こちらの記事は2022年4月25日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・100均のスマホ充電器を使用する際の注意点
現代人にとって、暮らしの必須アイテムともいえるスマートフォン。
外出先でバッテリーが残り少なくなって焦った経験がある人も多いのではないでしょうか。
最近は旅客機や新幹線をはじめ、ファストフード店でもモバイル用のコンセントを設置しているケースが増えてきました。
でもスマホの充電には、充電器とケーブルが必要です。
それらはコンビニにもありますが、実はもっと安く手に入るのが、百均(100円均一ショップ)です。
ここでは100均で入手できるスマートフォン用の充電機器をご紹介します。
目次
100均で買えるスマホ充電器関係の小物
ダイソーやセリア、Can Doなど100均ショップには、安くて実用的なアイテムがいっぱいあります。
スマホ用の充電機器関係をはじめ、デジタル関連コーナーには、100均らしいコスパ抜群のアイテムが目移りするほどたくさんあります。
たとえば充電用のUSBケーブルが100円、USBの充電ACアダプタが200円、充電可能なモバイルバッテリーが300円から販売されています。
携帯キャリアの純正品やコンビニの商品と比較すると、誤植ではないかと疑ってしまうほどの激安価格ですが、それでいて十分に使えるものばかりです。
「100円で買える」
「正規品ではない」
という不安があると思います。
それでも価格を考えると、買わなきゃ損するアイテム、といっても過言ではありません。
不測の事態にそなえて、予備用になりそうなものは買っても良いのではないでしょうか。
充電ACアダプターが100均で販売されている
100均で販売されている充電ACアダプターは、家庭用の電源コンセントに差し込むタップ型で、USBポートは1個のみというシンプルでコンパクトなタイプが一般的です。
ケーブルはたいてい別売りですので、別途入手するか、手持ちのケーブルを流用することになります。
価格は大手100均チェーンでは200円のものが多く、店舗によっては100円で売られていることもあります。
品質は大手100均の商品であれば問題はありませんが、出力は1.0アンペアしかないものが多く、タブレット端末の充電にはパワー不足です。
スマートフォンや携帯電話用としてもパワー的にはぎりぎりですので、急速充電はできません。
スマホや携帯のバッテリー残量が0に近い場合には、フル充電までかなり時間がかかるのは覚悟しなければなりません。
急速充電やタブレット対応の充電器をお探しなら、 価格は300円と少し高くなりますが、ダイソーのACアダプター(2.4A)のように「タブレットにも使える」と明記されている2.4アンペアの充電器と、急速充電対応ケーブルを選びましょう。
スマートフォン充電専用USBケーブルが100均で販売されている
スマートフォン向けの充電用USBケーブルはiPhone用、Android用ともに多くが100円で売られています。
1本でiPhoneとAndroidで兼用できるものや、コードをリールで巻き取って収納できるものもあります。
iPhone用の場合、ほとんどが充電専用で、iTunesなどのデータ転送はできません。
また100均のケーブルは端子が片面にしかない場合が多く、純正のLightningケーブルのようにどちら向きでも差せるようになっていません。もしも両面充電可能なケーブルがあれば、使い勝手は純正に劣りませんので、迷わずに購入することをおすすめします。
充電ケーブルは純正品でも断線などのトラブルが起こりやすいので、100均に使い勝手の良いものがあれば、予備用に購入しておくと、いざというときに重宝します。
ケーブルガードも100均で販売されている
iPhoneのLightningケーブルをはじめ、スマートフォン用の充電ケーブルは、携行性や使い勝手を良くするために細く軽く柔軟に造られています。
そのため部分的に強度が不足しがちになり、断線や亀裂で使えなくなることがあります。特に多いのがアダプタや端子の根元部分の破断です。スマートフォンに充電ケーブルを接続したまま使ったりしていると、ケーブルの根元に負荷がかかり、折れ曲がって切れたり劣化したりする原因になります。
そこでおすすめしたいのが、100均のケーブルガードです。
充電ケーブルで最も折れやすい根元付近をケーブルガードで補強すると、端子の付け根の負荷を減らすことができます。
充電ケーブルが断線した経験がある方は、ぜひ使ってみてください。
モバイルバッテリーも100均で販売されている
大手100均ショップのダイソーでは、スマートフォン用のモバイルバッテリーをいくつか販売しています。
