たないものを選ぶ

書きやすさにこだわる場合は、マス目の印刷が薄いものを選ぶとよいでしょう。

マス目が濃いと線が主張して邪魔になり、文字や図を描きにくく感じることがあります。

マス目が薄く目立たないものであれば、線を気にせずページを自由に使うことができ、用途も広がります。

コピーするならブルー罫を選ぶ

ページをコピーすることが多い方には、ブルー罫(けい)の方眼ノートがおすすめです。

せっかくきれいに文字や図を描いても、コピーで方眼の線が写ると邪魔に感じることがあるでしょう。

ブルー罫は白黒コピーに写りにくいのが魅力です。

紙質で選ぶ

紙質で選ぶのもポイントです。

方眼ノートの多くは、上質紙を使用しています。

上質紙は、化学パルプを100%使用しており、ペンの引っ掛かりに強いのが特徴です。

滑らかな書き心地でノートを取ることができます。

一方で、パルプが一定の割合で含まれている中質紙を使った製品もあります。

価格を抑えた製品が多いのが中質紙のメリットです。

しかし、白色度が比較的低く、紙面の毛羽立ちが起こりやすいため、書き味は上質紙には劣ります。

おすすめの方眼ノートの使い方

3分割で要点をまとめる

3分割で要点をまとめる使い方は、見返しやすく、記憶にも残りやすい使用方法です。

ノートの一番上に見出しを一列で書き、残りの部分を縦3分割にし書き込みます。

仕事で使うときは左から「問題点」「課題」「行動・解決策」や、勉強で使う場合は「問題」「答え」「解説」というように、1ページに要点をまとめて見やすくする書き方です。

以下では、使用例を紹介いたします。

例:社内外での打ち合わせ

ある案件の詳細を詰めていくような打ち合わせの際には、下記のように用件を書きます。

  • ノートの左側 :(事前)日程や予算などを書いておく
  • ノートの真ん中:(事前)案件の詳細情報
  • ノートの右側 :(打ち合わせ中)新たに打ち合わせで出てきた内容

ノートを縦に3分割し、打ち合わせに必要な情報を、事前に左側に記入しておくことで、打ち合わせをスムーズに進めることができます。

後から見返しても、その日の打ち合わせ内容が一目瞭然になるのが便利でしょう。

おすすめの方眼ノート

いろは出版 SUNNY NOTE LSN-05はページを探しやすい

いろは出版 SUNNY NOTE LSN-05は、ページ番号とインデックスページが付いているため、見返したい箇所をすぐに開くことができます。

方眼サイズは25mmと、細かくでもおおざっぱにでも使いやすい大きさです。

A5サイズであるため持ち運びしやすく、狭いデスクでも広げやすいのが魅力です。

SUNNY NOTE/サニーノート 2.5mm方眼【ピンク】 LSN-05【あす楽対応】

平岩 だいぶっさん A5ノートはデザインがユニーク

平岩 だいぶっさん A5ノートは、笑ってしまうようなユニークな表紙デザインが特徴です。

定番のノートに、少し個性を出したいという方におすすめです。

kleid 2ミリフラットノート 8401はページを取り外せる

kleidのこの製品は、ページを簡単に取りせるため、1枚のA4用紙として保存する事ができます。

方眼の印刷も発色を抑えているため、目にやさしく仕上がっています。

また、国内最高級の筆記専用紙である「OKフールス紙」を使っているのも特徴で、滑らかな書き味やインクの吸収性のよさなどを体感することができます。

方眼ノートについてのまとめ

  • 方眼ノートは情報整理がしやすいので、あとから見返した時にも見やすく便利です。
  • 方眼ノートを選ぶ際は、用途を考えた上で、サイズや紙質、綴じ方を選ぶとスムーズに自分に合うノートを選ぶことができます。
  • 方眼ノートは、仕事用に勉強用に、プライベート用にと、工夫次第で使い方も無限大です。アレンジすることで、自分だけのお気に入りのノートを作るとよいでしょう。