まず100円で買えるのが、単3電池2本を使う乾電池式モバイルバッテリーです。
充電ケーブルと乾電池は付属しないので、別途用意する必要があります。放電容量は最大で500mAh、電圧は5Vとなっています。
容量が小さいので、スマートフォンのバッテリー残量によっては充電に長い時間を要します。
実用性はかなり劣りますが、安価ですし、単3電池は外出先でも入手しやすいので、緊急用に常備してみてはいかがでしょうか。
一方、充電可能なモバイルバッテリーで最も人気が高いのは、300円のモバイルチャージャースティックです。
最大入力と最大出力はともに5.0V/1000mAで、放電容量は2000mAh。
各種スマートフォンや携帯電話、音楽プレーヤーの充電に対応しています。
ただしタブレットは出力不足で使えません。また、急速充電も対応していないので、充電には時間がかかることに注意しなければなりません。容量も少なく、スマートフォンのフル充電はできません。
それでは困るという方には、3000mAhの「1ポートモバイルバッテリ」が500円で販売されていますが、モバイルチャージャースティックが300円で2000mAh供給できることを考えると、お買い得感は低めになります。
100均のスマホ充電器の便利な特徴
特徴 | ポイント |
---|---|
価格が安い | 100均のスマホ充電器の便利な特徴として、価格が安いという点があります。 基本的に充電器は高いイメージがあると思いますが、100均の充電器なら低価格で購入できるため気軽に手に取ることができるでしょう。 |
持ち運びが気楽に行える | 高い充電器を購入した際、持ち運びにも気を遣う方は多いでしょう。 せっかく購入したにも関わらず、持ち運ぶことで故障の原因になってしまうのではないかと考え、本来の使い方を出来ないのは非常にもったいないことです。 100均の充電器であれば、値段を気にして持ち運びに過剰に気を遣ってしまう心配がなくなるでしょう。 |
PCで充電することも可能 | 100均の充電器の多くはPCで充電することが可能です。 低価格でありながら、PCで充電することができるため、仕事をしながらなどの充電にも対応しています。 PCに充電しておくことで、充電器に充電をすることで使用したいときにすぐ使えることができ、便利です。 |
100均のスマホ充電器を使用する際の注意点
耐久性に注意が必要
100均のスマホ充電器は激安すぎて、性能や品質に不安を抱いてしまう人もいるかもしれません。
実際、100均商品にも安いなりの欠点はあります。
本体や充電ケーブルといった個々のパーツの品質自体は問題ないとしても、プラグや端子を何度も抜き差しするうちに接触が悪くなったり、ぶつけたり落としたりすると衝撃で壊れてしまう可能性もないとはいえません。
また100均商品はメーカー純正品ではありませんので、購入する前に出力電圧や電流などの定格が、お使いのスマートフォンや充電ケーブルに合っているかどうかを、しっかり確認する必要があります。
万一、充電器やケーブル、スマートフォン本体などが熱くなったり、エラー表示が出るようなことがあったら、すぐに使用を中止しましょう。
急速充電の対応・非対応に注意
スマートフォンの急速充電に関する仕様はあきらかではありませんが、充電器の出力が2.4アンペア以上であれば、ほとんどのスマートフォンで急速充電することができます。
100均の充電器やモバイルバッテリーの多くは出力が1.0アンペアで、急速充電に対応していない場合がほとんどです。
急速充電ができなければ、充電に長い時間がかかります。
急速充電に対応した充電器を探している方は、2.4アンペアの充電器を購入しましょう。
iPhoneの場合iOSの更新などで充電できなくなるため注意が必要
iPhoneの場合、iosを更新することで100均のスマホ充電器が使用できなくなる可能性があります。
USBケーブルなどは物によっては一切充電ができなくなるものもあるため、購入の際には必ず注意書きをよく読むようにしましょう。
また、場合によってはiPhoneの故障に繋がる恐れもあるため、あらかじめ自己責任のもと使用することをおすすめします。
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100均で購入できるスマホの充電器についてのまとめ
- 100均にはスマホ用のアイテムがたくさんある。
- 充電器やケーブル類、モバイルバッテリーなども100均で購入することができる。
- 100均の安価な充電器は急速充電に対応していないものが多い。
- 100均の充電器具を使用する場合には、スマホの機種に合ったものを選ぶ。